« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »

2006年4月

2006/04/30

冷凍みかん

0604301

今話題の冷凍みかん。
スーパーで売っていたので買ってみた。4個入りじゃなくて2個入りでしたけどね。

考えてみると、冷凍みかんなんて、こどもの頃食べたっきりだったような。むかーし、むかーし、駅でおばあちゃんに買ってもらって食べたっけ。4個入りだろうか。5個入りだったような気もするが・・・柑橘類は乗り物の中で食べると酔うと言われて、たくさんは食べられなかったなあ。乗り物酔いがひどかったので。

久々に食べてみて、昔の方がもっと味があった気もするが、今日は暑かったこともあっておいしくいただきました。

0604302


2006/04/29

「ブレイブ」

本日の映画
ブレイブ
movie-37 「ブレイブ」 The Brave 1997年米

DIR:ジョニー・デップ
CAST:ジョニー・デップ、マーロン・ブランド、エルピディア・カリーロ、フレデリック・フォレスト
STORY:ネイティブ・アメリカンのラファイル。職もなく、妻子と貧しい暮らしを余儀なくされていた彼は、多額の報酬とひきかえにスナッフ・ムービー(実際に人を殺す映像)への出演を決意。彼が死ぬまで残された日はわずかだった・・・

☆☆☆ジョニー・デップが監督、脚本、主演の3役をこなした映画。

J・デップは、ネイティブ・アメリカンの血が流れているので、彼らが社会から冷遇され、厳しい生活を強いられているという現実を是非とも自分の手で映画化したいと思ったのだろう。

廃品置き場の中にコロニーを築き、職もなく、酒浸りで、盗みや暴力を繰り返し、刑務所に入ったり出たりを繰り返す、何の希望もない生活。その閉塞感はこちらにもじわりと伝わってくる。意欲的な作品ではある。
風景もいい。荒涼とした大地、ごつごつとした岩山に落ちる夕日。実に絵的である。

が、いかんせん、演出が伴わない。なんというか、抑揚がないのである。死までの日を淡々と描いた、といえなくもないが、単調だ。演技はいいので(M・ブロンドの方が貫禄があるけど)、監督は別の人に任せた方がよかったと思う。そこが残念だ。

しかし、家族にいい暮らしをさせるために、自ら死を、それも拷問されて殺されることを選択するというのは、いくら何の望みがないとはいえ、ブレイブ=勇気と言えるのか?殺される部屋へ入っていくラファイルの姿で終わるラストでは、やりきれない気持ちになる。後味がよいとは決して言えない映画であった。

2006/04/28

さくらももこ『ももこの21世紀日記 N'02』

本日の本
ももこの21世紀日記〈N’02〉
book-19 『ももこの21世紀日記 N'02』 さくらももこ著 幻冬社文庫

現在単行本では5冊目が出ているが、文庫では2冊目の日記。
あいかわらず、ゆるゆる系、脱力系日記である。そこがいいのですが。
今、仕事がめちゃくちゃ忙しいのだが、この日記を読んでほんわかした気分になれた気がする。
片側のページは絵だし、147頁と薄いのであっという間に読めてしまうけど、まるこの世界が好きな人なら、忙しい時、気分が落ちこんでいる時にはおすすめだ。

2006/04/27

「エレクトラ」

本日の映画
エレクトラ
movie-36 「エレクトラ」 Elektara 2005年米

DIR:ロブ・ボウマン
CAST:ジェニファー・ガーナー、ゴラン・ヴィシュニック、ウィル・ユン・リー、ケイリー・ヒロユキ・タガワ、テレンス・スタンプ、ボブ・サップ
STORY:かつて悪と戦って死んだエレクトラは、武術の達人スティックにより復活し、暗殺者として生まれ変わった。彼女は、マークとその娘アビーの暗殺を命じられるが、それとは知らずアビーと友達になってしまい・・・やがて、別の暗殺者が送り込まれ、エレクトラは2人を助けようとする。

☆☆☆「エレクトラ」といってもギリシャ映画ではない。ベン・アフレック主演映画「デアデビル」に登場したヒロイン、エレクトラを主人公にすえたスピン・オフ映画のほう。

ワタクシは、ベン・アフレックがあまり好きではないので(J・ガーナーもなんでベンと結婚したんだろ?)、「デアデビル」はいまひとつ楽しめなかったのだが、エレクトラを演じるJ・ガーナーは印象に残った。なので、ガーナーが主演するテレビシリーズ「エイリアス」を見ようと思いながら、見るヒマがないまま現在に至っている。

「デアデビル」で死んだはずのエレクトラがなぜ生き返ったのか?というあたりはあまり詳しく説明されないのだが、どうやらテレンス・スタンプ演じるスティックという盲目の武術家によって生き返らされた、ようなのだ。で、結局スティックが何者なのか、最後まで完璧に把握できなかったわけだけど(ワタクシの理解力が足りないのか?)、さすが、T・スタンプは貫禄だ。若い頃から暗い感じだったが、年をとってそれが渋さになってる感じ。

J・ガーナーは、武器(剣のような)を振り回す動作はかっこいいが、わりあい的に簡単にやられてしまったりして、強いんだかどうだかよくわからない。エラがちょいと張った顔だちなので、強そうに見えるけれど。これからも、アクション女優としてやっていくのだろうか。やはり「エイリアス」を見てみなければなるまい。

とまあいくつかの?があるし、ストーリーは平板だけれど(狙われる女の子アビーとの友情はなかなかいい)、案外楽しめた。ワタクシとしては「デアデビル」より楽しめた映画だった。

B・サップが登場したと思ったら、すぐにやられてしまうのはご愛敬。

2006/04/26

渡辺葉『やっぱり、ニューヨーク暮らし』

本日の本
やっぱり、ニューヨーク暮らし。
book-18 『やっぱり、ニューヨーク暮らし』 渡辺葉著 集英社文庫

渡辺葉さん、この人は作家椎名誠の娘さん。という肩書きをつけるのはあまり喜ばれそうにないけれど、そういう関係で読んでみようと思った本である。

舞台女優として暮らすニューヨークでの生活を綴ったエッセイで、ニューヨークがホントに好きなんだなあということがよくわかる。好奇心旺盛であらゆることに興味を持ち、不便も楽しんでしまうという暮らしぶりは是非とも見習いたいもの。とにかく毎日が楽しそうなのだ。

ニューヨークはまだ行ったことがない。9.11以後行くのはしばらく見合わせようと思っていたのだが、やはり行ってみたいな、と思った。


「GODZILLA ゴジラ」

本日の映画
GODZILLA
movie-35 「GODZILLA ゴジラ」 Godzilla 1998年米

DIR:ローランド・エメリッヒ
CAST:マシュー・ブロデリック、ジャン・レノ、ハンク・アザリア、マリア・ピティロ、ケヴィン・ダン、マイケル・ラーナー、ダグ・サヴァント
STORY:タヒチ沖で海難事故が続発、丘陵地帯では巨大な足跡が発見される。調査にあたった生物学者ニックは新種の巨大生物と推測する。やがて、ニューヨークに巨大生物が現れ、街を破壊し地下へと消えてしまう。ニックはマンハッタンに巨大な巣を作るのではないかと考えるが・・・

☆☆ワタクシは、日本のゴジラの映画を1本も見たことがない。のみならず、ゴジラがどんな生き物?怪獣?なのか、姿かたちもよく知らない。本家でも核実験で生まれた生物だったのだろうか?
なので、公開当時、こんなのゴジラじゃないと言われていたのを聞いてもふーんと思っただけだった。
ついにアメリカ版「ゴジラ」を見る機会が訪れた。先日、M・ブロデリック主演の「グローリー」を見た際、そういえば「ゴジラ」見てなかったなと借りた次第。
見た感想は、一言ふーんである(笑)。
こういう映画、感想を書くのが一番困るのだ。ストーリー展開は先の先まで読めるし(続編がいかにもできそうな終わり方まで!いや、これじゃあ続編は作らないだろうけど)、やたら壊すし、画面暗いし・・・
と、文句ばかりだが、M・ブロデリックとJ・レノが出ていたのでよしとしよう。2人のかけあい(プラスH・アザリアが登場すると)はコミカルでおもしろい。ニックの元カノのM・ピティロが出てくると寝そうになったが(笑)。さすが、ラジー賞をとっただけのことはある。
R・エメリッヒ監督お得意のパニック映画としてはちょっと弱いので、恐竜好き(ゴジラはまるで恐竜だった)の方なら楽しめるかも?ニューヨーク版「ジュラシック・パーク」といえなくもないので・・・ただし、ワタクシは「ジュラシック・パーク」は好きだが、これはうーむであった。

2006/04/24

『立川&国立パーフェクトガイド2006』

「CAZ特別編集丸ごと一冊!立川&国立パーフェクトガイド2006」を購入。

昔はhanakoくらいしか、こういうエリア別ガイドはなかったような気がするが、最近は、CAZとか散歩の達人とか、いろいろ増えた。

毎年、hanakoの吉祥寺特集はかかさず買うのだが、立川のは1冊も持っていなかったので買うことに。このごろは(めったに行くチャンスはないけど)、映画といえば立川に行くことにしているので立川で食事できるところの情報も欲しいなと。立川cinema cityはたくさんの劇場をかかえるシネコンで、たいていのものが見られるということと、なんといっても会員登録をすれば、ネットで席の予約ができるというのがいい。最近はすっかり軟弱になり、映画館で並ぶのがつらくなってしまった・・・

飲食店も次々できてはなくなるので、ガイドブックを見ていってもなかったりするのが悲しい。なので、毎年買うことになるのである。

立川&国立パーフェクトガイド 2006―丸ごと一冊!立川&国立パーフェクトガイド 2006―丸ごと一冊!


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2006/04/23

リラックマトートバッグ

060423
ローソンのリラックマトートバッグをゲット!やったね。

ローソンのパンについてるシールを10個集めればもれなくもらえるという企画である。
自分でもわざわざ遠くのローソンまで行ったりと努力はしたが、同居人や職場の方の協力も得て、思ったより早く集めることができた。
職場で、ちょっと外に出る時に使うことにしたい。

それにしても、最近はコンビニがいろいろな企画をするので大変だ。いちいちつられて買う自分もどうかと思うけど・・・

2006/04/22

新宿末広亭 四月下席(昼の部)

060422

本日は寄席見物。新宿末広亭である。

昼の部は11時40分開場だが、少しは早く行って並んだ方がいいと思い、11時前には新宿到着。伊勢丹の地下でお寿司を買い、11時20分頃行ってみるとすでに列が。実家の人々もすでに到着しており、一緒に並ぶ。

寄席は久々で、前回行ったのはもう9年前くらい?鈴本演芸場だった。末広亭ははじめてだ。
中はそれほど広くはないが、かえってこのくらいの大きさはちょうどいいかも。桟敷席もあるが、ワタクシはあまり腰がよくないので椅子席で。

すーっと前座さんからはじまり、入れ替わり立ち替わり。寄席って、落語だけじゃなくて、漫談、奇術、物まね、漫才、紙切り、太神楽曲芸などいろいろあってたのしめる。お酒以外の飲食可(となりのとなりの人は缶チューハイ飲んでたけど)というのも気取らなくていい。

今回知った顔は、物まねの江戸家子猫と、とりの橘家円蔵。さすが、おもしろい。子猫はどんどんお父さんに似てきた。
案外好きなのは、紙切り。今日は寅さんと、かぐや姫というお題が出ていたが、うまいですね。自分もやってみたい。
そして、はじめて見た柳家さん生が、ワタクシの今日の一番のお気に入り。元気のいい芸風が気に入った。

結局、昼の部が終わり、夜の部3人目が終わったところで退席、夜は世界の山ちゃんで鳥手羽、どて煮、味噌串カツ、天むすなどを食べて気分よく帰りました。

やっぱり、落語は生がいいですね。また行こう。

2006/04/21

マイケル・ボンド『パンプルムース氏対ハッカー』

本日の本
パンプルムース氏対ハッカー
book-17 『パンプルムース氏対ハッカー』 マイケル・ボンド著 創元推理文庫

STORY:元刑事でグルメガイド覆面調査員のパンプルムース氏。編集長急死の報で急遽出社すると、当の編集長はピンピンしていた。しかし、コンピュータデータの改竄は行われるし、編集長の命は狙われるしで、パ氏は謎のハッカーをとらえるべく大奮闘。

☆☆☆パンプルムース氏シリーズ第6弾。
今までは、フランス各地に飛んで事件を解決していたパンプルムース氏だが、今回は舞台がパリ。カフェ・ドゥ・マゴや、ペール・ラシューズ墓地などおなじみの場所も出てきて楽しい。
謎自体は例によってまあ、そうたいしたものではないのだが、いつもにましてユーモア度アップ。行方不明になったル・ギード社経理係のマダム・グラントの鳥にまつわる取り替えのギャグ、なぜかマダム・グランドのアパートに居続けるはめに陥るパ氏のギャグなど、ゲラゲラ笑ってしまう。
もちろん、おいしいフランス料理も出てきて、今までのシリーズ中、一番好きな作品かも。

2006/04/20

「リトル・ダンサー」

本日の映画
リトル・ダンサー コレクターズ・エディション
movie-34 「リトル・ダンサー」 Billy Elliot 2000年英

DIR:スティーヴン・ダルドリー
CAST:ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス、ジェイミー・ドレイヴン
STORY:イギリス北部の炭坑の町。少年ビリーの通うボクシング教室にある日バレエ教室が移ってくる。ふと、レッスンに飛び入り参加したビリーは自然と踊り出す。ウィルキンソン先生もビリーに才能を見いだし、ビリーは密かにバレエ教室に通うようになる。

☆☆☆☆夢のある映画だ。

ビリーは、貧しい家の生まれ。父も兄も炭坑で働き、ストが続く町は穏やかならぬ空気が漂う。
父にやらされていたボクシングに今ひとつ打ち込めないビリーは、ふとしたきっかけでバレーをはじめ、たちまちのめり込んでしまう。父も兄も男がバレエなんて、とはじめは猛反対。けれど、ビリーのバレエの思いを知って全面的に応援する。素晴らしい家族だ。

お金が必要だと、苦渋の決断の末、父親はスト破りまで・・・それを知っておいかけてきた兄に夢をかなえさせてやりたいと泣きながら言う場面でこちらも涙。そして、ロンドンに向かうバスを見送る兄が「寂しいよ」とつぶやく場面でまた涙。
ラスト、ビリーが大人になった姿は・・・なんと、アダム・クーパー!J・ベル君とは全然違うが、父や兄や友人が見ている前で晴れ姿を披露するビリー=クーパーの踊る姿の(一瞬しかうつらないが)なんと美しいこと。いいラストだ。

ビリーと父との関係、兄との関係、祖母との関係、オカマの友人との関係、そしてバレー教師(今や、ハリー・ポッターの親友ロンのお母さん役として有名なJ・ウォルターズ。この人の映画デビュー作「リタと大学教授」(未公開)を見たいと思ったのだが、TSUTAYA DISCUSにはないようだ。残念。)との関係。どれもが暖かい。

ダルドリー監督は「めぐりあう時間たち」もよかったし、相性はいい監督のようだ。

2006/04/19

「トゥームレイダー2」

本日の映画
トゥームレイダー 2 プレミアム・エディション
movie-33 「トゥームレイダー2」 Lala Croft Tomb Raider:The CRadle Of Life 2003年米

DIR:ヤン・デ・ボン
CAST:アンジェリーナ・ジョリー、ジェラルド・バトラー、クリス・バリー、ノア・テイラー、ジャイモン・フンスー
STORY:ギリシャの地震の影響で、海底に埋没していた月の神殿が姿を現した。トレジャー・ハンターのララ・クロフトは神殿で、黄金の玉を発見するが、突然現れた一味に奪われてしまう。やがて彼らの陰謀を知ったララは英国情報部の依頼で取り戻そうとするが・・・

☆☆☆「トゥームレイダー」1作目は映画館に見に行った。インディ・ジョーンズシリーズや「ハムナプトラ」のような冒険活劇だ大好きなので、これもきっとおもしろいに違いないと思ったから。
が、うーん、まあこんなものか、という程度で、まあおもしろいけどそれだけ、だったのだった。ただ、A・ジョリーのアクションはかっこいいと思った。

そして、2作目。見に行った友人が劇場で見なくてもいいかもーと言っていたので、テレビでやったのをようやく見た次第。
で、感想は1作目とまったく同じ(笑)。それなりに楽しめるけど、それだけ。何も考えずに見るにはよい。

このシリーズがインディ・ジョーンズ、ハムナプトラシリーズに及ばない出来なのは、セットが少し安い感じがするというのもあるけれど、まわりの俳優が小粒で、これという個性の強い人が出ていないせいもあるような。今回の相棒役J・バトラーも期待したほどではなく、ただただ、目の力がすごい!と思っただけだった。

A・ジョリーはアクションはとてもよく似合う。アクションが似合うというと、最近ではミラ・ジョヴォヴィッチとか、ケイト・ベッキンセールが思い浮かぶが、アンジーが一番強そう。しかし「Mr.&Ms.スミス」もアクションバリバリだったし、ちょっとイメージが固定化しつつあるのが気になる。

2006/04/18

「グローリー」

本日の映画
グローリー デラックス・ コレクターズ・エディション
movie-32 「グローリー」 Glory 1989年米

DIR:エドワード・ズウィック
CAST:マシュー・ブロデリック、デンゼル・ワシントン、モーガン・フリーマン、ケイリー・エルウィズ、ジミー・ケネディ、アンドレ・ブレウアー、ボブ・ガントン、クリフ・デ・ヤング
STORY:南北戦争時。北軍の若きショー大佐は史上初の黒人部隊を結成、厳しい訓練の中、次第に一人前の兵士へと育っていく。なかなか実戦に出られず志気が低下する部隊だったが、ついにその時が訪れる。

☆☆☆☆この映画が話題になった当時、なんとなく見逃してしまっていた。M・ブロデリックの大ファンであったにもかかわらずだ。「ウォー・ゲーム」「レディホーク」「ブルースが聞こえる」「ファミリー・ビジネス」・・・中でも大好きだったのは「フェリスはある朝突然に」。とても楽しい映画だった。

話はそれたけれど、M・ブロデリックの出演映画でも、戦争ものはあの頃特に苦手意識があってついつい見そびれてしまっていた。
いやしかし、もっと早く見ればよかった、と思う。

戦争もの、歴史ものではあるが(こういう部隊があったことは、この映画が公開された当時はじめて知りました)、食事や服を目当てに、あるいは行き場がないからという理由で入隊してきたものたちが、次第に自我に目覚め、誇りを持つまでが描かれたドラマでもある。

M・ブロデリックはご存知の童顔なので、これで大佐?指揮官?と少々不安になってしまうが、なかなかどうして、お坊ちゃんの若い将校が次第に兵士たちの信頼を勝ち得ていく様子が頼もしい。いくら申請しても届かない靴や軍服を物資担当の下士官を脅して?届けさせたり、将軍もやはり脅して!実戦に加われるよう画策したり、骨のあるところをみせる(口ひげが似合ってるかどうかは微妙だけど)。

この映画で、アカデミー助演男優賞をとったデンゼル・ワシントン。この部隊の象徴ともいうべき兵士を好演しているが、もっと印象的だったのはM・フリーマン。皆のまとめ役のような曹長を演じて存在感がある。この年は「ドライビング・ミス・デイジー」もあり、一気に注目された年だったようだ。

最後に、部隊は無謀な突撃をしていくのだが、この戦いは自分たちにとってのグローリー・・栄光なのだと兵士達は言うのだが、虚しさ、哀しさが残る。素直に感動、というわけにはいかないラストであった。

『図説 世界のくだもの366日事典』

本日の本
図説 世界のくだもの366日事典
book-16 『図説 世界のくだもの366日事典』 天野秀二著 講談社+α文庫

某大型古書店でふと見つけて衝動買いしてしまった本。
著者は新宿高野社長室長(1995年当時)だった方で、フルーツ切手(この本でもたくさん紹介されている)やフルーツネクタイなどの収集もされているらしい。徹底的にフルーツと関わっている方。
私はフルーツ好きで(生のだけでなくお菓子などの加工品も好き)、結構いろいろと挑戦はしているが(ただし、ドリアンに挑戦してみる気はまだおきていない)、まだまだ知らないものも多い。
こういう、1日1ページで紹介する本は気軽に読めていいですね。気が向くと、パラパラと見ています。

2006/04/16

『ターシャのスケッチブック』

本日の本
ターシャのスケッチブック
book-15 『ターシャのスケッチブック』 ターシャ・テューダー著 メディア・ファクトリー

アメリカ・バーモントの自然の中に暮らす絵本作家ターシャのスケッチ集。『コーギービル』シリーズなどの絵本のもとになったターシャのスケッチを見ることができる貴重なスケッチ集だ(1月に購入したのだが、ようやく見ることができた・・・)。

ターシャというとコーギーというイメージがあって、動物のスケッチが印象的なのだが、お花のスケッチもいい。思い起こしてみると、クリスマスカードなどには細かい花があしらわれていたっけ。

どのスケッチも暖かみが感じられるのがいいですね。

2006/04/15

マコン・ヴィラージュ・ブラン

060415

普段自分では買わないような、若干値のはる(といっても5ケタとかじゃないです)ワインをいただいた。

マコン・ヴィラージュ・ブラン2003年物。ブルゴーニュ地方の村である。ブルゴーニュのヴィラージュというと、ボジョレーが浮かんでくるが、それだけではないのだ。

すっきりした味わいの白なので、お料理は、タコのマリネ、鶏肉の白ワイン煮etc.に致しました(詳しいメニューはこちら)。

普段からこれくらいのワインが飲めたらいいのだけど。→ムリ!

四ッ谷:浅草屋

0604141
四ッ谷しんみち通りをさらに進んだ右にある、シャモのお店「浅草屋」。
ランチの軍鶏丼(750円)を食べに行った。前々から行こう、行こうと先輩から言われていたのだが、なかなかチャンスがなかったのだ。

軍鶏丼、つまりは軍鶏を使った親子丼で、みそ汁、漬け物つき。

卵はかなりオレンジ色に近い色でとろとろ。なんでも、イーデス卵なるビタミンEとDがたくさん含まれているという卵を使っているらしい(卵は軍鶏じゃありません)。
肉は、弾力があって大変おいしい。埼玉県産のタマシャモとのこと。炭火で焼いてあるようだ。

しいて言えば、少し味が濃いめかなと思わないでもないが、丼ものが苦手な私も(ご飯の量が多くて食べきれないからという理由。上にのってるのが嫌い、というわけではない)完食。

シャモステーキとか、シャモ鍋なども食べてみたいものだ。

東京都新宿区三栄町1-2 CSビル1F
浅草屋

2006/04/13

阿川佐和子『いい歳旅立ち』

本日の本
いい歳旅立ち
book-14 『いい歳旅立ち』 阿川佐和子著 講談社文庫

文庫が出ると、即買いの阿川佐和子新刊である。いろいろなところに掲載された短いエッセイをまとめたものだが、いつものとおり家族ネタ、テレビネタ、アメリカ留学ネタがおもしろい。特におもしろいのは、お父さんの阿川弘之氏ネタで、その頑固ぶりがおかしい。作家(エッセイスト)の家族ってのは大変ですね。ネタにされるから。でも、なんだかんだ言ってこの親子、仲がよさそうでほほえましい。
表紙はまたもや(文春文庫じゃないけど)、和田誠。雰囲気が良く出ていて、これもまた楽しみの一つだ。


2006/04/12

「ロング・エンゲージメント」

本日の映画
ロング・エンゲージメント
movie-31 「ロング・エンゲージメント」 Un Long Dimanche De Fiancailles 2004年仏

DIR:ジャン=ピエール・ジュネ
CAST:オドレイ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、ジャン=ピエール・ベッケル、ドミニク・ベテンフェルド、ドミニク・ピノン、ジョディ・フォスター、チェキー・カリョー
STORY:第一次世界大戦下、フランスブルターニュ地方に住むマチルド。戦争に行った恋人マネクを待つ彼女の元に、彼の戦死の悲報が。彼を含む5人が軍法会議で死刑を宣告され、ドイツ軍との中間地帯に置き去りにされたという。マチルドは、マネクがまだどこかで生きていると確信、調査をはじめる。

☆☆☆☆オドレイ・トトゥを見よう第2弾。
またもや、トトゥは一途な女性の役。恋人が生きていることを確信し、幼い頃の病気がもとで不自由となった足で、どこまでも探し続けるのだ。こういう役似合いますね。

数々の謎をときながら、細い糸をたどるように、恋人の消息を探ろうとひたむきに行動するヒロイン。その過程はミステリー的要素もあり、特に終盤は目がはなせない展開だ。

ブルターニュの風景がのどかで素晴らしいのと対比で、戦場は悲惨。田舎の風景と、戦場の風景は、セピア色と青銅色、というふうにくっきりと対比されている。この戦場で悲惨な目にあった兵士たちとともに、その妻、恋人たちの悲劇も描かれていて、戦争の悲惨さもテーマの一つなのだと思った。

この映画、原作は、なんとセバスチャン・ジャプリゾ。言われてみると、このミステリー的展開はなるほどと思うが・・・

ジュネ監督作品の常連、ピノンや、強面チェキー・カリョーなどが出ていたし、G・ウリエルがやさしげでいいが(前作「アメリ」のマチュー・カソビッツに通ずるところもあるような)、(聞いてはいたが)J・フォスターが出ていたのが驚き。ジュネ監督とどういうご縁なんでしょう?出番は少ないが印象的だ。

ジュネ監督とトトゥのコンビ作では「アメリ」よりこちらが私としては気に入った。ジュネ監督というと、「エイリアン4」がどうもダメで、若干敬遠していたのだが、他の見ていない作品も見てみよう。

この映画、「歩くとき傷むかい?」この台詞がポイント・・・なかなかいいラストだった。

2006/04/11

「アメリ」

本日の映画
movie-30 「アメリ」 Le Fabuleux Destin D'amelie Poulain 2001年仏
アメリ
DIR:ジャン=ピエール・ジュネ
CAST:オドレイ・トトゥ、マチュー・カソビッツ、ヨランド・モロー
STORY:幼い頃から空想好きだったアメリ。モンマルトルのカフェで働く22歳のアメリは、ある出来事をきっかけとして、密かに他人を幸せにすることに喜びを見いだす。やがて、彼女は奇妙な青年ニノに一目惚れし・・・

☆☆☆この映画、実はずっと見るのを避けてきた。というのも、主人公アメリが思いこみの激しい女の子だと何かで読んで、苦手だ、そういうの、と思ったから。しかし、「ロング・エンゲージメント」は見てみたいと思ったのと、A・トトゥが「ダヴィンチ・コード」に出演しているとのことで、これはまず出世作を見てみなければと思った次第。

で、見てみると・・・確かに思いこみが激しい女の子。偶然、アパートの部屋の壁の向こうで見つけた缶を、持ち主に返してあげたところ、とっても喜んでくれたという事件をきっかけに、人知れず他人を幸せにしようと、あれこれ仕掛けるのだ。それが、その人にとって幸せであると思いこんで・・・はっきりいって、お節介!嫌な奴には徹底的に悪戯を仕掛けるという、やりすぎと思えることも。はじめのうちには、やっぱりやだな、こんな主人公と思っていたが、だんだんとほほえましくなってくるので不思議だ。それもこれも、A・トトゥのとっても不思議な魅力によるもの。トトゥが好きになれない、という人にはこの映画はつまらないと思うが、トトゥが魅力的と思える人には楽しい映画となるだろう(多分好き嫌いがはっきりわかれるのだろう、こういう映画は。アメリのまわりの人物も変人ばかりだし)。

モンマルトル他パリの風景もいいし、カラフルな映像もきれい。

マチュー・カソビッツは監督作品の方がなじみがあるのだが、役者としてもいいではないですか!一風変わったやさしげな青年を好演。他の作品も見てみよう。

結論:映画は喰わず嫌いはいけません。

2006/04/10

マイケル・ボンド『パンプルムース氏と飛行船』

本日の本
パンプルムース氏と飛行船
book-13 『パンプルムース氏と飛行船』 マイケル・ボンド著 創元推理文庫

STORY:元刑事でグルメガイド覆面調査員のパンプルムース氏は、休暇中呼び出され、英仏間を結ぶ飛行船の就航記念メニューを作るべくブルターニュへと向かう。向かう途中でサーカスのブランコ乗りと知り合うが、彼女はその晩落下、意識不明で病院に運ばれてしまう。

☆☆☆パンプルムース氏シリーズ第5弾。
おなじみ、パ氏が愛犬ポムフリットともに、珍道中を繰り返しつつ、いつのまにやら(?)事件を解決する、というライトミステリ。
いつものごとく、ちょっと捻りの利いたユーモアが楽しい。ただ、今回は、パ氏が編集長の陰謀で、まずい料理を出すホテルへと送り込まれてしまったこともあり、それほど、おいしそうな食事風景がなかったのが残念。
編集長がお茶目な面を見せるなど、いつもと違った趣向もあるのだが・・・

2006/04/09

吉祥寺:オオサワ

昨日、吉祥寺の洋菓子の店「オオサワ」でお菓子を買って帰りました。

0604091
買ったのは、一番の人気商品、ガーナ(1個210円)。1966年の創業以来の一番の売れ筋とのこと。

0604092
栗をたっぷりの洋酒とアーモンドパウダーの入ったカステラ生地で包み、さらにチョコレートでコーティングしたお菓子。遠目に見るとおはぎ?いや、イースターエッグをヒントに作られたらしい。
食べると洋酒の香りが広がる。ラムとブランデーらしい。なかなかに上品なお菓子でおいしい。お酒に弱い方には向きませんが・・・

吉祥寺に住んでいた頃から幾度となく、このお店の前を通っていたが、買ったのははじめて。今度はプラリネロールなんかにも挑戦してみたい。

武蔵野市吉祥寺本町1-8-16F&Fビル1F(伊勢丹新館)
オオサワ


2006/04/08

吉祥寺:天下一品

0604081
京都発祥のラーメンチェーン。

TVKの音楽情報番組saku sakuでも時々話題にのぼっていたので、是非行ってみたいと思っていたところだ。食べたことのある同居人が、すっごいどろどろスープだよ、と言うのでどんなスープなのか、期待半分、不安半分で行ったのだが・・・

中華そばには、こってりとあっさりが選べるようになっているが、やはりここは特徴的なこってりだろうとそちらをオーダー。

おお、確かにすごいどろどろ、というかとろとろのスープ。鶏ガラに十数種類の野菜をいれて煮込んだスープらしい。どろどろ具合からみて、臭みもそれなりにあるのでは?と思ったが、そうでもない。
トッピングは、チャーシュー、九条ねぎ、メンマ。麺の量はそれほど多くない(ワタクシにはちょうどいい)。
確かにこのスープは好き嫌いが別れるだろうなあという感じだが、ワタクシ的にはOK。といって、全部スープを飲み干すまでの元気はなかったが。

卓上には、ラーメンのたれ、からし味噌、からしにんにくという薬味がおいてあったので、まずはラーメンのたれから試してみた。うーん、ちょっとしか入れなかったこともあってそれほどインパクトなし。
続いてからし味噌はとばして、からしにんにくにトライ。にんにくの香りがすごい。辛みも結構あり。でもいいスパイスになります。

スープを飲むと、こんな文字が・・・「明日もお待ちしてます」(全部飲み干したのは同居人)
0604082

あっさりはどんな味なんだろう、というのは次回に持ち越し。

東京都武蔵野市吉祥寺南町1-3-3
天下一品

2006/04/07

「飛ぶ教室」

本日の映画
飛ぶ教室
movie-29 「飛ぶ教室」 Das Fliegende Klassenzimmer 2003年独

DIR:トミー・ヴィガント
CAST:ウルリッヒ・ノエテン、セバスチャン・コッホ、アーニャ・クリング、ピート・クロッケ、ハウケ・ディーカンフ
STORY:少年合唱団で有名なライプチヒの寄宿学校に転校してきたヨナタン。4人のルームメイトとも意気投合、楽しい学校生活を送る。ある時、隠れ家で「飛ぶ教室」という古い芝居の台本を発見し、クリスマス劇として上演することに。ところが、ベク先生は上演を禁じてしまい・・・

☆☆☆私の大好きなドイツの作家、エーリッヒ・ケストナー原作小説の映画化。
「エミールと探偵たち」、「エミールと3人のふたご」、「点子ちゃんとアントン」、「ふたりのロッテ」、「五月三五日」、「動物会議」・・・どれも好きな本だった。子供の頃繰り返し読んだものだ。

「ふたりのロッテ」はしばしば映像化されるので、いくつも見たことがあったが、「飛ぶ教室」ははじめて。ストーリーは大筋しか記憶にないのだが(笑)、この映画はかなり現代的なアレンジが施されている。それでも、ケストナーが書いたテーマ(友情、信頼、勇気など)は変わらない。いろいろな事件は起こるけれど、あとになってみると思い出深い学校生活だったと思えそうなお話でうらやましく思ったものだった。いやいや、自分にも楽しい学校生活があったんだっけ。遠い昔のことになってしまったけど。

現代化したため、男女共学になっているとか、いろいろと変更点はあるけれど、一番違和感を感じたのが、クリスマス劇がなんとラップミュージカルになっていたこと。やっぱり、原作に忠実に映画化してほしかったというのが本音。ベク先生の親友だった禁煙先生がベルリンの壁を越えて西ドイツに行ったが、ベルリンの壁崩壊で戻ってきて再会した、というエピソードは、ケストナーがナチスから発禁処分を受けたことを考えると、象徴的でよかったと思う。

2006/04/06

竹橋:赤坂飯店パレスサイドビル店

0604061
昨日、国立東京近代美術館に行った折りに入ったお店。前からこの美術館にくるとこのお店に入っていた気がする。

いただいたのは、一番の売れ筋の坦々麺。見渡すと、ほとんどといっていいくらいの人たちが坦々麺を食べていた。

小ぶりなどんぶりになみなみと入ってきた坦々麺。汁が若干下のお皿にこぼれたりしている。
麺は平打ちの太めの麺で、意外とよく汁にからむ。ひき肉もたっぷり。他にはもやし、ねぎ、さやえんどうなど。
汁は結構辛い。食べた瞬間はそうでもないかと思ったが、あとからじわじわきた。でもいい辛みだ。辛みの方が強い坦々麺かなと思って食べ進めていくと、下の方は芝麻醤のコクが効いている。
なかなかおいしい坦々麺だった。

東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日新聞社パレスサイドビルB1
赤坂飯店

2006/04/05

「藤田嗣治」展 「プラド美術館」展

美術館のはしごをしました。

art-2 「藤田嗣治」展 東京国立近代美術館
0604051
生誕120年を記念した展覧会。パリ時代から中南米への旅行、日本の時代を経て再び晩年のパリ時代へ。その数100点あまりと大々的な展覧会である。
考えてみると、藤田嗣治の絵はそんなにたくさん見たことがあるわけではない。エコール・ド・パリ時代の乳白色、これがやはり印象的である。ごく初期は、親友モディリアーニの影響が大きいが、次第に墨色の線描と乳白色の絵へ。
その後、中南米への旅行を経て鮮やかな色彩の絵へと変化、日本に戻って戦争画を描いた時代へ。こんな時期があったことを今回はじめて知った。
戦後再びパリへと戻ると、色彩的には初期のパリ時代にかなり近いようだが、画の雰囲気は変化。現代的な感じだ。
洗礼をうけてからは宗教画が多くなる。ランスに建てられたフジタ礼拝堂を、数年前に訪れたが、こじんまりとして、静かな落ち着いた場所だった。藤田嗣治が最後にたどりついた心境を表した場所なのだろう。
彼の内面の変化と共に作風の変遷をたどることができるいい展覧会だった。


art-3 「プラド美術館」展 東京都美術館
0604052
昼食後、上野へ移動。雨の中、都美術館へ。近代美術館もすごい混雑だったが、ここも混み混み。もっとも、都の美術館っていつでも混んでますね。
前宣伝で見る限り、超有名な作品はきてないなと思ったが、プラド美術館は、以前訪れた時、時間がなくて全部見切れなかったという後悔があるので、見てない作品もじっくり見るいい機会かと行ってみた。
確かに、もっとも有名な作品群はなかったし、前見た記憶があったのは、ベラスケスの「道化」、ゴヤの数点のみ。
でも、以下の作品が見られたのは収穫。
 ・エル・グレコ「十字架をキリスト」
 ・ムリーリョ「エル・エスコリアルの無限罪のお宿り」
 ・ヤン・ブリューゲル「結婚披露宴」
 ・フランシスコ・デ・ゴヤ「魔女の飛翔」
グレコとムリーリョは同じ題材の絵が他にもあるが、もっとも有名なものではない。
今回、新しい発見は、スペイン絵画においては、ボデゴン(=厨房画)の伝統があったということ。今回もいくつかきていたが、じっくり見るとなかなかおもしろい作品もある。
やっぱり、もう一度プラド美術館に行って、今度はじっくり時間をかけて見たいものだ。

CRISTAL KAY「Call Me Miss...」

本日のCD

CD-2 CRISTAL KAY「Call Me Miss...」

2曲目の「kirakuni」のプロモーションビデオが気に入って買ったCD。TVKの音楽情報番組「saku saku」によくゲストで出ていたので以前から注目はしていたのだが、この曲が妙にツボにはまり購入を決断。
ソウルフルなボーカル、高音が魅力だろうか。
シングル曲「恋におちたら」も好きな曲だ。

Call me Miss...(初回生産限定盤)(DVD付)Call me Miss...(初回生産限定盤)(DVD付)
Crystal Kay


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

2006/04/03

「ノイズ」

本日の映画
ノイズ
movie-28 「ノイズ」 The Astronaut's Wife 1999年米

DIR:ランド・ラヴィッチ
CAST:ジョニー・デップ、シャーリーズ・セロン、ニック・カサベテス、ジョー・モートン、サマンサ・エッガー
STORY:NASAの宇宙飛行士スペンサーが宇宙での作業中2分間交信を絶った。彼は奇跡的に生還するが、彼と共に宇宙へ行っていた同僚が変死。まもなく、双子を身ごもった妻自利アンだが、夫の不可解な様子に不安を募らせる。

☆☆☆範疇としてはSFホラーサスペンスだろうか。B級にかなり近いものがあるが、それなりにハラハラドキドキ。見ている途中で、・・・かと思ったが実は妄想だった・・・というたぐいの映画かと思ったのだが、さにあらず。なるほど、そういう結末。ラストのC・セロンの眼が恐かった。正直言って、最後の最後の方までC・セロンの役、誰がやってもいいんじゃないかと思ったし、この頃のセロンは似た感じの役どころが多かったからまたか?とも思ったのだが、ラストの演技はなかなかよかったのではないだろうか。

J・デップは、はじめ出てきた時、あの髪の色と髪型で、一瞬ヴァル・キルマーに見えました(笑)。あくまでも髪がということですが。さすが、不気味な役は得意中の得意、サスペンスは彼のおかげで盛り上がるわけだけど、ワタクシ的にはこの髪が微妙に似合わない感じが・・・(くどいですか?スミマセン(笑))

宇宙版「ローズマリーの赤ちゃん」との噂もあったが、それはほめすぎ!

ドクター役で、「コレクター」(1965年)で女子大生を演じたサマンサ・エッガーが出ていたのが懐かしかった。


2006/04/02

新番組「MARTHA」

マーサ・スチュワートの新番組「MARTHA」がLA LA TVで今日からはじまった。

あの事件があって以来久々の登場。
タイトルでも、逮捕された時の映像を盛り込んだり、オープニングでもあの事件をちょっぴりちゃかしたりして、さっすが、マーサ、ただでは起きません。
ちょっと見ないうちに少しスリムになった気も。
なんてこともちょっと気にはなったけれど、番組が楽しいのには変わりない。今度の番組は、毎回ゲストがあるとのことで、その辺も楽しみだ。

明日からは、「マーサ・スチュワート・リビング」の再放送もありうれしい悲鳴。録画したの、いったいいつ見ればいいんでしょうか?

2006/04/01

SUICAストラップ

同居人の携帯ストラップは今までTVKの音楽情報番組saku sakuの前キャラクター、ジゴロウだった。しかし、昨日木村カエラがsaku sakuを卒業したこともあって、そろそろ変えたいな、と言い出した。
0604011
で、購入したのが、SUICAペンギンのもの。なかなかかわいい。私もSUICAグッズが欲しい。カップとかミニタオルとか。いやでも、カップはたくさん持ってるからいらないか。ミニタオルもたくさんあるし。

0604012
こちらはワタクシの携帯ストラップ。ちょっとつけすぎ?それでも、昨日、クーのストラップをはずしたのでした。

カエラ卒業

TVKの人気(?)音楽番組saku sakuのMC木村カエラが今日で卒業(またまたsaku sakuネタですみません)。
今週はカエラの最終週ということで、全体的にしめっぽい作りだった。
いや、3年もやったのだからしょうがないけれど、ホントに残念だ。黒幕とカエラの微妙にずれたやりとりがおもしろかったのに・・・
あとは、先日届いたsakusakuDVD第2弾の残りを見るのが楽しみなだけだ。
saku sakuに出てこそカエラ!という思いはなかなか抜けきれないが、ミュージシャンとしてのカエラをこれからも応援していきたい。

« 2006年3月 | トップページ | 2006年5月 »

twitter

google


  • Google

    WWW
    ブログ内

amzon