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2006/02/28

「アバウト・ア・ボーイ」

本日の映画
アバウト・ア・ボーイ
movie-20 「アバウト・ア・ボーイ」 About A Boy 2002年米

DIR:クリス&ポール・ワイツ
CAST:ヒュー・グラント、レイチェル・ワイズ、ニコラス・ホルト、トニ・コレット
STORY:ウィルは38歳独身。亡き父がクリスマス・ソングの一発ヒットを放ったおかげで、優雅な印税生活を送っていた。いまだかつて働いたこともない。ある時、ウィルは12歳の少年マーカスと出会い、アパートに入り浸るようになったマーカスのせいで、すっかり生活のリズムが狂ってしまう。

☆☆☆無責任なプレイボーイの独身男・・・といえば、H・グラントの得意な役。相変わらずのお気楽男で、いつもと同じ展開かと思ったのだが・・・少しひねりが入っていた。
ひょんなことからある少年と出会った主人公は、鬱病の母親への心配や、ちょっと変わっているがために学校でうけるいじめを知って、ほっておけなくなり、なにくれと面倒を見るんである。ダメダメ男でも根は結構いい奴、というのが新しい展開。他人と深くかかわることを恐れ、一人で気楽に生きてきた男が、めんどうだしいやな思いをすることがあるかもしれないけれど、他人と関わって生きていくのもいいものだ、と成長していく過程が、なんだかかわいらしい。時にイヤミすら感じることもあったH・グラントだが、この役は結構好きだ。

いやしかし、親の印税で悠々自適なんて、うらやましい!豪華な部屋に住み、好きなことをやって・・・そして、30分を1ユニットとして、テレビ番組1ユニット、お風呂1ユニット、ビリヤード3ユニットとか決めて一日を過ごすウィル。多分これで生活にリズムをつけてるのだろうけど、なんだかユーモラス。
そんな恵まれた生活でも実は満たされていない、というお話なのだけど、それでもちょっぴりうらやましい(笑)。

ロンドンの話だし、出演者もイギリス系の人が多いから、てっきりイギリス映画だと思ってたら、アメリカ映画でした。

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