リリアン・J・ブラウン『猫は殺しをかぎつける』
本日の本
book-50 『猫は殺しをかぎつける』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:グルメ記事担当となった新聞記者クィラランは昔の恋路とに再会、彼女の住むマウスハウスへと引っ越してくる。今や陶芸家として活躍する彼女だったが、行方不明になってしまう。そしてマウスハウスでは次々で怪事件が起きるのだった。
☆☆☆シャム猫ココシリーズ第4弾。日本ではこの作品がはじめに翻訳されたようだ。
毎回舞台がかわるこのシリーズ(そして毎回クィラランは引っ越ししているような・・・笑)。今回はグルメ界である。そしてまたまた奇妙な人たちが次々登場。いつも誇張しすぎにも思えるくらいに個性的な面々が出てきて笑いを誘う。
ミステリーとしては、早い段階で大筋が読めてしまうのが残念。
それでも、最後にココがクィラランを助ける場面は拍手喝采!
グルメミステリ(?なんて範疇もありか?)は好きなので、その点はプラスポイント。
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