マイケル・ボンド『パンプルムース家の犬』
本日の本
book-10 『パンプルムース家の犬』 マイケル・ボンド著 創元推理文庫
STORY:元刑事でグルメガイド覆面調査員のパンプルムース氏は元警察犬のポムフリットを連れてのんびり休暇。極上のスフレを楽しみにやってきたホテルレストランだったが、デザートシェフの失踪で、スフレを食べることができずがっかりするパンプルムース氏。ところが、それが国家を揺るがす事件に発展するとは・・・
☆☆☆パンプルムース氏シリーズ第3弾。
久々に読んだこのシリーズ。この力の抜け具合がいいのだ。
ミステリー的には、勘に頼る捜査、偶然の解決など、まあなんてことはないのだけど、ちょいとひねりの効いたユーモアにクスクス笑い。それに、次から次へと出てくるフランス料理がおいしそうで・・・おなかがすいている時に読むと毒。
今回は食べ過ぎ(!?)で活躍の場が少なかった、パ氏の愛犬ポムフリットが次作でもっと活躍することを期待。
次回更新は、3月20日または21日になる予定です。
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