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2007年3月

2007/03/31

リリアン・J・ブラウン『猫はクロゼットに隠れる』

本日の本


book-18 『猫はクロゼットに隠れる』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫


STORY:クィラランは冬を過ごすため、カリフォルニアに移り住んだ老婦人から大きなお屋敷を借りたが、彼女が自殺したとの知らせを聞く。一方、近所では農夫が失踪し・・・2つの事件に首をつっこむことになったクィラランだった。


☆☆☆シャム猫ココシリーズ第15弾。


本を読む度に違う場所に住んでいるクィラランだが(笑)、今回寒い冬を越すために住むことになったのは、なんとクローゼットが50以上も(!)あるお屋敷。飼い猫ココもクローゼット探検に大喜びだが、このクローゼットにいろいろな謎がつまっていた、というお話。


屋敷を貸してくれた老婦人とは、以前からシリーズに登場している新聞編集長のおばあさんで、このおばあさんユーフォニアをめぐるミステリーを探ることになるクィララン。過去~現在へと謎がつながるところがおもしろい。


そして、クィラランが指令を与えて、探偵の手先として使うのが、カリフォルニアでのユーフォニアの友人の老婦人シーリア。探偵のまねごとをするのが楽しくてしかたないという元気な老婦人で、このキャラがいいんですね。是非、レギュラーにしてほしいなあ。


猫はクロゼットに隠れる猫はクロゼットに隠れる
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


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大田垣晴子『ひとコマ日記』

本日の本
ひとコマ日記
book-17 『ひとコマ日記』 大田垣晴子著 メディアファクトリー


大田垣セイコさんの新刊。本屋さんでパラパラ見ていたらとまらなくなって買ってしまった・・・
『キリンビール大学 ビールでいただきます!』を見ている最中だったのだが、こちらを一気読み。知らなかったけれど、webでの連載を書籍化したものだったんですね。


日々の日記をひとコママンガで書いたものなんだが、いやーやっぱりうまいなあ。なんでもない一日も、楽しいことがあった一日も、大変なことがあった一日も、たった1枚の絵で表現されるというところがおもしろい。今後はwebの連載もチェックしよう。


その月に起こった事が「ニュース覚え書き」として見開きで載っているけれど、つい最近のことでもずいぶん前に起こった事のように感じたりして。だんだん記憶力に自信がなくなってきた・・・(笑)

2007/03/29

リリアン・J・ブラウン『猫は留守番をする』

本日の本


book-16 『猫は留守番をする』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫


STORY:恋人ポリーに誘われスッコットランドへのツアー旅行に参加したクィララン。ツアーの主催者であるポリーの親友が突然死、バスの運転手が失踪、ツアーは事実上解散となる。事件と同じ時刻に留守番していたココが不思議な行動をとったと聞いたクィラランは・・・


☆☆☆シャム猫ココシリーズ第14弾。


前作『猫は山をも動かす』の直後から話はスタート。前作の最後でクィラランの恋人ポリーが危ない目にあったという事件があったが、この事件が本作でも尾をひいている。
前作ではクィラランは夏の休暇旅行に出かけていて、ピカックスの面白い面々がほとんど登場しなくてつまらなかったのだが、今回は旅行は旅行でも、多くのメンバーが揃って旅行に参加しているので珍道中?!
今回は、ココもヤムヤムもお留守番なので、あまり活躍の場がないなと思ったが、ちゃんと活躍します。いつもは影の薄いヤムヤムも大活躍。


しかし、またまたこの人物はこれからクィラランに深く関わっていくんだろうなあと思った人物が退場してしまうのにはびっくり。うーむ。ま、かわりにへえこの人がって人物が新しいメンバーに加わるけれど。今回の犯人、よくよく考えると明らかなんだけど、この人が犯人であったということに非常に衝撃を受けましたね。こんな展開になるとは・・・


猫は留守番をする猫は留守番をする
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


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2007/03/28

「歓びを歌にのせて」

本日の映画
歓びを歌にのせて
movie-26 「歓びを歌にのせて」 Sa Som I Himmelen 2004年スウェーデン


DIR:ケイ・ポラック
CAST:ミカエル・ニュクビスト、フリーダ・ハルグレン、ヘレン・ヒョホルム
STORY:世界的な指揮者ダニエル・ダレウスはストレスと過密スケジュールで、体がボロボロ。彼は第一線から退くことを決意、幼年期を過ごした小さな村ユースオーケルの古い校舎と買い取り、静かに暮らし始める。やがて村人に正体を知られるところとなり、聖歌隊の指導をはじめるが・・・


☆☆☆久々に見たスウェーデン映画。
スウェーデン映画というと、ベルイマン監督が一番はじめに思い浮かぶけどちょっと苦手。ハルストレム監督は好き。「やかまし村」シリーズは大好きな映画だ(話が横にそれてしまいました)。


音楽の癒し・・・というテーマの映画としては、最近「コーラス」を見たばかりで、なんとなくそういう映画かなと勝手に思っていたのだが、ちょっと違う(「コーラス」の方が好みかな)。
主人公が住むことになったところは小さな村で、人間関係が濃く、一種閉鎖的な世界。その中では、暴力、嫉妬、いじめ、孤独・・・いろいろな問題が渦巻いている。心身共に疲労困憊していた主人公は、静かな余生を過ごそうとやってきたところが、このちっちゃな世界に放り込まれ、やがて人々に音楽を通していい影響を与えていくとともに、自らも人々から元気をもらうことになる。音楽が村人たちを癒すとともに、主人公も癒されていくのである。


いろいろなエピソードを織り交ぜながら物語は進んでいくわけだが、エピソードのつながりがちょっと悪く、話がブツブツ切れてしまう感じなのは残念だ。


暴力夫から虐待をうけていた女性がソロで歌う場面は感動的で盛り上がるのだが、正直言って最後の最後まで乗り切れないところもあった。それは、村人の中に、傲慢だったり、ヒステリックだったり、主人公を逆恨みしたり、最後まで共感できない人物がいて、音楽を通じてこの人達も改心してくれたら、というワタクシの勝手な願いがかなわなかったせいなんだと思う。
しかし、ラストではわーっと感動が・・・あっけない最後のようにも思えるけれど、ホール中に響く歌声に涙、でありました。

2007/03/27

「レディ・イン・ザ・ウォーター」

本日の映画
レディ・イン・ザ・ウォーター 特別版
movie-25 「レディ・イン・ザ・ウォーター」 Lady In The Water 2006年米


DIR:M・ナイト・シャラマン
CAST:ポール・ジアマッティ、ブライス・ダラス・ハワード、フレディ・ロドゲリス、ジェフリー・ライト、ボブ・バラバン、M・ナイト・シャラマン、ジャレッド・ハリス、メアリー・ベス・ハート
STORY:アパートの管理人ヒープはある晩、中庭のプールでストーリーという名の謎めいた女性と出会う。彼女は水の精ナーフだという。彼女を狙う怪物の攻撃を避けながら、住民の協力を得て彼女を青の世界に戻そうとするが・・・


☆☆☆シャラマン映画とは相性が悪い。
ということは、いつも書いているが、なぜか見てしまうワタクシ(笑)。「ヴィレッジ」を飛び越えて、こちらを先に鑑賞。なにしろ、ラジー賞の監督賞・助演男優賞受賞作ですから!


シャラマン監督というと、サスペンス、そしてどんでん返しというイメージができあがっているので、今回もそれを期待して見始めたところ・・・うーん、確かに主人公ヒープが、アパートの住民の協力を得ながら、謎をといていくところはミステリー的要素もあり、サスペンスもあるけれど、どちらかというとファンタジー。一歩間違うと壮大な馬鹿話・・・というか、かなりスレスレのところまできてるおとぎ話。そして、期待したどんでん返しは・・・ストレートすぎるんですね、シャラマン映画としては。
謎をといていく過程は、結構楽しめたけれど、ラストは少々あっけなさも・・・シャラマン監督もあまりに期待されるのも気の毒ではあるけれど、驚きのない映画はやっぱりシャラマンらしくない。


ナーフを演じたB・D・ハワードはこの役にぴったり。不思議な妖精的な魅力で、彼女がいなかったら、☆を1個減らしていたところだ。けど、いくら水の精だからといって、なんでほとんど裸に近い格好をしてるんかしらん(笑)。
その他、出演者の中では懐かしい顔発見!メアリー・ベス・ハート、年をとってしかも横幅が増えたなあ。ぱっと見てこの人とわからなかった。


シャラマン監督もだんだん出演場面が増えているけれど、ヒッチコックみたいに、ワンカット出演にしておいてほしいですね。

2007/03/26

キリン グランドエール

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昨日のキリン・ザ・ゴールドに続いて、本日ご紹介するのは、キリンのチルドビール、グランドエール。チルドビールの新しい商品。チルドビールはフツーのビールより若干高めなので、そうそうしょっちゅうは買えませんね。


グランドエールは、茶色というか赤みがかった色で、泡はとってもクリーミー。そしてとてもいい香り。欧州産カラメル麦芽使用ということでこういう色になったんでしょう。
ホップは、チェコ産とか。チェコといえばとってもビールのおいしい国だから、聞いただけで期待できそう・・・と思っていたのだが、実際おいしいビールである。苦みもしっかりあって結構好みかも。
アルコール度数は普通のよりちょっと高めの6%で、じっくり飲めるビール。


お値段的にもうちょい安いと助かるんだけど・・・

2007/03/25

キリン・ザ・ゴールド

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新発売のキリン・ザ・ゴールド(隠し苦み)を飲んでみた。
写真がちょっと寸詰まりに見えるのは、これが試飲缶でちっちゃいから。縦の縮尺を変えたんじゃありませんよ。


なんでも100年目の新ビールとかで、宣伝には結構力を入れている模様。


味は、結構しっかり。隠し苦みというけれど、きっちりとした苦みがあってなかなかいい。苦みのないビールが多いので、これはうれしい。
まあしかし、世間的にはじっくり飲む、というより「とりあえず」ビール派が多いと思うので、どうなのかな?ワタクシ的にはよいと思うが・・・


そうは言っても、普段はやっぱりモルツですがね(笑)。

2007/03/24

【動物絵画の100年展】

art-4 【動物絵画の100年展】 府中市美術館


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近くの府中市美術館で【動物絵画の100年展】という展覧会をやっていると聞き、行ってきた(桜はまだちょっとしか咲いていませんでした)。
そもそも動物の絵は好きだし、伊藤若沖の絵が何点かきていると聞いて是非見てみたいと思ったので・・・昨年の若沖展は逃してしまい、とっても残念な思いをしていたのだ。


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パンフの表紙がいきなり若沖!「隠元豆図」である。蛙の横顔がとってもユーモラス。ちゃんと虫もいますね。他数点、若沖があったが、いやーやっぱり去年の展覧会を逃して残念である。若沖、ちょっとマンガチック。


蛙といえば、長澤蘆雪の「蛙図屏風」(重要文化財)、「若竹に蛙図」、「蛙の相撲図」もいい。特に相撲図は若沖のに劣らずユーモラス。他、蘆雪は結構充実していた。手足をしまった「亀」もおもしろいが、気に入ったのは「群雀図」。たくさんの雀が並んだ絵なのだがいきいきとしている。


動物画といえば、虎。今回もたくさん虎の絵がきていたが、虎は昔はいなかったからか、微妙な虎が多い(笑)。それでも迫力のある虎はたくさんいて、一番気に入ったのは、これまた長澤蘆雪。目と足に力を感じる。長澤蘆雪に注目した展覧会だった。


キリンとか駱駝とかは、かなりビミョーな絵もあったが(これも見たことがなかったのだろうから無理もない)、バラエティーにとんだ動物画を見ることができて満足。いい構成の展覧会だったと思う。


「スケルトン・キー」

本日の映画
スケルトン・キー
movie-24 「スケルトン・キー」 The Skeleton Key 2005年米


DIR:イアン・ソフトリー
CAST:ケイト・ハドソン、ジーナ・ローランズ、ジョン・ハート、ピーター・サースガード、ジョイ・ブライアント
STORY:ルイジアナ州ニューオリンズ。看護士のキャロラインは、ホスピスでの仕事に疲れ、脳梗塞で身動きのできないベンの世話をするため住み込みで古い屋敷で働くことになった。妻のヴァイオレットからすべての部屋を開けることができるという鍵(スケルトン・キー)を預かったキャロラインだったが、たったひとつこの鍵で開けることのできない部屋があった・・・


☆☆☆日本未公開のホラーサスペンス。


あまりに血がどばーっと飛び散るようなホラーはちょっと苦手なのだが、こういうゴシックホラー的な映画は好き。
まず、舞台がいい。
ルイジアナの湿地帯にある、古く大きなお屋敷。庭には大きなおばけのような木があり、まわりにはどろどろした沼地。屋敷にはたくさんの部屋、そして開かずの間・・・いかにも何かありそうな雰囲気。
ブードゥーと呪術フードゥーもミステリアス。
何かを隠しているように見える老婦人(ジーナ・ローランズ、年をとったけれど、さすが存在感あり!恐いです)、何かを訴えかけようとしているしゃべることも動くこともできない夫(J・ハートが限られた動きながらうまい)。登場人物が限定されているので、簡単に結末がわかってしまうかと思ったら・・・よくできてます。すっかりだまされてしまった。こわーいオチである。そして意外だった。


主演がK・ハドソンと聞いて、一瞬お母さんのゴールディ・ホーンはサスペンスに全然向かなかったなあ(「幸せの向こう側」)と不安になったのだが、K・ハドソンはOKのようだ。あの笑顔が見られないのは残念だが・・・


この映画、アメリカではそれなりにヒットしたと思ったが、なぜ未公開だったんでしょう?出来も決して悪くないのに・・・

2007/03/22

「レオポルド・ブルームへの手紙」

本日の映画
レオポルド・ブルームへの手紙
movie-23 「レオポルド・ブルームへの手紙」 Leo 2002年米


DIR:メヒディ・ノロウジアン
CAST:ジョセフ・ファインズ、エリザベス・シュー、ジャスティン・チェンバース、デボラ・カーラ・アンガー、メアリー・スチュアート・マスターソン、デニス・ホッパー、サム・シェパード
STORY:15年の刑期を終え出所したスティーヴン。食堂で働く彼の心の支えはレオポルドー・ブルーム少年へ手紙を書くこと。レオポルドは、彼が生まれた日に夫と娘を事故で亡くしたことから生まれてきた子を愛することができなくなってしまった母メアリーの愛を知らずに育った孤独な少年だった・・・


☆☆☆凝った構成の映画である。


メアリーは結婚して家庭に入ったため学問をあきらめたことに納得のいかない思いを抱いており、近所の主婦のウワサ話を信じて夫ベンの浮気を疑ったことがきっかけとなって、出入りにペンキ職人と浮気してしまう。夫と娘が交通事故死したショックで生まれた子供レオポルドをペンキ職人の子と思いこみ、事故も自分のせいと自分を責め続けるメアリーは、まったくレオポルドの愛情を持つことができない。
本だけを友達として成長したレオポルドと、寡黙に淡々と食堂で働くスティーヴンは共に孤独で、文通をするこの2人がどうからんでいくのか・・・という展開はまあ早い段階でうすうす読めるのだが、スティーヴンのパートとレオポルドのパートを交互に展開しうまくラストへと持っていっている。スティーヴンにとってもレオポルドにとっても救いのあるラストで静かな感動で締めくくられる。


目のするどい演技が見事なJ・ファインズ(お兄さんのレイフより濃いなあ)、「リービング・ラスベガス」の延長のような汚れ役を熱演するE・シュー他、いつもながらけだるい雰囲気がにじみでるD・C・アンガー、無愛想だが実はスティーヴンをよき理解者であった食堂の経営者役S・シェパード、切れ方が恐いD・ホッパーと、いろとりどりの役者も見所(久々にM・S・マスターソンも見たし)。


とてもやりきれないお話であるが、最後の一筋の光が救いとなった。


ジョイスの「ユリシーズ」を下敷きとしたお話だそうだが、読むとこの映画も違った見方ができるのだろうか?「ユリシーズ、何度挑戦しても数ページで挫折してしまい(笑)、今後も読み通すことはないと思うのでわからないままだ。

2007/03/21

寒天ブーム

数年前に寒天ブームってありましたね。テレビでやったのがきっかけで、寒天品切れ状態・・・なんだか、最近の納豆ブームを思い出すけれど、すごいなあ。その時は別に興味もなかったのだが、なぜかここにきてマイブームに。ま、しいて言えば、実家から寒天ゆず茶や、寒天スープをもらって飲んでみたらおいしかったことがきっかけと言えばきっかけ。


寒天は、食物繊維の王様だそうで、効能としては
1.便通改善
2.肥満予防
3.コレステロール値低下
4.大腸ガン予防
5.糖尿病予防
などがあるらしい。
先日久々に健康診断に行って、まだ結果はきていないのだけど、どうもあんまりよくなさそうだなというのもあって、寒天でもとったらいいかなと思ったのもある。


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で、早速かんてんぱぱ(伊那食品)に注文して届いたのがこちら。


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中身はこんな感じ。頼んだ以外に、寒天根こんぶ、カップゼリーの素、寒天ドリンクのおまけがついてゴキゲン。
これで少しは体調がよくなるといいのだが・・・すぐに効果があるってものではないと思うけど。

2007/03/20

「チャーリーとチョコレート工場」

本日の映画
チャーリーとチョコレート工場
movie-22 「チャーリーとチョコレート工場」 Charlie And The Chocolate Factory 2005年米


DIR:ティム・バートン
CAST:ジョニー・デップ、フレディ・ハイモア、デヴィッド・ケリー、ヘラナ・ボナム=カーター、ノア・テイラー、ジェームズ・フォックス、ディープ・ロイ、クリストファー・リー
STORY:15年前から誰一人として出入りしたことのない不思議なチョコレート工場。工場の経営者ウィリー・ウォンカは、ゴールデンチケットを引き当てた5名のみ特別に工場見学を許可するという声明を発表。失業中の父、母、寝たきりの2組の祖父母とともに暮らす貧しい少年チャーリーも奇跡的にチケットを手に入れ、工場へ招かれるが・・・


☆☆☆☆鮮やかな色彩のファンタジー。


独特の世界を創り出すT・バートンと、「奇妙な味」の原作者ロアルド・ダール。この組み合わせはどうか?これは成功だった、と思う。
かなりブラックな笑いが、色鮮やかな映像で展開されていくのだが、これがおもしろいのだ。
T・バートンの苦手な人でもこれはまあ見られるのではないだろうか。


お話は、童話らしく(しかし、R・ダール原作なのでちょっとひねって)教訓たっぷりで展開する。
工場に招待された5人の子供は、お金でチケットを買い占める傲慢な少女、賞を取ることに執念を燃やす勝ち気な少女、食い意地の張った肥満の少年、ゲームおたくのイヤミな少年、そして、貧しいが善良なチャーリー少年。
この設定で、まあなんとなく筋書きが読めますね。なにしろ、チャーリー以外の4人が実にいやーな子供たちなんである。案の定、一人一人がとんだ目にあうわけだけど、この場面が、ウンパルンパ(ディープ・ロイが一人で演じている!怪演である)が歌い踊りながら進行していくので、ミュージカル要素もあって楽しい。


ジョニー・デップは、「パイレーツ・・・」の時はちとやりすぎかなあと思ったが、この映画ではオーバーな演技もしっくりきている。演じていて楽しそうだ(あの出っ歯は笑える)。やっぱり、J・デップはT・バートンとのコンビが一番ぴったりくるようだ。
T・バートンも昔の暗いだけ、という作風から少しずつ変化してきているように思えますね。

「ラヴェンダーの咲く庭で」

本日の映画
ラヴェンダーの咲く庭で 特別版 (初回限定生産スペシャルアロマパッケージ)
movie-21 「ラヴェンダーの咲く庭で」 Ladies In Lavender 2004年英


DIR:チャールズ・ダンス
CAST:ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ダニエル・ブリュール、ナターシャ・マケルホーン、ミリアム・マーゴリーズ、デヴィッド・ワーナー
STORY:1936年のイギリス・コンウォール地方の海岸にある日一人の青年が打ち上げられる。青年を発見した老姉妹は彼を自宅に連れ帰り看病する。やがて、彼はポーランド人のバイオリニストで、アメリカに向かう途中船が難破し、流れ着いたことが判明。回復した青年のバイオリンは姉妹の心を和ませるのだった。


☆☆☆☆この映画が公開された当時、イギリスにピアノマンなる男性が流れ着いたとかで話題になっていましたね。なんだかうやむやのうちに終わってしまったが(映画の宣伝じゃないと思うけど)、確かにこの地方は古くから難破船などもよく打ち上げられる場所らしい。


物語は、突如あらわれた青年(「グッバイ・レーニン!」のD・ブリュールがかわいらしい!)によって、コンウォールの海辺に、慎ましく静かに2人寄り添うように生きてきた老姉妹の生活にさざなみが立つというもの。青年は、自分を助けてくれた姉妹に対して感謝の念を持っているだけなのだが、姉妹の、特に妹アーシュラは淡い恋心に似た感情を持ちはじめる。そのせいで、アーシュラと姉ジェネットとの間がぎくしゃくしたりするが、青年の才能に興味を持った女流画家があらわれると、結束したりして、なんだかほほえましい。


行動的で気が強そうだが、案外もろい妹アーシュラと、冷静沈着で冷たいように見えるが、とても妹思いの姉ジェネットを、それぞれ共にオスカー女優でありデイムである、ジュディ・デンチとマギー・スミスが演じ、素晴らしい。この2人の演技を見ているだけでも見ごたえがある。


結局、青年は見いだされて、バイオリニストとして飛躍していくわけだが、もう手の届かなくなってしまった青年のことを寂しく思いながら、長い廊下を歩いていく2人のショットで終わるラスト、静かな余韻にひたることができるラストである。


コンウォールの美しい風景と、イギリス的な家のインテリア、なにげないお茶の風景など、イギリス好きのワタクシとしてはツボにはまる映画でありました。


渋い俳優のC・ダンス初監督作だが、演技と同様、とても渋い映画を作ったものですね。

2007/03/18

「コーラス」

本日の映画
コーラス メモリアル・エディション
movie-20 「コーラス」 Les Choristes 2005年仏


DIR:クリストフ・バラティエ
CAST:ジェラール・ジュニョ、ジャン=バティスト・モニエ、ジャック・ペラン
STORY:世界的音楽家のピエール・モランジュは母の葬儀で帰郷、子供の頃の友人ペピーノから教師マチューの日記を手渡される。1949年のフランス。親を亡くしたり、素行が悪い子供達を集めた「池の底」といわれる寄宿学校に舎監として赴任してきたマチューは、合唱団を結成、やがて学校一の問題児モランジュも加わる・・・


☆☆☆☆オーソドックスな作りの映画である。


恵まれない子供ばかりを集めた学校の校長は厳格で、体罰で子供を支配するような理解のない人物で、子供達にはまったく希望がない。そこに、音楽家崩れの教師がやってきて、音楽を通して次第に子供達の心を開き、希望を与えていく・・・というストーリーが、教師マチューに見いだされて音楽家として大成したピエールの回想とともに語られる。このあたりの構成が、ホントに「ニューシネマ・パラダイス」みたい。同じジャック・ペランだし。ジャック・ペランはこの映画のプロデューサーでもあるが、プロデュースの才能はなかなかのものだ。「Z」とか「戒厳令」とか硬派な作品でとても素晴らしい。


この映画には、ジャック・ペランの息子も出演しているが(ペピーノ役)、なんといっても、ピエールを演じたモニエの歌声が素晴らしい。美しい歌声である。なんでも、この映画で人気が出てひっぱりだことか。


歌を通じて、子供達とマチューの心が通い合った・・・ところである事件が起き、物語は急転直下する。ラスト近く、紙飛行機が舞い、窓からたくさんの手がふられる場面は感動的で涙、涙だった。
奇をてらわないオーソドックスな演出がかえって、この感動を盛り上げていたと思う。心温まる映画でおすすめ。

2007/03/17

吉祥寺:スペインバル Bar de Cante 吉祥寺

母親の快気祝いと父親の誕生日祝いをかねて、吉祥寺のバル「Bar de Cante」へ。前にランチに行ってみて、是非夜来てみたいなと思っていたお店だ。


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まずは飲み物。4人なので、フルボトルで頼むことに。
カンポ・パッロ(4000円)。なんでもこのワインが飲めるのは日本では2店舗だけだそう。かなり熟した味で、コクもあっておいしい。
飲み終わった後は、是非飲みたかったCAVAのモンサラ・カヴァ・セミ・セック(700円)。さっぱりしていてそれでいて味もしっかりしたスパークリングワイン。おいしい。

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お料理は・・・
お通しの白いちじくとハードタイプのチーズ
玄界灘産あじのマリネ(500円) お酢がいい感じ
きのこのシェリービネガーソテー(500円) きのこ好きとしてはかかせない
生ハム3種の盛り合わせ(1450円) 口の中でとろけます
小海老とほうれん草のトルティージャ(500円) ちっちゃなフライパンにのってくるのがかわいい(写真は断面図もあり)
ミックスサラダ(800円) オリーブ各種もうれしいが、いわしがおいしい
たこのアヒージョ(500円) ピリッと辛いが案外油っこくはない
魚貝のパエーリア2人前(2760円) 魚貝のだしがよくきいている

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デザートは・・・
クレマカタラナ(550円) ワタクシと母のプディング。ソースはない方がいい
フレッシュチーズのアイスクリーム(480円) 同居人のデザート。チーズがプチプチと入っている
クリームチーズの蜂蜜がけ(580円) 父のデザート。蜂蜜とよくあう


なんだか、すごくたくさん食べているように見えるけど、タパス・・・小皿料理なので一品一品は量的には少ないからOK。ちっちゃいといろいろ楽しめていいですね。
昼より断然夜がおすすめ!


Bar de Cante

2007/03/16

「50回目のファースト・キス」

本日の映画
50回目のファースト・キス
movie-19 「50回目のファースト・キス」 50 First Dates 2004年米


DIR:ピーター・シーガル
CAST:アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア、ロブ・シュナイダー、ショーン・アスティン、ダン・エイクロイド
STORY:ハワイの水族館で獣医として働くプレイボーイのヘンリー。ある朝カフェで見かけたルーシーに一目惚れ。意気投合し翌朝会うのを約束したが、翌朝カフェに行ってみると、ヘンリーは冷たくあしらわれてしまう。ルーシーは一年前高越事故に遭い、後遺症で前日の記憶を失ってしまう短期記憶障害を抱えていたのだ。懲りずにヘンリーは毎朝カフェにやってくるが・・・


☆☆☆イギリス行きの飛行機で見た映画を再見。


ドリュー・バリモアのラブコメ・・・ロマコメは大好き。ドリューは美女ってタイプじゃないけれど、見る者をなごませる、あの笑顔が素敵。にこっとするとこちらも幸せになれそうな。
しかし、なぜかドリューのロマコメにはキスって題名が多いですね。これと、「25年目のキス」、「2番目のキス」。この中で一番好きなのはこの作品。


翌朝になるとすっかり記憶を失っているルーシーのために、あの手この手で気に入ってもらおうとがんばるヘンリー。涙ぐましい努力。ルーシーの父と弟も、毎日事故当日の新聞を用意し、パイナップルを用意し、1年以上毎日見続けている同じ映画を毎晩一緒に見る。カフェの人たちもやさしくルーシーを見守ってくれるし、いい人たちばかり。
もっともっと(ご都合主義的な)ハッピーエンドにする終わり方もあったと思うが、このラストでいい。ロマンティックで素敵な結末。


「ウェディングシンガー」以来の共演となるアダム・サンドラーも、いいなあ。日本ではまったく人気の出ないA・サンドラーだが、結構好き。ちょっとお馬鹿っぽいキャラが多いけど、あのヌボーっとした雰囲気がいいと思うのだが・・・
プラス、水族館の動物たちも芸達者でよかったです。

2007/03/15

「シェフと素顔と、おいしい時間」

本日の映画
シェフと素顔と、おいしい時間
movie-18 「シェフと素顔と、おいしい時間」 Decalage Horaire 2002年仏


DIR:ダニエル・トンプソン
CAST:ジャン・レノ、ジュリエット・ビノシュ、セルジ・ロペス
STORY:暴力的でしつこい恋人から逃れるため、メキシコへ飛び立とうとしているローズ。別れた彼女の家族の葬儀に出るためミュンヘンに向かうフェリックス。ストと悪天候でシャルル・ドゴール空港で足止めされた2人は、ひょんなことから関わりあいになることに・・・


☆☆☆フランス的な洒落たコメディ。


フランスのラブコメディってハリウッド製と全然雰囲気が違うんですね。ちょっぴり辛口で、シニカルで、でも粋な、大人な感じ。昔はフランス映画はどうも相性がよくないと思っていたけど、だんだん好きになってきた。ワタクシも年をとったのだろうか(笑)。


はじめ、J・ビノシュが出てくると、化粧は恐ろしくケバイし、おせっかいだし、騒々しいし、やな感じだなあと思った。続いて登場したJ・レノも(この髪型は微妙・・・)、気むずかしくて、神経質で、未練がましくて、いい感じのしない男。この2人が恋に落ちるとは・・・?(ちなみに初共演だそう。)


ところが、いろいろあって、2人がホテルで同室になることになり、口論の末ローズが頭からドレッシングをかぶってしまい・・・・メイクをすっかり落とすと、やっぱりJ・ビノシュだった!素顔に近いビノシュの方がずっときれいなのだ。ビノシュも年取ってメイクが濃くなったのかなあと思っていたのだが、これも演出。素顔に戻ったビノシュ=ローズに惹かれ始めるレノ=フェリックス。
フェリックスは元シェフで、今は冷凍食品会社の社長として忙しく飛び回る身。それが、ホテルのキッチンを借りて料理をする・・・シェフだった昔を思い出すことで、やさしい気持ちになっていく。ローズもまたフェリックスに惹かれ始める。
日本語の題名、なかなかうまい。


思ったより、料理の場面が少なかったのがちょっと残念だったけど(題名から想像して勝手に料理の場面がいっぱいかと思ったので)、洒落たラストに至るまで、楽しませてもらったラブコメディだった。

2007/03/14

ホワイトデーのお返し

今日はホワイトデー。
同居人及び父よりお返しをもらった。


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同居人からもらったのは、ワインとチーズ。
ホワイトデーにちなんで、白ワインと白いカマンベール。
ワインは、ポルトガルのアレンテージョ地方のもの。そもそも日本にはあまりポルトガルのワインは入ってこないし、ましてやアレンテージョはめずらしい。しかも白!アレンテージョだと赤が多いし、なかなか貴重だ。楽しみである。ポルトガルのワイン、おいしいのになぜあまり日本に入ってこないのか?生産量が少ないのかもしれない。


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父からはチーズ3種。
フロマジェダフィノワのプレーンとアイユ&エルブ、そして幻のチーズ、ライオール。これはめずらしい。ライオールというとアリゴという料理が有名だけど、これって若いチーズじゃないとできないのかな?(いまいちよくわかっていない・・・)


ともあれ、たくさんチーズが手に入り、どれから食べようか迷う。チーズ好きとしてはうれしい限り。


なんか、海老で鯛を釣ってしまったような・・・

2007/03/13

「10日間で男を上手にフル方法」

本日の映画
10日間で男を上手にフル方法 スペシャル・コレクターズ・エディション
movie-17 「10日間で男を上手にフル方法」 How To Lose A Guy In 10 Days 2003年米


DIR:ドナルド・ペトリ
CAST:ケイト・ハドソン、マシュー・マコノヒー、キャスリン・ハーン、ベベ・ニューワース
STORY:雑誌ライター、アンディの担当はHOW TOもののコラム。男と別れたい女性のための「10日間で男にふられる方法」という企画にとりかかる。一方、10日以内に恋人を作れば大きな仕事を任せると上司に言われたベン。そんな2人が偶然出会い、互いに本心を隠したままつきあいはじめるが・・・


☆☆☆公開当時、映画情報番組の紹介で見たい見たいと思っていた映画をようやく見ることができた。基本はミステリ、サスペンス大好きのワタクシだが、実はラブコメも大好き。時々、とびっきりベタな展開のが見たくなるのだ。見終わった後、ほんわかした気分になりたくて・・・


で、この映画も期待を裏切らず(?)ベタな展開だけど、ニヤニヤクスクス。
仕事中の彼に電話、何度も留守電にメッセージを残す、スポーツ観戦や映画鑑賞の邪魔をする、男だけのポーカーを邪魔する、彼の部屋に私物(ぬいぐるみ、大量の化粧品、植物)を持ち込む・・・などなど、ありとあらゆる、恋人に嫌われそうなことを実践してなんとかフラれようと涙ぐましい(?)努力をするアンディ。いやはや、参考になりますね(笑)。


アンディを演じるのは、笑顔が素敵なK・ハドソン。やっぱり蛙の子は蛙、母親ゴールディ・ホーンゆずりのスマイルでコメディがよく似合う。G・ホーンの方が面白さでは勝ちだと思うけど、是非、ケイトもこの路線でいってほしい。そういえば、G・ホーン最近見ませんね。さすがに年か・・・
相手役は、M・マコノヒー。テンション高め、オーバーアクションでコミカルな役を演じているけれど、この人、本質的にコメディってどうなんだろう。なんかしっくりこない気がする。まあ、ワタクシはマコノヒーが苦手だっていうのもあるんだけど・・・


結局予想通りハッピーな結末を迎えるわけだけど、ラストより、アンディがベンの家族と会って、その暖かい人柄(いい家族なんです)に感激する場面の方が感動的でした。


2007/03/12

「オーメン」

本日の映画
オーメン666
movie-16 「オーメン」 The Omen 2006年米


DIR:ジョン・ムーア
CAST:リーヴ・シュライバー、ジュリア・スタイルズ、ミア・ファロー、デビッド・シューリス、ピート・ポスルウェイト、マイケル・ガンボン、シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック
STORY:6月6日6時に産まれた子供が直後に死んでしまったアメリカ外交官ソーン夫妻。同じ病院で男の子を産んだ母親が息を引き取り、この子を自分の子としてひきとり、ダミアンと名付け実の子として育てることに。数年後、ダミアンの周囲で不可解な死が次々と起こる・・・


☆☆☆あのオカルトホラーの名作「オーメン」のリメイク。
オリジナル、もう30年も前の映画なんですね。はじめて見た時はホントに恐かった・・・という記憶。特に、一番恐かったのは、あの首がスパっという場面。あれは印象的だった。


今回のリメイクは、オリジナルにかなり忠実。忠実すぎておもしろみに欠けるという意見もきっとあるだろうけれど、ワタクシ的には結構おもしろく・・・というか恐く?見た。映像もオリジナルに比べてぐっときれいだったし。
若い乳母が飛び降りる場面、神父が死ぬ場面、ダミアンが三輪車でキャサリンに向かっていく場面、そしてオリジナルとはちょっと違うカメラマンがやられる場面。ショック場面が続いたあと、ラスト、手をひかれて振り返り笑うダミアンがだめ押し的怖さ。


しかし、もっと恐かったのは、新しくやってくる乳母役、ミア・ファロー。出てくるだけで恐い。M・ファローもウディー・アレンと別れて以来、役にめぐまれていなかったが、今後はこういうキャラでいけるかも?是非復活してほしいものだ。


リメイクとしては十分合格点と思うが、残念だったのは、父母役のキャストが小粒だったこと。オリジナルは、グレゴリー・ペックとリー・レミックでしたからね。
そして、オリジナルでダミアンを演じたハーベイ・スティーヴンスがタブロイド記者役で出ていたとか。気づかなかったなあ。

2007/03/11

反射炉ビア

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昨日、同居人が出張帰りに買ってきた反射炉ビア。韮山(現:伊豆の国市)の地ビールである。


一時期地ビールがマイブームだったことがあり、どこかに出かけて売っていると必ず買って帰ったものだった。が、どこに行っても地ビールがあって、結構なお値段なのに、どれも同じようだなあと思い始めてからマイブームは去っていき・・・最近は、あまり買わなくなってしまった。


さて、反射炉ビアだが、ずいぶん前に1回買って帰ったことがあり、その時はなかなかやるなあと思ったのだった。反射炉ビアは買ったが、結局反射炉は見学しなかった・・・のだが、今回も同居人は見学はしなかったそうだ(有料なんだもん)。

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ビールは4本セット。太郎左衛門、大吟醸政子、頼朝、そして季節限定ヴァイツェン。
昨日はまず太郎左衛門を飲む。これは普通のペールエール。飲みやすいビールだと思う。香りはよし。
そして今日は頼朝を。黒ビールとのことだが、色的にはブラウン。麦芽の味がはっきりと出ている。ローストされた数種の麦芽が配合されているとか。


あと2本は来週のお楽しみ!

2007/03/10

四ッ谷:PAUL

本日は午後1時まで仕事。
終わって四ッ谷で食事をすることに。久々に旭川ラーメンでもと思ったが、こんでいたのであっさりあきらめ、駅のアトレ内のPAULに向かった。


PAULは、フランスのチェーンのパン屋さんで(もともとはリールが発祥とか)、フランスではそこかしこにあるのだが、日本ではまだ数店(のはず)。フランスではごくごくフツーのパン屋に見えるのだが、日本ではちょっと高級(に見える)。

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店内で食べるのははじめてだったのが、中は案外広い。
頼んだのは、キッシュ・ロレーヌ・ポール(987円。最近ユーロ事情で値上がりしたらしい)。なんとなくキッシュが食べたい気分だったんですね。キッシュというとついついいつもほうれん草のを頼んでしまうのだが、メニューを見たところ、フランスポール直伝と書いてあったので頼んでみた。


具は、ハム・ベーコン。ナイフを入れるととろーりチーズが出てきてなかなかよい。
サイドメニューはサラダかフライドポテトが選べるが、今日はサラダをチョイス。結果的にはこれでよかったと思う。結構なボリュームなのでポテトだと全部食べきれなかったかもしれないので。
そして、小さなバスケットに入った5種類のパン(8枚ありました)がつく。本当は全種類食べたかったのだが、キッシュでおなかがいっぱいになってしまい4枚でダウン。パン・オ・フロマージュもいいけれど、パン・オ・レザンが好きですね。周囲を見渡してみると、それぞれのテーブルでバスケットの中身は違う模様。むむむ、全部食べられなくて残念だ(←無理)。


PAULのパンは、硬めなので、ワタクシのように顎関節症気味の場合要注意だけど、おいしいです。今度は隣の人が食べていたオムレツが食べてみたいなあ。

ローラ・スタック『定時に帰る仕事術』

本日の本
定時に帰る仕事術
book-15 『定時に帰る仕事術』 ローラ・スタック著 ヴィレッジブックス


新聞の広告で見てふと読んでみたくなった本。
普段こういうたぐいの本は、本屋でパラパラ見ることはあっても真剣に読むことはないのだが、今現在、とっても仕事が忙しくて、定時に帰りたいのになかなか帰れないという状況にあるので、なんとかならないかと思って読んでみた。


この本を読んだからといって直ちに定時に帰れるわけではないのだが・・・当然ですね・・・自分の今の問題点がわかってきた。


1.人に仕事をまかせるのがうまくない。なんでも自分でやってしまいがち。
2.完全主義に陥りやすい。完璧を求めすぎてしまう。
3.ストレスへの対処がうまくない。気持ちがリラックスしない。
4.健康のことをあまり考えない。いつもどこか具合が悪い。
5.オンとオフの切り替えがうまくない。オフの時も仕事に追いかけられる。


これらをすぐに改善するのは難しいけれど、少しずつ変えられるよう努力してみたい。
ホントに毎日定時で帰れたら楽だなあ←無理。。。

2007/03/09

プーさん食品シリーズ

昨日に続いてプーさんネタで(仕事が忙しくて、映画も見られず、本も読めずという悲しい状況なんです(涙))。


昨年10月頃から西友で売っているプーさん食品シリーズ。

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こちら、いただいたプーさんふりかけ。

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そして、自分で買ったプーさんココア。


他にざっと見たところ、お茶漬け、ホットケーキ、パン、味噌汁、クッキー、ドーナツ、スナック菓子などなど、いろいろとある模様。
なんでも、西友はこれで売り上げをのばしているとか。
ワタクシも、プーさんがついてるとついつい買っちゃいますからね。今度は野菜や果物のチップなんかを買ってみよう。

2007/03/07

プーさん湯たぽん

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去年のクリスマスプレゼントの1つとしてもらったレンジで湯たぽんのプーさんバージョン。


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こんな感じ。本体がこの中に入ってるわけですね。レンジで暖めること2分半(日によってはもうちょっとかかることも・・・)で暖かくなります。


冬場は調子の悪い腰がことに痛むので(寒いのだめなんです)、大活躍!
のはずだったのだけど、今年は記録的な暖冬。それほど出番はないまま、冬は終わりそうだ。
いいような、悪いような・・・

2007/03/06

リリアン・J・ブラウン『猫は山をも動かす』

本日の本

book-14 『猫は山をも動かす』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫


STORY:ついにクィラランが莫大な遺産を受け取る日がきた。彼は今後のことを考えるため、2匹の猫とともに山荘を訪れる。そこは1年前に所有者が殺されたところだった。犯人として捕まった男が真犯人ではないと考えたクィラランは真犯人探しをはじめるが・・・


☆☆☆シャム猫ココシリーズ第13弾。


ピカックスに住んで5年たったクィラランは、ついに信託された遺産を受け取ることに。
ピカックスを離れて静かに山で過ごそうとしたクィラランだが・・・いい天気ばかりと聞いたのに雨ばかり、家はホテルだったところで無駄に広く、道には迷い、とトラブル続きで、この様子がおかしい。


殺人事件の犯人探しは、早くから検討がついてしまうのだが(だいたいこのシリーズはそういうことが多いけど)、個性的な山の住民との会話が笑える。
猫たちも今回は、結構活躍するけれど、やっぱりピカックスの連中がほとんど出てこないのは寂しい。
それにしても、クィララン、住まいにはとことんついてないですなあ。


猫は山をも動かす猫は山をも動かす
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


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by G-Tools

2007/03/05

「モーガン・スパーロックの30デイズ~第2話:アンチエイジングを30日間」

「スーパー・サイズ・ミー」の監督モーガン・スパロックが手がけたいろいろなテーマで30日間過ごす、というテレビ番組、「モーガン・スパーロックの30デイズ」の第2話。
中年太りや体力減退に悩む30代の男性が、アンチエイジングに挑戦!


当然2話目もスパーロックが挑戦するのかと思ったら、別の男性が挑戦・・・ということでちょっとがっかり。スパーロックが実際に自分で挑戦したのは1話目だけなのだった。ま、しかし、全部を自分でやってたら体が持たないですね。ところどころスパーロック氏も登場するのでよしとしよう。


厳しいエクササイズメニューをこなし、薬を飲み、注射を打ち、若返りをめざすものの、薬の副作用で、肝機能ほか体に異常をきたし、おこりっぽくなって精神不安定に陥り、家族ともうまくいかなくなって、結局30日間まっとうできずに終わる。若返ろうとしてかえって健康を害するとは皮肉なもの。
アメリカ人の一定程度、健康とか若返りとかに非常に熱心な人たちがいるようだが、なんでも行き過ぎはいけませんね。あの熱心さはどこからくるものなのだろう?もちろん、健康な方がいいに決まっているし、若さはできるだけたもちたいところだが、やることが極端すぎる。


ワタクシもいいかげん、あちこちガタがきているけれど(笑)、年には逆らわないよう、ゆるゆるとやっていきたいものだ。


モーガン・スパーロックの30デイズトリプルパック

2007/03/04

Hanako吉祥寺特集

Hanako (ハナコ) 2007年 3/8号 [雑誌]


毎年この時期に出るHanakoの吉祥寺特集。もちろん!即買い。
吉祥寺も入れ替わりが激しくて、ニューオープンのお店がいっぱい。ということは閉店したお店もたくさんあるわけで、行きたいなあと思っていても、行かないうちに閉まってしまったお店も・・・毎年、吉祥寺特集を見るたび、あそこもここも行きたいと思うのだけど・・・


今年の特集を見て思ったのは、食事もおいしそうなカフェや、バルなんかが増えているということ。また、吉祥寺におけるラーメンブームも落ち着いてきたのか、ラーメン特集がないこと。


実は、昨日行ったお店(ビストロ・デュ・ムーラン)もHnakoを見て行ってみたところ。
まだまだ行ってみたいお店はたくさんあるのだが、どれだけ行けることか・・・

2007/03/03

吉祥寺:ビストロ・デュ・ムーラン(Bistrot du Moulin)

今日はワタクシの○○回目の誕生日。


ということで、吉祥寺「ビストロ・デュ・ムーラン(Bistrot du Moulin)」にてディナーである。


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まずは、ワインのオーダー。残念ながらハーフはなかったので(フルでは頼みません。食べ物が入らなくなっちゃうので・・・)、グラスでブルゴーニュの赤を(結局2杯ずついただきました)。


お料理は、プリフィクス(3500円)で。前菜、メイン、デザートの中から1品ずつ選ぶもの。


まずは、アミューズとして、いかとサーモンのマリネが出たのち、前菜。
ワタクシは、フォワグラのソテー・ポルト酒のソース。ポルト酒というところに反応(笑)。フォワグラは中がとろとろで美味。
同居人は、粒貝とウニのココット詰め・エスカルゴ風グラタン。1個味見させてもらったが、粒貝がとても柔らかく、エスカルゴ風の味付けもよい。自家製パンでソースをぬぐって食べるとおいしい。


次にメイン。
ワタクシは、高座豚のグリエ。とっても柔らかな豚。これ、このお店のうりらしい。
同居人は、鶏とフォアグラのロースト。黒胡椒のソースがアクセントになってよろしい。


デザートは、ワタクシが、コワントロー風味の温製フォンダンショコラと木イチゴのソルベ。今はやりのフォンダンショコラ、前から食べたくて即これに決定。それほどとろとろではなかったけど、香りのよいショコラだった。
同居人はアメリのクレームブリュレとショコラアイス。なんでもアメリのレシピを忠実に再現したとのこと。表面がカリカリでいい感じ。
最後にお飲物+クッキー(ワタクシは当然紅茶)がついて終了。


全部含めて2人で1万円弱。リーズナブルだと思う。
ごちそうさま!


武蔵野市吉祥寺南町2-13-15 サンパレス吉祥寺 1F
ビストロ・デュ・ムーラン

「モーガン・スパーロックの30デイズ~第1話:最低賃金で30日間」

傑作ドキュメンタリー「スーパー・サイズ・ミー」(去年見た映画の中で一番おもしろかった)を作ったモーガン・スパロックが手がけたいろいろなテーマで30日間過ごす、というテレビ番組、「モーガン・スパーロックの30デイズ」を見た。まず第1話である。


スパーロックとフィアンセのアレックスが自ら、オハイオ州で最低賃金5ドル15セントの仕事だけで30日間生活するというもの。


ひどいアパートにはじめは何の家具もなく(食事は床で!)、交通費を浮かすために歩き、食事は豆とパンだけ・・・長時間働いてもほとんど手元には残らない厳しい生活だ。もっと稼がなくてはと無理しすぎたせいで2人とも具合が悪くなるが、健康保険がないので医者にかかることもできない・・・どうにもならなくなって救急外来に行ったところ、2人あわせて医療費は1000ドル以上!アメリカの医療制度は、弱者に厳しいと聞いていたが、自分で保険に入らない限りは全額負担らしく、これでは病気になっても治療も受けられない。


日本でも次第に格差社会になっていきているというが、まだまだアメリカに比べればいい方なのかも。2人はたった1ヶ月の体験でも大変な思いをしたわけだが、最賃生活をしている人はたくさんいるわけで、アメリカは厳しい社会だなあと思わずにいられない話であった。
日本も次第にアメリカ並みになるのだろうか?

モーガン・スパーロックの30デイズトリプルパック

2007/03/01

第79回アカデミー賞授賞式を見て

アカデミー賞授賞式の録画を見た。
毎年見るのが楽しみなこのお祭り。さて・・・

司会は、エレン・デジェネレス。危険な(?)ジョーク連発かとも思ったが、きわどいところでとどまり、すべらずうまく進行。なかなかうまい司会だ。


はじまって50分ほどで、ようやく助演男優賞。昨年の助演女優賞受賞者レイチェル・ワイズからオスカーを手渡されたのは「リトル・ミス・サンシャイン」のアラン・アーキン。名バイプレイヤーのアーキン、約40年ぶりのノミネートでの受賞よかったと思う。オスカーを床においてのスピーチをあとでデジェネレスのジョークのネタにされてしまったけれど(笑)。


レオとアル・ゴアのかけあいも楽しかったが、渡辺謙がカトリーヌ・ドヌーブとともに外国語映画賞50周年の紹介に登場したのはうれしい。


そして、助演女優賞は、去年の助演男優賞受賞者のジョージ・クルーニーからジェニファー・ハドソンに。下馬評通り。勢いがありましたからね。途中、彼女のパフォーマンスがあったが、ビヨンセなんか吹き飛びそうな迫力だった。映画でのパフォーマンスも是非観なくては。助演男優賞とは好対照なフレッシュな受賞だった。


名誉賞はエンリオ・モリコーネ。オスカーに無縁だったんですね、モリコーネ。いっぱいいい曲があるのになあ。トリビュート・クリップを見てあらためて名曲の数々を堪能。セリーヌ・ディオンの歌った「ワンス・アポン・ア・タイム」からの曲もよかった。


脚本賞は「リトル・ミス・サンシャイン」のマイケル・アーント。この映画オフビートっぽくておもしろそうだ。役者も個性派ばかりだし。


歌曲賞は、「ドリームガールズ」かと思いきや、「不都合な真実」の主題歌を歌った威勢のいい姉御メリッサ・エスリッジへ。プレゼンターのQ・ラティファはいつ見ても迫力。ミュージカル女優としてはワタクシ、J・ハドソンよりこの人の方がまだまだずっと上じゃないかと密かに思ってるんである。


ジョディ・フォスター(ドレスの色がきれい)が紹介するのは、昨年亡くなった映画関係者達の追悼クリップ。
レッド・バトンズ、モーリン・ステイプルトン、ジューン・アリスン、フィリップ・ノワレ、ピーター・ボイル、シドニー・シェルダン、ジャック・パランス、マコ岩松、ジャックーウォーデン、ロバート・アルトマン・・・
ご冥福をお祈りします。


エレンの「授賞式はこれで終わり」というジョークのあと、いよいよ授賞式は佳境へ。


主演女優賞は、去年の男優賞受賞者フィリップ・シーモア・ホフマンから「クィーン」のヘレン・ミレンへ。名女優H・ミレンも今までオスカーに縁がなくて(他の賞はたくさんもらっているけれど)是非いつかはと思っていたし、こういう人がとるとうれしいものだ。スピーチもよかったし、ドレスも素敵でした。旦那さんのT・ハックフォード監督もホントうれしそうだった。


そして、主演男優賞は、去年の主演女優賞受賞者リース・ウェザースプーンからフォレスト・ウィテカー。どんな役でもこなし、監督もこなすマルチな才能のウィテカーだが、この役はアミン大統領の狂気を感じさせ恐いくらい。善人の役ももちろんまたやってくれるよねぇ。
というわけで、助演女優賞以外は、演技派が揃った今年のオスカーである。


監督賞のプレゼンターは、コッポラ、ルーカス、スピルバーグと超豪華トリオ。そして、オスカーが行ったのはスコセッシという・・・出来過ぎな演出・・・なんて思っちゃいけないですね。スコセッシ監督もよっぽどうれしかったんでしょう、超早口でサンキューを連発(笑)。やっぱりオスカーが欲しかったんですね。ベストな作品ではないと思うけど、スコセッシが受賞してよかったなあという全体の空気を感じた。


そして、そして・・・作品賞は意外なことに「ディパーテッド」!娯楽作はだいたい難しいし、スコセッシだしと思っていたので・・・やはり、監督賞&作品賞は功労賞的意味合いが大きかったのかもしれない。


皆さんは、この結果をどうご覧になったでしょうか?
ワタクシは、もう来年のアカデミー賞授賞式が楽しみであります(早すぎ・・・)。

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