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2005/06/12

「めぐりあう時間たち」

本日の映画
めぐりあう時間たち DTSスペシャルエディション (初回限定2枚組)
movie-47 「めぐりあう時間たち」 The Hours 2002年米
DIR:スティーヴン・ダルドリー
CAST:ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ、ミランダ・リチャードソン、ジョン・C・ライリー、トニー・コレット、エド・ハリス、クレア・デインズ、ジェフ・ダニエルズ
STORY:1923年ロンドン郊外。作家ヴァージニア・ウルフは「ダロウェイ夫人」を執筆中。1951年ロサンゼルス。「ダロウェイ夫人」を愛読する主婦ローラは、満たされた生活ながら、夫の望む理想の妻を演じるのに疲れ切っていた。2001年ニューヨーク。「ダロウェイ夫人」と同じ名前を持つ敏腕編集者のクラリッサは親しい友人でエイズ患者の作家リチャードが賞を受賞したことを祝うパーティの準備にとりかかっていた。
☆☆☆☆3つの時代の3人の女性の一日を描いた映画。3人は「ダロウェイ夫人」によりつながっているのだが、3つの時代をいったりきたりしながら混乱することなくうまく3つの人生を描いている。ウルフとローラ、クラリッサとウルフのつながりは最初からわかるのだが、最後の最後になってローラとクラリッサもつながりがあったことがわかる、うまい作り。
様々なことがある人生を1日に凝縮したともいえ、3人の女性の悩み、苦しみが突き刺さってくるようだ。正直言って3人とも決して共感できる人物とは言い難いのだが、ずっしりと心に残る映画である。万人受けする映画ではないと思うが・・・
主演の3人はいずれもすばらしく、N・キッドマンがオスカーを受賞したが、3人の誰がとってもおかしくはない。N・キッドマンはつけ鼻をつけて、はじめは誰だかわからないばけっぷりだし、鬼気迫る演技だったのでオスカーに輝いたのかも?エイズ患者の作家を演じたエド・ハリスも、怖いまでのすごみのある演技。彼には是非オスカーをあげたいものだ。
ウルフの「ダロウェイ夫人」はまだ読んだことがなく、もし読んでいたらもっと理解が深まったのではないか、というのが残念な点である。

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コメント

すみません、ゴソゴソと検索させていただいてこちらと「ブリジット・・」にTBさせて頂きました。
この作品、観終わって何だかやり切れない複雑な気持ちになりましたが、また観たいと思っています。
私もあのエド・ハリスには驚きました!
スゴイですねぇ役者根性!

なぎささん、コメント&TBありがとうございます!
この映画、重くて決して楽しいという部類の映画じゃないのですが、じっくりと何度か見たくなる映画ですね。
私もきっとまた見ると思います。

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めぐりあう時間たち この作品は一度観ただけでは、何とも感想が言いにくい。 監督自身も言われていたが、幾度となく再鑑賞していくなかで、その都度感じるシーンが変化するのだとか。 まずは初めて観終わった私は、その後もずっとこの映画のことが頭をかすめるほどに、後を引く作品だった。 昨日、観た作品に続きこれも「同性愛」が描かれている。 話が三つの時代に別れており、三人の主人公の共通項は「ダロウェイ夫人」という言葉である。 英国を代表する女流作家ヴァージニア・ウルフ(ニコール・キッド... [続きを読む]

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