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2006年11月

2006/11/29

サトウのメンチカツ

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先日、「吉祥寺行列の店サトウのメンチカツチップス」を食べたところだが、とうとう本物のサトウのメンチカツをいただきました!

今日は実家で夕食をごちそうになったのだが、母親が天気もいいことだし~ヒマだし~ということで、わざわざ吉祥寺まで買いに行ったらしい。

休日サトウの前を通ると、ざっと4,50人の列ができているのだが、今日はたったの(?)16人だったとのこと。ワタクシだったら16人でも帰っちゃうかもしれないな(笑)。
そして、休日はお一人様10個までなのだが、平日は20個までOKということで17個のお買いあげ、だったらしい。

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これがまた、実に大きなメンチカツなんである。その名も丸メンチ。自分の家で揚げるのはちょっと恐いくらいの大きさ。余熱で火を通すので揚げてから5分以上たってからお食べ下さいとのこと。買ってすぐかぶりついちゃいけないらしい。

さすが、牛肉専門店(しかも松阪牛)だけのことはあり、お肉がジューシーでおいしい。あ、でも50人待ちはしない、と思うワタクシの場合(笑)。

しかし、メンチカツチップスはメンチカツとは全然違う味です(当然か)。

2006/11/28

「スナッチ」

本日の映画
スナッチ デラックス・コレクターズ・エディション
movie-92 「スナッチ」 Snatch 2000年米

DIR:ガイ・リッチー
CAST:ベニチオ・デル・トロ、デニス・ファリーナ、ヴィニー・ジョーンズ、ブラッド・ピット、ジェイソン・ステイサム

STORY:ラビに扮した強盗団が86カラットのダイヤを強奪。一味のフランキーはニューヨークのボスに届ける途中ロンドンで捕まってしまう。かくしてダイヤを狙う男たちの争奪戦がはじまった・・・

☆☆☆☆大好きなタイプの映画。

はじめは、登場人物が把握できずいったいどうなるんだ?と思ったのだが、次第に登場人物達の関わりが明らかになってくるにつれおもしろくなってくる。

最後に笑うのは誰か?ダイヤは誰の手に渡るのか?二転三転予想のつかない展開にワクワクである。偶然が作用するあたりも(ダイヤを入れたケースを持ったフランキーが偶然見つかる場面、ダイヤを追う3組の男達が偶然ぶつかる場面、○○が偶然ダイヤを手に入れる場面など・・・)、なんとも人を喰った展開で、ニヤニヤクスクスである。ガイ・リッチーの脚本がよい。

キャストもなかなか渋くてよいのだが(個人的にはセクシーハゲ(笑)のJ・ステイサムがいいですねぇ)、ブラピはどうなんだろう。この人、無精ひげはやした汚れ役やぶっ飛んだ役に挑戦することが多いけれど、ワタクシ的にはくったくのない笑顔が美しい「リバー・ランズ・スルー・イット」を超えるものがないのである。この映画でも変な訛を披露する等がんばってはいるのだが・・・自然にクセ者を演じられるキャストに囲まれると辛いものがある。
そして、B・D・トロが案外あっさりと退場してしまったのは残念!

G・リッチーのデビュー作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」も是非観てみたいが、リッチー氏の今後やいかに?絶対奥様マドンナ主演でこれ以上映画を撮らない方がいいね(笑)。

2006/11/27

「堕天使のパスポート」

本日の映画
堕天使のパスポート
movie-91 「堕天使のパスポート」 Dirty pretty Things 2002年英

DIR:スティーヴン・フリアリーズ
CAST:オドレイ・トトゥ、キウェテル・イジョフォー、セルジ・ロペス、ソフィー・オコネドー
STORY:ロンドンのホテルのメイドとして働くシェナイは不法滞在者。シェナイの同居人オクウェも夜はホテルの夜勤として昼はタクシー運転手として働く不法滞在者だった。ある日ホテルの一室のトイレで人間の心臓を発見したオクウェは支配人に警察に連絡するよう言うのだが・・・

☆☆☆厳しい現実がかいま見られる映画である。

不法滞在者であるため、長時間低賃金での労働を強いられる者たち。シェナイもそんな一人である。常に移民局に捕まるのではないかと怯えて暮らす彼女もひょんなことから、ホテルにもいられなくなり、さらに悪条件の工場へと追いやられ、工場長からの虐待を受ける。現実にもきっとこのような立場の人々はたくさんいるのだろう。
一方オクウェは故国ではインテリの医者だったが、政府の陰謀で殺人犯のぬれぎぬを着せられ逃亡してきた男。このような人物もまた現実にいるに違いない。

絶望からシェナイは自分の臓器を売って自由を得ようとし、オクウェは脅されて手術を請け負うことを承諾する・・・この映画に出てくるイギリス・ロンドンは、豊かさも優雅さもまったくかいま見られず、絶望とあきらめが支配する底辺。
希望のあるラストではあるけれど(そしてちょっと小気味いい)、完璧なハッピーエンドではなくほろ苦さも残る。2人が生き延びたとしても、生き延びられない人々がたくさんいるに違いないからだ。

たくましさと弱さが同居するヒロイン、A・トトゥはあいかわらず不思議な雰囲気だが、オクウェ役のキウェテル・イジョーフォーが素敵(「ラブ・アクチュアリー」に出てた?あまり記憶にない)。主人公たちを助ける娼婦役のソフィー・オコネドー(「ホテル・ルワンダ」でオスカーノミネート)も印象的だ。

2006/11/26

贅沢日和

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今日のお酒は、新発売のアサヒ「贅沢日和」。
ハセキョウのCMがあまりに流れるものだから、ついつい買ってしまったのだが・・・
スーパードライっぽい飲み心地だが、発泡酒らしい軽さとコクのなさ。
贅沢とかなんとか言ってもやっぱり発泡酒なんですな。それでも発泡酒としては贅沢味なんですかね?ノドがとっても乾いている時に飲むのはいいかも。

最近仕事が忙しくて、映画やミステリーの話題の比率が低くなっているのが心苦しいのですが、どうかご勘弁を!

2006/11/25

玄関先の植え替え

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だいぶ前からやろう、やろうと思っていた玄関先の植え替えをようやくやった。コッツウォルズの番組を見て触発された・・・というわけではなくて、ようやく家にいる休みの日に天気がよかったから。春になるとキレイになる・・・ハズ。

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うちの前の道に落ちていたプーさん。とりあえず、フェンスの上にのっけておきました。

2006/11/24

「世界一美しい村に住む人々~イギリス コッツウォルズ~」

先日NHKハイビジョンでやっていた「世界一美しい村に住む人々~イギリス コッツウォルズ~」を見た。

コッツウォルズの丘に90年前に移り住んで、女性三代で守ってきた庭クフツゲート・コート・ガーデンを中心に、様々な庭を紹介した番組。

どこをとっても美しく絵になる村。そして人々の生活は昔ながらの伝統を守った生活で、ゆったりのんびりしていて、見ているだけで癒されそう。
もちろん、不便なこともいっぱいだし、庭の手入れは想像以上に大変なのだろうけれど、きっとストレスはないだろうなあ。うらやましい限りだ。

自分は暮らせないだろうなあと思うけれど、こういった番組は時々見たくなるのです。

2006/11/23

キリンブラウマイスター

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連日お酒についての記事をUPしていると、大変な酒飲みだと思われそうだが実際はそうではないです。お酒が好きなだけ(笑)。

で、今日のビールだが、キリンブラウマイスターである。
昨日発売になったばかりのビールで、酒屋に行ったついでに早速入手。

このビール、今年の7月札幌のキリンビール園で飲んでいいなと思ったのだが、ようやく缶での通年販売が実現したらしい。
いい感じの苦みがあって、大変ビールらしいビール。お値段は少々高めだけれどたまにはいいですね。

2006/11/22

キリン淡麗グリーンラベル

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我が家ではビールはサントリーモルツと決まっているのだが、最近時々飲んでいるのがこれ。
発泡酒のキリン淡麗グリーンラベル。糖質70%カットだそう。
同じ淡麗でもアルファは、さらにプリン体がカットされていて、コレステロールが気になるワタクシとしてはこっちにするかと思ったのだが、あまりにまずくて拒否反応。せめても、ということでグリーンラベルに落ち着いた。発泡酒は泡がすぐ消えてしまうのが悲しいけれど、まあこれなら妥協できるかなと。経済的にも助かるし。

ま、でもあくまでもワタクシとしてはビールの方が好きです。

2006/11/21

リリアン・J・ブラウン『猫は郵便配達をする』

本日の本
猫は郵便配達をする
book-52 『猫は郵便配達をする』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:元新聞記者クィラランは、莫大な遺産を得てピカックスに移り住むことに。昔屋敷に勤めていたメイドの失踪事件を追うクィラランだったが、途端に不審な事故があいつぐ。

☆☆☆シャム猫ココシリーズ第6弾。といっても、日本では前作同様、かなりあとになってから出版されたもの。この2作が抜けて、いきなり7作目が翻訳されていたわけだから、わかりにくかっただろうなあ。

本作では、根っからの記者クィラランが、ピカックスに5年住まないと遺産が手に入らないということで(実際は、全然違うところに遺産がいかないよう、地元にお金が還元されるようとの配慮から)、とまどいつつ田舎ぐらしをはじめる。そのギャップがおかしい。

「猫はスイッチを入れる」に登場したコブ夫人が家政婦として住み込み、美人女医メリンダが恋人となり、と順調なクィラランだが、推理の大きなヒントをくれるのはやはりココ。大きな手がかりとなる郵便物をくわえて持ってきたり、ヒントとなる本を抜き出したりと、大活躍。

ミステリーとしてもきちんとツボを押さえているし、今後クィラランの生活にかかわってきそうな人物がたくさん登場するなど(その一方で周囲の人が次々死んだり犯人としてつかまったりしそうで、大丈夫なのかという気もするが)、ますますこのシリーズが楽しみだ。

2006/11/20

「ブロークバック・マウンテン」

本日の映画
ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション
movie-90 「ブロークバック・マウンテン」 Brokeback Mountain 2005年米

DIR:アン・リー
CAST:ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホール、ミシェル・ウィリアムズ、アン・ハ
サウェイ、ランディ・クエイド、リンダ・カーデリーニ
STORY:1963年ワイオミング。ブロークバック・マウンテンの牧場に雇われたイニスとジャック。キャンプをしながら羊の放牧をするうち、いつしか2人の間には友情を超えた感情が芽生える。互いに結婚し家庭を築いた2人だったが・・・

☆☆☆☆今年のアカデミー賞監督賞・脚色賞・作曲賞受賞作品。

題材が題材だけあって、見る前は実を言うとちょっとどうかなあと思っていたのだ。
ところがこれがいいのである。

惹かれあってしまった2人、イニスとジャック。いったんは別れ互いに家庭を持つものの、お互いを忘れることができず、また会うようになる。2人の関係がお互いの家庭を壊すことになっても感情を抑えることができないのだ。お互いのことを思っていてもめったに会うことのできないつらさ、世間から隠れてしか会うことができないつらさは観ていてせつない。

とともに、2人の妻たちも悲しい。イニスの妻は夫とジャックとの関係を知ってしまい、ぶつけようのない怒りやいらだちを感じ(M・ウィリアムズ好演)、ジャックの妻は夫とイニスとの関係を薄々感じてはいるのか?事業は成功しても夫との仲が次第に冷えていく(A・ハサウェイがこれまでのイメージをくつがえす演技)。

イニスは最後までジャックへの愛を肯定することができず・・・ジャックの愛を受け入れることができず・・・悲しい結末となる。余韻のあるラストだ。
ブロークバックの自然が非常に美しく、ギターの音色もまた美しく、切なさがさらに助長されるようだった。

内向的で寡黙なイニス役、H・レジャー、陽気で天衣無縫なジャック役、J・ギレンホール、いずれも今までいいと思ったことがなかったのだが、とてもよい。
アン・リー監督も、いつも作品の傾向が違うのでとらえどころがないのだけど、これは「いつか晴れた日に」に続いて評価したい作品である。

2006/11/19

「Vフォー・ヴェンデッタ」

本日の映画
Vフォー・ヴェンデッタ 特別版
movie-89 「Vフォー・ヴェンデッタ」 V For Vendetta 2005年英独

DIR:ジェームズ・マクティーグ
CAST:ナタリー・ポートマン、ヒューゴ・ウィーヴィング、スティーヴン・レイ、スティーヴン・フライ、ジョン・ハート
STORY:独裁者アダム・サトラー議長が支配する近未来のイギリス。テレビ局で働くイヴィーは外出禁止令のしかれた夜に出歩き、秘密警察に捕まるところをVと名乗る仮面をかぶった男に救われる。彼は、ガイ・フォークスにならってたった一人で政権を覆そうとするテロリストだったが、イヴィーはこの戦いに巻き込まれていく。

☆☆☆☆ナタリー・ポートマンが坊主頭になったことが話題となった作品。
N・ポートマンは確かに熱演で、この頭も何ら違和感なし。様々な試練を経て、強い闘志へと変貌していく姿は凛として美しい。

しかし、この映画は「V」の映画。
はじめは、単なるテロリストなのか、救世主なのか、英雄なのかもわからないのだが、次第にVの過去や目的が明らかになっていく。自分の後継者をイヴィーと決めてあとを託すV(しかし、そのためにイヴィーをあんな目にあわすか?という疑問もあるけど)の最後の姿はもの悲しい。Vとイヴィーの淡い恋愛感情にもぐっときた。

Vは最後まで仮面をはずさないので、演じたH・ウィーヴィングの顔は拝めずじまいだけれど、声の演技もあってなんだか表情が見えるかのよう。アクションシーンも本人が演じたんだろうか?なかなかのナイフさばき!ラストなど「マトリックス」みたいだった(笑)。ウォシャウスキー兄弟の製作脚本ですからね。ストーリーはワタクシ的には「マトリックス」よりわかりやすかったですが。

マスコミを利用した思想操作、徹底した監視体制、マイノリティーの排除などこの映画の設定、いつか現実味を帯びてきそうで恐いが、この映画のラストのような希望もある、と考えたい。

2006/11/18

ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー

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ようやく、ボジョレー・ヌーヴォーを飲んだ。

少々奮発して、ジョルジュ・デュブッフのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーを購入。
今年は、あの当たり年2003年(その年の夏フランスに行ったのだが、暑くて大変でした)に匹敵するいい出来とのウワサ。

で、飲んでみると・・・
確かにいい出来。2003年には及ばない気もするが、結構コクあり。おいしくいただきました。

お料理は、ヌーヴォーにあうもの、ということで、
カツレツのミニトマトソース、リヨン風サラダ、ブリュスケッタ、黒胡椒入りカマンベールチーズ。
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毎年のお楽しみも無事終了!


サトウのメンチカツチップス

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吉祥寺行列の店サトウのメンチカツチップスが発売されたというウワサを聞きつけ、ついにゲット!

地域限定数量限定でセブンイレブンで売っているということだったので、日曜日に吉祥寺に行った際見つけようと思っていてすっかり忘れてしまっていた。サトウというのは、松阪牛専門店ですね。

が、あっさり職場近くのセブンイレブンで発見。職場でお酒を飲もうということになってつまみを買いに行ったのだった。

味は、うーん、そう言われればメンチカツ味かねぇ、というぐらいであまりよくわからない。ベビースターラーメンを出してる会社の製品なので、そんな感じの味だ。

そもそも、まだサトウのメンチカツ自体食べたことがないんである。なにせ何時行ってもすごい行列なので・・・おいしそうだなあと横目で見ながらすごすごと退散。気候のいい時に一度並んでみますか。

2006/11/16

のらやの小皿

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職場の近くに「手打ち草部うどん のらや」といううどんやさんがあってたまに行く。

箸袋を集めると枚数に応じて小皿とかお茶碗なんかがもらえるので、ためていたのだが、確か最低でも20枚は集めなければならなかった・・・ハズでなかなかに道のりは遠い。
ところが、先月行った際に、今月末までに飲食すれば小皿プレゼントという券をもらったので、今日の夜会議の後に行って参りました。

そして無事ゲット!うーん、かわいいなあ。もっといろいろな食器が欲しいなあ。
といっても、そうしょっちゅう行くわけじゃないので、やっぱり道のりは遠い。

2006/11/15

リリアン・J・ブラウン『猫はブラームスを演奏する』

本日の本

book-51 『猫はブラームスを演奏する』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:新聞記者クィラランは、母親の親友ファニーおばさんの招待で、ピカックスのログキャビンに滞在することに。のんびりしながら執筆しようと考えていたクィラランだったが、怪しい事件が多発、ついには殺人事件が・・・

☆☆☆☆シャム猫ココシリーズ第5弾。といっても、日本では20番目に翻訳されたらしい。
アメリカ中西部の新聞記者だったクィラランがカナダ国境に近い田舎町に移り住み、なぜ大金持ちになったかが語られる巻だけに、これを(次作も)飛ばして翻訳されたというのはいかがなものか。絶対わかりにくかったと思うんだけど・・・諸般の事情により、とのことだがなぜなんでしょう。

4作目までの都会の事件とは違い、閉鎖的な田舎社会、密な人間関係等、がらりと事件の内容も変わっている。この後はこんな感じになるのだろうか。例えばクリスティーのミス・マープルシリーズみたいな感じである。いやでも、この雰囲気は好き。これからレギュラーになりそうな人たちもたくさんいるし、次作以降が楽しみだ。

猫はブラームスを演奏する猫はブラームスを演奏する
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


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2006/11/14

「スウェプト・アウェイ」

本日の映画
スウェプト・アウェイ
movie-88 「スウェプト・アウェイ」 Swept Away 2002年米

DIR:ガイ・リッチー
CAST:マドンナ、アドリアーノ・ジャンニーニ、ブルース・グリーンウッド、デヴィッド・ソーントン、エリザベス・バンクス
STORY:ギリシャからイタリアへ向かうクルーズ船をチャーターしたアメリカの富豪達。その中の1人、製薬会社社長の妻アンバーは傲慢で、船員の1人ジュゼッペにあたりちらしていた。洞窟探検に向かった友人達を追うため、ジュゼッペにボートを出させたアンバーだが、ボートの故障と嵐で無人島に漂着する。

☆栄えある(!)ラジー賞5部門獲得の映画。1974年のイタリア映画「流されて・・・」のリメイクである。
恐いものみたさで、おそるおそるみたのだが・・・期待通り(?)の出来の悪さだった。

傲慢で、いばりくさって、意地悪で、どうにも鼻持ちならない女の役、マドンナにぴったりなんだが・・・あまりに演技がひどい、プラス、さすがのマドンナも体の筋肉は鍛えていても、年は隠せない・・・というわけで見てられない、のである。マドンナらしい魅力が発揮されているのは、無人島に着いてからジュゼッペの空想の中で踊る場面くらいなもの。
ワタクシはマドンナのファンなのであまり悪くはいいたし、「マドンナのスーザンを探して」とか「ディック・トレーシー」とか「エビータ」など、今まで感心した映画もあるのだが、これはねぇ。

相手役は、なんとオリジナルで同じ役を演じたジャンカルロ・ジャンニーニの息子、アドリアーニ・ジャンニーニ。野性的な感じは出ていると思うが、ジャンカルロの方がよかったかな。そういえば、「ハンニバル」で久々にジャンカルロを見て懐かしいなあと思ったっけ。

ガイ・リッチーが妻マドンナを撮ったのがよろしくなかったのだろうか。ワタクシはまだ見ていない「スナッチ」がなかなかおもしろいという評判なので、これを見てからリッチー監督の腕前を判断することにしよう。

2006/11/13

「カンガルー・ジャック」

本日の映画
カンガルー・ジャック 特別版
movie-87 「カンガルー・ジャック」 Kangaroo Jack 2003年米

DIR:デヴィッド・マクナリー
CAST:ジェリー・オコンネル、アンソニー・アンダーソン、エステラ・ウォーレン、クリストファー・ウォーケン
STORY:20年来の親友同士、チャーリーとルイスはやることなすことドジばかり。とうとうチャーリーの継父であるギャングのボス、サルを激怒させてしまった。オーストラリアに5万ドル入りの封筒を届ける役目を仰せつかった2人だが、そのお金をカンガルーに持って行かれてしまい・・・

☆☆なんと、全米興行成績第1位となった作品。
その当時カウントダウン番組で紹介されているのを見ていて、見てみたいと思っていたのだが・・・予想以上におバカなコメディだった。

A・アンダーソンのコメディ演技はくどいし、ストーリーはかなりベタで泥臭い。キーポイントとなるカンガルーがおもしろいかも、と思ったのだが、CGなのであまり可愛くない・・・

というわけで全米第1位というのがなぜ?と思ってしまったのだが、バカバカしいコメディって意外と人気ありますからね。それ以上のなぜ?は、この映画にC・ウォーケンが出ていること。なんで出た?この映画に?まあ、最近ウォーケン氏もコメディ部門にだんだんシフトしてきているから、ほんのおこづかい稼ぎのつもりで出たのかも。

取り柄は、オーストラリアの自然だろうか。飛行機からの眺め、素晴らしい。

カンガルーの扱い次第でもうちょっとおもしろくなったのではないかと思うが・・・

2006/11/12

吉祥寺:スペインバル Bar de Cante

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今日のお昼は、前々から気になっていた吉祥寺のBar de Cante(バル・デ・カンテ)に入ってみた。今年4月末にオープンしたスペインバルである。

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今日頼んだのは、ワンプレートランチ(980円)。お肉かお魚が選べるのでお肉に。本日のお肉料理は豚肩肉のアドボ。アドボというのは煮込み?かな。焼いたお肉にトマト風のソースがかかったお料理だったけど。
このワンプレートランチには、メインの他に、カナぺ(パンタパス)、サラダ、タパス2種類(本日は、大根とベーコンの和え物?とスペイン風オムレツ)、そして魚介のパエーリアがつく。パエーリアは想像したものとちょっと違ってトマト風味だったけれどまずまず。そうそう、食後はコーヒーもつきます(コーヒー飲めないけど、ミルクと砂糖を入れて半分くらい飲んでしまった。大丈夫か?)。結構なボリューム。

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今日はプラスできのこのマリネも頼んだのでおなかいっぱい。

タパスは1皿500円、他にもいろいろとスペイン風おつまみが揃っていて、是非今度は夜にきてみたい。ワインによくあいそうだ。生ハムは絶対頼みたいですね。

東京都武蔵野市御殿山1-1-1
バル・デ・カンテ

2006/11/11

おらんちのわいん

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本日のワインは、国産の巨峰ワイン。いただきもの。
甲州まきおか巨峰の里のおらんちのわいん、なるもの。ロゼ色だ。

どうも日本のワインに対しては偏見があって普段は飲まないのだが、そう悪くはないワインも結構あるもの。不勉強なだけなのかも。

しかし、食用のぶどうのワインはやっぱりねぇ。このワインも思ったほどは甘くはなかったが、それでも十分な甘さ。今一歩かなあ。

来週は、ボジョレ・ヌーボー解禁。今年の出来はどうだろう。楽しみだ。

関口知宏が行くヨーロッパの旅~スペイン編~

「関口知宏が行くヨーロッパの旅~スペイン編~」を実家で録画してもらい、ようやく見た。

関口知宏の「列島縦断鉄道12000キロの旅~最長片道切符でゆく42日」や「列島縦断鉄道乗りつくしの旅~JR20000㎞全線走破」もおもしろくて見ていたのだが、「ドイツ鉄道の旅」はうっかり見逃してしまった(今も15分ずつ再放送しているようだが、見られずにいる)。

で、スペイン編であるが、ぐるっとイベリア半島を10日間鉄道でまわる旅。列車の中からの風景も素敵だけれど、なんといっても関口さんと、現地の人々とのふれあいがいいのだ。
絵も描けるし、楽器も演奏し、作曲もするという、多才な関口さんはすぐに現地の人とうち解けてしまう。楽しい旅である。

スペインに行った際、AVE(新幹線)の1等車に乗ったのだが、待合室では飲み物が飲み放題、列車の中ではお食事のサービスつきと、豪華なのに感激した思い出がある。でもローカル線もいいですね。

関口知宏が行くスペイン鉄道の旅

2006/11/09

リリアン・J・ブラウン『猫は殺しをかぎつける』

本日の本

book-50 『猫は殺しをかぎつける』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫

STORY:グルメ記事担当となった新聞記者クィラランは昔の恋路とに再会、彼女の住むマウスハウスへと引っ越してくる。今や陶芸家として活躍する彼女だったが、行方不明になってしまう。そしてマウスハウスでは次々で怪事件が起きるのだった。

☆☆☆シャム猫ココシリーズ第4弾。日本ではこの作品がはじめに翻訳されたようだ。

毎回舞台がかわるこのシリーズ(そして毎回クィラランは引っ越ししているような・・・笑)。今回はグルメ界である。そしてまたまた奇妙な人たちが次々登場。いつも誇張しすぎにも思えるくらいに個性的な面々が出てきて笑いを誘う。

ミステリーとしては、早い段階で大筋が読めてしまうのが残念。
それでも、最後にココがクィラランを助ける場面は拍手喝采!

グルメミステリ(?なんて範疇もありか?)は好きなので、その点はプラスポイント。

猫は殺しをかぎつける猫は殺しをかぎつける
リリアン・J. ブラウン


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2006/11/08

TVM「ずっと忘れられない」

Mary Higgins Clark: Try to Remember
「ずっと忘れられない」 Try To Remember 2004年米

サスペンスの女王メアリー・ヒギンズ・クラーク原作の映像化。

STORYは
高校生のリサとジョニー。リサは男友達のジョーに送ってもらうことになり、リサは一人で帰った。途中エンストを起こしたジェニーは通りかかったバンに乗り、その夜殺害されてしまう。15年後、科学捜査官として戻ってきたリサの周囲で15年前の事件の関係者が殺されていく。
というもの。

この原作読んだことあったっけなあと考えつつ見ていたが、これは読んだことはない・・・みたい。

メアリー・H・クラークのサスペンスは映像化に向いている、と思う。いつも読んでいると映像が頭の中に思い浮かぶのだ。サスペンスファンが喜ぶツボを押さえた展開ですらすらと読めてしまうクラークの本だが、このテレビ映画もサスペンスたっぷり。
犯人ははじめに考えたヒトだったが、いろいろと目くらましも用意されていたのですっかりだまされてしまった。最後はハラハラものだった。

主演は、ガブリエル・アンウォー。「セント・オブ・ウーマン」で注目された彼女だけど、最近は見かけなかった。懐かしい。もう30代半ばなんですね。

「揺りかごがおちる」、「あなたに会いたくて」も放映したようなのだが、見逃してしまって残念!

2006/11/07

「アンダーワールド:エボリューション」

本日の映画
アンダーワールド2 エボリューション コレクターズ・エディション
movie-86 「アンダーワールド:エボリューション」 Underworld:Evolution 2006年米

DIR:レン・ワイズマン
CAST:ケイト・ベッキンセイル、スコット・スピードマン、トニー・カラン、ビル・ナイ、デレク・ジャコビー
STORY:ヴァンパイア(吸血鬼族)の女戦士セリーン。一族の長ビクターへの復讐を果たしたセリーンだったが今や同族からも追われる身。ヴァンパイアとライカン(狼族)の混血種マイケルとともに逃げるセリーンはやがて両種族誕生と、セリーン自身の秘密を知ることになる。

☆☆☆2003年公開の「アンダーワールド」の続編。

はじまってしばらくは、ストーリーがいまいち見えず、?の連続。ようやく、数十分たったところでおもしろくなってきた。前作を思い出すまでちょっと時間がかかったというのもあるのだが。

前作はわかったようなわからないような終わり方でいろいろと謎も残っていたので、続編でその謎が解き明かされるのでは、という期待もあった。
そういう意味では、2つの種族の謎、セリーンがなぜ戦うようになったのかなど、うまく説明されている。とはいえ、すべてがわかったわけではなくて(ワタクシの理解力が足りないのか?)、まあ一応のめでたし、めでたしで幕を閉じるのである。3作目できるんだろうか?

まあ、この映画の見所は主人公セリーンを演じるK・ベッキンセイルのクールな戦いぶりだろう。身のこなしがキレイで、格好いい。なので、できれば余計なラブシーンはなかった方がよかったんじゃないだろうか。徹底的にクールなキャラにしてほしかった。

CGも前作より多用しているようだし、視覚効果はなかなか。色のないダークな世界に浸ることができた。あまり体調がよくない時に見ると疲れそうだけど。

最近、なんかこういう「戦う女」の映画多いですね。

2006/11/06

L25創刊

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リクルートが発行する無料マガジンR25の女性版L25が創刊。これまたフリーパーパーで1日と15日発行だそうである。

R25は毎週もらっているのだが、L25はR25をいつももらっている美容院には置いていない。いったいどこでもらえばいいのだろうか?と思ったら、Lの方は書店を中心に置いているとのこと。我が国分寺の書店にも置いてあることが判明、無事ゲットできた。

うーん、しかし、女性向きとはいうけれど、男性サラリーマンをターゲットにしていると思われるR25の方がおもしろいなあ。まあまだ創刊号なので次号以降に期待ということで。


2006/11/05

第23回国分寺まつり

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近くの都立武蔵国分寺公園で開催された「第23回国分寺まつり」に行ってみた。国分寺に住んで10年あまり、行ってみたのははじめて。
なんで今年は行く気になったのか?というと特に理由はない(笑)。

パレードとか踊りとか歴史行列とかはあまり興味がなくて、ひたすら模擬店めぐり。まあ昔からワタクシお祭りはあんまり好きじゃなかったんですね。人混みが苦手で・・・

まずは、揚げ餃子。宇都宮でみんみんの揚げ餃子を食べて以来の揚げ餃子ファンなのだ。5個入りで200円。
続いて、フランクソーセージ。1本150円。
そして、お祭りの定番、焼きそば。2皿400円。
これでもうおなかいっぱい。昼なのでお酒もぐっと我慢。
他にもおいしそうなものはいろいろあったけれどおしまい。姉妹都市真野物産展で提供していた1杯50円の沖汁が売り切れで残念だったが・・・せめてチョコバナナでもデザートに買うべきだったか(笑)。

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宝船で作った野菜の無料配布までまだ1時間半近くあったので、そのまま帰宅。しかし、すでにもう並んでいる人が結構いてびっくり。みなさん、我慢強いですなあ。

こうしてワタクシの4連休はのどかに終わったのでありました。


2006/11/04

「ブラック・ダリア」

本日の映画

movie-85 「ブラック・ダリア」 The Black Dahlia 2006年米

DIR:ブライアン・デ・パルマ
CAST:ジョシュ・ハートネット、アーロン・エッカート、スカーレット・ヨハンソン、ヒライー・スワンク、ミア・カーシュナー、ケヴィン・ダン、ローズ・マッゴーワン、フィオナ・ショー
STORY1940年代ロス。腰から切断された若い女性の死体が発見される。彼女は女優を目指してマサチューセッツからきたエリザベス・ショートという女性と判明。マスコミは黒髪の彼女をブラック・ダリアと呼びセンセーショナルに報道した。ロス市警のバッキーとリーはこの事件の捜査にあたるが、リーは異常なほどに事件にのめり込んでいく。

☆☆☆実際に起きた事件を題材にとったジェームズ・エルロイの小説の映画化。

ブラック・ダリア
この小説出た時から気にはなっていたのだが、結局今まで読まずじまい。先に映画を見てしまったが、先に読むべきだったか?

ミステリーとしてはおもしろい、と思う。謎が何重にもあって、意外な犯人だし(一つの殺人については、ヒントありすぎでわかってしまったけど)なかなかよいのだが、映画としては後半の謎解きが唐突すぎてややバランスを失していると思うし、センセーショナルな題材のわりに盛り上がりに若干欠ける気がする。長い原作を2時間5分の枠に閉じこめるのは無理があったのか、デ・パルマの演出のせいか・・・
エルロイ原作の映画化としては、「L.A.コンフィデンシャル」という傑作があったが、「ブラック・ダリア」もこれにおとらず暗い作品。暗さことエルロイの特徴なので雰囲気としてはよく出ていると思うが・・・惜しい作品である。

猟奇的事件に秘められた謎は、妖しく退廃的で異様。セピアっぽい映像がまたよい。

事件のキーとなる金持ち娘マデリンにヒラリー・スワンク。色情的な雰囲気はよく出ていたと思う。ハートネット演じるバッキーがはじめて出会う場面でのスワンク、いつもと感じが違うなと思ったのだが、よくよく見るといつもの通りのお顔なので(笑)、うーん、どうなんだろう、ファム・ファタールって感じはいまひとつ。やっぱりこの人、アカデミー賞をとった「ボーイズ・ドント・クライ」、「ミリオンダラー・バイビー」のボーイッシュなイメージがあってどうも・・・二度のアカデミー賞に輝く女優さんといえども難しい役柄があるんですね。意外なキャスティングでおもしろいと言えばおもしろいが・・・

むしろ、ファム・ファタール役ならば、S・ヨハンソンの方が似合っているが気がするのだが、まだちょっと若すぎるのだろう。マデリンの役はちょっと爛れた感じが必要だから。案外おとなしめな役なのでこれまた意外だった。

エッカートも男らしい役でよかったが(リーが事件にこれほどにのめり込む理由があまりよく描かれていなかったのは残念)、この映画の中では一番よかったのはJ・ハートネット。今まであまり注目していなかったのだが、ハードボイルドな雰囲気がよく出ていてよろしい。他の映画も見てみよう。

2006/11/03

【ベルギー王立美術館展】

art-11 【ベルギー王立美術館展】 国立西洋美術館

0611031
昨日、午前の【大エルミタージュ美術館展】に続いて午後観た美術展が、西洋美術館で開催されている【ベルギー王立美術館展】。

入って2点目にいきなり、ブリューゲル。ピーテル・ブリューゲル(子)の「婚礼の踊り」。ブリューゲル好きのワタクシとしてははじめからワクワクする展開。そして、次がピーテル・ブリューゲル(父)?の「イカロスの墜落」。?というのは、真贋についてまだはっきりとした結論が出ていないから。確かに、手前に描かれた農夫はブリューゲル的ではある。果たしてどうなのか?当然素人目にはまったくわかりません。イカロスはどこかというと、右手前の海から出ている足のみ!ユニークな絵だ。「イカロスの墜落」という題名がついていなければ、この題材の絵とはわからなかっただろう。

ルーベンス、ドラクロワ、ヴァン・ダイクときて、ヨルダーンスが数点。この中ではポスターにもなっている「飲む王様」の下卑た雰囲気がおもしろい。描かれた当時はセンセーショナルな絵だったのだろうか。

そして、ダーフィット・テニールスの絵画収集室の絵。ここにもあったんですね。美術史美術館に行った際、ちょうどテニールスの絵が貸し出し中で見られず残念な思いをしたので、なんかうれしい。この絵に描かれたたくさんの絵画一つ一つを見てみると、いかに細かく描かれていることかと感心する。

後半のみものの第一は、クノップフ、アンソールの2人の象徴派の作品。どちらかというと、アンソールの方が好みかなあ。有名な「燻製ニシンを奪い合う骸骨たち」をはじめとして、ちょっと不気味な絵も多いが、素描は漫画チックな感じもあった。昨年やっていたアンソール展、行っておけばよかった・・・

そして最後の部屋にはデルヴォー、マグリット。デルヴォーの絵に描かれた女性は皆無表情で、寒々しさを感じる。不思議な絵だ。不思議という点ではマグリットもそうなのだが、マグリットの空は明るい。夜と昼とが同居する「光の帝国」、現実ではありえない世界だけれど、ありえそうな気もしてきて不思議な気持ちにさせられる絵である。
ラストは、サーデレール「フランドルの冬」。人物を描き込めばブリューゲルのような絵で締めくくられる。

大変充実した展覧会だった。

2006/11/02

【大エルミタージュ美術館展】

0611021

art-10 【大エルミタージュ美術館展】 東京都美術館

休みをとって美術展巡り。
まず、午前中は都美術館で行われている【大エルミタージュ美術館展】である。
エルミタージュ美術館展と題される展覧会は始めてではない気がするが、この膨大な量の美術品を観るには何度やっても足りないくらいなので、まあいいだろう。

ある画家の展覧会ではなくて、美術館の展覧会というと構成が難しいものだが、今回は3つのパートにわかれていた。

Ⅰ-家庭の情景
つまりは肖像画のパート。
15世紀末から20世紀までいろいろな絵画があったが、この中で印象に残ったのはファン・ロー、エリンハといったオランダ絵画。フェルメールにも影響を与えた?との歌い文句があったが、確かに構図は似ているかもしれない。

他に有名どころとしては、ルノワール、ドニ、ローランサンが1点ずつあった。

Ⅱ-人と自然の共生
つまりは風景画のパート。静物画もある。
どちらかというと、肖像画より風景画が好きなのでうれしいパートである。結構好みの作品があったが、この中で一番観たかったのは、モネ「ジヴェルニーの干草」。一連の積み藁の絵の変形と言えようか。モネの睡蓮と積み藁を追っているワタクシとしてはうれしい。この絵との対比で、アイルランドのケントの「ダン・ウォードの干し草」はおもしろい構図の絵だった。

他に有名どころとしては、ゴーギャン(ポスターの絵ですね)、ピカソ、ボナールなど。

Ⅲ-都市の肖像
つまりは都市の風景画のパート。

18世紀ヴェネティア派のカナレットと甥のベロットの作品があわせて3点。この2人は好きな画家なのでうれしい。今回に関してはベロットの方が好みの作品だった。「ゼーガッセから見たドレスデンの旧市場」、ざっと1000人以上の人が描かれていただろうか、実に細かい。

そして、2人のリュクサンブール公園の絵がいい。マティスとアンリ・ルソー(世田谷美術館の展覧会も観たいなあ)である。まったく違う筆致で描かれているが、両方ともあの公園の雰囲気そのものだった。
ラストは大好きなユトリロ。

大きな目玉はなかったけれど、うまい構成で魅せた展覧会だったと思う。

しかし、都美術館はいつ行っても混みすぎ。構造がよろしくないのか?だいぶ老朽化していることだし、改築(改装)しないのかな。いつもここは人混みで疲れてしまうのです。

続いて観た【ベルギー王立美術館展】については明日UP予定。

阿川佐和子『サワコの和』

本日の本
サワコの和
book-49 『サワコの和』 阿川佐和子著 幻冬舎文庫

阿川さんの本は(文庫で)出ると即買いである。

今回もいつも通り、阿川節炸裂。まっすぐな阿川さん、いつも正しくないことに腹をたて、怒る。そのまっすぐぶりが時として滑稽ではあるけれど、その通りと深く頷くことばかり。
ばっさりと切っても、決してイヤミにならず、安心して読めるのが阿川さんのエッセイのよいところだ。

出版社が違っても、表紙絵が和田誠氏なのもよろしい。

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