「ギュスターヴ・モロー」展&「ルーヴル美術館所蔵 古代エジプト」展
本日はお休み。で、美術館巡りを。パリで買ったちょっとふざけたTシャツを着てのお出かけである。
art-7 「ギュスターヴ・モロー」展 Bunkamura ザ・ミュージアム
パリのギュスターヴ・モロー美術館所蔵の油彩、水彩、素描の展覧会。パリの美術館を訪れた時、たくさん「今この絵は日本に行っています」という札がかかってたっけ。そして、有名な「出現」、「レダ」、「一角獣」がなかった(笑)。今回これらの作品を見ることができてようやく完結?ただ、パリでも行ったのが夕方だったので、素描画などはあまり見られなかったから、いつかまた行ってみてもいいなと思う。
モローはギリシャ神話や聖書を題材にした作品が主なので、特に事前に勉強しておいた方がいいかも。
昼食をタパス&タパスでとった後(スパゲティボンゴレ)上野へ移動。
art-8 「ルーヴル美術館所蔵 古代エジプト」展 東京都美術館
意外なことに、ルーヴルのエジプトコレクション日本初上陸!だそうである。私たちがフランスに旅立ったまさにその日からはじまったこの展覧会。日本でこんな展覧会をやっていたら、せっかくルーヴルに行っても、いいものが見られないのじゃないか?などと心配したのだが、心配する必要などなかった。なにせ、ルーヴルには実に5万5000点ものエジプトコレクションがあるそうなので、日本に200点あまりきていたってびくともしないのだ。実際、エジプトコーナーをまわってみると、いつもどおりで、まあいつもエジプトのあたりはささーっと通り抜けるだけなのだけど、なんらかわりはなかった。厳選した作品が解説つきで並べられていると、よくわかるし、熱心に見ることになるし、いいですね、こういう展覧会も。
やっぱり今回一番よかったのは「カバの小像」。
というわけで、フランス旅行のしめくくりとして行った2つの展覧会だったが、どちらも充実していて満足。
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