「スリーピー・ホロウ」
movie-101 「スリーピー・ホロウ」 Sleepy Hollow 1999年米
DIR:ティム・バートン
CAST:ジョニー・デップ、クリスティーナ・リッチ、ミランダ・リチャードソン、マイケル・ガンボン、キャスパー・ヴァン・ディーン、イアン・マクダーミド、マイケル・ガフ、クリストファー・リー、ジェフリー・ジョーンズ、クリストファー・ウォーケン
STORY:1799年のNY郊外スリーピー・ホロウ村で、人間の首を切り落とし持ち去るという猟奇的な連続殺人事件が発生。捜査にきた市警の捜査官イガボットは、南北戦争時に殺され自分の首を求めてさまよう騎士伝説を聞くが・・・
☆☆☆☆「チャーリーとチョコレート工場」のゴールデンコンビ、T・バートン監督、J・デップ主演作。
昔、私はどうしても「バットマン」の暗さが好きになれず、T・バートン監督が苦手だった。それが、「マーズ・アタック」を見に行って以来、T・バートンの特異な世界にはまってしまい、ファンに。この映画もまさにT・バートンの世界全開である。
怖さと滑稽さがミックスされた世界で、この映画でも、首がストンと落とされるという猟奇的な場面は怖くもあるが、ユーモラスでもある。そして、T・バートンの映画はいつも色がきれい。ずっと、紺色というか、墨色で展開するのだが、事件が解決すると途端にカラフルな映像となる。
J・デップは個性的な俳優だが、T・バートン映画に出るといっそうエキセントリックさが目立つ。すぐに気を失ってしまう捜査官、というのはなかなかおもしろい。C・リッチもくせ者女優だが、T・バートンの世界にぴたりはまっている。
この気味悪さに妙にはまってしまった映画だった。
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