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2006/08/28

スー・グラフトン『危険のP』

本日の本
危険のP
book-35 『危険のP』 スー・グラフトン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:老医師パーセルが失踪。キンジーは医師の前妻の依頼で行方を調査するが、2度の結婚での人間関係の複雑さ、そして勤務先の老人ホームの詐欺疑惑などもあり調査は困難を極める。やがてキンジーがたどりついたのは・・・

☆☆☆☆カリフォルニアの女性探偵キンジー・ミルホーンシリーズ第16弾。
本作から出版元がかわったらしい。ということで、「以上、報告します」とラストに書かれるスタイルでなくなってしまって、ちょっと不思議な感じである。すっかり慣れてしまっていたから。

しかし、版元がかわったことが悪い方向に影響したわけでなく、むしろよい方向に影響したと思う。心機一転したのか?キンジーがパワフルに、そしていきいきと描かれているのだ。

キンジーは時々無茶もするが、もともと堅実に捜査をするタイプの私立探偵で、前半は一つ一つ丁寧に捜査していく姿がじっくり描かれ、後半、糸口が見え始めてからは一気に真相へと向かうので盛り上がりを見せる。途中目くらましもいろいろあって、推理のおもしろさもある。

また今回は新しい事務所をめぐって、キンジーに危険なロマンスも芽生え、その結末も気になって一気に読んでしまった。

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コメント

主人公はあいも変わらず冠婚葬祭なんでもスーツとかやらを持っていて着ているのでしょうか?
Pというともう16冊目ですね。
私はかなり最初のほうで放棄してしまいました。

tonaさん、こんばんは。
相変わらず、キンジー、かしこまった席に出かける時は黒いドレスで出かけています。冠婚葬祭なんでもドレスとは書かれてはいませんが、おそらく同じドレスだと思いますよ(笑)。
ドレスだけでなく、この気取らない性格が好きなんですよ。私はヴィクよりキンジー派です。

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