« 「ダ・ヴィンチ・コード」 | トップページ | スー・グラフトン『縛り首のN』 »

2006/06/18

「バースデイ・ガール」

本日の映画
バースデイ・ガール
movie-50 「バースデイ・ガール」 Birthday Girl 2002年米

DIR:ジェズ・バターワース
CAST:ニコール・キッドマン、ベン・チャップマン、ヴァンサン・カッセル、マチュー・カソヴィッツ

STORY:平凡な銀行員ジョンは、インターネットでロシアの花嫁をオーダー、早速ナディアという女性がやってきた。まったく英語が話せないナディアの魅力にたちまち取り憑かれたジョン。ナディアの誕生日、突如ロシア人の男2人が彼女を訪ねてくるが。

☆☆☆もっと深刻なサスペンスと思っていたのだが、コミカルな要素のある映画だった。

さえない男が、ネットの花嫁紹介を通じてやってきたロシア人女性にあっという間に骨抜きにされ、あれよあれよという間にただならぬ事態に。

この真面目がとりえのさえない男が、B・チャップマン。ぴったりの役だ。ただ、ワタクシ、似た傾倒のホアキン・フェニックスは大丈夫なんだが、チャップマンは苦手なので、後半次第にいい男になっていくという過程がわかりづらかった気がする。
N・キッドマンは、こういう悪女っぽい役がぴったり。常に野心めらめらな感じがあるので(笑)、何かたくらんでるぞ、という謎めいた美女役はお手のものである。もっと悪女ぶりが徹底されるとさらにお似合い。A・ボールドウィン共演のあの映画なんてよかったですねぇ。
「アメリ」のほんわか青年ニノが印象的なM・カソヴィッツのとぼけた自称ナディアの従兄弟と、突如凶暴性を発揮するワイルド系のV・カッセルのコンビがわるいやつらなのだが、妙に憎めないキャラで、笑いを誘う。ロシア人には見えないけど。

もっぱらサスペンスとして作ったのなら、たるみすぎだが、コメディサスペンスとして見るならば、まあ悪くはない。

DVDの特典でついている、ニコールとロビー・ウィリアムズのミュージックビデオがなかなかよいです。

« 「ダ・ヴィンチ・コード」 | トップページ | スー・グラフトン『縛り首のN』 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「バースデイ・ガール」:

« 「ダ・ヴィンチ・コード」 | トップページ | スー・グラフトン『縛り首のN』 »

twitter

google


  • Google

    WWW
    ブログ内

amzon