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2007/02/05

サウンド・オブ・ミュージック マリアが語る一家の物語

サウンド・オブ・ミュージック・・・といっても、あの映画ではなく、映画のモデルとなった一家の次女マリア(92歳)が語る一家の物語である(NHKで放送)。


「サウンド・オブ・ミュージック」はワタクシがもっとも大好きな映画かつ、もっとも見た回数の多い映画。ワタクシが映画好きになるきっかけとなった映画だし、何度見ても感動してしまう。


実話に基づく映画とはいっても、だいぶ事実とは異なっている、ということは知っていたが、確かにずいぶんと違う。
映画では、妻を亡くし7人の子供の世話に手を焼くトラップ大佐のもとに、修道女見習いマリアがやってきて、歌を通じて子供と仲良くなり、やがてトラップ大佐と結婚、ナチスを逃れてスイスへと亡命する・・・というのが大筋である。
現実では、マリアは修道女になることをあきらめて職を探していたところ、病弱な二女の家庭教師を依頼され、1年ほどしてトラップ大佐と結婚。やがて、恐慌によりトラップ大佐は全財産を失い、ひょんなことからトラップファミリー聖歌隊を結成、ヨーロッパ中をめぐることに。ナチスから逃れるため、アメリカへのコンサートの招待を機に亡命。


アメリカに行ってからは映画には描かれていないが、その後も苦労の連続。
映画もドラマチックな展開だけれど、現実の方がもっとドラマチック。同じなのは、一家の結びつきの強さと歌に対する思いだろうか。


今年もまた「サウンド・オブ・ミュージック」を見ることだろう。

サウンド・オブ・ミュージック

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コメント

こんばんは~
nocciさんは「サウンド・オブ・ミュージック」が原点ですか~...私はとても1本に絞りきれません。ただ思い返せば10代に観た作品は全て何らかの影響を自分に与えてくれたような気がします。
あのピュアな感性はどこにいったんでしょう?(笑)

こんばんは。
なんといっても私にとっては「サウンド・・・」なのですが、ミステリー・サスペンス・スリラー映画好きになったのは、アガサ・クリスティー原作の「オリエント急行殺人事件」やオードリー・ヘップバーンの「シャレード」がきっかけだったと思います。もっとさかのぼると小学生の時に見た刑事コロンボや、オリジナルの「スパイ大作戦」(昔はよく再・再々放送をやってました)かも。
まあ、母方の祖父と母がすごい映画ファンだったので、私が映画ファンになったのは必然的だったと言えるのですけど。

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