「シン・シティ」
本日の映画
movie-84 「シン・シティ」 Sin City 2005年米
DIR:フランク・ミラー、ロバート・ロドリゲス、クェンティン・タランティーノ
CAST:ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライヴ・オーウェン、ジェシカ・アルバ、ベニチオ・デル・トロ、イライジャ・ウッド、ブリタニー・マーフィ、デヴォン青木、ジョッシュ・ハートネット、マイケル・クラーク・ダンカン、ニック・スタール、マイケル・マドセン、ルトガー・ハウアー、パワーズ・ブース
STORY:見にくい容姿から誰も近づかないマーヴは、高級娼婦ゴールディを殺され、復讐に立ち上がる。昔の恋人ゲイルが仕切る娼婦街で警官が殺され、窮地に陥った娼婦たちを助けるため死体を隠そうとするドワイト。実力者の息子を逮捕しようとしたため無実の罪で投獄された刑事のハーディガンは、かつて救い出したナンシーに再び危機が迫っていることを知り、彼女の元へと向かう。
☆☆☆☆斬新な映画。
こんな映像ははじめてだ。ほとんどモノクロで、時々パートカラーというのか赤や黄や青がつかわれる。インパクトのある映像になっている。
ストーリーはまあ単純といえば単純だけれど、3つの独立したストーリーが微妙にからまりながら展開していき、飽きさせない。
確かに、これ、かなり人を選ぶ映画だろう。暴力の連続で、体調が悪かったら気分がわるくなりそうだ。食事をしながらの鑑賞にも向きませんね。
でも、ワタクシは案外気に入った。男たちが格好いいから。
マーヴは特殊メイクがすごくて本人とはわからないくらいのミッキー・ローク。昔から全然いいと思ったことがない俳優なのだが、顔を作ったらいい、なんて皮肉。
ドワイトは、最近大いに売りだし中のC・オーウェン。どこまでもクールでしびれる。
そして、ハーディガンはB・ウィリス。このパートがワタクシ的には一番ツボだった。ナンシーを思ってのラスト・・・泣けました。
いずれも、自分の愛する者のために、無謀にも悪と戦う男たちのストーリー。彼らを取り巻く女性たちも色とりどりだが(J・アルバが一番目立っていたか)、それも彼らの前ではかすんでしまう気がする。
悪を演じる、B・D・トロ、I・ウッド、R・ハウアー、P・ブースなども豪華な配役で、よく役者を集めたなあと感心。
バイオレンス映画が苦手な方、タランティーノ映画嫌いの方には向きません。
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