「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール」展、「ベルリンの至宝」展
1時間だけ仕事をして早退、、上野で2つの美術展をじっくり鑑賞。
art-3 「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 光と闇の世界」展 国立西洋美術館
ラ・トゥールというと、私的にはルーヴルで見た「ダイヤのエースを持ついかさま師」のイメージが強かったのだが、今回の展覧会では、この絵のような“昼の情景”を描いたものよりも、“夜の情景”を描いたものの方が印象深かった。「大工の聖ヨセフ」やマグダラのマリアを描いた作品などである。まさに光と闇が印象的な画家だが、ろうそくの光が闇をより深く感じさせているのだなと思う。
art-4 「世界遺産・博物館島 ベルリンの至宝」展 東京国立博物館(平成館)
ベルリンの5つの美術館博物館の作品を集めた展覧会。作品数も多く大変見応えのある展覧会だった。エジプト美術のコーナーもかなり興味深かったが、なんといっても見たかったのはラファエロの「聖母子」、マネの「温室にて」。ドイツのフリードリヒやシンケルの風景画もよかった。
ついでに本館に寄り、重要文化財の岸田劉生「麗子」を見て帰る。「麗子」は全部見ようという目標をたてたところだが、いったい何枚あるんだろう?
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