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2007/02/24

「“アイデンティティー”」

本日の映画
アイデンティティー コレクターズ・エディション
movie-12 「“アイデンティティー”」 Identity 2003年米


DIR:ジェームズ・マンゴールド
CAST:ジョン・キューザック、レイ・リオッタ、レベッカ・デモーネイ、アマンダ・ピート、ジョン・ホークス、アルフレッド・モリナ、プルイット・テイラー・ヴィンス、ジェイク・ビシー
STORY:激しい雨の中、人里離れた一軒のモーテルに集まってきた人々。大けがをした妻を運び込む父と子。交通事故を起こし大けがをさせた運転手と雇い主の女優。結婚したばかりのカップルとコールガール。囚人を護送中の警官。やがて、モーテルの管理人を含めた11人が次々と謎の死をとげる・・・


☆☆☆やられたなあ、というのが正直な感想。
この映画、何を書いてもネタバレになりそうなので実に書きにくい・・・


激しい雨、冠水による通行止め、人里離れたモーテル・・・と何か起きそうな雰囲気がばっちりのはじまり。孤島ものかなと思う。実際、一人、また一人と登場人物が死に、「そして誰もいなくなった」みたいな展開、と思うとまったく違った話なんである。
モーテルでの事件と平行して、明日に死刑執行が迫った死刑囚の再審理のお話がはさまり、いったいどうからんでくるんだろう・・・と思っていたら、うーんそうきたか。ワタクシが書いたシナリオとは違っていたが、なるほどね。
そして、さらなるオチが・・・最後にあの人物があの人物を、というのは、冒頭に出てくるある人物の生い立ちを考えるとそうなるんだなと納得(なんて、見てない方にはわからないでしょうけど)。


出演者ではいわゆる大スターはいないがくせ者をそろえていて、誰もが怪しく見える。一番最初に殺されてしまうかわいそうな女優役(傲慢な人物がまず殺されますね、こういう場合)のR・デモーネイ、久々に見た気がするが、ちょっと太めになりましたか?懐かしい。そして、J・ビシーはワル演技が父親のゲーリーと同じなのはご愛嬌。R・リオッタはいつものように怪しいし、といった具合でなかなかおもしろい配役だ。


最初から伏線バリバリなので、一瞬たりとも目をはなさず見ることをおすすめしたい。あれがああで、あのヒントが・・・なんて書くとやっぱりネタバレ(笑)。
いずれにしても、スリラー好きにはたまらない映画であります。

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コメント

昨日テレビでやってましたね~冒頭部分だけちらっと観ました。
DVDで観たのがだいぶ前なので詳細は憶えてないのですが、あんなだったかな~?いきなり最初のシーンでネタバレしてますよね(笑)
とにかくオチがすべての作品なんであのオチがYesかNoかで評価がわかれる作品だと思います。
私はどちらかというと拍子抜けした方ですが...(笑)

こんにちは。
そう、この作品オチになーんだ、と思ったら全く価値のない映画ですね(笑)。ホント言うともっと違うオチを予想してたんですが。
私はこんなのもありだなーと思ったのですけど、2度目は見てもおもしろくないでしょうね。

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