ミス・マープル「予告殺人」
「予告殺人」 A Murder Is Announced 2004年英米TVM
NHKBS2で放映中のアガサ・クリスティー原作のミス・マープル物第2弾。
STORYは
チッピング・クレグホーン村の新聞に「殺人のお知らせ」という広告が掲載される。村人達が予告現場の下宿屋へと集まってくると、予告時間に強盗が。消えていた電気がつくと女主人レティシアが耳を怪我し、強盗が死んでいた。強盗シャーツが働いていたホテルに泊まっていたミス・マープルは村にとどまることにするが・・・
というもの。
ミス・マープル役がJ・マクイーワンにかわっての2作目。
しばらくマクイーワン版には慣れないな、と書いたのだが早くもなじみつつあるワタクシ(笑)。確かに小柄なイメージにはあわないものの、好奇心いっぱいのミス・マープルらしさはよく出ていると思うので。
「予告殺人」は何度か読んでいるし、見ていたので、見始めてあ、この人が犯人と思ったのだが、細かい筋立ては忘れていたので、ラストでああそうそう、と思った次第。これだから何度見てもいいのですね(苦笑)。
クリスティーのマープル物は特に牧歌的な雰囲気なので、のんびり見ていると・・・犯人の動機は結構冷酷でシビアな結末だったりして。クリスティは紋切り型だと言われたりするけれど、人間観察にはすぐれていた作家だった、と思う。
レティシア役のゾーイ・ワナメイカーは、ハリポタのマダム・フーチですね。
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