リリアン・J・ブラウン『猫は幽霊と話す』
本日の本
book-7 『猫は幽霊と話す』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:元新聞記者の富豪クィラランは、奇妙な音に怯える博物館の女性館長に助けを求められ行ってみると、すでに彼女は心臓発作を起こして死んでいた。やがて博物館にまつわる血塗られた過去が浮かび上がる・・・
☆☆☆シャム猫ココシリーズ第10弾。
はじめから驚きの展開である。なんと、クィラランの元家主であり、家政婦であり、友人であったアイリス・コブ夫人が死んでしまうのである。この先もずっとサブキャラとして活躍すると思っていたので、ショック。
そういうこともあってか、なんだかページが進まなかった。
犯人は、はじめから相当怪しい人物で、あとの興味はなぜか?ということ。90年も昔の事件の謎が浮かび上がってくるところはおもしろいが、なんだか最後まで乗り切れなかったのが残念。
うーん、今後もどんどん登場人物が死んでいくのだろうか?なじみの人物がどんどんいなくなるのは悲しいのだが。
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