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2006/03/10

アカデミー授賞式を見て

実家で録画してもらっていたアカデミー賞授賞式を見た。
毎年見るのが楽しみの授賞式。ワクワクする。

長編アニメ映画賞は「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」。宮崎監督の「ハウルの動く城」残念だったけど、ウォレスとグルミットも大好きだからうれしい。

助演男優賞は、ジョージ・クルーニー。私的には意外だったが、この人も下積みが長かったからよかった、よかった。監督賞はさすが無理だったけれど、監督としても意外と才能あるのかもしれない。

助演女優賞は、レイチェル・ワイズ。私はこの人のファンなので大変うれしい。「ハムナプトラ」シリーズ大好き。いろんなジャンルの映画に出ているけれど、いつも知的な雰囲気が漂っているところが素敵。

長編ドキュメンタリー賞は「皇帝ペンギン」。受賞者たちがペンギンのぬいぐるみを持って登場!長編ドキュメンタリーというと、社会的な映画が多かったりするけれど、こんなのもいいんじゃないだろうか。

名誉賞はロバート・アルトマン。プレゼンターのメリル・ストリープとドリー・バートンのかけあいが傑作。アルトマンの群像劇、ちょっとひねくれてるけど、おもしろい。

主演男優賞は、フィリップ・シーモア・ホフマン。カポーティそっくり演技での受賞。この人、いつも変な役ばかり演じているが、根はとってもいい人そう。スピーチもとっても恥ずかしそうだった。カポーティの「冷血」、今度読んでみようかな。

主演女優賞は、リース・ウェザースプーン。この人、よくしゃべることしゃべること。演じてるキャラと同じみたいだ。濱田マリにそっくり!という声もあったが、確かにねぇ。オスカー女優となった今後も楽しいラブコメにもどんどん出て欲しい。

監督賞は、アン・リー。どんな作品でも撮る人だが、アジア系監督として初の受賞。アジアっぽい題材の作品もまた撮ってくれないだろうか。

作品賞は、「クラッシュ」。やはりこれが一番の番狂わせだったのだろう。見ていないので何とも言えないが、脚本がいいんじゃないかと思う。これ、是非見たい。

プレゼンター、パフォーマーもたくさん登場したが、ドリー・バートン懐かしい。少しやせたかな?ローレン・バコールも登場。だいぶ年をとったなあという感じだったが、80超えてたんですね。

去年亡くなったスターたちもたくさんフラッシュで登場。テレサ・ライト、モイラ・シアラー、ノリユキ・パット・モリタ、エディ・アルバート、ロバート・ワイズ監督、シェリー・ウィンタース、リチャード・プライヤー、クリス・ペンetc.ご冥福をお祈りします。

全体的に地味めな授賞式ではあったけど(演出も割りにシンプル)、楽しく見た。
来年もまた楽しみ!

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