リリアン・J・ブラウン『猫はペントハウスに住む』
本日の本
book-9 『猫はペントハウスに住む』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫
STORY:田舎で暮らす元新聞記者で富豪のクィラランに、昔の友人が助けを求める。老朽化したため取り壊される運命にある高層アパートを買い取って欲しいという依頼。視察するためアパートのペントハウスに移ったが、その部屋では2ヶ月前に美術ディーラーの女性が愛人に刺殺されていた。
☆☆☆シャム猫ココシリーズ第11弾。
のっけから、クィラランが高速道路で銃撃を受け死亡したというニュースがピカックスにもたらされるという、驚きの展開(まあ、そんなことはないよね。シリーズが続いている以上)。
すっかりピカックスでの田舎生活になじんだクィラランが久々に南の都会へと行って事件にまきこまれるという、いわば番外編。いつもの面々が出てこなくてちょっと寂しいものの、アパートの住人は、変人・・・個性派揃い。しかも、ちゃんと動かないエレベーターに悩まされたり、いろいろなトラブルに見舞われるクィラランは、いつもにましてコミカル。アパートのオーナーで、このアパートから出ることのないゲーム好きの老女が特におもしろい人物だ。
謎解き部分は駆け足でちょっと強引だけど、ココが大活躍。
次回からはまたピカックスが舞台の模様で、一安心。
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