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2006年9月

2006/09/30

たらこキューピー

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「キューピーあえるパスタソースたらこ」を食べてみた。
だいぶ前に買っていたのだが、「たらこ・たらこ・たらこ」のCD発売を記念して(?)食べてみた次第。

このCD、もっと売れるかなあと思っていたのだけど、案外フツーの売れ行き。同居人曰く、歌っている女の子を前面に出すより、たらこキューピーだけで売った方がよかったのではないか?とのこと。
確かに、キモカワイイがキーワードだったので、ちょっと方向性が違ったかも。
ワタクシ的にはグッズとかはあまり欲しくないかなと(笑)。せいぜいミニストラップくらいかな。

ちなみに、パスタソースは、まあまあでした。
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2006/09/29

コンドウアキ『クマごよみ~リラックマ生活4~』

本日の本
クマごよみ―リラックマ生活〈4〉
book-42 『クマごよみ~リラックマ生活4~』 コンドウアキ著 主婦と生活社

大好きなリラックマ本の第4弾。

いたずら好きのコリラックマ、コリラックマのいたずらとリラックマのマイペースぶりにいつもカリカリしているキイロイトリのコンビは健在!

ホント、気持ちがリラックスする本だ。時々ペラペラとめくってみると、しゃにむにがんばらなくてもいいんだ、ゆっくり行こうとあらためて思う。と思った次の日にはまたあくせくしてるのが悲しいけど。
下手な心理学の本より効果バツグン。

めざせ、リラックマ!

2006/09/28

リリアン・J・ブラウン『猫はソファをかじる』

本日の本

book-41 『猫はソファをかじる』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:新聞記者クィラランはインテリア雑誌の編集長を命ぜられ、しぶしぶ取材にあたる。はじめの取材先で翡翠が盗まれ、病気の夫人がショックで死んでしまった。行方不明となったハウスボーイが疑われるが、無実を信じるクィラランは独自の調査をはじめる。

☆☆☆シャム猫ココシリーズ第2弾。
このシリーズ、なんといっても気軽に読めるのがいい。

1作目は美術界が舞台だったが、2作目はインテリア業界が舞台。デフォルメされた人物が次々登場、なかなかわかりやすい展開。ついでに言うと、犯人もわかりやすい(笑)。

ガチガチの本格物、ハードボイルド物のファンの人には物足りないだろうが、コージーファンにはよいだろう。
シャム猫ココのユーモラスな行動や、クィラランと周囲の人々とのやりとり、など思わずクスリとしてしまう場面は多い。そういったところを楽しむ作品。

ココのガールフレンド、ヤムヤムも登場、今後の作品で活躍するのだろうか。

猫はソファをかじる猫はソファをかじる
羽田 詩津子


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2006/09/27

大阪・京都・神戸旅行3日目

9月24日

この日は同居人も完全オフ。

前日、大阪城に行って、道頓堀に行って、あとは適当にぶらぶらしようかという話をしていたのだが、目覚めた同居人が突然、神戸に行こう!と言い出した。ワタクシはまだうとうとしていたのだが、それを聞いて跳ね起きた。神戸はまだ行ったことがなかったのでいい機会だと思ったのだ。

もう少し寝ていたい気持ちもあったが、神戸まで行くならと起きあがった。前日買っておいたパンを食べ、9時にはチェックアウト。大阪駅のロッカーに荷物を預け、JRの新快速で神戸へと向かった。もっとかかると思っていたのだが、たったの19分で到着。着くとちょうど10時になるところで、そごうの中の紀伊國屋書店でガイドブックを購入。

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まずは、メリケンパークの方へと向かう。途中、旧居留地の、十五番館、チャータードビル、商船三井ビルなどの写真を撮りつつ、メリケンパーク到着。同居人が是非訪ねてみたかったという、神戸港震災メモリアルパークを見る。壊れた岸壁、ねじ曲がった街灯など、震災からこれだけ時間がたっていても、生々しい。
神戸ポートタワーにも登ってみた。高い塔があると登らずにはいられない我々である。展望台からは神戸港~六甲の山までぐるりと見渡せて大変いい風景だ。淡路島も見える。

続いて向かったのは中華街。ちょうどお昼時に近かったこともあり、大変な混雑である。いろいろとおいしそうなものが並んでいてついつい買いたくなるが、我々はこの日のお昼は洋食だ、神戸牛だときめていたのでぐっと我慢。ホントはここであれこれ食べると安くあがるんだけど。

あれこれ迷った末入ったのはビフテキのカワムラというお店。ワタクシは神戸ビーフハンバーグランチ、同居人はCランチ、つまり国産和牛ヘレステーキのランチ。いずれもお値段は2100円。このお店、目の前でシェフがお肉や野菜を焼いてくれて、それを見るのも楽しいが、お味もなかなかよろしい。ついついがっついて口の中をやけどしてしまった。

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食後は三宮駅前からシティ・ループバスに乗り、北野異人館まで。案外時間がないので、ダイジェストでまわることにした。ほとんどが有料の中、タダのライン館をまず見て、おらんだ坂を通り、風見鶏の館の前で記念撮影(入場はせず)。
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続いてうろこの家へ。美術館も入れるチケットは1000円。入場券売場で冷凍した紙おしぼりのサービス。暑かったので気持ちいい。うろこの家の中は、調度品がすばらしく外国の家を見るよう。うろこ美術館には、ビュフェ、ワイエス、ユトリロ、マチスなどの作品もあり、一番上の階からの眺めもよい。
外に出るとソフトクリームを売っていたので、抹茶とバニラのミックスをたのむ。京都では抹茶ソフトを食べずに、神戸で食べるとは・・・

ちょうど3時になったところで、徒歩で駅の方へと向かう。新幹線は5時15分すぎだが、おみやげを買う時間が欲しかったので(ここまでほとんど買っていなかった)早めに戻ることにした。そごうの中のおみやげショップであれこれ買い、再び新快速に乗って大阪へ(この間爆睡)。荷物をピックアップし、新大阪へ。ここで最後のおみやげと、夕ご飯のお弁当を買って新幹線に乗り込む。

名古屋までうとうとし、7時すぎにお弁当を食べる。同居人はかつ弁当、ワタクシのは菜五味(なごみと読む)という小さく仕切られた中にちっちゃなおかずが入ったお弁当。デザートも三品!こういったあたりが女性をターゲットにしてるなという感じのお弁当だった。
新幹線は定時に到着、家にはちょうど9時すぎに着いた。

なかなかに充実した3日間。友人には2日間にわたって案内してもらい、すっかりお世話になってしまった。どうもありがとう。 (完)

2006/09/26

大阪・京都・神戸旅行2日目

9月23日

7時少し前に起床、前日買っておいたパンを朝食として食べる。

同居人は8時半前に仕事に出かけて行ったが、ワタクシはこの日も友人につきあってもらうので9時にロビーで待ち合わせ。この日も阪急で京都に向かった。途中地下鉄に乗り換え、まず向かったのは南禅寺である。

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南禅院のお庭を見学後、三門にも登ってみた。思ったより上は広く、遠くまで見渡すことができる。南禅寺は数年前に南禅寺展を見て以来、行ってみたかった場所だった。

続いて哲学の道を散策しながら銀閣寺へと向かう。あまり人も歩いていなくて静かでよい。途中、よーじやカフェを発見し、ちょっと早いが昼食をと思ったのだが・・・ここでは残念ながら食事の取り扱いが予約以外はないようなのであきらめ、銀閣寺を先に見学することにした。

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哲学の道から銀閣寺の方に曲がると・・・突然たくさんの人が・・・さすが有名な観光地だけあって混雑している。
銀閣寺は渋い感じで金閣寺よりワタクシは好き。同居人曰くプリンみたい!?という向月台なども見学し午前中の観光は終了。

そろそろ1時近くとなったので、ガイドブックに載っていた「かぎ富」というおそばやさんに入り、おろしそばを注文。釜そばが名物とのことで、釜あげ用なのかちょっと不思議なそばだったが、辛み大根がいい辛さで、暑かったこともありするするっといただいた。

おなかに食べ物が入ったので元気が出て、バスに乗らずそのまま詩仙堂まで歩くことに。暑くて途中のコンビニで飲み物を補給しつつ、坂道を上がって到着。
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作庭師石川丈山の隠居跡とのことでさすがお庭はすばらしい。鹿おどしの音が静かな庭に効果的に響き、これでもっと人がいないとさらによかったかなあと(笑)。それでもつつじや紅葉の季節ではないのですいている方なのだろう。

よく歩いて疲れたので、バスに乗り友人共々爆睡。四条烏丸に出てデパートでおみやげを見たあと、錦市場をぶらぶらし、たどりついたのは、よーじやカフェの三条店。あぶら紙で有名なあの店である。
ワタクシはコーヒー類がいっさいダメなので抹茶ミルクを注文したが、友人がカプチーノを注文したので、あのよーじやのマーク(顔)が描かれているのを写真に撮らせてもらった。

この日の夕食は友人がもち料理のお店「きた村」の予約をしてくれており、同居人と河原町阪急の前で合流、お店へと向かう。
なかなか高級そうなお店で、ワタクシには場違いな気がしないでもなく(Tシャツ、ジーンズ、スニーカーといういでたちなので)、ちょっと緊張。
個室に案内され(これは落ち着きますね)、まずはビールで乾杯。その後日本酒へと移行(2種類、2合ずつ)。
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お料理はどれもお上品で本当においしい。もち懐石と聞いていたが、もちばかりというわけではなく、もちを使ったのは、名物たらこ餅、そして、黒米の揚げ餅のあんかけ。その他は、色とりどりの先付からはじまり、新鮮なお造り、うなぎ、お豆腐と続き、お茶漬け、最後にくずきりで終了。すっかり友人にごちそうになってしまったのだった。ありがとう。
帰り際に、仲居さんに、ハイキングにでも行かれたのですかというようなことを京都弁で言われ、やっぱり場違いだったのねーと苦笑したが、最高においしかったので忘れることにしよう。

再び阪急に乗って大阪に戻り、この日もまたコンビニに寄って翌日の朝食のパンと、あれだけ食べたにもかかわらず、発泡酒とつまみを買って帰り、飲み足して就寝。  (つづく)

2006/09/25

大阪・京都・神戸旅行1日目

同居人の出張へ便乗して、2泊3日で大阪へ。
といっても、泊まったのは確かに大阪だが、ワタクシはあまり大阪にはいなかった・・・
以下旅行記です。

9月22日(1日目)

前日案外寝るのが遅くなり、6時半の目覚ましにもなかなか起きられない。ぐずぐずしているうちに時間がなくなり、大慌てで洗濯をして8時半に出発。
かなり早めに出たのだが、案の定!中央線は遅れたので結果的にはよかった。

10時過ぎの新幹線に乗り込み、ひたすら眠る。とにかく眠い!
新大阪には12時40分に到着。1時に梅田のホテルイルモンテで友人と待ち合わせしていたのだが、大阪の駅から地下を通って行こうとしたため遠回りとなり、だいぶ遅れてしまった。

前回大阪に行った時にも入った「はがくれ」といううどん屋さんへと急ぐ。今回も食べたのは生じょうゆうどん。大根おろし、ねぎにすだちをかけ、生じょうゆを2往復半とか。2度目だったのでできなくはなかったが、店主の方にやってもらって、つるつるっとおいしくいただいた。

急いでいたのは、桂離宮見学の予約が3時半に入っていたからで、そのために2時10分の電車に乗らなければならなかったからだ。駅近くで、会議へと向かう同居人と別れ、阪急で桂へと向かう。
桂の駅に到着し、バスに乗ることにしたがなかなかこない。ようやく来たバスに乗って、2つ目。バス亭を降りてからぐるーっとまわって入り口に到着。3時半まで少々待つ。

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参加者は20名ほどだろうか。ガイドさんの案内でぐるーっとまわること1時間あまり。表門、御幸門、外腰掛、松琴亭(茶室)、賞花亭、書院など。どこを切り取ってもすばらしいお庭で、いろいろな季節に来てみるとさらに趣の異なる風景が楽しめそうだ。申し込みはめんどくさいが(今回は友人が予約してくれた)、一見の価値はある。

同居人の会議終了予定が8時で、まだまだ時間があるので、祇園にある都路里のパフェを食べに行くことに。いつも長蛇の列だそうだが、この日は友人曰く今までで見た中で一番すいている、ということで20分ちょっとで入ることができた。
夕食が食べられなくなるかも、とちょっと悩んだのだが、せっかく来たので豪華な特選都路里パフェ(1155円)を注文。抹茶アイス、抹茶ゼリー、抹茶カステラ、抹茶シャーベット、あずき、白玉、栗などが入ったパフェで、相当ボリュームがあるが、あまり甘くない上品なお味なのであっという間に食べてしまった。大満足である。

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とはいえ、夕食までにおなかをあけなくてはならないので、祇園を散策。ちょうど日が暮れる頃で、雰囲気のある祇園を見ることができた。手ぬぐいやさん、小物やさんなどをひやかし、6時半すぎの電車に乗って大阪へと戻った。

8時少し前にいったんホテルに戻り、その後駅で同居人と合流、向かったのは、十三のねぎ焼きやさん「やまもと」の本店である。これまた友人曰くすいている、とのことでそれほど待たずに席に着くことができた。
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生ビールで乾杯。ほどなくねぎ焼きが登場。すじと豚肉と海鮮デラックスの3枚を頼んでいたのだが、うまく注文が通っていなくて、すじが2枚きてしまった。
が、おしいかったのでOK。すじとこんにゃくの食感もいいし、しょうゆ味がくどくなくて、お好み焼きとは全然違うおいしさだった。前回の大阪滞在中食べそびれてしまって残念な思いをしたので、ようやく食べた~と大満足だった。さすがにおなかいっぱいで、駅前のお店の食べたかったみたらしが食べられなかったのが残念だったが・・・5本でないと買えなかったのでなくなく断念したのだった。

ホテル近くのコンビニで翌朝のごはんと(朝食はつけていないので)、ビール、つまみを買い、もう少し飲み足してから就寝。  (つづく)

2006/09/24

大阪みやげ

9月22日~24日まで、大阪に行ってきました(同居人の出張に便乗)。
とはいっても、大阪の滞在時間は極めて短く、1,2日目は京都へ、3日目は神戸へ。

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我が家へのおみやげは・・・
前列左から、神戸プリン、大阪の塩昆布。
後列左から、たこめしの素、ピリ辛山椒ちりめん、サラダ用揚ちりめん。
この中で大阪みやげは塩昆布のみ。
えー、ですから大阪みやげというタイトルは正確ではありませんね(笑)。

旅行記は明日よりUPの予定。

2006/09/21

「マッチポイント」

本日の映画
Match Point [Music from the Motion Picture]
movie-77 「マッチポイント」 Match Point 2005年米

DIR:ウディ・アレン
CAST:ジョナサン・リース・マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン、エミリー・モーティマー、マシュー・グード、ブライアン・コックス
STORY:元プロテニスプレイヤーのアイルランド青年クリスはロンドンの会員制テニスクラブのコーチとして働きはじめるが、やがて実業家の息子トムと親しくなり、その妹クロエと交際を始める。次第に上流社会へと食い込む彼だったが、トムの婚約者のアメリカ人ノラと出会い強くひかれてしまう。

☆☆☆ワタクシはウディ・アレンの軟弱なファンである。
つまり、好きなアレン映画で好きな作品は、「カイロの紫のバラ」、「ラジオ・デイズ」、「世界中がアイ・ラヴ・ユー」、「マンハッタン殺人ミステリー」などなど。アレンのあくの強さがあまり出ていない作品ばかりだ。

で、この作品だが、あまりアレン的でない、というのが率直な感想。もし、監督が誰かを知らずに見たらわからなかったかもしれない。ニューヨークが舞台でない、ということだけでなく、泥臭いギャグやしつこさがないのである。がしかし、アレン流の皮肉っぽさは健在で、上流階級の描き方もシニカルだけれど、なんといってもラスト。ボールがネットのどちらに入るかで、勝ち負けが決まる・・・という話が冒頭で出てくるので当然そういうラストなんだろうなあと思ったところが、予想をくつがえすラストだ。正直言ってこの終わり方?と見た直後は思ったけれど、よくよく考えると皮肉なラスト。上流社会に憧れうまく潜り込んだ貧しい出のアイルランド青年が、結局は上流社会のわざとらしく、そして退屈な人々にがんじがらめにされてしまうのである。彼らの方がしたたか、と思わせるラストで、なかなか新鮮だった。アレン版「太陽がいっぱい」という話もあるが、ここが違いますね。

主人公の青年は、野心がギラギラには見えないのだが、オペラの知識を身につけ(冒頭からラストまで数々のオペラの曲が流れ、なかなかいい。上流階級にはオペラというわけだろうか?)、ドストエフスキーの解説本などを読んで文学の知識も取り込み、あくまでも謙虚な態度でまんまと大金持ちの娘婿となることに成功する。自身アイルランド出身のリース・マイヤーズは内に秘めた憧れを実現していくさりげない計算高さを見せる男を好演。
彼より、ワタクシとしてはS・ヨハンソンを見に行ったのだが、うーん、「真珠の耳飾りの少女」の彼女の方がいいなあ。この映画では感情が爆発する場面が多かったのだが、ちょっと一本調子のような気がしたのだ。最近売れっ子でいろいろと出ているから、もう少し見てみて評価したい。
その他、「ピンクパンサー」でコミカルな役を演じていた近視気味?E・モーティマー(主人公と結婚する世間知らずのお嬢様)や、「トロイ」のアガメムノンことB・コックスなど、出演者はイギリス系の人ばかりで、アレン映画常連さんは出ていないが(ヨハンソンは次作にも出るというから常連さんになる?)、それがまた新鮮。

最近やや低調気味だったアレンも新しい方向を見いだしたのかもしれない。

※次回更新は9月24日となる予定です。

「ニューオーリンズ・トライアル」

本日の映画
ニューオーリンズ・トライアル スタンダード・エディション
movie-76 「ニューオーリンズ・トライアル」 Runaway Jury 2003年米

DIR:ゲイリー・フレダー
CAST:ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティン・ホフマン、レイチェル・ワイズ、ブルース・デヴィソン、ブルース・マッギル、ジェレミー・ピヴェン、ニック・サーシー、ジェニファー・ビールス、ジョアンナ・ゴーイング、ビル・ナン、ディラン・マクダーモット
STORY:ニューオーリンズの証券会社で銃の乱射事件が発生、犯人は16人を死傷させ自殺した。夫を殺された女性が弁護士ローアを雇い、犯人の使った銃の製造メーカーを相手に訴訟を起こした。被告会社はやり手の陪審コンサルタント、フィッチを雇い、あの手この手で陪審員をとりこもうとするが・・・

☆☆☆☆法廷ドラマは好きなジャンルである。

従来の法廷劇ならば、ストレートに大会社をやっつけてめでたし、めでたしとなるところだが、この映画では捻りが入る。
謎の男が陪審員団の中にまんまと入り、陪審コンサルタントの攻撃をかわしながら、いろいろと画策するのである。ラスト近く、彼と協力者の女性の真の目的がわかるのだが、この2人の存在がミステリーをおもしろくしている。とともに、比重がそちらにかかってしまうため、肝心の裁判の結果の盛り上がりが若干弱まってしまったという気もする。捻りの利いたおもしろさと言えるのだけど。

陪審コンサルタントの存在については、前にも聞いたことはあったが、ホントにこんなだったら、陪審制度などちゃんと機能しているとはいえないなあ。日本でも近いうちに、裁判員制度が導入されるが、どうなんだろう。日本では刑事だけなので、ちょっと違うだろうが・・・

古くからの親友同士、ハックマンとホフマンの初共演作とのことだが(今まで共演作がなかったのが意外)、この映画ではハックマンの方がよい。勝つためならなんでもありの悪役ぶりはさすが。

ジョン・グリシャム原作映画では、「依頼人」の次に気に入った映画である。

余談:「フラッシュダンス」のあのJ・ビールスがほとんど台詞なしの陪審員の1人に扮していたのが寂しい・・・

2006/09/19

スヌーピーボウル

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記事が前後してしまったが、セブンイレブンスヌーピーフェア第2弾(8月)は、ボウルだった。ようやく職場から持ち帰ったので写真をUP!

右の写真を見てわかるとおり、去年のより、浅め。むしろこの方が使いやすそうだ。そういう投書でもあったんだろうか。シリアルなんかにもよさそう。

2006/09/18

蜂の巣

昨日、同居人が玄関出たところの上に、蜂の巣があるのを発見、どうしようかという話になった。
自分で取るのは恐いし、市役所の人を呼ぶのは大げさだし・・・

しかしどうやら、この蜂、アシナガバチを言って、それほど攻撃的ではない蜂らしいことが判明。むしろ、植物についた虫をとってくれる益虫らしい。
ということがわかって、まあそのままにしておくかという話になった。こっちから攻撃しない限りはおとなしい・・・らしいので・・・(ホントか?)
昨日よりなんだか巣が大きくなってるみたいなんで、実はちょっと心配なんだが・・・

ちなみに、ワタクシは今まで蜂に刺されたことはございません。


2006/09/17

国分寺:ヤマダモンゴル

昨日、丸の内のカウパレードを見に行った帰りに、国分寺のヤマダモンゴルで夕食ジンギスカンを食べた。

とりあえず、生ビールを飲みつつ、サービスのもやしと玉ねぎを焼きながら肉の到着を待つ。

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まず届いたのはラムタンと生ラムチャックロール。
ラムタンは塩こしょうがしてあるのでそのままいただく。こりっとしておいしい。
チャックロールは肩ロースのこと。少々厚みがあるが、あまり焼きすぎないうちにいただくのがよろしい。
たれはこってりとあっさりがあるが、こってり味の方がより肉にあうような気がする。あくまで好みだけど。

水菜とサラダ菜のごま塩サラダをいただきながら、追加の品々を待つ。

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続いて届いたのは追加野菜、生ラム上もも肉、どさんこマトン。
どさんこマトンは、丸い肉で、昔は羊の肉というとこのイメージだった。食べた中では一番臭み(というほどではないが)が感じられた。もも肉は脂身が少なくしっかりとした肉。
どの肉もおいしかった。

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しめには、名物あがりラーメンを1人前だけ注文。たれを番茶で割って、さっとゆでたラーメンをいただくのだが、ラーメンだとあっさり味のたれの方がさっぱりいただけてよい。

ジンギスカンは、去年あたり東京でもブームになって、どんどんお店ができたが今はどうなのだろう?国分寺も、去年食べに行った某お店はもうなくなっていて、早くもブームが去ったのか?と思ってしまった。
最近特にブームはあっという間に過ぎ去ってしまうので、食べたいと思ったらその時に食べておかないとダメですね。

ヤマダモンゴル国分寺店:国分寺市本町3-10-19真ビル1F
ヤマダモンゴル

2006/09/16

カウパレード東京

ふと思い立って、丸の内で開催されているカウパレードへ行ってみた。

カウパレードというのは、元々1998年夏、スイスのチューリッヒで地元アーティストがグラスファイバー製の牛400頭にペイントを施し、街中に展示するイベントを行ったのがはじまりとのこと。その後各国で行われるようになり、イベント終了時にオークションにかけられ、売り上げが各種団体に寄付されるようになった、とのこと。

去年はモナコで、今年はリスボンで見てきて、今回東京でもやるということで、行ってみようと思った次第。

牛は全部で65頭。あいにくと、到着したのが4時頃だったのでたくさんはまわれず、結局1時間半かけて見ることができたのは、26頭。その中でワタクシの気に入ったベスト3は以下のとおり。

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1位 15番 だるま牛

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2位 12番 乳牛パック

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3位 33番 スシ

全部まわれなかったのは残念だけど、なかなか楽しいイベントでありました。

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こちらは、リスボンの牛。

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そしてこちらは、モナコの牛。

スヌーピーマグカップ

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セブンイレブンのスヌーピーフェア第3弾はマグカップ。

今年の柄はどれもシンプル。シンプルな方が使いやすいというのはありますね。
毎年、たくさんのお皿やカップをもらうので、食器戸棚がいっぱいになってしまいました(笑)。もう入らない・・・

2006/09/14

ピーター・アントニイ『衣裳戸棚の女』

本日の本
衣裳戸棚の女
book-40 『衣裳戸棚の女』 ピーター・アントニイ著 創元推理文庫

STORY:素人探偵ヴェリティは街のホテルの2階の窓から隣室の窓へと移る男を目撃、ホテルに入ると当の本人が中で男が殺されているとへたり込んだ。部屋にかけつけてみると、ドアも窓もいつの間にかしっかりと鍵がおりていて・・・

☆☆☆☆密室物として有名なこの作品をついに読了。

実を言うと、とても読みづらい本で(細切れに読んでいたというのもあるが)かなりの時間をかけてようやく読み終えた。

が、ラストの探偵の謎解きで、びっくり!である。なんとこんな人が犯人とは!
密室トリックはわかってしまうと、あーなるほどね、という程度なのだが、「真犯人」は驚き。すっかりだまされてしまった。いかにもという人物がうろうろしていて、すっかりそのミスディレクションにやられてしまった。題名もうまい。

作者の名前は、双子の兄弟の合作ペンネーム。一人は、アンソニー・シェーファー。もう一人はピーター・シェーファー。映画ファンなら、すぐおわかりのことと思うが、アンソニーは、「スルース」の原作者であり、ヒッチコックの「フレンジー」や、クリスティ原作の「ナイル殺人事件」の脚本家、ピーターは「アマデウス」の原作者である。
そういうこともあってか戯曲的で、この作品、舞台にしてもよさそうだ。

オペラ「ドン・カルロ」

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opera-3 「ドン・カルロ」 新国立劇場

指揮:ミゲル・ゴメス・マルティネス
CAST:ヴィタリ・コワリョフ、ミロスラフ・ドヴォルスキー、マーティン・ガントナー、大村博美、マルゴツァータ・ヴァレヴスカ、妻屋秀和、幸田浩子
STORY:スペインの王子ドン・カルロの婚約者、フランスの王女エリザベッタは政略結婚で父王フィリッポ2世の妃となってしまう。失意の王子は友人ロドリーゴのすすめによりフランドル人民の解放に立ち上がるが、投獄されてしまう・・・

今年3本目のオペラは、前回に引き続いてヴェルディ。「ドン・カルロ」である。

新国立劇場は苦戦しているという記事を最近読んだばかりだが、私はこの劇場が気に入っている。いい劇場だと思う。海外の有名オペラがくると高くてもみんなそっちに流れてしまう、というのはめったに見られないものを見たい、またはどうせ見るなら有名なものをという心理で、わからないではないが、これからもワタクシはこの劇場を応援するぞ。

で、肝心の本日のオペラだが、今年見た3本のうちで一番素晴らしかった。

ヴェルディのオペラは、ダイナミックでそもそも好きなのだが、今回は出演者がみな素晴らしく、歌唱に引き込まれた。ソロもそれぞれよかったし、重唱も聴き応えがあった。
男性陣は声量豊かで迫力があったが、なんといってもよかったのは、王妃役の大村博美さん。美しい声もさることながら、感情表現が豊かで、非常に感動的に演じていた。個人的に注目の歌手である。
また、数年前のNHKのドナウ世界遺産紀行に出演していた幸田浩子さんが、ちらっと主演していたのもうれしかった。

ストーリー的にも次第に盛り上がりをみせ、休憩をはさんで3時間半あまりあっという間で、感動のうちに幕。
オペラはやっぱりいいですね。心の栄養になります。また行こう。

2006/09/12

リリアン・J・ブラウン『猫は手がかりを読む』

本日の本

book-39 『猫は手がかりを読む』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:新聞記者クィラランは美術担当の記者として雇われた。画家や批評家を取材してまわるが、辛口な批評家をめぐって不穏な空気が漂う。やがて画商が刺殺され、さらに次なる殺人が・・・

☆☆☆シャム猫ココシリーズ第1弾。
前々から読もうと思っていながら、なぜか読むチャンスがなかったシリーズである。

いかにも殺されそうな被害者、いかにも怪しい容疑者たち・・・という具合に本格の臭いぷんぷんの作品であるが、最後にちょっとずっこけてしまった。なぜ、この人が犯人として登場?できれば、もっと伏線をはりめぐらしてほしかったのだった(個人的趣味として)。

まあでも、シャム猫ココがかわいいので許す。
クィラランとココの出会いの本なわけだが、クィラランは早速ココに振り回されるところが笑える。猫ってホントに気まぐれ。

ココのことが(クィラランも)すっかり気に入ったので、さて、このシリーズ読むことにしますか。なんと!翻訳は今まで26作出ているらしい。こりゃ大変・・・

猫は手がかりを読む猫は手がかりを読む
リリアン・J. ブラウン


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2006/09/11

「アメリカン・ラプソディー」

本日の映画
American Rhapsody
movie-75 「アメリカン・ラプソディー」 An American Rhapsody 2001年米

DIR:エヴァ・ガルドス
CAST:ナスターシャ・キンスキー、スカーレット・ヨハンソン、トニー・ゴールドウィン、エミー・ロッサム
STORY:1950年代のハンガリーからアメリカへと亡命したピーターとマルジットの夫妻だが、手違いで生まれたばかりの娘ジュジーが置き去りとなり、里親のもとで暮らすことになる。6年後ジュジーは家族と再会を果たすが、10年たっても自分の家族になじめずにいた。ジュジーは育ての親に会うためハンガリーへと向かう。

☆☆☆監督の自伝的作品だそうである。

生まれたばかりで実の親と引き離され、育ての親に育てられたジュジー。十分幸せな幼少時代を送っていたジュジーだが、再び今度は育ての親から引き離され、実の親に引きとられる。
ジュジーは、それまで里親を本当の親と思っていたわけで、急に私たちが本当の親よ、と言われても混乱するばかり。その後10年あまりを実の家族と一緒に暮らしても、決してなじむことができないのだ。一度引き離されているだけに、母親は自分の元から娘が去っていくのが恐くて、ジュジーをしばりつけようとし、それにジュジーは反発し・・・
娘を思う母親の強い気持ちもわかるし、娘のとまどいといらだちもよくわかる。

自分を見失いかけたジュジーは、育ての親に会うべく一人ハンガリーへと旅立ち、再会を果たし、さらに母親の悲しい過去も知ることになる。

いつかは手放さなければならないと思いつつジュジーを育てた里親の悲しみも、つらい過去を背負い、さらに幼い娘と何年も離ればなれになってしまった母親の悲しみも、自分の親は、家族はいったい誰なのだろうとずっと悩み続けるジュジーの悲しみも、すべては時代のせいだったわけでやりきれない気持ちになる。

5年前の映画なので、S・ヨハンソンがまだまだ若いが、ジュジーの複雑な心境をうまく演じている。そして、母親役は、なんとN・キンスキー。久しぶりに見た気がするが、はじめは誰だか全然わからなかった。母親役をやる年なんですね。「テス」が懐かしい。

2006/09/10

「ラブ・アクチュアリー」

本日の映画
ラブ・アクチュアリー
movie-74 「ラブ・アクチュアリー」 Love Actually 2003年英米

DIR:リチャード・カーティス
CAST:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、コリン・ファース、ローラ・リニー、キーラ・ナイトレイ、ローワン・アトキンソン、ビリー・ボブ・ソーントン、ビル・ナイ、シエンナ・ギロリー、エリシャ・カスバート、デニース・リチャーズ
STORY:クリスマスの近いイギリス・ロンドン。新たに首相となったデヴィッドは秘書のナタリーに一目惚れ、デヴィッドの姉カレンは夫が自分以外の女性にネックレスを買ったことに傷つき、夫ハリーの会社のOLサラは片思い歴が2年7ヶ月になろうとしていた・・・

☆☆☆☆なんとも豪華な顔ぶれの映画。
キャストの皆さんを見ているだけで楽しくなる。たくさんのエピソードからなるストーリーも、すべてがハッピーエンドではないけれど心温まる話ばかりで楽しい。

・首相が秘書に一目惚れする話
・夫の浮気を疑う妻の話
・若いセクシーな社員から迫られてくらっときそうになる夫の話
・2年7ヶ月もの間の片思いが結局成就しないOLの話
・義理の息子の悩みがなんなのかわからず悩む父親の話
・初恋の相手にいいところを見せようとがんばる少年の話
・言葉の通じないポルトガル人の家政婦に恋する作家の話
・復活をとげた老ロッカーがマネージャーの大切さに気づく話
・親友の花嫁に恋してしまった男の話
・イギリスではまったくもてなかったが、アメリカに行った途端大もてになるフリーターの話
・スタンドインで一日仕事をする間に恋におちる男女の話・・・

これだけの話が、入れ替わり立ち替わり語られ、ラストの飛行場ですべてがつながるのだ。どのエピソードもキーワードはラブ=愛。様々な愛が語られるわけだが、個人的には、作家の話(コリン・ファース)と、少年の初恋の話が気に入った。

芸達者が揃っているので安心して見ていられるが、ヒュー・グラントの首相役だけはちょっとねぇ。あまりに軽いノリで、首相には見えない(笑)。それともそれが狙いなんだろうか?

監督は、「フォー・ウェディング」、「ノッティング・ヒルの恋人」、「ブリジット・ジョーンズの日記」の脚本を手がけたR・カーティス(この映画でも脚本担当)。どうりでワタクシ好みの映画なはず。どれも好きな映画なのであります。

2006/09/09

目医者その後

昨日はまた目医者へ。

すっかり霰粒腫を切り取るものと思って、覚悟の上で(実はびくびく)行ったのだが、あっさり、「だいぶよくなってるねー。様子を見ましょう。」とのこと。
気が抜けたー

また大きくなったら結局切らなきゃならないのかもしれないけれど、とりあえずは目薬と飲み薬での治療。

睡眠不足、不規則な生活、過度の飲酒はいけないらしいから、気をつけよう。

「セント・エルモス・ファイアー」

本日の映画
セント・エルモス・ファイアー
movie-73 「セント・エルモス・ファイアー」 St. Elmo's Fire 1985年米

DIR:ジョエル・シューマカー
CAST:エミリオ・エステヴェス、ロブ・ロウ、アリー・シーディ、デミ・ムーア、アンドリュー・マッカーシー、ジャド・ネルソン、メア・ウィニンガム、マーティン・バルサム、アンディ・マクダウェル
STORY:ワシントンの名門ジョージタウン大学を卒業した7人の仲間が久しぶりに顔をあわせることになったのは、ビリーとウェンディが起こした交通事故がきっかけだった。久々に学生時代からのたまり場セント・エルモス・ファイアーという名のバーに集まった7人。彼らはそれぞれに悩みながら成長していく。

☆☆☆☆大好きな映画。本当に久々に見た。

はじめて見た時は、自分自身に重ね合わせて見たものだったが、時を経てまた見てみたらどう思うだろうというところに興味があったのだ。

共に楽しい学生生活を送った仲間の友情、愛、裏切り、悩み、不安、希望・・・ちょっと言うのは恥ずかしいけれど、青春のすべてがつまっている映画だ。多分、今ちょうどこの時代を送っている人達には設定が古くてピンとこないことも多いだろうけれど、テーマは普遍でしょう(多分)。今見ると、かなり青臭さが目立つエピソードが多いけれど、この年(!?)になってもきっちり感動してしまったのだった。

デビッド・フォスターのテーマ曲、ジョン・パーの主題歌も好きで、そういえば昔サントラも買ったっけ。大げさでなく、このテーマ曲を聴くたび、ぱーっと映画の場面がよみがえって、いいなあと思ったりするのである、今も。

残念なのは、この映画に出ていたブラッドパックたちがその後、次第に活躍しなくなってしまったこと。あの頃はずいぶんこのメンバーたちの映画を見たものだったけど、ほとんど見かけない。かろうじてデミ・ムーアくらいだろうか。あの頃、A・シーディや、A・マッカーシーのファンだったのになあと思うと、ちょっと複雑な気持ちだ。渋い脇役として活躍でもしてくれるとうれしいのだが・・・

2006/09/07

四ッ谷:麺屋「銀」

0609071
今日は会議で遅くなり、帰りにリンガーハットでちゃんぽんでもと思って行ってみると・・・
なにやら見たことのないお店が地下1階に出現!

烏骨鶏らーめんのお店だそうである。麺屋「銀」というお店。どうやら7月24日に開店したばかりらしい(ココ前なんのお店が入ってたんだか)。烏骨鶏ってよくは読まなかったけど、いろいろと体にいいらしい。

烏骨鶏ラーメンとはなんぞや?トッピングの烏骨鶏卵(生)はなんと450円、烏骨鶏の肉はいくらだったか忘れたけど結構するので、普通に味噌ラーメンと、餃子を注文。
もやし、ねぎ、コーンの他に、鶏と細かくさいたものがのっていたが、この鶏はまさか烏骨鶏?
スープは肉系の味だが、烏骨鶏?これもよくわからない。が、好みの味だった。臭みのないスープ。

次回は塩に挑戦してみたい。それと、清水の舞台から飛び降りるつもりで(大げさな!)烏骨鶏の卵をトッピングしてみましょうか。


四谷2-4-1ルネ四谷ビルB1

2006/09/06

「ブルース・オールマイティ」

本日の映画
ブルース・オールマイティ ミラクル・エディション
movie-72 「ブルース・オールマイティ」 Bruce Almighty 2003年米

DIR:トム・シャドヤック
CAST:ジム・キャリー、モーガン・フリーマン、ジェニファー・アニストン、スティーヴン・カレル、トニー・ベネット、サリー・カークランド
STORY:ブルースは地方局のレポーター。ナイアガラの滝からの生中継の仕事の直前にライバルが次期アンカーマンに決定したことを聞いたブルースは中継をぶちこわしにし、局を首になってしまう。神に向かって文句をさんざん言った彼はある日呼び出されて行ってみると、なんと神様本人が待っていた。それほど文句があるなら自分がやれ、と神様から全能をあたられて・・・

☆☆☆いかにもジム・キャリーらしい映画だ。

J・キャリーもコメディばっかりやっていてはダメだ、シリアスもいける役者になりたい!と思ったかどうかはわからないが、次第にシリアスドラマが増えてきているが、やっぱりこの人はコメディなんですね。笑わないJ・キャリーは意外にハンサムだったりするが、なんかおもしろくないのだ。
笑いがかなりワンパターン化してきているし、くしゃくしゃ顔演技も毎度お馴染みなので、続けて見ると飽きそうなのがつらいところだが、まだまだ笑い一筋でやってほしいところだ。

ともすると暴走しがちなJ・キャリーとのバランスをとっているのが、名優モーガン・フリーマン。何をやってもはまるが、この映画でも飄々とした神様役が楽しい。J・アニストンもコメディセンスのある女優さんなので、ちょっと地味目かなとも思うが、テレビシリーズ「フレンズ」を離れてまだまだ活躍できそうだ(早く元ブラピ妻って言われなくなるといいですねぇ)。

全体に深く考えずに気軽に見られる映画。

2006/09/05

「アメリカン・ヒストリーX」

本日の映画
アメリカン・ヒストリーX
movie-71 「アメリカン・ヒストリーX」 American History X 1998年米

DIR:トニー・ケイ
CAST:エドワード・ノートン、エドワード・ファーロング、ビヴァリー・ダンジェロ、フェアルーザ・ボーク、ステイシー・キーチ、エリオット・グールド
STORY:父親を黒人に殺された恨みから、白人至上主義の極右組織のメンバーとなったデレク。やがて故殺の罪で服役したデレクが出所すると、彼を崇拝していた弟が同じ組織のメンバーとなっていた。

☆☆☆☆重いテーマの映画である。
デレクは、父親が殺されたことで極端に思想に走り、家族を不幸にしてしまう。
デレクは刑務所での出来事がきっかけで更正していくのだが、彼のそれまでの行動が悲劇を生む。極右組織の過激なメンバーだったデレクは伝説的存在で、兄を慕う弟は兄と同じ道を歩み始めていたのだ。

弟を誤った道から救い出すことに成功し、ようやく一家が団結したかと思ったのだが・・・ハッピーエンドではないエンディングにショックを受けたが、映画のテーマからいってハッピーエンドはありえなかった、とも言える。憎しみの連鎖は残念ながら断ち切られない・・・というところで映画は終わるのである。後味が悪い、というよりはやりきれないラストだ。

極右組織のメンバーたちの言動は見ていて恐いが、もっと恐ろしいと思うのは、普通の人でも自分ではそれとは気づかず差別意識を持っていることがあるということ。デレクの父親は、子供たちに差別意識を植え付けてしまうようなことをさらっと言う。父親が殺されたことがきっかけとなったのではあるけれど、根っこは父親の言葉にあったことがわかってくるのである。
さりげない場面だがぞっとさせられる。

デレクを演じたE・ノートンがなんといってもすばらしい。父親が生きていた頃の無邪気な子供、極右組織に入り次第に狂信的になっていく狂気、改心し家族を守ろうと決意したあとのやさしさ、と自然に演じ分ける。彼以外のこの役は考えられない気がする。

インパクトのある映画だった。

2006/09/04

久々の目医者

久々に休みをとった(夏休みをのぞく)。
で何をしていたかというと、医者のハシゴである(笑)。
目医者なんていったの、何年ぶりだろうか。子供の頃以来行ったことがなかったはず。

多分そうだろうなあと思っていたが、案の定、急性霰粒腫(さんりゅうしゅ)とのこと。固まってしまっているので、薬を2日分出すがおそらく切らなければならないだろうとのことだった。とりあえずおとなしく2種類の薬を飲んで、目薬をつけるしかない。
0609041

よせばいいのに、今、某眼科医院の手術動画を見てしまい、気分が悪くなってしまった。

実家の母も切ったことがあり、相当痛い!と言っていたので、なんだか憂鬱・・・

2006/09/03

ムラマツエリコ、なかがわみどり『旅のコーフン』

本日の本
旅のコーフン
book-38 『旅のコーフン』 ムラマツエリコ・なかがわみどり著 メディアファクトリー

『ポルトガル朝、昼、晩。』『おかあさんと旅をしよ~。』に続いて見つけたk.m.p(かねもーけプロジェクト)ことムラマツ・なかがわサンの本。

いろいろな国の、いろいろな旅の、いろいろな出来事を集めた本で、2人のこだわりの旅が見えてくる。おもしろいこともいっぱい、トラブルもいっぱい・・・でも、旅から帰ってくるとトラブルさえもいい想い出になるんですね。そしてまた、すぐに次はどこへ行こうか?と考える。一度行くと、その国が出てくるテレビや本に敏感になるというのも、そのとおり、と笑ってしまった。

2006/09/02

国分寺:PANAS

0609021

久々の土曜出勤日。

お昼は、国分寺に戻ってきて、インド料理店「PANAS」にて。

座ると、すぐにメニューとともに水とサラダが到着。
10種類近くあるランチメニューからワタクシが選んだのは、なすとじゃがいものカレー(890円)、同居人はチキンカレー(900円)。
ランチメニューは、サラダ、ナン又はターメリックライス、ドリンクつき。
こないだからずーっとナンが食べたかったのでナンと、飲み物はマンゴーラッシーを注文(他にチャイ、ラッシー、コーヒーなど)。

マンゴーラッシーが出てきた後、カレーとナンが到着。いやはや、ナンが大きい!写真でも画面をはみだしてますね。しかしこれがとてもおいしいナン。もちもちしていてカレーにもよくあう(とはいえ、やはりワタクシには大きすぎて最後は輸出)。

カレーは、甘口、中辛、辛口、激辛の4段階から選べるようになっているが、今回はフツーに中辛を注文。中辛でも結構辛い。この分だと、激辛を注文したらどんなに辛いことやら(ちなみに、ワタクシは辛いものが苦手ではないけれど、激辛好きというわけでもない)。辛いのが苦手な方は甘口の方が無難かも。
このカレー、ただただ辛いだけでなく、非常にスパイシーで複雑な味。だからおいしいのだろうけど。薬膳カレーなるものもあったが、これはさらにスパイシーなのだろうか。

マンゴラッシーは甘くて、カレーの辛さが少々は緩和される。インドカレーにはラッシーがあいますね。
ひっきりなしにお客さんが入ってきて、なかなかに繁盛している模様。

今度は、カレー以外のものに挑戦するべく、夜きてみたい。ヒマラヤビールなるものも飲んでみたいし・・・

PANAS:国分寺市本町2-12-5梅の家ビル1F
(ランチ11時~15時、ディナー17時~23時L.O.)
PANAS

ムラマツエリコ・なががわみどり『あかあさんと旅をしよ~。』

本日の本
おかあさんと旅をしよー。
book-37 『おかあさんと旅をしよ~。』 ムラマツエリコ・なかがわみどり著 メディアファクトリー

k.m.p(かねもーけプロジェクト)ことムラマツ・なかがわサンの『ポルトガル朝、昼、晩。』が案外おもしろかったので、本屋でふと買ってしまった1冊。
2人がお母さん達を海外旅行に連れていくという話なのだが、手作りの旅だけに大変。お母さん達の希望を最大限尊重しつつ、疲れないように、危なくないようにと、大奮闘。ところが、お母さん達は、娘達の予想を裏切る行動を次々として(笑)、娘達は心休まるヒマなし!しかも気を使っても裏目にでたりして・・・珍道中に笑ってしまうけど楽しそう。
お母さん達にとっては大満足の海外旅行で、いい親孝行。世のお母様方はきっとうらやましく思うに違いない。親孝行、なかなかできないものだから・・・
k.m.pのどこかのほほんな絵と文、すっかりファンになってしまったので、他の本も読んで(見て)みよう。

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