マイケル・ボンド『パンプルムース氏の晩餐会』
本日の本
book-19 『パンプルムース氏の晩餐会』 マイケル・ボンド著 創元推理文庫
STORY:元刑事でグルメガイド覆面調査員のパンプルムース氏。アメリカのミステリー作家6人のイベントツアーのお供でヴィシーにやってきたパ氏だが、作家の1人が謎の言葉を残して死亡。ダルタニアンに扮装し、仮装晩餐会に望んだパ氏だったが・・・
☆☆☆パンプルムース氏シリーズ第7弾。
再びパリを離れたパ氏の活躍ぶりが楽しいが、題名にあるように、晩餐会の食事がとにかくおいしそうで、おいしそうで・・・いつもこのシリーズを読むと涎が垂れそうだ。
今回は、かなり本格ミステリに近く、めずらしいことにどんでん返しまであったりしてちょっと感心。このシリーズ、ユーモアミステリではあるけれど、段々と本格化しているようだ。
今まで、せいぜい電話の声でしか登場しなかったパ氏の愛妻(?)ドゥーセットも登場。登場場面は少ないながら新たなキャラとして笑いを誘う。
これで翻訳されたシリーズを全部読んだことになるが、早く次が翻訳されないだろうか・・・
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