「ピンクパンサー」
本日の映画
movie-64「ピンクパンサー」 The Pink Panther 2006年米
DIR:ショーン・レヴィ
CAST:スティーヴ・マーティン、ケヴィン・クライン、ジャン・レノ、ビヨンセ・ノウルズ、エミリー・モーティマー、クライヴ・オーウェン、ジェイソン・ステイサム
STORY:サッカーフランス代表チームが中国に勝った直後、サッカー場で監督グレアンが殺される。大混乱に陥る中、彼が身につけていたダイヤ・ピンクパンサーが消えてしまう。ドレフュス警視は、ダメな警官クルーゾーを捜査に大抜擢。実は、世間の注目をクルーゾーに集中させて自分が裏で手柄をたてようとしていたのだ。
☆☆☆ミラノ行きの飛行機で見た映画第1弾。
懐かしや、ピンクパンサーシリーズのリメイク。昔のシリーズは、クルーゾー演じるピーター・セラーズのアクの強さがちょっと苦手で、まあおもしろいけど大好きな映画ではなかった。
新クルーゾーのスティーヴ・マーティンはどうかというと、かなりP・セラーズを意識したと思われるものの、完璧にS・マーティン映画になっていて、まあいつものマーティン映画と同じであった。しかし、彼以外、誰がクルーゾーをやれるかと考えると他には思いつかないから、適役なのかも。あいかわらず泥臭い笑いである。
クルーゾーよりおかしいのは、K・クライン演じるドレフュスで、これが昔のシリーズのハーバート・ロム。K・クラインはまじめな役を演じてもうまいけれど、徹底的に笑いを追及した役もうまく、さらにイヤミなキャラはお得意。なので、この役はぴったりだった。
ジャン・レノもとぼけた役でおもしろいし、ジェームズ・ボンド(風)の役で登場したキザなC・オーウェンにも笑った。
というわけで、おなかの底から笑えるかというと、この映画、ちょっと間延びしているところもあって微妙なのだけれど、脇に大いに笑った映画だった。
オープニングのアニメとヘンリー・マンシーニのテーマ曲は大好きだ。
« ポルトガル旅行7、8日目 | トップページ | 「ファイヤーウォール」 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「フローズン・リバー」(2024.11.06)
- 「屍人荘の殺人」(2024.10.07)
- 「127時間」(2024.09.07)
- 「パーフェクト・ゲッタウェイ」(2024.09.02)
- 「ゆるキャン△」(2024.08.28)
コメント