「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」
本日の映画
movie-26 「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」 The Life Of David Gale 2003年米
DIR:アラン・パーカー
CAST:ケヴィン・スペイシー、ケイト・ウィンスレット、ローラ・リニー、マット・クレイヴン
STORY:元大学教授のデビッド・ゲイルは熱心な死刑制度反対運動活動家。彼は同じ活動団体の女性を殺害した罪で、3日後に死刑される運命にあった。人気雑誌の女性記者ビッツィーを指名し、独占インタビューを許可したデビッド。ビッツィーは彼の話を聞くうち冤罪を確信するが刻一刻と死刑執行の時間が近づいていた。
☆☆☆☆うーん、なかなかやるなというのが見終わっての感想。
見始めたところでは、H・フォードの某映画が頭に浮かんだのだが、違いました。
ストーリーは二転三転、ビッツィーとともに見ているこちらも踊らされることになる。もちろん、出演者がK・スペイシーだし、絶対何かあるとは思っていたのだが・・・結論が出たところで、ラスト1分で驚きの結末が・・・映画は最後の最後まで気が抜けない。まあ、やっぱりK・スペイシーだけのことはありますね。配役がポイント。L・リニーもすごい。うまくだまされました。
サスペンス映画ではあるけれど、死刑制度という重いテーマも扱っており、実際死刑制度の是非については深く考えさせられる。ここまで過激な死刑反対活動家というのは、すべての人の賛同が得られるかどうかは疑問だけれど、問題提起としてはよいのかも。A・パーカー監督は娯楽作もあるが、社会派映画も多く撮っており、この映画は娯楽的要素と社会的要素がうまくミックスされた映画だと思う。
K・スペイシーもL・リニーもうまいが、K・ウィンスレットも熱演。鼻っぱしが強くて賢いこういう役は適役。
というわけで、役者さんたちの演技も堪能した映画だった。
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