『夜のフロスト』
本日の本
book-2 「夜のフロスト」 R・D・ウィングフィールド著 創元推理文庫
STORY:流感の大流行でデントン署も壊滅状態。人員が圧倒的に少ないのに、事件は次々と発生。老女連続殺害、行方不明の少女、ばらまかれた中傷の手紙、脅迫・・・フロスト警部は新人のギルモア刑事とともに不眠不休で働く・・・
フロスト警部シリーズ第3弾。2冊目よりさらにページ数が増え、事件も増え・・・これだけの事件が渋滞をおこさず描かれるのは見事である。フロスト警部の下品なジョーク、行き当たりばったりの捜査はさらにパワーアップ?しているが、人情味も健在でやっぱりフロスト警部を応援したくなる。事件の解決が偶然にたよりすぎているきらいはあるけれど、このページ数をさらさらと読むことができるのはすごい。次回作はいつでるんだろう。
ミステリー・チャンネルでイギリスのテレビシリーズをやっていたが、再放送があったら是非見てみたい。
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