ヴァル・マクダーミド『殺しの儀式』
本日の本
book-49 『殺しの儀式』 ヴァル・マクダーミド著 集英社文庫
STORY:イギリス中部の都市で、男性ばかりを狙った連続殺人が発生。きれいに洗われた死体には拷問の跡が。心理分析官トニーと女性警部補キャロルはチームを組んで捜査にあたるが。CWA(英国推理作家協会)賞受賞作。
☆☆☆読んでいると背中がぞくぞくしてきてしまったサイコサスペンス。描写が意外とリアルで気持ちが悪いのが苦手な人には向かないかもしれない。犯人のみならず、トニーやキャロルの人物描写が非常に細かく読み応えあり。トニーとキャロルの今後の関係が気になる。ただし、あまりに強烈なサイコサスペンスは苦手なので、このあと読もうかどうかちょっと迷ってます。
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