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2005年12月

2005/12/31

今年の5本・5冊・3展

今年もあと残すところ少し。

さて、まずは今年の5本。今年私が見た映画は映画館、ビデオ、DVD、TVあわせて113本(何回も見ている作品もあり)。映画館で見たのはたった3本と寂しい限り。なかなか映画館に行く時間がとれないのが悲しい(涙)。そんな中で☆を5つつけた作品は6本。5本にしぼるのは難しいので今年の6本(順位なし)。
「グリーンマイル」(感動のファンタジー)
「ストリート・オブ・ファイヤー」(何度見たことか。クールな作品)
「スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐」(これで終わりなのが悲しい)
「シカゴ」(これぞミュージカル!)
「ハリー・ポッターと賢者の石」(みんなが夢中になるのがわかる)
「戦場のピアニスト」(実話の重みか。感動作)

続いて今年の5冊。今年読んだ本は54冊。去年より減っているのが気になるが、分厚い本が多かった、ということにしておこう。なぜか☆5つはなく、☆4つが以下のとおり。
・レジナルド・ヒル「骨と沈黙」(重厚なミステリー)
・ジャクリーン・ウィンスピア「夜明けのメイジー」(勇気の出るお話。暖かい)
・ジェフリー・ディーヴァー「ボーン・コレクター」(第2作の「コフィン・ダンサー」も含めてジェットコースタームービーならぬ小説)
・デボラ・クロンビー「警視の不信」(キンケイド&ジェマシリーズ一番の傑作。女性警部補ジェマを応援したくなる)
・ターシャ・チューダー「ターシャの家」(ターシャの生き方理想です)

今年の3展。いろいろ素晴らしい展覧会に行って選ぶのが難しいが・・・
「ギュスターヴ・モロー展」(独特な幻想的な世界が神秘的)
「ジョルジュ・ド・ラトゥール展」(静かな光と影の世界が素晴らしい)
「プーシキン美術館展」(見たかったモネの白い睡蓮などが見られて感激)

今年のベスト舞台
「マウストラップ~ねずみとり」(大好きなアガサ・クリスティーはいつ見てもおもしろい)
番外編として、オペラ「ドン・ジョバンニ」。生で見るオペラの迫力はすごい。

今年のベストワイン
・シャトー・ヌフ・デュ・パップ(フランス・アビニヨンで飲みました)

今年もいろいろなことがありました。
コメントいただいた方、トラックバックいただいた方、そして訪れて下さった多くの方、ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い致します。

2005/12/30

紙パックのワイン

bianco
紙パックのワインというと、カリフォルニアワイン「フランジア」の大きなパックを連想するが(コマーシャルでよく見るやつですね)、先日見つけたのはイタリアのもの。白を買ってみた。
まあ安いだけのことはありますね。よく言えばすっきり、実のところはあっさり、コクなし。アルコール分も若干低めで、スイスイ飲めてしまう。テーブルワインってのはこんなものかもしれない。
難点は、注ぎにくいところだ。
ところで、上の方についてるおじさんはいったい誰?と同居人に聞いたら、夏目漱石という答えが返ってきた・・・

今年最後に開けたワインだが、いったい今年は何本飲んだだろう?来年は数えてみようかと思ったが、恐ろしい結果(?)になりそうだからやめよっと。

2005/12/29

吉祥寺:天文館

仕事納めの翌日は、毎年同居人運転の車で職場に行き、荷物(頂き物や、あまった食べ物や、洗濯物など)を回収、帰りに吉祥寺に寄ることになっている。

tenmonkan
去年は、吉祥寺ハーモニカ横丁のところにある「天文館」という鹿児島ラーメンのお店に行こうとしたらなくなっていて、がーん。なくなってしまったと思っていたのだが、実は三越裏に移転していたことを知り、行ってみた。
前よりお店は小規模になっており、メニューも少し減っていたような・・・

今日いただいたのは、
天文館ラーメン(塩とんこつ)・・・私
こってり醤油ラーメン・・・同居人
焼き餃子

今までこのお店の塩は食べたことがなったが、はじめはあっさりした味。塩だれがおいてあって、入れようと思ったが結局胡椒を投入。これでよかったかな。残ったスープを飲んでみると意外と塩が濃い。具は、チャーシュー、キャベツ(生)、茎ワカメ、青ネギ。こってり醤油も一口スープを飲んでみたが、なかなか。

ともかく、お店がなくなったんじゃなくてよかった。ちなみに、元の場所には「虎洞」というラーメン屋があり、いつも長蛇の列。興味はあるのだが、なかなかいけない(行列が苦手だから)。

2005/12/28

四ッ谷:嘉賓

本日仕事納め。3時前に仕事を終え、7時まで大掃除をして、打ち上げ。
広東料理のお店「嘉賓」である。

いただいたのは
・前菜盛り合わせ
・オイスター焼きそば
・おこげ
・青菜のいため
・蟹のスープ
・酢豚
・豆腐のいため
・ほたてのトウチジャンいため
・鶏とカシューナッツのいため
・チャーハン
・水餃子
・エビチリ
他にもあった気がするが思い出せない・・・
このお店、特におこげ、オイスター焼きそばがおすすめです。

住所:新宿区四谷1-7 第三鹿倉ビル2F

2005/12/27

「ポワゾン」

本日の映画
ポワゾン ― dts版
movie-113 「ポワゾン」 Original Sin 2001年米
DIR:マイケル・クリストファー
CAST:アントニオ・バンデラス、アンジェリーナ・ジョリー、トーマス・ジェーン
STORY:19世紀後半のキューバ。富豪のコーヒー業者ルイスは花嫁募集の広告に応じてやってきたジュリアを目にして瞬間恋に落ちる。事前に送られてきた写真と違ってはいたが、「女性を外見で選ぶような人かどうか試したかった」という彼女の言葉を信じ、結婚する。やがてアメリカからジュリアを追って私立探偵と姉がやってきた時、忽然と彼女が姿を消してしまう。
☆☆☆ウィリアム・アイリッシュ(コーネル・ウールリッチ)原作「暗闇へのワルツ」の映画化。
この映画、とにかく濃い!!なにせ、濃いキャラが売りの(?)A・バンデラスとA・ジョリーの共演作。色気ムンムンで息がつまりそうだ。
原作とは舞台も違うが、主人公のキャラクターも違い、ちょっと?という感じ。破滅へと向かう主人公という点では同じだが、結末もまた原作と違う。原作と違うオチをつけてしまったが故に、残念ながら余韻のあるラストにならなかった。私は原作の方が好きだ。
アンジーはこういったコスチュームものというか時代物(この映画はそれほどは古い設定ではないけれど)より、現代物の方が向いている気がする。情熱的な役、悪女役はぴったりなのだが、ちょっと似合わないかなあという気がした。
カトリーヌ・ドヌーヴ版(「暗くなるまでこの恋を」)の方が原作の雰囲気にあっていたと思う。

2005/12/26

「nintendogs柴&フレンズ」「だれでもアソビ大全」

だれでもアソビ大全nintendogs 柴&フレンズ今年のクリスマスプレゼントはNINTENDO DSのゲーム。「だれでもアソビ大全」をお願いしていたのだが、おまけで「nintendogs柴&フレンズ」もついてきた!
早速、コーギー犬を育てることにして、トムという名前をつけた。まだ、お手とお座りしかできない。ホントはもっと頻繁に面倒を見てあげなきゃならないのだろうけど、なかなか時間がなくて・・・すねちゃったりしないだろうなあ。
「アソビ大全」の方はお正月ゆっくりやろう。

2005/12/25

メリー・クリスマス!

2005christmas
Merry Christmas!

今年のクリスマスのお料理はというと・・・うーん、ほとんど去年と同じですね(笑)。私としては、鶏のももを焼けば、それで満足なのであります。

そして今年のクリスマスのワインは南仏のロゼワイン、TAVEL(2002年)。夏に南仏に行くにあたって、飲みたいワインが2種類あり、その一つシャトー・ヌフ・デュ・パップ(赤)は飲むことができたのだが、タヴェルは飲み損なってしまった。ということで、今日はこのワインとなったわけである。

tavel
ロゼというとどちらかというと、魚料理かなという感じもするのだが、タヴェルに関しては肉料理でもOK。ロゼには白ワイン的な作り方と赤ワイン的作り方と両方を混ぜる作り方があるとのことだが、タヴェルは赤ワイン系統。そういった意味で肉料理にもあう、ということかもしれない。味はわりあいすっきりしたクセのない感じでお料理によくあう。値段にみあった味といえる。

今年ほどロゼを飲んだ年もめずらしい。今まで、ロゼはあまり好きではなかったのだが、ロゼをちょっと見直した一年だった。南仏にいったかいがあった(?)というものだ。

2005/12/24

「Mr.&Mrs.スミス」

本日の映画
Mr.&Mrs.スミス
movie-112 「Mr.&Mrs.スミス」 2005年米
DIR:ダグ・リーマン
CAST:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ヴィンス・ヴォーン
STORY:南米で運命的に出会い、電撃結婚をしたスミス夫妻。だが、2人は互いに絶対に知られたくない秘密があった。2人ともプロの殺し屋だったのだ。ある時同じ暗殺現場で鉢合わせてしまい、互いの正体を知ってしまった2人。正体を知られた以上相手を始末しなければならなくなった2人は互いに相手を始末しようとするが・・・
☆☆☆何かと話題の2人の共演作。
開巻から展開がスピーディで、ワクワクしてくる。正体を隠しつつ、あくまでも互いにフツーの人を装いつつ、すばやく暗殺を決行する2人。アクションもてんこ盛りだけれど、ユーモアもたっぷり。なかなか笑える。が、お互いの正体に気づいてから、ちょっと展開がもたついてしまい、中だるみ。カーチェイスやラスト近くの銃撃戦などまた盛り上がるが、うーん、ラストはちょっとあっけない。
ブラピとアンジー、相性はぴったり(実生活では長続きするのか?とちょっと疑問もあるけれど)のようで、2人の掛け合いはとてもおもしろい。アクションシーンは、アンジーの方がすごいかも。今、アクション女優といったらアンジーが一番かもしれない。セクシーで、とにかく格好いい。
ありえない展開だ、とかつっこみどころはいろいろあるが、楽しい映画が見たいと思って行けば(この映画、コメディ的要素が大きい)、まずは及第点をあげられるだろう。

2005/12/23

「洋食亭ブラームス」

omurice
夜外出したため、夕食は外食ということに。昨日の夜の宴会は、魚づくしだったので、今日はもう魚は結構、という気分で「洋食亭ブラームス」へ。そういえば、去年だったか、北陸旅行の帰りに、やはり魚はもう結構とか言ってこの店に入ってステーキを食べたっけ(笑)。

で、今日いただいたのは、
花咲オムライス、メンチカツ、サラダのセット
プラス、赤のグラスワイン

どこか懐かしい味で、たまーにこういう昔風の洋食って食べたくなりますね。

忘年会終了

今日は職場全体の忘年会。お店貸し切り。
メニューは
 ・生ひじき
 ・鯛、ひらめのお刺身
 ・さわらの塩焼
 ・ぶり大根
 ・もずく(伊豆で4年にいっぺんとれるとか)
 ・さざえの壺焼き
 ・キンメダイのホイル焼き
 ・あおさのお茶漬
お魚料理のお店ということで海鮮づくし。

いやー、しかし疲れた・・・忘年会も本年はこれにて終了(多分)。

2005/12/21

新作映画予告編DVD

今日は映画雑誌「スクリーン」の発売日。毎月楽しみな21日の発売日。今日も忘れず購入。
と、思い出したのは、先月号の付録としてついていた新作映画予告編DVD。ようやく見たのだが、やっぱり映画の予告編ってワクワクしますねー。映画館でも本編がはじまる前の予告編、結構好きだ。次は何を見ようかなあ、あれもいいなあ、これもいいなあと思いつつ本編を待つのもまた一つの楽しみ。
映画の予告編というのはよくできているものが多い。客を呼び込むための宣伝なのだから当然力が入るわけですね。実際映画を見てみたらいまいちで、予告編の方がよくできてたってのもあったりして、苦笑してしまうころもあるが・・・
この付録DVDもついつい熱心に見てしまった。どれもおもしろそう。残念ながら、年末年始は忙しいので、多分1本しか映画館で見られないと思うが・・・
DVDが付録としてついてきたのははじめてだが、来年も是非つけてほしいなあ。

四ッ谷3丁目「FAIRFAX GRILL」

fairfax
夜、会議後に職場の人3人でカリフォルニア・キュイジーヌのお店「FAIRFAX GRILL」へ。地下鉄四ッ谷3丁目の駅から歩いて5分くらいのところ。先週、職場の(部分的な)忘年会があったのだが、いまいちだったので、口直しをしよう!という提案があり、急遽設定されたお食事会。

いただいたのは
・ソフトシェルクラブのディープフライ シノワスタイル カレーマヨネーズ&ジンジャー照り焼きソース(ソフトシェルクラブが美味。ソースはどちらでもあう。)
・シーザースサラダ(チーズの味が濃厚。胡椒をふって食べるのもよし)
・サーモンマリネ(ディルが効いている)
・有機野菜のトマトソーススパゲッティー(いろいろな野菜が入っている。野菜の味がいい)
・本日の肉料理 ラムロースト(柔らかい)
・RYUさんプリン(ココナッツシャーベットつき。しっかり濃厚プリン。ボリュームあり)
・ダージリンティー
ワインは
シャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨンを1杯ずつ。

飲み物、デザートを含め、一人4500円ほど。大変満足しました。

2005/12/19

「モンテ・クリスト伯」

本日の映画
モンテ・クリスト
movie-111 「モンテ・クリスト伯」 2002年英アイルランド
DIR:ケヴィン・レイノルズ
CAST:ジム・カヴィーゼル、ガイ・ピアース、ダグマーラ・ドミンスク、リチャード・ハリス
STORY:マルセイユの航海士エドモンは船長になることが決まり、美しい婚約者との結婚式を控えたある日、無実の罪で一度入ったら出る者がいない牢獄に入れられてしまう。獄中でファリア神父と出会い、幼なじみの伯爵の子息フェルナン、エドモンをうらむ航海士ダングラール、エドモンが持っていたナポレオンからの手紙が父親宛だったために窮地に立たされた行政官ヴィルフォールの陰謀で投獄されたことを知る。神父の死を利用して脱獄、巨額の富を得たエドモンはモンテ・クリスト伯として復讐をはじめるが・・・
☆☆ご存知、フランスの文豪アレクサンドル・デュマの小説の映画化。私はこの小説が大好きで、子どもの頃には「厳窟王」という題のダイジェスト版で、大きくなってからは「モンテ・クリスト伯」を何度も読み返している。
以前、ジェラール・デュバルデュー主演のテレビ映画を見た時は、原作に忠実でなかなかよかったものの、モンテ・クリスト伯がイメージがちょっと違うなあと思っていたので、かなり期待して見たのである。主演のJ・カヴィーゼルは目に力があって、復讐に燃える男モンテ・クリスト伯に結構ぴったり。投獄され、博識なファリア神父の教えのもとあらゆる知識を得たエドモンが脱獄するまでは大変よく、星4つを進呈したいと思ったのだが・・・
このあとがいけません。なんですか!この結末。時間不足なのではしょったのか?原作とまったく結末が違ってしまっているのだ。これじゃ原作のロマンが台無し。一気に評価は星2つへ。2時間ちょっとでこの長い小説(2段組で上中下巻だったような)を映像化しようというのが無理だったのかもしれないが、それにしてもひどい。がっかりである。
J・カヴィーゼルがなかなかよかっただけに(「パッション」など他の作品も見てみたい)残念。ファリア神父の役は「ハリー・ポッターと秘密の部屋」が遺作となったリチャード・ハリス。ここでもいい味を出している(長いひげなのでちょっとダンブルドア校長みたい)。亡くなったのが本当に残念だ。

2005/12/18

「理由」

本日の映画
理由 特別版
movie-110 「理由」 2004年日
DIR:大林宣彦
CAST:岸辺一徳、勝野洋、風雪ジュン、渡辺えり子、柄本明、古手川祐子、南田洋子
STORY:暴風雨の深夜。荒川の超高層マンションの一室で一家4人が殺される事件が発生。小糸信治一家が住んでいることになっていた部屋だったが、殺された4人はまったく別人たちであることが判明。いったい何者なのか・・・
☆☆☆宮部みゆきの直木賞受賞作の映画化。原作はライターが関係者にインタビューし、そこから事件の全容が次第に明らかになっていく、という構成なので、正直言って原作の忠実な映像化は難しいのではないかと思っていた。が、この映画、雰囲気を損なわずにうまく映像化したと思う。登場人物も非常に多いが、おそらく原作を読んでいなくてもストーリーはわかることだろう。
証言の積み重ねという手法なので、案外物語は淡々と進んでいくが、これが現代ならではのなんともやりきれない事件にぴったり。ただ、ドラマチックな展開や、ベタな感動を期待して見ると期待はずれに終わかも。
キャストは豪華で、次々出てくる演技者を見ているだけであきない。ほとんど、みんなノーメイクでのぞんだということで、それがまたリアル。特にミスキャストという人もなく、よくこれだけ集めたなあという感じ。
ただ・・・ラストの歌、あれはいただけません・・・

2005/12/17

わしたポーク

washita
生協でランチョンミート「わしたポーク」を発見、即購入。
一般的に売っているランチョンミートの「スパム」は缶が大きいし、意外と高い。ハーフサイズもあるにはあるけれどあまり売っていない。その点、「わしたポーク」はお値段もお手頃だし、サイズもお手頃。「スパム」みたいに、ホットとかチーズ入りとかもあるのだろうか?

musubi
早速、ハワイ名物?スパムむすびを作ってみた。「スパム」より塩分は控えめ、味もおさえめ。焼いて、胡椒をふって、おむすびの上にのっけて、海苔をまいてできあがり!久々食べたスパムむすび、なかなかイケました。

中島美嘉『BEST』

本日のCD
CD-3 『BEST』 中島美嘉
ボーナスでCDを買おう第2弾は中島美嘉のBEST盤。デビュー作以来である。
ジャズっぽい曲や、綾戸智恵とのコラボレーションによるAmazing Graceなど枠を広げようとしてるなあという感じだが、やっぱりバラードがいいですね。「WILL」、「雪の華」、「桜色舞うころ」が特にお気に入り。

B000BHESSMBEST
中島美嘉
ソニーミュージックエンタテインメント 2005-12-07

by G-Tools

2005/12/16

マドンナ『Confessions on a Dance Floor』

本日のCD
コンフェッションズ・オン・ア・ダンスフロア
CD-2 『Confessions on a Dance Floor』 Madonna
ボーナスが入ったので、2枚買ったCDのうちの1枚がこれ。ボーナスが入っての買い物がCD2枚とはかなりお寒いが、実際少ししかなかったので・・・(涙)
マドンナは「エビータ」以来だろうか。原点に帰ってのダンス・ミュージック。プロモを見て楽しそうだなと思い購入を決定。いやはや、マドンナっていくつかな?若いなあ。
やっぱりメッセージ性の強いものより、マドンナは、こういういい意味でシンプルな音楽の方が好きだ。

2005/12/14

「戦場のピアニスト」

本日の映画
戦場のピアニスト
movie-109 「戦場のピアニスト」 The Pianist 2002年仏独英ポーランド
DIR:ロマン・ポランスキー
CAST:エイドリアン・ブロディ、トーマス・クレッチマン、フランク・フィンレイ
STORY:ワルシャワのピアニスト、ウワディク・シュピルマン。1939年9月、ナチスドイツの侵攻とともに、ユダヤ人だったシュピルマン家はゲットーに強制移住させられる。やがてユダヤ人たちが収容所へと向かう列車に乗せられるが、ウワディクを逃がしてくれた男がいた。安全な場所を求めてウワディクだが・・・
☆☆☆☆☆ポーランドの戦火を奇跡的に生き延びた実在のピアニストのお話。淡々と物語は進んでいくが、非常に重い。実話というのがすごい。
何が人間の運命を決めるのか本当にわからない。ウワディクもピアニストでなかったら、そしてあの知り合いがいなかったら、あの時ああいう判断をしなかったら・・・どうなっていただろう。ウワディクを助けたドイツ人将校のその後も、悲しいことだが運命だったのだろう。人の力が及ばない何物かを感じずにはいられない。戦争の悲惨さが浮かび上がってくる作品。
ポランスキー監督の作品は決して得意ではないけれど(「ローズマリーの赤ちゃん」「テス」「チャイナタウン」などはいいと思うが)、この作品は今までで一番気に入った作品となった。自らもゲットーで過ごしたことがあるというポランスキー監督の集大成といってもいいかもしれない。

2005/12/13

「サイン」

本日の映画
サイン
movie-108 「サイン」 Signs 2002年米
DIR:M・ナイト・シャラマン
CAST:メル・ギブソン、ホアキン・フェニックス、ロリー・カルキン
STORY:最愛の妻を事故で失ったことで牧師をやめ農夫となったグラハム。ある朝目覚めてみると、トウモロコシ畑に巨大なミステリーサークルが出現していた。その後次々と奇妙な出来事が起こって・・・
☆☆私はどうもシャラマン監督の映画とは相性が悪いらしい。「シックス・センス」「アンブレイカブル」ともに一応おもしろくは見たが、ラストでなーんだ、と思ってしまい、採点は厳しかったのだ。

そして「サイン」。はじまりのニュートン・ハワードの音楽は、ちょっとヒッチコック映画を連想させ、今度こそは!と期待したのだが・・・前作以上にダメでしたね。ミステリーを期待していたらSFだった、というのもあるけれど、大仰な作りなわりに、案外ちゃっちい。どうせなら思いっきりB級映画として作れば意外といけたかもしれない。
衝撃の結末は徹底的に秘密にされていた、とのふれこみだったけど、え?どこが衝撃的?「宇宙戦争」の結末の方がまだよかったぞ。

シャラマン監督はヒッチコックのマネをして、必ず自作品に登場するけれど、ヒッチコックみたいに台詞なしでワンシーン登場の方が印象的でいいのでは?

要するに、シャラマン監督とは相性が悪いということだろう。といいつつも、「ヴィレッジ」に期待したりして(やっぱりがっかりしそうだけど)。

2005/12/12

スワロフスキー 伏せビーグル

fuseinu
我が家で毎年1つずつ買うことになっているスワロフスキー。今年は「伏せビーグル」を購入。(去年はこちら

我が家のコレクションも少しずつにぎやかになってきましたね。swarvski

2005/12/11

雪見だいふく おいしい苺

yukimi
私は雪見だいふくが大好き。あのもちもち感が好きなんである(もち系のものはなんでも好き!)。寒いときにアイスは食べないのだが、雪見だいふくだけは例外。こたつに似合うんですね。コマーシャルに影響されすぎという説も・・・
今回は「雪見だいふく おいしい苺」が売っていたのでこれを。期間限定発売かな?

2005/12/10

国分寺「メゾン・ド・タバサ」

escargo
結婚記念日ディナーで(平日は行けないので今日になった)、西洋家庭料理のお店「メゾン・ド・タバサ」へ。国分寺駅から徒歩約10分、日立研究所のはす向かいにあるお店。

あらかじめ予約しておいたお料理(席も料理も予約しておいた方がいいようだ)は、スペシャルディナー(ROUGE)。2名分で8200円。ハウスワインのハーフボトル(赤にしました)も込みである。

いただいたのは
・オードブル盛り合わせ(キッシュ、紫芋のマリネ、ブラックペッパーハム、魚の唐揚げ)
・コールドビーフのサラダ風
・エスカルゴのブルゴーニュ風
・ガーリックトースト
・ノルウェーサーモンのグリル香草ソース
・牛ヒレ肉のステーキロックフォールソース
・あさりのスパゲティ
二人でとりわけるスタイルだったので、私の方が少な目に食べてはいたのだが、さすがにフルコースだとおなかいっぱい。とてもデザートまではいかず、それぞれコーヒー(同居人)、アールグレイティー(私)と飲み物のみで終了。

どれもおいしく、お値段以上。このコースだけでなく、どれもリーズナブル。ワインは今回はついていたが、リストを見ると種類はそれほどはないけれど、これまた良心的なお値段。
気取らず、気軽に入れるお店というところがよい。

「アイリス」

本日の映画
アイリス
movie-107 「アイリス」 Iris 2001年英米
DIR:リチャード・エアー
CAST:ジュディ・ディンチ、ジム・ブロードベント、ケイト・ウィンスレット、ヒュー・ボネヴィル
STORY:イギリスの女流作家アイリス・マードック。講演に執筆にと多忙な日々を送るアイリスだが、ある日言葉につまったり繰り返したりすることに気づく。検査の結果アルツハイマーと診断されたアイリスを介護する夫のジョン。夫妻の出会いは、1950年代のオックスフォード大で、ジョンはアイリスに一目惚れだった。
☆☆☆☆驚いたのは、頭脳明晰なアイリスがアルツハイマーにかかってしまうこと。これ、実話なのである。言葉を商売としているアイリスが次第に言葉を失っていくのは痛々しい。特に若い頃(K・ウィンスレットが演じる)が自由奔放、才気煥発だっただけに(映画も過去と現在を行き来するので)よりいっそう痛々しく感じる。次第に言葉とさらに表情まで失っていくアイリスを演じたJ・ディンチが迫真の演技である。アカデミー助演男優賞を受賞したJ・ブロードベントも素晴らしいけれど、J・ディンチもアカデミー賞をあげたかったくらい。あ、英国のアカデミー賞はもらっていますね。
しかし、この映画、なんといってもアイリスとジョンの夫婦愛が素敵。はじめはジョンの片思いで、男性関係も派手だったアイリスにひっぱられっぱなしだったのだが、アイリスの晩年、時にはどなってしまったりもしながらも、ジョンはアイリスを献身的に介護、ここにきてすっかり立場が逆転するのである。優しい夫を持ったアイリスはとっても幸せな女性だ。

2005/12/08

エリザベス・ジョージ『エレナのために』

本日の本
book-50 『エレナのために』 エリザベス・ジョージ著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:ケンブリッジ大学教授の娘エレナがジョギング中惨殺された。美しい彼女には多くの男性との噂があり、アシャートン伯ことリンリー警部とハヴァーズ巡査部長のコンビは彼女の私生活を探っていく。さらに別の女子学生が殺害されて・・・リンリー&ハヴァーズシリーズ第5弾。
☆☆☆大学内で起こった殺人というのは、作家が一度は書いてみたくなるのだろうか。人間関係が濃く、限定されているので、ミステリーになりやすいのかもしれない。この作品でも、狭い中でのどろどろした人間関係が次第に暴かれていくのだが、なんだか息苦しいほどだ。また、なぜエレナが殺されなければならなかったのか、なぜ彼女はここまで追い込まれることになったのか、が明らかになる過程は実につらいものがある。
ハヴァーズは第3作の最後で父親を亡くした結果、痴呆の母親を介護しながら警官としての激務をこなさなければならないという状況になっていて、元気がない。正直言ってリンリーの悩める恋愛話よりもハヴァーズの話の方がよっぽど印象に残るし、気丈にがんばる彼女を応援したくなる。リンリー、うじうじしすぎ!

4150798524エレナのために
エリザベス ジョージ Elizabeth George 松本 みどり
早川書房 1995-09

by G-Tools

2005/12/07

「タイムマシン」

本日の映画
タイムマシン 特別版
movie-106 「タイムマシン」 The Time Machine 2002年米
DIR:サイモン・ウェルズ
CAST:ガイ・ピアース、ジェレミー・アイアンズ、オーランド・ジョーンズ、シエンナ・ギロリー、サマンサ・ムンバ、マーク・アディ、フィリダ・ロウ
STORY:1890年代ニューヨーク。大学教授のアレクサンダーは婚約者エマを強盗に殺されてしまい、あきらめきれずにタイムマシンを発明、過去へと戻る。しかし、エマが死ぬという運命はどうにも変えることができず、その理由を解明すべく、未来へと旅立ち、80万年後の世界へとたどりつく。
☆☆☆H・G・ウェルズの有名小説の映画化。なんと、ウェルズの曾孫の監督作品である。前にも映画化されたことがあり、1959年版も見たことがあるのだが、すっかり忘れてました。こんな話だったっけ?
タイムトラベルものというのは、よくよく考えるとつじつまがあわなかったりするのだが、このお話では過去の出来事は変えようがない・・・ということで未来へと向かうのである。で、未来に向かって過去を戻せないのはなぜかを解明し、また過去へ戻って婚約者を救うと思いきや・・・あれれ?すっかり過去の話は終わっていて未来だけで話が進行。ちょっと想像と違う展開。
80万年後の未来に、地上の人間に対し、地底人が出てくるのだがなんだかちゃっちい!予算不足かしらんと思ってしまったくらい。その親分がなんとジェレミー・アイアンズで、全身白塗りで登場。よくこの役受けたなーとある意味感心。
タイムマシンに乗って、過去や未来へと旅をする場面は、映像的に美しく大いに気に入った。

2005/12/06

「トゥルー・クライム」

本日の映画
トゥルー・クライム 特別版
movie-105 「トゥルー・クライム」 True Crime 1999年米
DIR:クリント・イーストウッド
CAST:クリント・イーストウッド、イサイア・ワシントン、ジェームズ・ウッズ、デニス・リアリー、ダイアン・ヴェノーラ、ディナ・イーストウッド、ルーシー・アレクシス・リュー、フランチェスカ・フィッシャー・イーストウッド
STORY:オークランドの記者エベレットは事故死した同僚にかわり、死刑執行前の死刑囚の最後の取材を行うことになるが、彼が無実であることを確信する。事件をあらためて洗い直すエベレットだが、残された時間はわずかだった。
☆☆☆タイムリミットまで12時間!冤罪事件をおう地元新聞の記者の活躍は、特にもう死刑執行前数十分というところで大いに盛り上がる。似たようなストーリーはいくつか見たことがあるけれど、サスペンスは十分。
が、主人公の性格がいただけないんですねー。極めつけの女ったらし。事件解決後、奥さんにもあいそをつかれても(まだ有名になる前の)リューシー・リューをくどいたりしてまったくこりない(笑)。この主人公と女性のからみがなかったら、もっとタイトでいい映画になったのに・・・
原作はアンドリュー・クラヴァン著「真夜中の死線」。未読だが、原作でも主人公はアル中で女ったらしのダメ男なんだろうか?

2005/12/05

「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」

本日の映画
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
movie-104 「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」 Harry And The Prisoner Of Azkaban 2004年米
DIR:アルフォンソ・キュアロン
CAST:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ゲイリー・オールドマン、マイケル・ガンボン、マギー・スミス、アラン・リックマン、ロビー・コルトレーン、デヴィッド・シューリス、エマ・トンプソン、フィオナ・ショウ、トム・フェルトン
STORY:ホグワーツ魔法学校の3年生になったハリーは、凶悪犯シリアス・ブラックが脱出不可能と言われた牢獄アズカバンが脱獄、自分を捜し回っているという噂を聞く。ブラックはハリーの両親の死に関係しているらしい。ホグワーツにはブラックから生徒を守るため、吸血鬼ディメンターたちがやってくる。
☆☆☆☆ハリー・ポッターシリーズ3作目だが、さらに主役3人は成長。とても10代前半には見えなくなっている・・・(特にハリーが)今後ますますつらくなるところだ。
ダンブルドア校長は本作からマイケル・ガンボンに交代したが(リチャード・ハリスが亡くなったため)全く違和感なし。というか、全然M・ガンボンだってわからなかった(笑)。

監督が交代したからだけではないとは思うが、雰囲気は1作目、2作目から比べると格段にダークになっていて、楽しい、と思える場面がなくなっていた。嵐の中でのグディッチの場面から暗い雰囲気が漂う。だんだん子供向け映画って感じではなくなってきましたね。

前作で石になってしまい後半活躍のなかったハーマイオニーが大活躍で、かわりといってはなんだが、今回はロンが途中で足を怪我してリタイア。ロンのファンにはちょっと不満かも。

タイムマシン的なストーリーはちょっと理解しづらかったが、まあハッピーエンドになったのでよしとしよう。

2005/12/04

yonda?クッション

yondacushion
新潮文庫yonda? clubの応募マーク50枚(50冊)で応募したyonda?クッションがようやく届いた。9月下旬に応募して約4ヶ月後のお届けとのことだったから、まあ早く届いた方か。いずれにせよ、これっていつも忘れた頃に届くなあ。
クッションは40センチ四方と、意外と大きめ。早速こたつの座椅子のところで使っています。腰が悪いのでクッションは必須なのだ。

新装開店のyonda? club、とりあえず20枚でもらえるマグカップ&フリップブックをもらうのが目標。

2005/12/03

しぞーかおでん

2月のイチゴ狩りの帰りに買ってきた静岡(しぞーか)おでんの缶詰を開けて食べてみた。
中身は、糸こんにゃく、黒はんぺん、さつまあげ、なると(なぜか串にささっている)、うずら卵(3個)、牛すじ。だしは魚系(かつお、さば、あじ、昆布とか)で、つゆは濃い感じ。中身は案外少ない。ずっとつかっているせいだろうか、おもしろい食感になっている。黒はんぺんが入っているところが静岡的なのだろうか。

缶の外見はこんな感じで

shizoka

中身はこんな感じ。

oden






今度は秋葉原で売っているというおでん缶、食べてみたいなあ。


2005/12/02

新宿:世界の山ちゃん

yamachan

「世界の山ちゃん」へ手羽先を食べに。数年前名古屋に行った際にこのお店に入って、手羽先のおいしさに感激、また是非行きたいと思っていたのだ。ようやく東京でも支店ができて、ずっと行こうと思っていてようやく実現。本日行ったのは靖国通店。予約してから気づいたのだが、おととい開店したばかり。どうりでお店がきれいなわけ。

今日いただいたのは
 ・幻の手羽先
 ・とり皮ぎょうざ
 ・どて煮
 ・みそ串かつ
 ・山ちゃんサラダ
同じ手羽先のお店「鳥良」に比べて手羽先はよりスパイシー。胡椒がよく利いていて、やみつきになる。あっという間に食べてしまった。みそ味、結構好きなのでここのメニューはどれも好み。
飲み物は生ビール&かち割りワイン。かち割りワインは中ジョッキにワインとロックアイスがいっぱい入っているというもの。どんどん、氷が溶けて薄くなり、ちょっとこれは失敗だったかもしれない。

2005/12/01

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

本日の映画
ハリー・ポッターと秘密の部屋
movie-103 「ハリー・ポッターと秘密の部屋」 Harry And The Chamber Of Secret 2002年米
DIR:クリス・コロンバス
CAST:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、リチャード・ハリス、マギー・スミス、アラン・リックマン、ロビー・コルトレーン、フィオナ・ショウ、ジョン・クリーズ、トム・フェルトン、ケネス・ブラナー、ジェイソン・アイザックス
STORY:ホグワーツ魔法学校での1年を終え、相変わらず意地の悪いダーズリー家で夏休みを過ごしていたハリーのもとに、ドビーという屋敷しもべ妖精が現れる。ドビーはハリーにホグワーツに戻らないよう警告するが、助けにきてくれたロンを共にホグワーツへ。仲間を再会したハリーだが、やがて校内で次々と不気味な事件が起きる。
☆☆☆☆ハリー・ポッター2作目。
1作目から1年しかたっていないというのに、主役の3人はだいぶ成長。子どもって成長が早い。

1作目より、ダークな感じに仕上がっていて、結構薄気味悪い場面がちらほら。あの、おっきな蜘蛛が大量に襲ってくる場面、ダメだ(自分が蜘蛛嫌いってのもあるけれど)。心なしか画面も全体に暗いような・・・ラストの感動は私的には2作目の方が上であった。

新キャラクターの中では、K・ブラナーがボケキャラで笑わせてくれるが、屋敷しもべ妖精が不気味だけれどおもしろい(なんとなく「ロード・オブ・ザ・リング」のゴラムを連想)。

ダンブルドア校長役のリチャード・ハリスはこの作品が遺作。眼光鋭いちょっと怖めの役が多かった人だが、この役はやさしく茶目っ気たっぷりなところが意外でおもしろかっただけに残念。

しかし、この映画、1作目を見ていないとわからないところが難点か(仕方ないけど)。

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