ミス・マープル「書斎の死体」
「書斎の死体」 The Body In The Library 2004年英米TVM
NHKBS2で放映のアガサ・クリスティー原作のミス・マープル物第3弾。
STORYは
セント・メアリー・ミード村のバントリー大佐の書斎で若い女性の死体が発見され、やがてマジェスティックホテルのダンサー、ルビーの死体と従姉妹のジョージーによって確認される。ミス・マープルは大佐の夫人ドリーとともにホテルに滞在、調査を始めるが・・・
というもの。
今回もさえわたるミス・マープル。セント・メアリー・ミードから出て、観光地のホテルまで行ったりして、元気のいいマープルである。ドレスアップもしたりして、ちょっと元気すぎるかなと思うくらい(笑)。もうちょっと枯れたイメージがあるのだけどな。
見始めて、割とすぐに犯人を(完全ではないけど)思い出したが、詰めの部分は忘れてしまっていた。この人が犯人にならざるをえないという犯人だったよなあ・・・と思っていたが・・・こんな話じゃなかったでしょう!!原作は。うーむ、ちょっと興ざめだ。今回のシリーズ、どうも現代的にしすぎている気がするなあ。こういう改変もありなんだろうか?
知った顔では、イアン・リチャードソンとかジェームズ・フォックスとかが出演していたが、バントリー大佐役のフォックス氏はほとんど台詞がなくて寂しかった・・・
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今回のような映画の観方、オイの理想だな。シリーズものでまとめて放映してくれるのってほんとうれしいですよね。
おばさん探偵みたいなシリーズは世界中でやってるんですかね?オイも「ジェシカおばさん」だったかな、母が好きで一緒に観てました。「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」のように
最初に犯人が分かって、トリックを暴くってのもおもしろいけどやっぱ最後まで犯人も分からないほうがオイはすきだなぁ。
投稿: しぽ | 2006/12/14 16:36
しぽさん、こんばんは。
私も「ジェシカおばさんの事件簿」大好きでした。日本じゃ3シーズンくらいしかやってくれなかったのが残念です。
日本でおばさん探偵というと、「家政婦は見た」とか?おばさん探偵は好奇心がとても旺盛ってとこが共通点でしょうか。
コロンボみたいなパターンも好きですが、やっぱりあっというような犯人やどんでん返し、おもしろいですね。クリスティはそういう意味でも大好きです。
投稿: nocci | 2006/12/14 22:18