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2006/11/02

【大エルミタージュ美術館展】

0611021

art-10 【大エルミタージュ美術館展】 東京都美術館

休みをとって美術展巡り。
まず、午前中は都美術館で行われている【大エルミタージュ美術館展】である。
エルミタージュ美術館展と題される展覧会は始めてではない気がするが、この膨大な量の美術品を観るには何度やっても足りないくらいなので、まあいいだろう。

ある画家の展覧会ではなくて、美術館の展覧会というと構成が難しいものだが、今回は3つのパートにわかれていた。

Ⅰ-家庭の情景
つまりは肖像画のパート。
15世紀末から20世紀までいろいろな絵画があったが、この中で印象に残ったのはファン・ロー、エリンハといったオランダ絵画。フェルメールにも影響を与えた?との歌い文句があったが、確かに構図は似ているかもしれない。

他に有名どころとしては、ルノワール、ドニ、ローランサンが1点ずつあった。

Ⅱ-人と自然の共生
つまりは風景画のパート。静物画もある。
どちらかというと、肖像画より風景画が好きなのでうれしいパートである。結構好みの作品があったが、この中で一番観たかったのは、モネ「ジヴェルニーの干草」。一連の積み藁の絵の変形と言えようか。モネの睡蓮と積み藁を追っているワタクシとしてはうれしい。この絵との対比で、アイルランドのケントの「ダン・ウォードの干し草」はおもしろい構図の絵だった。

他に有名どころとしては、ゴーギャン(ポスターの絵ですね)、ピカソ、ボナールなど。

Ⅲ-都市の肖像
つまりは都市の風景画のパート。

18世紀ヴェネティア派のカナレットと甥のベロットの作品があわせて3点。この2人は好きな画家なのでうれしい。今回に関してはベロットの方が好みの作品だった。「ゼーガッセから見たドレスデンの旧市場」、ざっと1000人以上の人が描かれていただろうか、実に細かい。

そして、2人のリュクサンブール公園の絵がいい。マティスとアンリ・ルソー(世田谷美術館の展覧会も観たいなあ)である。まったく違う筆致で描かれているが、両方ともあの公園の雰囲気そのものだった。
ラストは大好きなユトリロ。

大きな目玉はなかったけれど、うまい構成で魅せた展覧会だったと思う。

しかし、都美術館はいつ行っても混みすぎ。構造がよろしくないのか?だいぶ老朽化していることだし、改築(改装)しないのかな。いつもここは人混みで疲れてしまうのです。

続いて観た【ベルギー王立美術館展】については明日UP予定。

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