2017/08/20

東海道五十三次歩き(第8回) 大森~神奈川宿1

東海道歩き、次回は9月後半になるはずだったのだけど、ワタクシの夏休みで、同居人が仕事の日、そんなに気温も高くなく、でも雨が降るかもしれないという日があったので、急遽歩くことになった。
静岡の続きじゃなくて、雨の日用?の近場である。

前回は、大森駅でフィニッシュだったのでそこからのスタート。
ひたすら第一京浜を歩くことになる。

まずは貴菅神社と閻魔大王と延命地蔵が置かれている小堂が見えてくる。

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梅屋敷駅を通りすぎた先が梅屋敷公園。明治天皇行幸所蒲田梅屋敷があったところ。
広重の名所江戸百景にも描かれているところで、和中散という薬を売っていた薬やの山本久三郎という人が梅の木を植えた庭園を造って、茶屋を営んだことにちなむという。
公園としては小さいけれど、昔はもっと広かったんでしょうね。

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復元された里程標(日本橋から三里十八丁)があった。
この公園の向かいには区立体育館があって、なかなかに斬新な建築だった。

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呑川を夫婦橋で渡り、京急蒲田駅を通り過ぎて、雑色駅近くにあったのが熊野神社。
昔、若者たちが力くらべをしたという力石があった。おいなりさんもある。

雑色駅を通り過ぎ、しばらくいくと、六郷神社がある。源氏ゆかりの神社だ。江戸名所図会にも描かれている。

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ん?これはおもしろい狛犬ですねぇ。丸っこくて顔が漫画チック。大田区の文化財に指定されているらしい。
旧六郷橋の親柱もある。

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梶原景時が寄進したという太鼓橋が見当たらない!
と思ったら、あったあった。こっちが正面だったんですね。

その後細い道に入る。車もあまり通らない細い道に入るとホッとする。

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六郷土手交差点を右に折れたところにあるのが北野天神。別名止め天神である。
元々は吉宗の馬が暴走したのをとめたというのが由来らしいが、なんでも止めるらしいですね。
千年石、万年石もあった。ボケないですこやかな生涯を長寿でまっとうしたい人はこの石にやさしく触れてと書いてあったので実践してみた。

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元の道に戻り、階弾をあがって六郷橋を渡る。向こうに競馬場が見える。
川のかなり向こう側で神奈川県川崎市に入った。
橋の両側には船の模型が置かれている。昔はこうした船で渡っていたと思われる。
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橋を渡りきると川崎宿である。
まずは、明治天皇六郷渡御碑があり、長十郎梨のふるさとの案内版もあった。へー、このあたりが長十郎発祥の地だったんですね。
川崎大師の燈籠もあり、ここから分岐していくらしかった。

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川崎宿入り口には江戸名所図会にも描かれているハリスも泊まったという旅籠万年屋があったそうだが、今はマンション?になっている。この旅籠は奈良茶飯で有名だったらしい。

川崎宿に3つあった本陣の中で一番古い田中本陣跡。
江戸後期には衰えて、ハリスが宿を万年屋に変えたという。

(2へ続く)

2017/08/19

THE 軽井沢ビール 黒ビール

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軽井沢ビール第6弾は、黒ビール(ブラック)

注いでみると、ブラックというよりは焦げ茶色。
飲んでみると、ダークよりはずっと焦げ味っぽい感じはあるけれど、やっぱりマイルドですね。
黒ビールが苦手な人でもいけそう・・・
ワタクシはもうちょっと濃い感じの黒ビールの方が好きですけどね。

これにて軽井沢ビールは終了です(まだ1セット残ってるけど)。

2017/08/18

THE 軽井沢ビール ダーク

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軽井沢ビール第5弾は、ダーク。

注いでみると、ダークとまでは言えないような?赤っぽい感じの色。
飲んでみると、少しだけカラメルの味がするようだけれど、それほど目だたず。
色からうける印象よりは、マイルドな味のダークビールといえましょう。

2017/08/17

秩父ブラン セイベル9110

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先週秩父へ行って兎田ワイナリーを訪ねた。

そして、13日(日)、辰巳琢郎のワイン番組を見たらびっくり!このワイナリーを紹介していた!
このワイナリーで購入したうちの1本(白)が秩父ブラン・セイベル9110。

セイベル9110という葡萄品種は聞き慣れなくて、おそらく飲んだのもはじめてだと思う。
セイベルとは、フランス人のセイベルさんが作り出したアメリカ品種との交配品種の総称だそうだが、フランス自体では今はほとんど栽培されていないらしい。
必ず育種番号が後ろについていて、日本では9110(その他2種ほどある)が白、13053が赤とのこと。

注いでみると、やや黄色みがかった色。
飲んでみると、香りは何か甘いお花のよう。プラムか桃のような感じもある。
味はやや甘。
甘すぎるとワタクシ的にはお料理にあわせるのが難しいところだけれど、これはギリギリOK。
赤はどんなかな~

他のセイベルのワインも飲んでみたい。

2017/08/16

山梨ドライブ

夏休み5日目のお出かけは山梨。
連日のドライブでちとキツいが(ドライバーさんが)、台風でうまい具合に1日おきにドライブの日程が組めなかったし、山の日はきっと激混みで(実際渋滞は凄すぎた・・・)出かけるのはムリ・・・
ということでこの日程になった次第。

やはり6時すぎに起床、7時前に出発して、まずはコンビニで朝食、というのは変わらず。

中央道に入り、順調に進んで談合坂サービスエリアにて休憩。
なんか人だかりがしてるなあと思ったら、ツバメの子供が4羽並んでいた。だいぶ大きい。
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大月ICで高速を降り、国道20号線で猿橋へ向かう。
そもそも、このドライブ、猿橋を見に行きたいと思っての計画。去年だったか美の巨人たちでもこの橋のことをやっていたし、広重の六十余州名所図会の1枚や甲陽猿橋之図などを見て、実際に見てみたい!と思ったのだった。

9時過ぎには駐車場に到着。
駐車場からは橋まではすぐで・・・
いや~実際見てみてもおもしろい構造の橋ですね。
橋脚を使わず、張り出した四層のはね木で支えられている橋。現在の橋は昭和59年に再現されたもの。
なんでも、猿がつながりあって向こう岸に渡る姿から、この構造を思いついたとか。それで猿橋!
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近くで撮影したあと、展望台に行ってみたが、うーん、よく見えず。木が大きくなりすぎちゃったんでしょうか。構図としては広重の画みたいなんだけど。

戻って実際に猿橋を渡り、新猿橋も渡ってそこから猿橋を撮影。

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反対側には不思議な橋が?
近づいてみると水が流れている。
何かと思ったら、八ツ沢発電所の第一号水路橋なのだった。上流の駒橋発電所で使用した水を有効利用するために作られた水路だそう。今も使われてるんですね。

というところで第一の目的だった猿橋は終了。
近くに関場の石仏群なるものがあるようだったので、キョロキョロしながら車を走らせたがどこだかわからず・・・残念。どうやら、昔工事で出てきた石仏を集めたところだったらしいのだが。

とりあえずそのまま国道20号線を進み、笹子トンネルで山を越える。
手前に笹一酒造があったが、何度か寄ったことがあるのでパス。

トンネルを出るとすぐにあったのが道の駅甲斐大和。
いろいろな種類のブドウを売っていたが、ここで買うのは早いのでパス。
そこで見た地図を見て閃いた!昼食前に、武田信玄の菩提寺、塩山にある恵林寺に行ってみることに。

ブドウ畑や桃園が並ぶ通りを通り抜け、到着。
駐車場は裏の方にあったので、正面からではなく裏から入ることになってしまった。

早速、中を見学することに。
一人300円で、なんと券売機なのだった。
チケットを入れて、パンフをもらう。うーん、これならわざわざ券売機にしなくてもいいような?

本堂はとても立派。

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さらに進むとうぐいす廊下がある。静かに歩いてもキュッキュという音がするうぐいす張り。その先にあるのが明王殿で、真っ赤な不動明王がいらっしゃる。ここは撮影禁止。
その奥に武田信玄公の墓所があるがここも撮影禁止。まわりには家臣の墓が約70も並ぶ。
その近くの柳沢吉保公夫妻の墓所も撮影禁止だった。

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枯山水式の方丈庭園も趣があったが、恵林寺庭園の綺麗なこと!紅葉の季節も素敵でしょうね。
鯉は睨んでて怖かったけれど(笑)。

外に出て、順序は逆だが、開山堂、三門(信長によって火を放たれ、百人以上の僧侶が亡くなった場所)、四脚門(赤門)、黒門と見ていく。
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そろそろお昼。
ということで、塩山駅近くのうなぎと川魚のお店、あし川に向かう。
何もここでうなぎじゃなくても・・・と思わなくもなかったが、今年はうなぎを食べそびれてしまったので、まいいかと。

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頼んだのは、うな重(上)。
うなぎはふっくら、甘味の少なめなたれだが、おいしい~

おなか一杯になったところで、ぶどうの丘へ向かう。
山梨にきたら、ワインを買わねば!
たくさんの選択肢があって、かなり迷う。見れば見るほど迷う(笑)。
ようやく選んでお買い上げ。

いつもここに来るのは寒い時期が多く気付いていなかったのだが、まわりはフルーツ農園がいくつもある。
ということで、販売所に寄って、試食しておいしかったので、黄金桃を買う。大きな黄色い桃である。白桃とはちょっと味が違うんですね。

続いて向かったのは、桔梗屋(本社)。
アウトレットでお買い物しようと思って行ったのだが、そうか!この日は平日。工場見学ができる!いつも行くのは休日なのでやってなかったのだ。

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工場見学は結構好きなので、やってるとついつい見てしまう。
餅がねられ、整形され、蜜が入れられ、きなこも入れられ、最後に包む。
この包む行程は人力で、いやー早い早い。あっという間に包まれていく。
包装体験も人数限定で出来るらしい。

アウトレットショップは、残念ながらもう主立った商品は売れてしまっていたので、フツーに売店であれこれおみやげを買う。

最後に寄ったのは一宮浅間神社。
桔梗屋への道の途中に大きな鳥居があって気になったので。

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お詣りしたあと、祓門をくぐり、十二支石像にお参り。
今年の干支と自分の干支にお参りせよということだったが、なんか漫画チックで(笑)。

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富士石もあった(この日はまったく富士山は見えなかった・・・)。
残念ながらもう季節は終わっちゃったので見られなかったけれど、夫婦梅というのもあるそう。双子のような梅がなるらしい。

うろうろとしているうちに蚊に刺されてしまい、ちょっとテンションが下がる・・・
ということで観光終わり。

勝沼のインターから中央道に入ると、どうやら渋滞しているらしい。
談合坂サービスエリアで最後のおみやげを買って、合流すると、いきなり渋滞がはじまっていた。
とはいっても、そうたいしたことはなくて、その後は順調に行き、7時半頃、夢屋に到着。ワタクシは野菜と三元豚の蒸ししゃぶ御飯セット、同居人は夢庵御膳をいただく。
8時半帰宅。

またまたドライバーさん、お疲れ様でした!

この日の戦利品。
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2017/08/15

岡田美術館

夏休みのお出かけ4日目は箱根。
前から岡田美術館に行ってみたいと思っていたのだが、今回、歌麿の雪月花三部作の一つ、「吉原の花」が来日すると聞いて、行くならこのチャンス!
ということでお出かけ。

6時すぎに起床、7時前に出発。
コンビニでパンを買って朝ご飯にする。
順調に進み、東名に入って海老名サービスエリアで休憩。
ここに寄るとついついカルビーショップでおつまみになりそうなスナック菓子を買ってしまう。

その先もスムーズに進み、小涌谷の岡田美術館到着は10時15分頃だった。

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ここの美術館は、スマホ、カメラ、飲食物はすべてロッカーに入れなくてはならない。空港なみ?のセキュリティー装置があって、持ち込めないようになっている。厳重!
入館料は2800円だが、当日中は何度でも出入り自由。

雪月花三部作は2階にあるようだったが、とりあえず、順路通り1階からまわることとする。
日本、中国、韓国の陶磁器の展示である。
いや~いいものが揃ってますねぇ。ついつい熱心に見てしまう。
ワタクシ、埴輪とか土偶とかが好きなので、古墳時代のものを見るとうれしい。
唐三彩も好き。らくだだけじゃなくて、いろいろあるんですねぇ。鳥、馬など。

そうこうしているうちに、11時から館長のギャラリートークがあるので2階にお越し下さいとのアナウンスが。
せっかくなので聞くことにする。
雪月花についてのお話だった。

いろいろあって、品川の月はアメリカ・ワシントンのフリーア美術館に、吉原の花はアメリカ・コネチカットのワズワース・アセーニアム美術館に、そして深川の雪は岡田美術館が所蔵している。
この3作を並べて展示したいと3館で企画したものの・・・
なんと、フリーアは国家に寄贈した際、決して持ち出さないという契約条項があったために、貸し出しは不可。
従って、フリーアで展覧会をやった際は3点揃ったが(実際は地下でつながっているサッカラーギャラリーに運んで・・・これならOKだったのか)、ワズワースでも2点のみ、こちら岡田美術館でも2点のみ。
ただし、フリーアで複製を作らせてもらって、一応3点並べたとのことだった。
描かれた順序は月→花→雪で、次第に大きくなる。
どれもたくさんの人が描かれていて・・・品川の月は19名+障子の向こうの男性の人影、吉原の花はなんと51人+犬、深川の雪は27人+猫。描かれているのは影の男性以外は皆女性(か、子供)なのだが、描き分けられていて、一人一人が生き生きとしている。なぜか各絵にはおかめが一人いたり(笑)。これ、ずっと見てても飽きないですねぇ。
どれが一番好みかなあ。花か雪かで迷うところだけれど・・・花はとっても華やかでいいのだけど、雪の方が落ち着いた美しさがあるような。やっぱり雪に軍配!

ギャラリートークは45分ほどで終了、また1階に戻って続きを見る。
陶磁器がすごい大好きというわけではないのだけれど、おもしろい絵柄だったり、綺麗な色だったりで、じっくり見てしまう。

2階は日本の陶磁器。有田、鍋島と続く。
ツボにはまったのは、古九谷様式。カラフルでポップ!ちょっと派手すぎて、たくさん見るとおなかいっぱいになっちゃいますけど・・・

2階まで見終わったところで1時。
ここでお昼を食べることにする。
この美術館にもカフェがあるようだったが、ちょっとあたりを散策することに。

小涌園、ユネッサンを通りすぎ、彫刻の森の方へと向かう。
途中よさげなそば屋さんがありそうだったのだが、あいにくと定休日。
彫刻の森美術館のレストランはどうかなと行ってみたが、ピンとくるものはなく・・・
なぜここで餃子?と思わなくもなかったが、おもしろいので餃子センターを目指したものの、長蛇の列で諦める。
そこで折り返し、すいていそうな定食やさんでお昼にすることに。
で、ご主人が山菜そばならとろろをサービスするよという言葉につられて、ついつい冷やし山菜そばを頼んでしまった(笑)。

Googleマップで調べると大通りより近道がある!
ということで、ちょっとした山道を通り、再び美術館へと戻る。こういう道の方が涼しくてよろしい。

午後は3階から。
3階は日本絵画のコレクションで、まずは屏風絵である。其一、抱一、狩野派。きらびやかな屏風絵ばかり。
続いてがらりと変わって水墨画。
森狙仙の猿もよいが、若冲の「笠に鶏図」もユーモアたっぷりで好き(同居人は手ぬぐい購入)。
川合玉堂と小林古径の特集もやっていて、うーん、やっぱり好みは玉堂ですね。玉堂の描く自然は静かで美しい。
近現代絵画では、春草(好き!)、大観、御舟、清樹、観山、雅邦、栖鳳と、いい作品揃い。

5階はテーマ展示で、人物表現の広がり~土偶・埴輪から近現代の美人画まで~をやっていた。
早速、土偶に埴輪!楽しいなあ。
最近クローズアップされている岩佐又平衛や、最近見たばかりの英一蝶もあった。
勝川春章の「美人に犬図」、河鍋暁斎の「美人愛猫図」もほほえましい美人画で好きだが、ここはやはり歌麿の2枚。「三美人図」と「芸妓図」。いずれも肉筆画。
今後は歌麿も追いかけていきたいものだ。

ショップでワタクシはマグネットを同居人は手ぬぐいを買っておしまい。
すっかり長居してしまい、なんともう4時。

行く前は早く見終わったらポーラ美術館も行けるかもね~なんて話をしていたのだが、とんでもない!
それじゃあ大涌谷はどうだろうと思ったけれど、4時でたいていのところは閉まってしまっている。
じゃあ、しょうがない、芦ノ湖でも見て帰ろうということになり、ゆるゆると降りていく。
関所や駅伝往路ゴール地点などを通り過ぎ、向かったのは道の駅箱根峠。
ここから、しばし湖を眺める。ちょうど向かい側に箱根神社の平和の鳥居が見えた。
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なんとなくゆっくりしてしまったが、そうだ!蒲鉾だ!
というわけで、慌てて鈴廣を目指す。

しかし・・・
案の定、道は渋滞。湯本まではノロノロ運転で、湯本駅を通るあたりですでに絶望的になっていた。
6時ほんの少し前に鈴廣にたどり着くも、もう店じまいっぽかったのであきらめ、小田原市内を通って小田原厚木道路に入る。

どうやら結構渋滞の模様だったので、大磯パーキングエリアで休憩。
とそこには籠清の蒲鉾がずらーっと並んでいて、おみやげに購入。
鈴廣を買うことが多くて籠清は久々かも?

そこからはノロノロ、なかなか進まず・・・
海老名でもう一回休憩し、町田を過ぎたあたりでようやく渋滞解消。

実家におみやげを届け、味の民芸で夕食にありついたのは10時半少し前。
いやはや・・・

ドライバーさん、今回もお疲れ様でした。

今回の戦利品。
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2017/08/14

【アルチンボルド展】

art-36 【アルチンボルド展】 国立西洋美術館

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ボストン美術館の至宝展を見て、昼食をはさんで西洋美術館へ。
アルチンボルド展である。

アルチンボルドといえば、だまし絵、寄せ絵。
しょっちゅう見る気もするけれど、アルチンボルド単体の展覧会というのははじめてらしい。

Ⅰ アルチンボルドとミラノ
まずは「四季」。晩年の作品。四季折々の植物からなる像だが、老婆?に見える。
続いて下の階におりて、自画像。
1枚目はフツーの自画像だったが、2枚目の「紙の自画像(紙の男)」は、なんと紙でできた肖像画。自画像まで!遠くから見るとフツーに肖像画なんだけど・・・
ダ・ヴィンチの素描が2枚。アルチンボルドはダ・ヴィンチの影響を受けているようだ。イギリス王室のコレクションなんですね。

Ⅱ ハプスブルク宮廷
ミラノに生まれたアルチンボルドはハプスプルク宮廷の宮廷画家となり、装飾、舞台美術の仕事などもしていたとのことで、装飾デザイン集の展示があった。
そして、いよいよ、四季の連作及び四大元素の連作。
これらがすべて揃うとは!
春と大気、夏と火、秋と大地、冬と水が対になっており、それぞれ向かい合って展示されている。
四季は若者から老人へとなっていたんですね。
好みからいうと、夏(野菜)と秋(果物とワイン樽)だろうか。
四大元素の方は、鳥、海の生きもの、動物が集められているが、よくこんないろいろな生物を描けたなと。宮廷画家だったので、あらゆるものを観察する機会があった、ということらしいのだが。
しかし、大気(鳥)、大地(動物)は近くでよくよく見るとちょっと不気味(笑)。
いやしかし、今後こんな展示はないだろうなあ。

Ⅲ 自然描写
この時期、自然を描くということがはじまっており、博物学的な画が多く残されている。アルチンボルドもそうした図譜の制作に関わったらしい。
今回展示されていた作品はアルチンボルドではなかったが、動植物が好きだったら楽しめますね。

Ⅳ 自然の奇跡
多毛症の家族を描いた絵。
これも観察の対象?
怖い物みたさではやったのかも?

Ⅴ 寄せ絵
アルチンボルドの追随者による寄せ絵。
でもやっぱりアルチンボルドの絵の方が出来がいいような?

Ⅵ 職業絵とカリカチュアの誕生
「ソムリエ」は、ワインに関するもの、「司書」は本で構成される。
「法律家」はむしられた鳥や魚などで顔が作られているがなぜ?どうやらモデルになった人にそっくりということで、ディスられてる模様。
ソムリエや司書もディスってるのかも?
この3枚、おもしろい。

Ⅶ 上下絵から静物画へ
「庭師/野菜」と「コック/肉」。逆さまにすると違って見える・・・というのは、国芳なんかでもありますね。
「庭師/野菜」の方が出来がいいかなあ。「コック/肉」は少々無理があるような?
まあしかし、よく思いつくよ・・・
フィジーノの「金属製の皿に載ったモモとブドウの葉」はイタリアで最も古く描かれた静物画とか。
アルチンボルドの影響を受けてるってことでしょうか。

これはおもしろい展覧会です。
是非どうぞ。

2017/08/13

上野:オイスターテーブル 上野さくらテラス店

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都美術館でボストン美術館の至宝展を見た後の昼食。
上野ではいつも昼食が大変だが、この日は夏休みとはいえ休日。なんとかなるか・・・
と思ったら、一蘭とつけ麺の舎鈴は長蛇の列。
というわけで、いつもの通りさくらテラスへと向かう。

ここもだいぶやっつけて、入ったことのないお店は少なくなってきたが、ここはまだだった!オイスターテーブル。牡蛎のお店。

ワタクシ、牡蛎は生は一度あたったことがあるため、食べるのを自粛しているが、火を通したものならOK。
パスタにすることにする。

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まずはサラダと牡蛎スープが到着。
うーん、スープ、確かに牡蛎だ。

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ワタクシの牡蛎とアスパラガスの濃厚ウニクリームパスタ。
思ったよりウニが濃厚でよろしい。
ただ、牡蛎はのってなくても十分成立してるような?
いや、ここは牡蛎のお店ですから。

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同居人の牡蛎とキノコのミートソースパスタ。
こちらも牡蛎はのってなくても成立する?
いやいや、あくまでも牡蛎のお店なので(笑)。

生牡蠣も食べられたらなあ・・・

東京都台東区上野公園1-54 上野の森さくらテラス 3F

2017/08/12

【ボストン美術館の至宝展】

art-35 【ボストン美術館の至宝展】 東京都美術館

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夏休みお出かけ3日目は上野の美術館×2。
まずは都美術館で開催されているボストン美術館の至宝展へ。

ボストン美術館展はしばしばやっている気がするが、何度行っても違う作品が見られる!何せ50万点以上も所蔵しているんですから。
今回は、
Ⅰ異国を旅したボストニアンたちとして、1、2、3
Ⅱ「グランド・ツアー」ヨーロッパ美術を集めたボストニアンたちとして4
Ⅲアメリカン・ドリーム 自国野美術を収集するボストニアンたちとして5
Ⅳ同時代の美術へ 未来に向かう美術館として6、7
という構成。

1 古代エジプト美術
ボストン美術館はハーバード大と共同で発掘調査を行って、たくさんの発掘品を持ち帰っている。その数4万点以上とか。
印象に残ったのは、「高官クウエンラーの書記像」。あの書記座像を連想する。
「メロン形ビーズの装飾品」は、細長いメロンの形でメロン色。大ぶりなネックレス。
「ツタンカーメン王頭部」はよく見るツタンカーメンより年をとってるような?

2 中国美術
なんといっても、陳容の「九龍図巻」がすばらしい。ダイナミックな9匹の龍。躍動感が溢れる。
皇帝徽宗の「五色鸚鵡図巻」。鮮やかな色の鸚鵡が美しい。

3 日本美術
フェノロサやビゲローが集めた日本美術コレクションもなかなかのもの。その数1万点以上とか。
まずは尾形乾山(画は兄光琳)のお皿が渋くてよい。
そして、今回の目玉の一つ、英一蝶の「涅槃図」が楽しい。実に51種類の動物が描かれているとのことで、ちょっと変な動物もいたりするが、いやはやよく描いたなあ。かなり小さい動物もいる。すずめとか蝙蝠とか蝶々とか。
曽我蕭白もまた楽しい。少々漫画チックなところもあるが、大胆な筆致。「風仙図屏風」は強い風が吹いている。
歌麿の「三味線を弾く美人画」は繊細。
司馬江漢「秋景芦雁図」は不思議な遠近感。
あのモースが寄贈したという「銹絵鳰形香合」、かわいい!

4 フランス絵画
ミレーが4点。
中には、たった3点しかないという静物画の一つが。
しかし、好みなのは「編み物の稽古」。
ブーダンはヴェネツィアを描いた絵だったが、さす空のブーダン、広い空が広がる。
モネも4点。
「くぼ地のヒナゲシ畑、ジヴェルニー近郊」はあの有名なオルセーの「アルジャントゥイユのひなげし」から人物をのぞいた絵という感じ。
「ルーアンの大聖堂、正面」もきていた。これは昼間かな。是非全部並べて見ていたいものだ。
「睡蓮」はまだ崩れていない睡蓮。
静物画が5点並ぶ。
クールベやラトゥール、シスレーの静物画はかなり正統派だが、やっぱりセザンヌかなあ。
ゴッホはルーラン夫妻を描いた絵が2枚。2枚並ぶと結構強烈。ごつごつした感じ、奥さんの絵の背景など。

5 アメリカ絵画
知らない画家も多いのだが、サージェントの人物画はよい。
案外気にいったのはオキーフの花の絵。
オキーフといえば動物の骨だけれど、画面いっぱいの花もよく描いていて、迫力。

6 版画・写真
ホッパーとホーマーの版画、なかなかいい。
ホッパーの荒削りな線。
ホーマーはどちらかというと水彩画の方が有名かと思うが、海の風景を描いた版画、暗いけれどドラマチック。

7 現代美術
ウォーホルはまあ見たことあるような作品だったが、強烈なのはホックニー「ギャロビー・ヒル」。このすごい色彩はなんでしょう!
一番おもしろかったのは映像作品、サム・テイラー=ジョンソンの「静物」。
野菜や果物が腐っていく様子を撮っているのだが、これはセザンヌの静物画の実践?

広範囲にわたって見られる展覧会。
是非どうぞ。

2017/08/11

しながわ水族館

夏休みのお出かけ2日目はしながわ水族館。

品川の水族館といえば、アクアパーク品川は行ったことがあるが、この水族館はその存在を最近まで知らなかった。
それを知ったのは、先々月、東海道歩きで、鯨のオブジェがあるということで寄り道した時。
それは是非行ってみねば!と出かけた次第。

朝はゆっくり起きて出かけたため、水族館に到着したのは12時近く。
本日のタイムスケジュールをもらって確認すると、すぐ見られそうなのは12時20分からのプロジェクションマッピング。それまで東京湾や水族館周辺の生きもののコーナーを見学。

あなごとうつぼ。
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プロジェクションマッピングはあっという間に見終え、また元に戻る。

いわしの回遊は不謹慎?にもおいしそうと思ってしまう(笑)
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いそぎんちゃくといかの卵。
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そうこうしているうちに今度は、水中ショーがはじまる。

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魚たちがダイバーのお姉さんによくなついていること!
しかし、大きな魚たちの餌の吸い込み方がすごい(笑)

続いてのショーはイルカショー。
直前に行ったら席はもういっぱいで、後ろに立って見学。これが結果的にはよく撮影できるポイントで非常によかった。
前の方に座っている人たちはかなり水がかかってましたね。

3匹のイルカと3人のトレーナーさんだったが、1匹はほとんど芸をせず。見習いなのかなあ。

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ジャンプ、迫力ありますね。

次のショーまで40分。
急いで食事をすることにする。

いったん外に出たところにあるレストランドルフィンにて。
頼んだのはしながわ丼。

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あなご、あさり、海苔、シャコと東京湾の名物がのっているどんぶりでおいしい。

水族館に再入場。
続いては、アシカのショー。いったん、前の方の席に座ったのだが、写真が撮りにくそうだったので、やはり立ち席に移動。

登場したのはひょうきんなオタリア。
トレーナーのお姉さんが浴衣だったのはなぜ?と思ったが、楽しいショーだった。
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再び水槽見学。

タツノオトシゴとグラスフィッシュ。
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カクレクマノミとサメ。
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そして、大好きなペンギン。
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ん?この子、一人だけ後ろ向いて暗いなあ(笑)
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最後にアザラシ(残念ながらショーは時間があわなくて見られなかった)。
泳いでるアザラシを撮るのって難しい・・・
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水族館を満喫、区民公園をぐるりとまわり、平和島まで歩いてのり大福を買って帰宅しました。

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