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2006/05/10

「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」

本日の映画
ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ〈特別編〉
movie-40 「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」 Hide and Seek 2005年米

DIR:ジョン・ポルソン
CAST:ロバート・デ・ニーロ、ダコタ・ファニング、ファムケ・ヤンセン、エリザベス・シュー、エイミー・アーヴィング、ディラン・ベイカー、メリッサ・レオ
STORY:心理学者デビッドの妻アリソンが浴室で手首を切って死んだ。そんな母親の姿を見てしまった9歳の一人娘エミリーの心の傷が癒えるようにと、ニューヨーク郊外の静かな町へと引っ越してきた親子。やがて、エミリーはチャーリーという見えない友達と遊ぶようになるが・・・

☆☆☆ダコタ・ファニングちゃん映画を見よう企画第1弾。このあと、「マイ・ボディガード」、「宇宙戦争」と続きます。

この映画の真相、確かに“驚愕の真相”ではある。
が、映画のかなり早い段階で、薄々もしかして、こうじゃないか、というのが見えてきてしまったのだ。ミステリーファンの悪い癖で、ついつい先の先を読もうとしてしまうのだが、そうでなくとも、映画をそれなりに見ているとなんとなく読めてしまうのではないだろうか。出てくる顔ぶれを見ていると・・・

それでも、周囲には思わせぶりな人物がいろいろと登場、ミスリードしようとするし、なんといってもD・ファニングちゃんがうまいので、雰囲気は盛り上がってくるのは確か。髪を染めて、目の下に隈をかいての熱演である。がしかし、恐い音楽がかかっても、あまり恐怖を感じさせない映画だ。思わせぶりすぎるのが原因だろうか?

脇にもなかなか個性的な俳優をそろえているが、一番驚いたのは、冒頭で死んでしまうアリソン役のエイミー・アーヴィング。久々に見た気がするが、年をとったなあ。ワタクシ的には「愛のイェントル」あたりでとまってしまっているのである。
そして、エリザベス・シュー。「リービング・ラスベガス」で一気に主演級になったかと思いきや、次第にまた役が小さくなってきような。ファンなので応援しているのだけど。

という配役の中で、父親役はロバート・デ・ニーロでない方がよかったのでは?違った俳優だったらばもしかして☆も多くなったかもしれない。

別エンディングが3バージョン、DVDに収録されていたので見たが、1はつまらないし、3は行き過ぎ。2だったらまあいいか。でも、劇場公開版のちょっぴり、ハッとするラストでよかったのではないだろうか?

D・ファニングちゃんのための映画というか、D・ファニングちゃんでもっている映画なのでありました。

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コメント

はじめまして。TBありがとうございます。

この作品、キャストは凄く良いと思いますよ~
これを言ってしまうと身も蓋もないですが...ストーリーがダメなんですよね(笑)「俳優たちの演技の上手さ」を堪能するくらいの気持ちで観れば良いのではないでしょうか?...サスペンス・スリラーとしては特にどうということは無い作品だと思います。

地味ながらも良い役者をそろえてるだけにもったいないですね~。

コメントありがとうございます。
そうかー、ストーリーがダメなんですね(笑)。見る前はすごい期待があったのですが、なあんだと思ってしまったのでした。おしい映画です。

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