ミス・マープル「牧師館の殺人」
「牧師館の殺人」 Murder At The Vicarage 2004年英米TVM
アガサ・クリスティー原作のミス・マープル物第1作。
STORYは
ミス・マープルの住むセント・メアリー・ミード村で嫌われ者のプロズロウ大佐が牧師館で殺害される。大佐の夫人と不倫関係にあったロレンスが自首、続いてアンも自分が殺した言い出すが・・・
というもの。
ミス・マープルのテレビ映画もリニューアル。今回からマープル役は、ジェラルディン・マクイーワン。いったいこの人いくつなんだろう?「マグダレンの祈り」は見ていないし、「ロビン・フッド」に出ていたらしいけど、何の役だったんだろう?記憶になし(笑)
ずっと、ジョーン・ヒクソン版マープルに慣れ親しんでいたので、ちょっと違和感。J・ヒクソンさんは、まさにはまり役だったので。これまで、ミス・マープル物としては、アンジェラ・ランズベリー版、ヘレン・ヘイズ版、ジョーン・ヒクソン版と見てきているけれど、やっぱりヒクソン版が小説のイメージに一番しっくりときていた。A・ランズベリーはファンだけど、「クリスタル殺人事件」当時は若すぎたし、ちょっとでかすぎ!H・ヘイズは結構いい線いっていたけれど、J・ヒクソンのを見たらミス・マープルはこの人だ、と思ったものだった。
そして、J・マクイーワン版。うーん、やっぱり元気すぎるような・・・それになんですか?マープルの若い頃が出てくるとは!慣れるまで時間がかかりそうだ。
お話自体は、古典的なトリックだけれど、たくさんの登場人物がみんな怪しく見える、といういかにもクリスティーらしい作品で、いやはや、クリスティー物は何度見ても楽しめます。
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