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2006/08/18

ポルトガル旅行7、8日目

ポルトガル旅行7、8日目

あっという間にもう帰国日である。乗り継ぎが悪く、最終日がまったく使えないのが悲しい。

9時20分の飛行機なので7時にはホテルを出発しなければならない。ということで6時起きである。テレビをつけると、イギリスでテロ未遂があったとか、ヒースローが大混雑している映像が繰り返し流れていた。その時はふーんという感じ(単に眠かったからか?)。

出発が早いため朝食はホテルで食べることができず、紙袋に入った朝食をもらい、タクシーで空港へ向かう。朝早くてほとんど車が走っていなくて、10分ちょっとで空港に到着。リスボンは空港が近いのがいいが、電車がないのは不便だ。

チェックインカウンターもすいていてあっという間に手続きは終わり。帰りはミラノからの飛行機も発券してもらえるかもとちょっと期待したがやはりダメ。再びミラノでチェックインしなければならない。そうなると、ミラノからは通路側がとれないのではないかと不安になってきた。

出国手続きはイタリアでになるので、ここでは荷物検査のみ。これもあっという間に済んで、おみやげを一通り見たが、お店が小さくてあまり選択肢がない。あいている椅子を見つけてまずは朝食をとることに。紙袋をあけると、ハムとチーズがはさまったパン、りんご1個、ジュース1本。以上。それでもパンは半分も食べることができず、申し訳ないけれどゴミ箱行きとなった。

トイレはどこかと探すと、上にあがったところにあるらしい。行ってみると、お店がいっぱい。なあんだ、さっきのお店は搭乗口前にある小さなショップにすぎなかったのか。ということで、同居人を呼んできて、じっくりとおみやげ選び。まだ職場やご近所や親戚のおみやげのお菓子を買っていなかったのだ。職場にはサンデマン(ポルトのポルトワインメーカー)のチョコを、あとはチョコキャラメルの箱をいくつか買って(主に同居人の)バッグに押し込み、再び搭乗口前に戻った。

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ところが、搭乗口の電光掲示板が故障しているらしく表示が出ない。一瞬不安になり確認したところやはりこの搭乗口でいいようだ。しばらくしてようやく搭乗がはじまり、バスに乗ってさらに飛行機に乗り込む。9時20分発の飛行機だったが、さすが朝一番だけあってほとんど遅れることはなかった。

ほどなく朝食?が出てくる。シリアルとヨーグルト、フルーツのシロップ漬け、パン2つ。このくらいの軽い食事だと食べる気もおきる。ただし、パン2つは多いけど。

食べ終わった後はグーグー寝てしまい、あっという間にミラノ着。イタリア時間で1時近く。とにかくこのあとの飛行機で通路側をとるため急がなくてはならない。若干並んでいたが出国手続きもほどなく終わり、早足で乗り継ぎカウンターへ。帰りはカウンターも2つあいていて、意気込んだものの、有無を言わさず窓側の席2つをほいとよこされてしまった。気分は激しく落ち込む。帰りは行きよりも腰が痛くなるので、とにかくつらいからすぐに立てる通路側に座りたかったのだ。

うなだれつつも、友人に頼まれていたバッチチョコを買い、搭乗口近くの椅子でじっと待っていると・・・なんと、イギリス行きの飛行機はほとんどキャンセルになっているではないか。テレビのニュースを見ていると、どうもイギリスから飛行機に乗るには厳しい手荷物検査があり、手荷物はすべて透明なビニールに入れなければならないらしいこと、ずいぶんと欠航が出ているらしく、また遅れもかなり出ているようだということがわかった。ワタクシは、ミラノ乗り継ぎが嫌で、さんざん文句を言っていたのだが、ロンドン乗り継ぎでなかったのは非常にラッキーだったと言えよう。もしロンドン乗り継ぎだったら帰るのに苦労したに違いない(あとで知ったところによれば、この日、ヨーロッパ各国からロンドンに向かう便は欠航になった便がきわめて多かったとのことだった)。

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飛行機はほぼ定刻に動き始め離陸(今回もまた離陸の瞬間は寝ていた。ワタクシの場合離陸の時に目があいているのはまれである。同居人にもう離陸だよと起こされたのだが、次の瞬間また寝ていた)。昼食だか夕食だかが早速出てきた。帰りもイタリアンをチョイス。

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サーモンのサラダ、ラザーニア、チキンのトマトソース、じゃがいものグラタン、ブロッコリー、パン、チーズ、クラッカー。飲み物は赤ワインを。そして、驚いたことにデザートとしてアイスクリーム(クッキーアイス)が配られた。アイスが出てきたのははじめてだ。ちょっと溶けていたがおいしかった。

帰りは基本的には寝ることにしているので、映画は1本も見ず(もう何本か見たいのがあったけれど)、少しゲームをしたり、音楽を聴いたりしたくらい。結局2回しか席をたたなかったが、奇跡的に腰も痛くならずにすんでほっとした。乗って1時間後くらいに少しやばい感じもあったのだがなんとか持ち直したのだった。それにしても、やっぱり窓側の席はつらいですね。しょっちゅう立つのは通路の人に悪い気がして・・・

到着2時間ほど前に朝食。生ハム、チーズ、ミニトマト、パン2個(甘いのとフツーのと)、ヨーグルト。おもしろい味のジュースをもらった(何のジュースだったかは不明)。同居人はコーヒーをもらおうとしていたのだが、途中で空になったポットを持っていったスチュワードはついに戻ってこなかった・・・さすが、アリタリア!

定刻より若干早めに到着し、荷物も無事出てきた。スーツケースの宅配依頼をし、携帯を返却、成田エクスプレス、中央線を乗り継ぎ帰宅。午後1時すぎであった。 (完)

ポルトガル8日間の旅、食べ物もお酒もおいしく、のんびりとした国でいい旅だった。もうちょっと長く旅をしていたかったというのが本音だけど、またの機会にとっておこう。
そして、帰ってきた今、もう次の旅に出たくなる・・・のは毎年のことだ。

さて、今度はどこへ行こうか?

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