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2006/06/22

「タイムライン」

本日の映画
タイムライン

movie-53 「タイムライン」 Timeline 2003年米

DIR:リチャード・ドナー
CAST:ポール・ウォーカー、フランシス・オコナー、ジェラルド・バトラー、ビリー・コノリー、イーサン・エンブリー、デヴィッド・シューリス、ランベール・ウィルソン

STORY:フランス南西部の修道院遺跡の発掘現場。14世紀の地層で学生達が発見したのは、現代のメガネレンズと助けてくれと書かれたメモ。それは、スポンサー企業を訪ねたまま行方不明になっていたジョンストン教授のものだった。教授が時空間転送装置で14世紀フランスに送られてしまったと聞いた学生達は、あとを追って中世フランスへと飛ぶ。

☆☆☆マイケル・クライトンのベストセラー小説の映画化。タイムマシンものである。
タイムマシンものは、ワタクシの大好きな分野なので、わくわくしながら見始めた。

顔ぶれがかなり地味目で、一応名の知れたキャストではあるけれど小粒。主演がP・ウォーカーですからね。この人、主演作もいろいろあるが(最近では「南極物語」とか)、いつもあまり印象に残らないのはなぜだろう?この映画でもほとんど見せ場がなく、ヒロインの方が目立っちゃってる感じ。
それよりもっと目立ったのは、ジェラルド・バトラー。「オペラ座の怪人」の彼である。目力がすごい。ロマンチックな役柄だったこともあってついつい目がいってしまった。むしろP・ウォーカーよりバトラーの方が主役といってもいいくらいだ。バトラー演じるマレクの運命の選択にぐっときた。

DNAがどうのこうのとか、分子がどうとか、小難しいことはどうでもいいし(原作がクライトン氏なので科学的に書かれているんでしょう)、よーく考えると矛盾もあったりするのだが、タイムマシンものにはつきものなので、つべこべ言わずに楽しめばよろしい映画である。

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