エドワード・D・ホック『サム・ホーソーンの事件簿Ⅳ』
本日の本
book-45 『サム・ホーソーンの事件簿Ⅳ』 エドワード・D・ホック著 創元推理文庫
STORY:被害妄想から通電フェンスをめぐらした家に住む男が殺された。FBIも見張る密室状態の家でいかにして殺されたのか(要塞と化した農家の謎)。他、西部探偵ベン・スノウもの1編を含む13編。
☆☆☆不可能犯罪を解き明かす医師探偵サム・ホーソーン物第4弾。
今回もまた難解な(でも謎解きされると、なるほどと膝をうつ)不可能犯罪もの満載の1冊。想像力だけではいまいち理解できなくて、図に書いてみたくなる話もあったりもするのだが、なかなか粒ぞろい。中でも、ある男の存在を3人に否定される謎をとく「皮服の男の謎」が気に入った。
まだまだ作品があるようなので、このシリーズもまだ何冊かは出るだろうか。楽しみである。
映像化もするときっとおもしろいのでは?
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