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2005年8月

2005/08/31

「レインディア・ゲーム」

本日の映画
レインディア・ゲーム
movie-73 「レインディア・ゲーム」 Reindeer Games 2000年米
DIR:ジョン・フランケンハイマー
CAST:ベン・アフレック、ゲイリー・シニーズ、シャーリーズ・セロン、デニス・ファリーナ、ダニー・トレホ、アイザック・ヘイズ
STORY:刑務所を出所したルーディは所内の暴動で死亡したニックの文通相手アシュリーに会い、とっさにニックになりすましてしまう。やがてアシュリーの兄ガブリエルに強引にカジノ強盗に引き込まれるが、カジノはかつてニックが勤めていたところで、ガブリエルはルーディをニックと思って内部情報を得ようとしていたのだった。
☆☆☆私はB・アフレックのファンでは全然ないのに、このところ立て続けにアフレックの作品を見ている感じだ。この映画でのアフレックもいまいち(それでも最近見た中ではまあいい方)だが、G・シニーズが作りこみすぎと思えるぐらいの悪役ぶりでおもしろい。C・セロンも似合うな、こういう役。が、アカデミー賞をとってしまった今となってはこういう安っぽい役はもうやらないかも。
ラストにはしっかりどんでん返しもあって、B級ではあるがそれなりの娯楽作には仕上がっていると思う(骨太な作品の多いフランケンハイマー監督最後の劇場映画としてはちと寂しい気もするが)。

2005/08/30

「アイリスの秋」

本日の映画
movie-72 「アイリスの秋」(TVM) A Cooler Climate 1999年米
DIR:スーザン・シーデルマン
CAST:サリー・フィールド、ジュディ・デイヴィス
STORY:26年の結婚生活を清算し新しい土地でメイドとして働くことになったアイリス。気むずかしい女主人のポーラが実は夫とも娘ともうまくいっていないこと知ったアイリスは・・・
☆☆☆質の高いテレビ映画である。これは2人の主演女優によるところが大きい。かたや若い男との不倫ですべてを失ったアイリスと、裕福な生活をしながら夫とも娘ともまったく心が通わないポーラと、共に孤独な2人が次第に心を通わせるくだりが、演技派女優2人の演技で巧みに描かれる。最後にバタバタとすべてがうまくおさまるようになるのが出来過ぎという気がしないでもないが(テレビなので仕方ないのか?)、よかったと思える結末。

B00005GU47アイリスの秋【字幕版】
サリー・フィールド スーザン・シーデルマン
CICビクター・ビデオ 2000-06-23

by G-Tools


2005/08/29

コリン・ホルト・ソーヤー『ピーナッツバター殺人事件』

本日の本
ピーナッツバター殺人事件
book-35 『ピーナッツバター殺人事件』 コリン・ホルト・ソーヤー著 創元推理文庫
STORY:列車に轢かれて死んだ男は、高級老人ホーム【海の上のカムデン】の住人の婚約者だった。マルティネス警部補から探りを入れて欲しいと頼まれたカムデンの住人アンジェラとキャレドニアだったが・・・
☆☆☆☆カムデンシリーズ第4弾。見るとただちに買うシリーズの一つ。とにかく、暴走しまくるアンジェラ、キャレドニアをはじめとした老人ホームの住人たちがおかしくて、笑ってしまう。いやしかし、年をとっても、これくらい好奇心旺盛じゃないといけません。是非とも見習いたい。謎自体はそう練られたものではないけれど、登場人物がいきいきしていてとてもおもしろいシリーズだ。

2005/08/28

「狂っちゃいないぜ」

本日の映画
狂っちゃいないぜ
movie-71 「狂っちゃいないぜ」 Pushing Tin 1999年米
DIR:マイク・ニューウェル
CAST:ジョン・キューザック、ビリー・ボブ・ソーントン、ケイト・ブランシェット、アンジェリーナ・ジョリー
STORY:腕利きの航空管制官ニック。ある日、新入りのニックがチームに加わることになり、ライバル視するニック。強いストレスを感じはじめたニックは次第に精神のバランスを失っていく。
☆☆☆日本題を見るとコメディ?かと思って見始めたところ、確かにコミカルな要素もあるけれど、ちょっぴりパニック映画の要素もあり、人間ドラマでもあり・・・が、いったいどういう映画をめざしたのかわかりにくい映画である。くせ者の俳優を集めていながらちょっと残念な感じだ(A・ジョリーなど少ない出番で印象的ではあるけれど、なんで出たんだろう?当時の夫B・B・ソーントンへのおつきあい?)。
しかし、航空管制官という職業は、本当に神経をすり減らす大変な仕事で、見ているこっちの胃まで痛くなりそうだ。こういった世界が見られたのは収穫。

椎名誠『からいは うまい』

本日の本
からいはうまい
book-34 『からいは うまい』 椎名誠著 小学館文庫
辛みを追い求めた椎名氏の旅。韓国、チベット、遠野、信州。唐辛子、唐辛子、わさび、辛み大根である。辛いというとどうも唐辛子のイメージが強いが、それだけではないのですね。私は辛い物はキライではないけれど、めちゃくちゃ強い方ではない。たくさん食べると胃にくる。辛いものって慣れなんだろうけど。

2005/08/27

震災時帰宅支援マップ 首都圏版

震災時帰宅支援マップ 首都圏版
某新聞の夕刊にも紹介されていたこのマップ。数日前に同居人が買ってきた。
私は車を運転しないので、どうも道路はよくわからない。電車の駅を基準に考えてしまうのだ。
なので、この地図がないと、多分家にはたどりつけないだろう。コンビニ、トイレ、水場などなどの位置が細かく入っていて、なかなか便利なマップだ。
最近、大きな地震が多くて、真剣に防災対策について考えたりしている今日このごろ。非常持ち出し袋も作ろうと思い、使っていないリュックを出してきて、とりあえず、リッツ(5年保存可)、懐中電灯付きラジオを入れてみた。これじゃ全然足りない。

2005/08/25

テレビが見えない

今日は台風が近づいている、ということでそそくさと帰宅。
しかし、帰ってテレビをつけてみると見えないではないか。いったん、20時くらいに5分くらい見えたのだが、また見えなくなりいまだ復旧せず。いつになったら復旧するだろう(うちはアンテナはなく、ケーブルテレビ)。
こういう時、台風情報が見られないのは困ったこと。明日はちゃんと電車が動くかしらん。

2005/08/24

「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」

サハラ -死の砂漠を脱出せよ-
movie-70 「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」 SAHARA 2005年米
DIR:ブレック・アイズナー
CAST:マシュー・マコノヒー、スティーヴ・ザーン、ペネロペ・クルス、ランベール・ウィルソン、デルロイ・リンドー、ウィリアム・H・メイシー
STORY:アメリカ海中海洋機関のエージェント、ダーク・ピット。マリの国境付近で発見された金貨が、南北戦争時に財宝を積んだ船を見つける手がかりとなると考えたピットはマリへ。一方WHOの女医エヴァはナイジェリアで発生している謎の病気の感染源がマリにあると考え、ピットと行動を共にする。
☆☆☆飛行機の中で見た映画第3弾。
冒険映画、宝さがし、というといやがうえにも期待が高まる・・・確かに、アクション(特にボートでのチェイスや、列車に乗り移るところなど)は見応えがあって釘付けになってしまうし、おもしろいことはおもしろい。が、マコノヒーのピットがちょっとおちゃらけすぎな感じに思えるなのと、P・クルスがあまり活躍の場がなかったのが残念な点。宝探しもなんだかしりきれとんぼで終わってしまったし。
そういえば、だいぶ前の映画でピット物「レイズ・ザ・タイタニック」ではリチャード・ジョーダンがピットをやっていたが、マコノヒーの方がまだいいだろうか。とはいっても原作を読んでいないのでなんとも言えないが。一度ピット物を読んでみないと。

2005/08/23

「ザ・インタープリター」

ザ・インタープリター
movie-69 「ザ・インタープリター」  The Interpreter 2005年米
DIR:シドニー・ポラック
CAST:ショーン・ペン、ニコール・キッドマン、キャサリン・キーナー、イヴァン・アタル
STORY:アフリカのマトボ共和国。独裁者の大統領ズワーニによってこの国では多くの活動家たちが殺されていた。この国出身で、今は国連通訳とした働くシルヴィアは偶然ズワーニ暗殺計画を耳にしてしまう。すぐに通報したシルヴィアだが、彼女の警護にあたることになったシークレットサービスのケラーは彼女にも疑いの目を向ける。
☆☆☆飛行機で見た映画第2弾。
実に丁寧な脚本の映画である。ちょっと丁寧すぎて、終盤までサスペンスが盛り上がらなかったというキライはあるけれど、さすが主演の2人が貫禄の演技なのでじっくりと見るのにいい映画である。互いにつらい過去を持つ2人の恋までは発展しない心の交流もいい。
それにしても、昔はとがっていたS・ペンが落ち着いたいい役者になったなあと思う。
シークレット・サービスの一人を演じたK・キーナーもいい。

2005/08/22

「皇帝ペンギン」

movie-68 「皇帝ペンギン」 La Marche De L'empereur 2005年仏
DIR:リュック・ジャケ
CAST(声の出演):ロマーヌ・ボーランジェ、シャルル・ベルリング、ジュール・シトリュク
☆☆☆☆飛行機で見た映画第1弾。私はペンギンが大好きなので(動物全般好きだけど、特にペンギンは大好き)映画館に見に行こうと思っていたのだが、たまたま飛行機でやってくれてラッキー!
皇帝ペンギンの生態については今までよく知らなかったけれど、こんなにも過酷な環境で子どもを育てるなんて驚きだ。海から100キロもの距離を歩き、産卵、まずは母ペンギンが海へ餌を求めて旅立ち、戻ってくると、父ペンギンが海へと向かう。厳しい寒さの中、120日間あまりも何も食べず卵を守る父ペンギン。外敵や寒さなどでやられてしまう子どもいるし、父や母が死んでしまう場合もあり、無事成長できるのかどうかはらはらしながら見てしまう。季節がくると産卵の場所に一直線に向かい、あんなにたくさんのペンギンたちがいるのに、海から帰ってきたときに迷うことなく自分のパートナーと子どもを見つけだすことができるなんて、本当に生命の神秘である。
赤ちゃんペンギンはとてもかわいいし、動物が少しでも好きな人ならば、きっと見て損はないと思う。
皇帝ペンギン -La Marche de l'empereur-

2005/08/21

武蔵小金井:ひごもんず

tsukemen
武蔵小金井北口にある熊本ラーメンのお店「ひごもんず」。たまに行く店で、いつもは角煮、きゃべつ、玉子などいろいろ入ったラーメンを頼むのだが、夏限定のつけ麺を頼んでみた。普通のラーメンのだしプラス魚系だし。これもまた濃厚なスープ。麺は私にはちょっと多かったが、おいしかった(しかし、食べていて暑かった)。

2005/08/20

南仏・パリ旅行9、10日目

南仏・パリ旅行9、10日目(8月10日、11日)

6時半起床。7時半すぎてレストランに降りていくと、混んでいて大変なので、ちょっと早めに行こうというのである。ハム、チーズ、クロワッサン、ブルーベリーヨーグルト、紅茶の朝食。

いよいよ楽しかった旅行も最終日で、とても悲しい。この日は実質的には午前中しか使えないので、マルモッタン美術館のみと決めて、9時20分ホテルチェックアウト。午後までスーツケースをホテルに預ける。

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10時すぎに美術館着。なんといってもここで有名なのは、モネの「印象 日の出」である。この絵だけはガラスに守られていて厳重。晩年の睡蓮の絵もたくさんあるが、さすがに最晩年の絵となると、目もだいぶ弱っていたのか、理解不能?な絵もある。それでもこれだけ睡蓮の絵が並んでいると圧倒される。モネのコレクションのモリゾーなどの絵も飾られていて、静かな住宅街にある美術館ということもあり、落ち着いて鑑賞できる。「印象 日の出」のあの日の出の柄のリュックと、モネの来年の日めくりカレンダーを購入。飛行機持ち込みの荷物もすべて持っていたため、元々重かった荷物がますます重くなってしまった。

計画ではこの美術館から割合近いブローニュの森で昼ご飯でもと思っていたのだが・・・売店もなく、カフェも見つからず、計画は失敗。まあ、一度は来て見たかったのでいいのだが。笠井潔のミステリーシリーズに出てきたのでどんなところかと思っていたが、案外うっそうとした森というわけでもなかった。
仕方なく、凱旋門まで歩くことに。地図で見るとそれほどの距離ではないかと思ったが、意外とあって荷物が重いこともあって結構つらい。地下鉄に乗ればいいじゃないかという声も聞こえてきそうだが、ついついこういう時に歩いてしまうのが私たちの特徴。

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凱旋門を裏から見たのははじめてで、ある意味貴重な経験。シャンゼリゼ通りのカフェに入って食事という時間ももうなさそうだし、とにかく混んでいて昼食を買おうにもどこも長蛇の列。これはもう無理だと判断、ベンチに座って、持っていたポテトチップと、すずめにやろうと思って、またまた包んでおいたパンと、エビアンで昼食とする。最後の食事がこんなとは!しかもシャンゼリゼを歩いてブランドショップに目もくれず、ベンチで食べてるとは!これも非常に私たちらしいといえようか。

地下鉄でホテルに戻り、1時45分、スーツケースを持って出発。行きよりは重くなっているし、やはり階段はとてもじゃないが持てない。結局同居人が2つ抱えることになってしまった。2時20分、モンパルナスのエールフランスバス乗り場に到着。予定では3時のでもいいかと思っていたのだが、1本早い2時半発に乗ることができた(結果としてはこれに乗れてよかった)。リヨン駅でも客を拾った後、約1時間強で、シャルル・ドゴール空港Fターミナル到着。

チェックインがはじまるまでまだ30分近くあるが、とにかく早くチェックインしたかったので(通路側をとるため)、どこのカウンターではじまるかうろうろとする。4時頃列ができはじめたのを見て私たちも列に着く。ところが、3時間前になってもなかなか受付がはじまらない。やっとはじまったかと思ったら、団体様からでこちらの番までなかなかまわってこない。いらいらし始めた頃にようやくはじまり、早く並んだかいあって、後ろの方の窓2席しか並んでいないところを確保!ほっとする。帰りの方が腰がよりやぱいからだ。

いつまでも外でうろうろしていてもしょうがないので、早々と出国、そして荷物検査。リュックをあけられてしまった。ノドがからからだったので、オレンジソーダを飲んだあと、最後のお買い物。おみやげのチョコ、クッキーなど。そして、昼食が少なかったのでお菓子を買って食べる。

ほぼ定刻に飛行機は動きはじめる。最初のお飲物は、最後のコーラ。本当に旅行中はよくコーラを飲んだ。このペースで普段も飲んでいたらきっと体をこわすことだろう。
夕食はチキンカレー(まったく辛くない)、とりつくね、いなりずし、山菜づけ、玉子そうめん、杏仁豆腐。赤ワインもいただく。

気をつけていたはずなのに、食後にだらしない姿勢で眠ったせいか、途中で猛烈に腰が痛くなり、たっても、座っても、横になっても、足をあげても、歩いても、もうどうにもならない。元に戻るのに3時間近く苦しむことになった。最終日もがしがし歩いたりするのがいけないのか。毎年、帰りの飛行機は苦しむことになる(それでも行く!)。
朝食(といっても日本時間では11時半)はフルーツクレープ(リンゴ、ぶどう)、スイートソフトチーズ、カマンベールチーズ、クラッカー、ロールパン、緑茶。さすがにほとんど動いていないからあまり入らない。

飛行機は定刻より少し早く到着。スーツケースも割合早く出てきて、借りた電話を返し、成田エクスプレスにて東京へ。夕方家に到着。今回、最後まで持っていった本はまったく読まず、ゲームもやらず、クロスワードも1つもやらなかった。記録である。

楽しい休暇もこうして終わった・・・
(完)

2005/08/19

南仏・パリ旅行8日目

南仏・パリ旅行8日目(8月9日)

7時起床。8時少し前に朝食に降りていく。すると・・・レストランは激混み。お皿もカップも料理も全然ない。少し待つとようやくいろいろと出てきたが、席を探すの一苦労だ。なんとか席を確保し、ハム、チーズ、クロワッサン、グレープフルーツジュース、ショコラ、青リンゴのヨーグルトの朝食。近くで置き引きも発生し、翌日はもっと早くこようと思った。

ホテルを9時に出発。地下鉄でモンパルナスに出る。最終日、空港までエールフランスバスで行くことに決めたのだが、乗り場等の下見である。12ユーロで30分おきに出るのを確認し、ブールデル美術館へ。
bourdelle
ブールデルはロダンの弟子で、この美術館は入場無料。ただでもチケットが配られ、どこの国からきたかを聞かれた。ブールデルの作品は大きなものが多く、ロダンより直線的。繰り返し同じテーマのものを造るらしく、ベートベンの胸像などは20以上もある。意外と広くて見応えのある美術館だった。ここにきたのは初めて。

モンパルナスタワーの脇を通って、モンパルナス墓地へ。もともと行く予定にはしていなかったのだが、カタコンブへの近道になると思って通ってみた。ガイドブックにはブールデルの墓があると書いてあったが、お墓の案内板には書いていないし、実際かなり探したのが見つからなかった。サルトル、ボーヴォワール、ボードレールなどのお墓を見て、カタコンブへ。
catacombes
もし人が並んでいなかったらうっかり見過ごしてしまいそうな入り口。入り口では人数をカウントしており、迷子になった人がいないか調べているのだろうか。らせん階段を下り、長い通路を延々行ったところで、骨の安置場へとたどりつく。実に600万体もの骨が安置されているという。通路の両壁に頭蓋骨、大腿骨が整然と並べられていて(他の骨はその向こうにつまっているらしい)不気味である。涼しいし、鳥肌がたちそうだ。骨を見に行くなんて趣味が悪いと言われそうだが、一度は行ってみたかった場所なのである。出口は入り口から1.7キロほどのところにあり、出る時も荷物チェックをされる。骨を勝手に持って帰ってしまう人がいるのだろうか。

入り口の方に向かって歩き、さらにリュクサンブール公園の方向に向かって歩く。そろそろお昼の時間。ということで昼食場所を探す。イタリアンのビストロ(チェーン店らしいが)を見つけ、外の席を確保。同居人はチキンステーキゴルゴンゾーラソース・ポテト添え、私は本日のおすすめを注文。本日のおすすめは黒板に書いてあるのだが、フランス語の表記しかなく、店員さんもフランス語オンリー。何が出てくるかはかけだ。結局、ビーフ&ペンネが出てきて、どちらもまずまずの味である。メイン+飲み物(コーラにした)で9.95ユーロという微妙なお値段だ。

おなかがいっぱいになったところで、リュクサンブール公園へ。自由の女神の原型を見たり、すずめたちにパンをやったり(この日も朝パンを包んでおいた)。panteon
そして、パンテオンへ。いつも外しか見たことがなかったが、入ってみると天井が高く立派だ。ここはフーコーがいわゆるフーコーの振り子実験をしたことで有名で、確かにうってつけの場所だ。地下には有名な人たちのお墓が。ジャン・ジャック・ルソー、ゾラ、ユーゴー、キューリー夫妻などである。

地下鉄を乗り継いで、バスティーユへ。ユーゴーの墓を見た流れで、ヴィクトル・ユーゴー記念館へ。入場料無料。原稿や手紙、そして絵を描くのが好きだったらしく、自筆の絵がたくさん飾られている。案外うまい。
ヴォージュ広場をつっきって、カルナヴァーレ博物館へ。ここも無料。パリの歴史を年代順に紹介した博物館で、大きな邸宅なので迷ってしまいそうだ。調度品も充実しているが、歴史をたどる絵画のコレクションがなかなか。

5時すぎまで粘って地下鉄に乗り、コンコルド広場へ。ここはいつも思うのだが、さえぎるものが何もなく、常に暑い(もしくは非常に寒い)。逆光ではあったが写真を撮った後、前日に続きフォションへと向かう。朝、職場に電話をした際、ディジョンのじゃなくてもフツーのマスタードならよいと言われたので、マスタードを買いに行ったのである。

まだ他にもおみやげを買いたかったので、再び地下鉄でサン・ミッシェル界隈へと向かう。すぐにおみやげは見つけることができたが、ここのあたりはギリシャ・トルコ他エスニックな料理店が軒を並べる界隈でもあって、ふとギリシャ料理でも食べて帰るかという気分になって、あまり高くなさそうなところに入ってみた。とにかくたくさんお店があるので、適当である。正しくフランス料理を食べずにギリシャ料理なんぞを食べるあたりが私たちらしいところ。greek
同居人は魚介の盛り合わせ、トマトの肉詰め、アイスクリーム、私はギリシャ風サラダ、ムサカ、アイスクリーム。メインにはお米とポテトがついている。ワインは1/2カラフェの赤。これが大変おいしいワイン。有名な銘柄を頼まなくてもハウスワインで十分だと実感。デザートは他にも食べたいのがあったのだが、きっと料理のボリュームがすごいと思ってアイスにしておいて正解であった。
スタンドで飲み物を買いホテルへと戻った。
(9、10日目へと続く)

2005/08/18

南仏・パリ旅行7日目

南仏・パリ旅行7日目(8月8日)

6時半起床。バゲット、チョコクロワッサン、チーズ、ハム、ヨーグルト、グレープフルーツジュース、紅茶の朝食。ここにきてコンチネンタルになってしまった。チーズとハムは1種類ずつしかなく、暖かい料理はまったくない。

rouvre
8時すぎには出発し、ルーブル美術館へと向かう。とにかく混むから開館前に並ばなくてと思ったからだ。思った通り非常に混んでいて、しかも警備が厳しくなったのか、荷物検査に時間がかかってなかなか列が進まない(今回、ほとんどの美術館で鞄の中を調べられた)。ようやく入場するとまっしぐらにモナリザへ・・・のはずだったが、ついつい「サモトラケのニケ」などを写真に撮ってしまう。nike
結構早くたどりついたハズだったが、もうすごい人だかりで写真を撮るのも一苦労。最近部屋がかわったので、前よりは混雑が回避できているはずなのだが。
ヴェロネーゼ「カナの婚礼」、ダ・ヴィンチ「岩窟の聖母」、ドラクロワ「民衆を導く自由の女神」、ジェリコー「メデューズ号の筏」、ダヴィッド「ナポレオン1世の戴冠式」等、有名な作品を一通り見た後、急ぎ足でリシュリュー翼3階へと向かう。何度行っても見られたためしのないフェルメール「レースを編む女」を今度こそ!見たいと思ったのだ。しかし・・・2年前と同じく、オランダ絵画のコーナーは鉄格子がはまっていて入ることができない。いったいどうして開いていないのか。いつになったら見ることができるのか。これを見るまで永遠にルーヴルに通わなければならないではないか。

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うなだれつつ、2階に降りてみると、うれしや今回はナポレオン3世の居室はあいていた。1回目に行ったとき見て以来である。実にきらびやかな部屋で目がくらみそう。いつも古い時代のものから見るため、ついつい新しめの絵画などは斜め見になってしまう反省もあり、今回はじっくり絵画を見ることとする。あまり今まで記憶のなかったブリューゲルの三作品とか、「メデューズ号の筏」の原型となったと思われる絵など新たな発見もある。数ヶ月前日本で見たラ・トゥールの絵はすべて戻っていたが、アングルの作品などつい最近まで横浜美術館でやっていた展覧会のものはまだ戻っていないようだ。

じっくり見ているうちにとうにお昼をすぎており、ここで昼食にすることに。めざすカフェが見つからず迷ったが、なんと出口を出たところだった。ピラミッドカフェで、サンドイッチ、チップス、ドリンクのセットを注文。ツナ&卵、野菜&ツナのサンドイッチ、チップス、コーラ、スプライトである。チップス一袋とコーラは残す。とにかく人がいっぱいでご飯を食べるのも一苦労だ。
食後再び入場し、マルリーの中庭、ハムラビ法典、飛牛サルゴンの宮殿、ミロのヴィーナス(もっとも混んでいた場所)、瀕死の奴隷など有名どころを見て2時すぎにルーヴルを後にした。

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地下鉄に乗り、サクレ・クール寺院へと向かう。このふもとはいつもスリがいそうで怖い。上り坂をゆっくりあがっていったが、ちょうど陽も高く暑い。眺めは最高だ。聖堂の中を一通り見学したあと、近くの公園ですずめと鳩にパンをやる。朝ご飯の時にちょっぴりバゲットを包んでおいたのである。
モンマルトルの丘でおみやげを買ったりしていたら、時間がなくなってしまい(というか、ルーヴルで思いの外ゆっくりしてしまったので)、当初予定していたダリ美術館に入る時間がなくなってしまいショップのみのぞくだけで断念。ここよりも是非今まで一度も入ったことのないギュスターヴ・モロー美術館に行ってみたかったので先を急ぐこととする。

モロー美術館は歩いていると突然あって、うっかりすると通りすぎてしまいそうだ。モローが実際に住んでいた家で、壁一面にぎっしりと作品がかけられていて、非常に見応えがある。あちらこちらに「今日本に貸し出し中」という札がかけられており、有名な「出現」や「一角獣」をはじめとしてたくさんの絵がなかったが、それでも十分。今度「ギュースターヴ・モロー展」を見にいけば完璧である。

モローの不思議な世界を堪能したあとは、歩いてオペラ座方面へと向かう。まだまだ時間がありそうだったので、そのままマドレーヌの方へと向かい(歩きで)、フォションへ。できるだけ早くおみやげをゲットしておきたかったから。フランスにきたら最後にフォションでおみやげを買えばいいやと思えるから気楽だ(イギリスだったらこれがフォートナム・メースンになる)。ごっそりおみやげを買い込み(あとで見たらありあまるほどの小袋が入っていた。日本
人は小分けの袋が必要!と思われているのかも)、エディアールにも行ってみる。実は、職場の人にディジョンマスタードを頼まれていたのだが、パリではなかなか見つからないのだ。前回はディジョンに行ったので買うことができたのだが・・・

あきらめて再びオペラへ。私はパンが大好きでずっとパンを食べていてもあきないのだが、どうやら前日の昼のチキンサンドがおいしくなかったのが原因なのか、サンドイッチ以外の物がふと食べたくなってしまった。何かおいしそうな店はないかとうろつくものの、まだ7時前と夕食には早すぎるのであまりあいていないし、このあたりに多い日本食は特に食べたくはないし、ということで結局お店に入るのはあきらめる。気づくとルーヴル・リヴォリまで歩いていた。3時前から7時すぎまでずっと歩いていたことになるわけで、いったい何キロ歩いたのだろうか。さすがに足はくたくただ。

結局ホテル近くのモノプリに寄り、閉店まぎわに駆け足で買い物。ビール(クローネンブルク)ロング缶1本、サラミサンドイッチ、ペンネとツナのサラダ、グリーンサラダ、オレンジ・グレープフルーツミックスジュース、そしてロゼワインのハーフ。1本2ユーロほどの激安ワインだ。しかし、味はいまいち。やはり安いだけのことはあるのだった。
(8日目に続く)

2005/08/17

南仏・パリ旅行6日目

南仏・パリ旅行6日目(8月7日)

6時半起床。朝食は、クロワッサン、ソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ、トマト、フルーツ、ヨーグルト、グレープフルーツジュース、紅茶。

いよいよ南仏に別れをつげ、パリへと向かう日である。9時13分発のTVG。駅は数年前にTVG専用駅として作られたもので、前衛的な建物。ちょっとシャルル・ドゴール空港を連想させる。街からは若干離れていて不便なのが難点だ。
TGVはフランスにおける新幹線で、日本のよりもっとスピードが出るらしい。が、どれくらいスピードが出ていたかはよくわからなかった(居眠りしている時間が多かったのもあるが)。パリまではちょうど2時間40分。着く直前に早めのお昼。ホテルが用意してくれたボックスランチで、チキンサンド、サラダ、りんご、バナナ、ヴィッテル。りんごは夜食べることにしてあとはたいらげる。パリのホテルに着いてからでもよかったのだが、時間節約のためだ。

数分アヴィニヨンでも遅れていたこともあり、11時53分より少し遅れて、パリ・リヨン駅に到着。パリでのホテルはイビス・アレジア・モンパルナス。悲しや、2つ星ホテルである。今まで2つ星は泊まったことがなく、どうかと思ったが、冷蔵庫はないし、アメニティグッズも充実していないし、悲しいものだ。しかも、パリのはずれにあって不便。もっとも、地下鉄に乗れば中心地まで15分くらいなものだからたいしたことはないのだが・・・

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ホテルに荷物をおき、まずはサント・シャペルへと向かう。曇っていて上着がないと寒い。日曜ということもあってか、長蛇の列。カルト・ミュゼ(3日券)を持っていたので並ばずに入れたのだが、はじめ知らずに並んでしまいちょっと損した気分。とにかくステンドグラスが見事で、ずっと見ていてもあきない。15の窓に1000以上の物語が描かれているというが、もちろん、すべての物語を見ることは不可能だ。日本語の説明板もおいてあり、それによればここのステンドグラスの一部が中世美術館にもおいてあるとのこと。パリに着いてからの計画はあまりたてていなかったのだが、久々に行ってみようかという気になった。

続いてお隣にあるコンシェルジュリーへ。またもや行列で、おそらくここもカルト・ミュゼがあれば並ばず入場できるのだろうとは思ったが、狭くて入っていけない。仕方なく列に並ぶ。ここはたくさんの革命家や貴族たちがつながれた牢として有名だが、中でもマリー・アントワネットが断頭台にあがる前に入れられていた独房がみもの。光もあまり射さない狭い部屋で寒々とした雰囲気だ。

notre-dame
鳥市を見つつ(週日は花市となる)、シテ島に行った際のおきまりコース、ノートルダム大聖堂へ。お日様が出てきてさすがに上着はいらない。いつもどこかしらに幕がかかって工事をしているが、やはり今回も幕が。ここも大行列で、中に入っても大混雑。ぐるっと一周して、前回シャンデリアがじゃまでうまくとれなかったバラ窓の写真を撮る。一回塔にのぼってみたいのだ、いつも長い行列ができていて、やっぱり今回もいつもにまして行列が長かったので断念。いつか登ることができる日がくるのだろうか(エッフェル塔にもいまだ登ったことがない。要するに並ぶのがキライだからだ)。

続いて徒歩で中世美術館に向かう。ドラクロワ記念館にするか、こちらにするか迷っていたのだが、サント・シャペルに行った結果、断然こちらに行きたくなった。むかーし、ここの来た時にはクリュニー美術館といっていたのにいつの間に名称を変えたのだろうか。ここでの一番の見物はジョルジュ・サンドが地方のお城で発見したという6枚セットのタピストリー「貴婦人と一角獣」。示唆にとんだタピストリーである。その他、たくさんの中世の調度品、彫刻などが飾られていて(サント・シャペルのステンドグラスの一部もちゃんとあった)、見応え十分だった。ちなみに第一日曜は無料。

5時の閉館ぎりぎりまでねばり、サンジェルマン・デュプレへと向かう。教会や、カフェのあたりをぶらぶらしつつ、モノプリがやっていないだろうかと見に行ったがやはり休み。ホテルの近くのモノプリも休み。日曜は本当にどこもお店がやっていない。レストランなども休みのところが多い。ホテルのすぐ近くのちっちゃなスーパーは営業していたが、ホテルに戻る時間にはやっていないようなので、夕食のことはちゃんと考えておかなければならない。

セーヌ川の方に出てぐるっとサン・ミシェルのあたりまでまわる。この辺だったら何か食料が調達できるのではと思ったからだ。ふとアイリッシュパブが目に入り、どうせなら入ってしまおうとかと思ったのだが、サッカー中継をやっていて激混みで断念。今回はどうもパブに入り損ねる運命にあるようだ。もっともフランスにきて入るのはどうかと思うが。sand
しばらくぶらぶらして、結局スタンドでハム&チーズバケットサンド(バジリコソースをかけてもらう)、ビール(クローネンブルク)のロング缶を2本、コーラ1本を買ってホテルへと戻った。これプラス昼のリンゴも加えて夕食。やはり、フランスではバケットのサンドイッチの方がおいしい。
移動で疲れたのと、よく歩いたのとでビールがよくまわり、あっという間に眠くなってしまった。
(7日目に続く)

2005/08/16

南仏・パリ旅行5日目

南仏・パリ旅行5日目

6時半起床。ニースのホテルではフランスのホテルとしてはめずらしく、電気ポットがおいてあって紅茶が飲めたのだが(ただし、まともな紅茶パックはおいていなかったのでモノプリで買ってきた)、やはりここのホテルではポットがおかれていなくて残念だ。
朝食は、クロワッサン、レーズンパン、ソーセージ、スクランブルエッグ、ベーコン、トマト、フルーツ、グレープフルーツジュース、紅茶。

hanebashi
この日は一日プロヴァンス観光。まずはレ・ボーという岩の城塞跡を訪ねた後(ミストラル・・・強い季節風・・・が強い)、アルルへと向かう。アルルに着いてもミストラルが強く、帽子止めがないととんでいってしまいそうだ。まずは街からちょっと離れたところにあるかの有名な跳ね橋へ。もっともこの跳ね橋は、観光用に35年前復元されたもので、元の場所とは違うため、有名なゴッホの絵とは残念ながら風景は違う。雰囲気はそっくりだけど。

旧市街に戻ってきて街の散策をする。入場はしなかったものの、ローマ時代の円形闘技場の見学。アルルではスペインと違って牛を殺すことができないので、とどめを刺さない闘牛が行われるらしい。また、このあたりではお米がとれるとのことで、お米の収穫祭が9月はじめに行われるとのことであった。市庁舎広場を抜けて朝市会場へ。生鮮食料品はそれほどなく、おみやげ品をはじめとして種々雑多の物を売っている。人の数もかなり多く、ちょっとスリが怖い市なので、そそくさと通りぬけた。cafegogh
フォーロム広場には、ゴッホの「夜のカフェテラス」という絵で有名はカフェ(カフェ・バン・ゴッグ)があり、石畳こそ舗装した普通の道路になってしまっているものの、その雰囲気を今も残していて感激である。あの絵の通り、強烈な黄色の壁。夜見ることができたらもっとよかったのだけど。ただ、聞いた話ではこのカフェの料理はいまいちとか。

kish
ということで、昼食はすぐ裏にある落ち着いたレストランにて。野菜のキッシュ2種(ほうれん草、ズッキーニ・人参等)、鴨のオーブン焼き・ポテトのクリーム煮添え、プディング。キッシュが絶品。しかし、ボリュームがすごくて、この日は夕食まで尾をひいてしまったのだった。お酒はグラスの赤ワイン。アルコール分がかなり強い感じだ。
跳ね橋、カフェ、そしてひまわり畑と、すっかりゴッホの世界にひたって満足のアルル観光だった。国立近代美術館でこの春やっていたゴッホ展に行っておけばよかったと後悔も。

午後は再びアヴィニヨンに戻り、法王庁宮殿の入場見学である。北半分が旧宮殿、南半分が新宮殿と言われ(建てた法王が違う)、それぞれ趣が違う。フランス革命時に調度品の数々が売られてしまい、その後兵舎として利用されたとのことで、残っているものは少ないが、フレスコ画などは多少残っていてすばらしい。

avignon2
ぐるりと一周した後、スーパーで飲み物を買って帰り、ホテルでいったん休んだ後、意を決して(?)アヴィニヨンの橋(正確にはサン・ベネゼ橋という)に入場。朝、実家に電話をした時に、ケチ!と言われたので、やっぱりものはためし行ってみるかと思った次第。橋の上はものすごい強風で飛ばされそう。いやしかし、ちょぴりながら城壁も歩くことができたし、やっぱり行ってみてよかったと思う。橋の上で踊ったりはしませんでしたけどね。各国の人たちがそれぞれの言葉であの有名な歌を口ずさんでいるのが笑える(私も歌ってみた)。橋の上で踊っているTシャツが欲しかったのだが、残念ながら子供用しかなく断念。

夕食は時計台広場のこじゃれたカフェで。盛りつけもしゃれている。きゅうりとカテージチーズのサラダ、野菜のファルシー(肉詰め:ピーマン、ズッキーニ、トマト)、フルーツグラタン。お酒はこの地方の有名な赤ワイン、シャトーヌフ・デュ・パプ。グラス1杯6ユーロとちょっと値は張るがそれだけのことはある。まろやかでおいしい。ちょっと残念だったのは、やはりこの地方で有名なロゼ、タヴェルを飲み損なってしまったこと。まあ、日本でもきっと飲む機会があることだろう。
(6日目に続く)

2005/08/15

南仏・パリ旅行4日目

南仏・パリ旅行4日目(8月5日)

4日目は5時45分起床。6時40分朝食。この日はエクス・アン・プロヴァンス、ポン・デュ・ガール経由でアヴィニヨンへの移動日なので早起きなのだ。朝食は、クロワッサン、バゲット、ソーセージ、スクランブルエッグ、チーズ、ハム、グレープフルーツジュース、紅茶。

st-victoire
7時半にニースを出発し、2時間半弱でエクス・アン・プロヴァンスに到着。まずは、セザンヌが毎日通ってサント・ヴィクトワール山を描いたという高台へ。この場所でセザンヌはサント・ヴィクトワール山の11点の油絵と17点の水彩画を描いたらしい。ついつい何枚も山の写真を撮ってしまう。そういえば、つい最近ブリヂストン美術館に行ったが、サント・ヴィクワール山の絵は見たんだっけ?なぜか記憶にない・・・のが悲しいところ。その場に飾られた複製パネルをじっくり見てセザンヌのアトリエへと向かう。今年はフランス(そしてスペイン、ポルトガルも)は全然雨が降らないとのことで、このあたりもカラカラである。エクス・アンに来る途中山火事のあとも見たが、フランスにいる間中、毎日のようにスペインやポルトガルの山火事のニュースを見ることとなった。

セザンヌのアトリエは自身が設計したとのことで、そっくりそのまま残されている。セザンヌの絵にしばしば登場する花瓶や、像、骸骨などがそのまま保存されており、なんだかうれしくなる。残念ながら撮影不可とのことだったが、外に主のようなネコがゴロゴロしており、仕方なくこのネコと入り口を撮影して満足。また、セザンヌの作品をじっくり見てみなければ。きっと、あれもこれもアトリエにあったぞ、と思うに違いない。サント・ヴィクトワール山の絵
の制覇というのもいいなあ。来年はセザンヌ没後100年で、エクス・アン・プロヴァンスではセザンヌ年としていろいろな催しがあるらしい。来年行くといいかもしれない。
旧市街に戻り、サン・スヴール寺院、市庁舎外観、またもや朝市の見学をした後、昼食。ミックスサラダ、ラタトゥーユ、アイスクリーム。ラタトゥーユというと、当然野菜の煮込みのみだと思ったが、なんと、おっきな骨付きのローストチキンにかかっているのである。すごいボリュームだ。お酒はまたまたロゼワイン。1/4カラフェを2つ注文。お酒があまり強くない人には結構キツそうなワインであった。

pontdugard
アヴィニヨンに向かう途中、巨大なローマの水道橋、ポン・デュ・ガールに立ち寄る。世界遺産である。思ったより大きく圧巻。暑かったこともあり、たくさんの人が水遊びしていて実にうらやましい。やたらと写真を撮りまくったあと出発。

アヴィニヨンのホテルは有名なアヴィニヨンの橋のすぐそば、城壁につながった、その名もメルキュール・ポント・ド・アヴィニニョン。またまたメルキュールチェーンのホテルであるが、ここの方がニースのホテルより、クーラーがよく利き、かつ冷蔵庫にたくさん入れられていい。着いて早速街を散策。avignon
アヴィニヨンの橋に行ってみようと思ったら、なんとお一人様4ユーロ。4ユーロは高いなあといいつつ結局入場せずに退散。むなしく遠くから写真を撮るのみであった。

herb
夕食は別のメルキュールホテルのレストランにて。魚のスープ、ローストポークハーブソース、ニョッキ、レモンタルト。魚のスープは赤い色をしていて何の色だろうと思ったが、もしやオマール海老?オマール海老はその昔、パリで某お店のスープ缶を飲んであたって以来要注意の食べ物だったのだが、大丈夫だったようだ。魚のだしが(臭みもあるものの)よく出ていておいしい。そして、プロヴァンスにきてみると、すべてがハーブ、ハーブ、ハーブである。おみやげやさんでもハーブをいっぱい売っている。南仏はイタリアンが微妙にまじっていることも特徴だ。お酒は連続してロゼワイン。すっかりはまってしまったのだった。
(5日目に続く)

2005/08/14

南仏・パリ旅行3日目

南仏・パリ旅行3日目(8月4日)

3日目も6時半起床。クロワッサン、ソーセージ、パテ、ブルーチーズ、フルーツ、グレープフルーツジュース、ミルクティーの朝食。

この日はモナコへと向かう。途中、元ショーン・コネリーの家だったところ、ミック・ジャガーの家、ビル・ゲイツの別荘などをほーっと横目で見つつ、モナコ到着。
monaco
かの有名なグラン・カジノ(オペラハウスと一緒の建物になっている)の見学(外観のみ)、F1のコース、故レーニエ大公が故グレース・ケリーの記念に作ったという日本庭園などを見学。モナコでは毎年あるテーマを決めて芸術家がオブジェを作るそうで、今年は牛のオブジェがたくさん。いたるところにある。ushi
大聖堂では、故グレース王妃、故レーニエ大公のお墓を見る。私は女優G・ケリーのファンで、すべて作品は見ているが、あのあたりが自動車事故の現場かなあと見ながらちょっぴり悲しい気分に。ヒッチコックの「泥棒成金」のロケ現場も遠くから見たが、あの映画も素敵だったなあ。G・ケリーもケイリー・グラントも。
大公宮殿では旗があがっており、この日は大公がいらっしゃるとのこと。しばらく広場でぶらぶらした後、モナコを後にする。

ezu
向かったのは「鷲の巣村」の1つエズ。手前のフラゴナールの香水工場に寄ったが、香水が苦手な私たちはそそくさと出てきてしまった。エズは前日訪れたサン・ポールに比べると小さく、あっという間に一周できてしまう。観光客の数もぐっと少なく落ち着けそうだ。どうやらこの村の主らしいネコをなでたあと、ニーチェの道を横目で見つつニースへと戻った。

戻るともうお昼どき。どこかカフェで昼食を、とぶらぶらしつつ、カフェのメニューをじーっと見ていたら、客引きのお姉さんにどうぞどうぞと手招きされ、まいっかとここに決めてしまった。前日夜に続いてニース風サラダ、そしてラザニアを一皿ずつ頼む。この日は暑い中午後はまだまだ歩く予定だったので、お酒はやめてコーラにしておいた。

promenade
食後は海岸に沿った大通りプロムナード・デザングレ(イギリス人の遊歩道)をゆっくりお散歩。海で遊ぶ人々や、次々空港に向かう飛行機などをぼんやりと見ながらのんびりする。いやしかし、ニースの浜は今まで知らなかったが砂浜ではなく石を敷き詰めた海岸で、ちょっとびっくりである。砂浜の方がいいなあ、やっぱり。

旧市街をぶらぶらしておみやげを買いつつ、ホテルへと向かう。手前でまたまたモノプリに入り、サンドイッチ(ハム&ラタトゥユ)、スナック菓子、ハム&ポテトサラダを買って帰り、夕食とする。本当は市場で売っていたオリーブ各種もあったら最高だったのだが・・・さすが南仏、市場のオリーブやさんはいろんな色と大きさのオリーブが売っていてとてもおいしそうだったのだ。
この日は日差しが強く暑かったため、お酒はビール。ふと気づくと真っ赤に日焼けしていて、部屋のクーラーが効きにくいこともあって冷たいビール(冷蔵庫で冷やした)がとてもおいしかった。
(4日目に続く)

2005/08/13

南仏・パリ旅行2日目

南仏・パリ旅行2日目(8月3日)

2日目は6時半起床。バゲット、チーズ、ソーセージ、スクランブルエッグ、フルーツの朝食。フランスはパンがおいしくていい。
nice
まずは高台でニース全景の写真を撮り、朝市(野菜市、花市)の見学。外国に行くと市場の見学は楽しみの一つである。
10時開館を待って、マチス美術館へ。赤い壁に騙し絵の窓が描かれたユニークな邸宅である。遺品なども飾られていて興味深いが、肝心の絵はそう作品は多くはない。そもそもニースに行ってみたいと思ったのはこの美術館とシャガール美術館を見たかったことが大きな理由だったのだが、うーん、ちょっと期待はずれかなという気が・・・
美術館前の公園では、ちびっ子がペタンクというスポーツ(?)をやっていた。ルールははっきりとはわからないが、2人ずつでボールを目標に向かって投げる・・らしい。その後テレビで競技会の模様を真剣に放映していたから、盛んなスポーツなのかも(ちょっとやってみたい)。
続いて訪れたシャガール美術館は期待以上。聖書をテーマをした作品の数々が特に素晴らしい。独特の色づかいが好きだ。しかし、どの絵もみんな飛んでるなあ(笑)。
pate
昼食はカーニュの街の海辺のレストランにて。風が強く、テーブルの上のマットが押さえていないと飛びそうだ。いただいたのは、魚のパテ、ローストポーク(山盛りのポテト・・・多すぎる!)、チョコレートケーキ、そしてお酒は白ワイン。暑くてさっぱりとしたワインの方がいいなと思ってのチョイス。
st-paul
昼食後はコート・ダジュールにたくさんある「鷲の巣村」の中でも大きな村、サン・ポールへ。細い入り組んだ道、古い家々。静かな場所である(ただし、このサン・ポールはもっとも有名らしく、観光客はいっぱいだ)。シャガールのお墓や、イヴ・モンタンとシモーヌ・シニョレが結婚式を挙げたというホテルなども横目で見つつ、暑いのでカフェでコーラを1本。

ホテルに戻ったのは4時半すぎ。ニース3連泊のホテルはメルキュール・サントル・ノートルダムというその名のとおり、ノートルダム寺院のすぐそばにある。ニースは今路面電車の工事中ということで、ホテルのまわりも実にほこりっぽい。このホテル、めずらしくトイレがバスルームと別にあったのはいいのだが、ドアノブがすぽっとはずれてしまうという欠陥あり。
話はそれたが、またまたノドもかわいたので近所のモノプリ(スーパー)に出かけていって飲み物購入。その後ぼんやりとホテル脇の道路にフランス名物縦列駐車の様子を見る。本当に前やら後ろやらの車にぶつけながら駐車、もしくは発進するのである。

夕食は歩いて15分ほどのレストランにて。ニース風サラダ(すごいボリューム)、タラのクリームソース・あげポテト添え(ポテトの量が昼より多い)、アイスクリーム。もちろんパンも出てくる。お酒は、やはり南仏といえば、これ、ロゼワイン。1/4のカラフェを2つ注文。普段はロゼはほとんど飲むことはないのだが、やはり気候にあっているのだろうか、きりりと冷えたロゼはおいしい。
kronenbourg
食後、午前中にちらっと見かけたアイリッシュ・パブを見学に行く。フランスにきてパブに行くのはどうかと思うが、私はパブが大好き。ついつい目に入ってしまう。ちらっとのぞいたところ、やはり本場とは違う雰囲気で(席まで持ってきてくれるみたいだ)ちょっとがっかり。すごすごとホテルに帰り、夕方買っておいたビールをごくり。一番フランスではでまわっているクローネンブルクというアルザス地方のビール。結局、フランスではこの後もこのビールしか飲むことはなかったのだった。
(3日目に続く)

2005/08/12

南仏・パリ旅行1日目

南仏・パリ旅行1日目(8月2日)

待ちに待った夏休み。しばらく仕事のことを考えなくていいと思うと(ついでに家事から解放されると思うと)うれしくて、ついつい早起き。普段はねぼすけなくせに旅行の時だけはきちんと起きる私である。
この日は5時起床。3時間以上前に成田に到着し、なるべく早くチェックインしようという計画。腰に爆弾をかかえている私としては通路側の席をとるのに必死なのである。駅でパンとお茶を買い、成田エクスプレスに乗り込む。成田空港第2ターミナル到着は7時53分。飛行機は11時10分発のJAL(パリ行き)なので余裕。これだけ早く行けば大丈夫と思ったら、「窓側から2席ご用意しましたがよろしいでしょうか?」と言われてしまった。一瞬青ざめ、通路側希望の旨伝えるとあっさり変えてくれた。しかし、窓側3列のうちの通路から2つの席である。?となったが、なんと飛行機はガラガラで、窓側3列を我々2人で占拠していたのだった(ことを後で知った)。なら、そういってくれれば、別に席を変えてもらわなくてもよかったのに・・・
借りた携帯を受け取ったり、第2回目の朝食をとったりしていると出発時間。が、全然離陸する様子なし。なんでも羽田の管制のレーダー故障とのことで、こちらにも影響があるらしい。ようやく飛び立ったのは12時過ぎ。パリでの乗り継ぎは時間があるので大丈夫だろう。
しばらくして、おしぼりとおつまみと飲み物のサービス。普段はほとんど飲まないコーラを旅行に行くとがぶがぶ飲む私は当然コーラ。続いて昼食。和食っぽい方を選択。鶏釜飯風ごはん、枝豆、蓮きんぴら、鶏団子、よもぎうどん(やっぱりのびてる!)、黒豆きなこプリンヨーグルトソース(かなり微妙)。もちろん(!)赤ワインもいただいた。
途中リフレッシュメントととして、チョコデニッシュとアップルジュースをいただき、2回目の食事は、ペンネパスタミートソース、地中海風野菜のマリネ、いなりずし、味付け蓮根(蓮にこだわりがあるのか?)、桜漬け、カットフルーツ、トマトロール、オレンジジュース。もちろん、2回目の食事はこんなに食べられるわけはなく半分くらい。パンはまるまる手をつけず。すべての食事をぺろりと食べる人って偉いと思う。同居人でさえ(?)2回目の食事は完食ではなかった。
この間、あいている時間は、居眠りと、備え付けのゲーム各種(「上海」にはまっていた)、映画3本で退屈しのぎ。結局持っていった本は1ページも読まず、クロスワードパズルも1問もやらず、ゲームボーイもまったく出番がなかった。最近の飛行機は席に1つちっちゃなスクリーンが備え付けられていて便利である。
ちなみに見た映画は「皇帝ペンギン」、「ザ・インタープリター」、「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」。そのうち感想をUPする予定。
cdg
フランス時間(時差7時間)で4時45分、ようやくシャルル・ドゴール空港到着。入国を済ませ(フランスはいついっても何も聞かれないし簡単でいい)、ニース便乗り換えのため、移動。といってもターミナルF2からF1への移動だけなので簡単。
6時25分発だったが、実際に飛び立ったのは7時近く。コーラとクッキーをもらうがもう食べる元気はなし。8時5分ニース・コート・ダジュール国際空港に到着し、ホテルへ。
こうして長ーい長ーい1日目が終わった。
(2日目に続く)

2005/08/11

帰国しました

久々の更新です。
本日、10日間の南仏・パリ旅行より帰国致しました。明日から少しずつ旅行記をUPしていきたいと思います。
しかし・・・日本関連のニュースでは、解散総選挙とか、ディスカバリー帰還とかはあちらのニュースでもやっていたので知っていたのだが、いない間に阪神がやばいことになってるじゃないですか!!あーあ・・・

2005/08/02

お知らせ

suitecase
本日より夏休み。しばらく更新をお休みさせていただきます。
次回更新は11日の予定です。よろしくお願い致します。

2005/08/01

「セレンディピティ」

本日の映画
セレンディピティ~恋人たちのニューヨーク~
movie-67 「セレンディピティ」 Serendipity 2001年米
DIR:ピーター・チェルソム
CAST:ジョン・キューザック、ケイト・ベッキンセール、ジェレミー・ピヴェン、ジョン・コーベット、ビリジット・モイナハン、ユージン・レヴィ
STORY:クリスマスのニューヨーク。デパートで偶然同じ手袋に手をのばしたジョナサンとサラ。互いに惹かれあった2人は幸せな偶然という名のカフェ「セレンディピティ」でお茶をする。再会した2人だが、運命を試すべくサラはある提案をして去っていく。数年後ジョナサンとサラは恋人との結婚を控えていたが、まだお互いに忘れられないでいた。
☆☆☆この映画を見ていて、「めぐり逢い」や「めぐり逢えたら」をふと思い出した。偶然とすれ違いとそしてハッピーエンドと、いかにも私の好きそうな映画なのだが、何かが足りない気が。キャストも悪くない。J・キューザックはいつも通り、K・ベッキンセールもキュート。ニューヨークの風景もいい。カフェやホテルやデパートや古本屋など観光ガイドとしてもよさそうだ。が、「偶然」があまりに出来過ぎなのと、展開が早すぎなのかも。まあ、こういうたぐいの映画をたくさん見ているので、だんだん新鮮味がなくなっているのも事実だが。
ニューヨークが好きな人は是非見るといいでしょう。

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