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2005/07/08

「ドレスデン国立美術館」展とブリヂストン美術館

明日が出勤日なので今日は休んで美術館巡りを。

art-5 「ドレスデン国立美術館」展 国立西洋美術館
フェルメールの「手紙を読む若い女」と、フリードリッヒ等の風景画(今年行ったベルリンの至宝展で見てよかったので)を楽しみに出かけたのだが、さすが、マイセンの磁器もよかったし、風景画家カナレットの甥ベロットの風景画も素晴らしい。今まであまり見たことがなかったと思うが、柔らかな感じの絵画である。一方フリードリッヒは寒々とした、というか鋭さを感じさせる絵画。どちらも好きだ。
以前ドレスデンに行った際は時間があまりなくて、アルテ・マイスター絵画館を駆け足でめぐっただけだったので、今回のまとまった展示はなかなかよかった。今度ドレスデンに行く機会があったら美術館のすべての部門をゆっくりまわってみたいものだ。

ここでお昼の時間になったので、上野駅の中のパブ、ROSE&CROWNにてフィッシュ&チップスの昼食。ビールを飲みたいところではあったが、昼なので自粛(うーん、でもこのメニューだとやっぱり欲しかったな)。
続いてブリヂストン美術館へと移動。

art-6 「印象派と20世紀の巨匠たち」展 ブリヂストン美術館
実に十数年ぶりに訪れたのだが、いつの間に?きれいに改装されていてびっくり(5年ほど前に改装されたらしい)。ここのコレクションは印象派を中心としてとても充実していて、見応えがある。
今回、うれしかったのは、全作品を見よう!と密かに考えている麗子像が1枚展示されていたこと。岸田劉生「麗子座像」である。寄託作品とあるので、この美術館所蔵のものではないようだが、ラッキーだった。

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