山梨イチゴ狩りドライブ
我が家恒例の2月の行事、イチゴ狩り。
今年は山梨方面である。実は、去年も山梨方面を企画していたのだが、もう一つの目標である、山梨県立美術館が休館日だったので断念したという経緯があった。
日曜日に同居人が甲府小曲のあるイチゴ農園の予約メールを送ったのだが、今日は臨時休業。しかし、このあたりは10軒以上農園があるのでまあ予約しないで大丈夫だろうということで、予約なしで出かけることになった。
8時半に家を出て、軽く朝食。中央道の入り口まで少々混んだが、上に乗ってからは順調。あっという間に談合坂に到着。いつものようにお店をぶらぶらすると、今年はなぜかパンの缶詰がはやっているようで、たくさん売っていた。なんではやってるんだろう?
その後も順調に流れて、予定より早く甲府南インターに到着。イチゴ狩り農園が集中している小曲はインターからとても近い。とりあえず、どこがいいか物色・・・と思ったのだが、開いているところはほとんどない。開いていても予約のみというところも。おそらく、明日からの3連休に備えての養生日なのではないだろうか?それでもようやく開いているところを見つけて無事ハウスへ。30分食べ放題1500円である。
で、イチゴだが甘くておいしい。どんどん食べ続け、本日の成果、23個。ワタクシとしてはかなり食べた方だろう。おみやげにも買いたかったところだが、混んでいるので(なにしろ開いているところがほとんどないから)退散。インターすぐのところの農協の直売所に行ってみることにした。
ところが、イチゴはほとんど売っていず、かわりにたくさん売っていたのはキウイ。どうやらこのあたりはキウイの産地らしい。それも大変大きくて立派なキウイ。ここではキウイと、花粉症の同居人がしそジュースを購入。
再びイチゴを求めて小曲地区に戻り、先ほどの農園とは別の農園で無事イチゴをゲット、続いて向かうのは、山梨県立美術館・・・の方である。
目標は、その斜め向かいにある、ほうとうのお店「小作」。シンプルなかぼちゃほうとうと、きのこほうとうを注文。かぼちゃほうとうにも、かぼちゃの他、ぜんまい、ごぼう、人参、しいたけ、じゃがいも、里芋などボリュームたっぷりなのだが、きのこの方はそれに何種類かのきのこが入っている。きのこの方を食べていた同居人からきのこを奪い取ったせいもあってか、おなかがいっぱいになってしまった。今まで食べたほうとうの中で一番おいしかった気がする。
満腹なおなかをかかえつつ、山梨県立美術館へ。ちょうど特別展として「バルセロナ35年の軌跡 山本正文の世界展」をやっていたのでついでに見ることに。この版画家のことは知らなかったのだが、バルセロナという言葉に反応したワタクシである。
うーん、しかし、バルセロナが出てくるわけではなかったのだ。抽象的な作品ばかりだったのである。そういう意味では期待と違ったが、普段は見ないような作品が見られた、というところはよかったと思う。
近現代の作品を中心とした常設展Ⅱを見た後、いよいよ、常設展Ⅰのコーナーへ。ワタクシはここが見たくてこの美術館にきたのだ。ミレーを中心としたバルビゾン派の作品の数々である。特にミレーはたくさん揃っていて、オルセーにある作品よりだいぶ小さいがほとんど構図が同じ「落ち穂拾い、夏」や、なんといっても「種をまく人」が見られたのが感激である。ボストン美術館にあるものと是非並べて見てみたいものだ。
結構見ごたえのある美術館で、見終えるともう3時半。ネクタイとTシャツを購入後、慌てて、石和にある信玄餅のお店、桔梗屋の本社工場へと向かう。ちょっと道に迷ったりもしたのだが、同居人が持っていたパソコンで検索、無事営業時間内に到着。工場アウトレット製品を買うのが目的。賞味期限が短いとか、多少変形しているとかで、通常価格の半額以下。安いのでやや逆上気味にあれこれと買ってしまった。
そして、最後の目的地、勝沼のぶどうの丘へ。このあたりにきてワインを買わずに帰るなんてこと、ワイン好きのワタクシがするはずありません。いろいろと迷ったが、自分用には、甲斐ノワール種使用の赤と、幻の葡萄アジロン種の赤を購入。外に出るとすっかり暗くなっていた。
帰りも極めて順調に流れ、7時前には国分寺に到着、ジョリーパスタで食べて帰宅。
楽しい一日でした。
おみやげの数々。
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