P・D・ジェイムズ著『ナイチンゲールの屍衣』
本日の本
book-37 『ナイチンゲールの屍衣』 P・D・ジェイムズ著 ハヤカワ文庫
STORY:看護婦養成所で、胃に栄養剤を注入する実習中、患者役の看護学生が突然苦しみ死亡。数日後、毒入りのウィスキーを飲んで別の学生が死亡し、ダルグリッシュ主任警視は殺人とみて捜査を開始。複雑な人間関係から謎を解明しようとするが・・・
☆☆☆大御所P・D・ジェイムズの登場。昔々ダルグリッシュ警視シリーズではなく、女性探偵コーデリアが活躍する作品を何度か読み始めて挫折して以来だ。非常に丁寧で細かい描写で(情景にしろ、登場人物の心情にしろ)、そこが深さを感じさせるところでもあり、他方読みにくさを感じるところでもある。さっと読み流すという雰囲気ではないので、ちょっと心して読まなければならない。もっと若い頃はこういった重々しいミステリーは苦手だったのだが、今はだいぶ好きになってきたのでOK。まだ1冊ではよくわからないが、ダルグリッシュは詩人でもあり、なかなか紳士的なスマートな警官のようだ。
ケーブルのミステリーチャンネルで、イギリスのテレビシリーズがはじまったので見るつもりなのだが、先に読むか先に見るかという悩みも。
![]() | ナイチンゲールの屍衣 P.D. ジェイムズ 隈田 たけ子 早川書房 1991-03 by G-Tools |
« 「ハンニバル」 | トップページ | 立川:鹿児島ラーメン 我流風 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ジャナ・デリオン『アリゲーターには手を出すな』 (2026.09.20)
- エリー・アレクザンダー『ビール職人の秘密と推理』 (2026.09.18)
- マウリツィオ・デ・ジョバンニ『P分署捜査班 対立』 (2026.07.27)
- マウリツィオ・デ・ジョバンニ『P分署捜査班 鼓動』 (2026.07.05)
- ジャナ・デリオン『町の悪魔を捕まえろ』 (2026.05.30)



コメント