リリアン・J・ブラウン『猫は床下にもぐる』
本日の本
book-56 『猫は床下にもぐる』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:元新聞記者の富豪クィラランは、夏を湖畔で過ごそうとログ・キャビンにやってきたはいいが、管理が悪く故障だらけ。さらに、建て増しを頼んだ大工があいついで行方不明になって・・・
☆☆☆シャム猫ココシリーズ第9弾。
いつものピカックスを離れ、湖畔で静かな夏を過ごそうとしたクィラランだったが・・・
クィラランの行くところ事件あり!というのはいつも通り。
次々とログ・キャビンがダメになり、建て増しも遅々として進まず、イライラがつのるクィルの姿がおかしい。今までで一番コメディ的要素が強いかも。
こういった出来事がすべて事件につながっていたことがわかってくる終盤はなるほど、と思うが、犯人登場の場面がやや唐突という気も。
女性関係では、恋人ポリーがイギリスに留学し不在のため進展はないが、別の女性にややよろめきかかるところはさすがクィララン(笑)。
ココとヤムヤムのグルメ度は益々UPしている模様。
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