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2006/06/07

「マルホランド・ドライブ」

本日の映画
マルホランド・ドライブ
movie-45 「マルホランド・ドライブ」 Mulholland Drive 2001年米

DIR:デヴィッド・リンチ
CAST:ナオミ・ワッツ、ローラ・エレナ・ハリング、アン・ミラー、ジャスティン・セロー、ダン・ヘダヤ、マーク・ペルグリノ、ロバート・フォスター
STORY:マルホランド・ドライブでおきた車の事故でただ一人助かった女。女はハリウッドの有名女優宅に忍び込むが、姪ベティに見つかってしまい、とっさにリサと名乗る。記憶喪失のリタのバッグからは大金と青い鍵が出てきた。リタの記憶を取り戻すべく、協力するベティだが・・・

☆☆☆リンチ作品はあまり得意ではない。

はじめて見たリンチ作品は、あの「エレファント・マン」だったが、高熱という悪条件?の中見たせいか、感動より寒気を感じた(笑)。「ブルー・ベルベット」も「ワイルド・アット・ハート」もおもしろいと思う部分もあるのだが、生理的に嫌いな場面も多かった。テレビシリーズ「ツイン・ピークス」も挫折・・・唯一非常に気に入ったのは、「ストレイト・ストーリー」。正直言ってリンチがこんな作品をとるとは思わなかったので、うれしい驚きだった。

で、「マルホランド・ドライブ」だが、一見不条理な映画である。リンチ作品はいつも不条理だが、この映画も、よくわからない人物、よくわからない場面が出てきてうーむと考え込んでしまった。最後まで見て、ああなるほど多分こういうことなんだなと自分なりに理解したつもりだが、それでもまだわからない点はいくつか。
あのカウボーイはいったい何?映画会社の奥にいる小さい男性は何者?冒頭出てきた老夫婦が再び最後に出てくる意味は?などなど、細かい点をあげたらきりがない。

主演はブレイク前のナオミ・ワッツ。たった5年前だがずいぶん若く見える。
家の管理人を演じていた女優さん、どこかで見たことがある、と思ったら、なんとアン・ミラー。「イースター・パレード」や「踊る大紐育」などの往年のミュージカル女優さん。この映画が遺作らしいが、懐かしい。

奇妙な登場人物たち、不条理な展開、難解なストーリー、一種異様な雰囲気と、リンチワールド全開なので、リンチ嫌いの方にはキツイ映画だろう。ワタクシ的には、昔より許容範囲が増えたらしく(?)、決して最後まで嫌にはなりませんでした。

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