アカデミー賞授賞式の録画を見た。
毎年見るのが楽しみなこのお祭り。さて・・・
司会は、エレン・デジェネレス。危険な(?)ジョーク連発かとも思ったが、きわどいところでとどまり、すべらずうまく進行。なかなかうまい司会だ。
はじまって50分ほどで、ようやく助演男優賞。昨年の助演女優賞受賞者レイチェル・ワイズからオスカーを手渡されたのは「リトル・ミス・サンシャイン」のアラン・アーキン。名バイプレイヤーのアーキン、約40年ぶりのノミネートでの受賞よかったと思う。オスカーを床においてのスピーチをあとでデジェネレスのジョークのネタにされてしまったけれど(笑)。
レオとアル・ゴアのかけあいも楽しかったが、渡辺謙がカトリーヌ・ドヌーブとともに外国語映画賞50周年の紹介に登場したのはうれしい。
そして、助演女優賞は、去年の助演男優賞受賞者のジョージ・クルーニーからジェニファー・ハドソンに。下馬評通り。勢いがありましたからね。途中、彼女のパフォーマンスがあったが、ビヨンセなんか吹き飛びそうな迫力だった。映画でのパフォーマンスも是非観なくては。助演男優賞とは好対照なフレッシュな受賞だった。
名誉賞はエンリオ・モリコーネ。オスカーに無縁だったんですね、モリコーネ。いっぱいいい曲があるのになあ。トリビュート・クリップを見てあらためて名曲の数々を堪能。セリーヌ・ディオンの歌った「ワンス・アポン・ア・タイム」からの曲もよかった。
脚本賞は「リトル・ミス・サンシャイン」のマイケル・アーント。この映画オフビートっぽくておもしろそうだ。役者も個性派ばかりだし。
歌曲賞は、「ドリームガールズ」かと思いきや、「不都合な真実」の主題歌を歌った威勢のいい姉御メリッサ・エスリッジへ。プレゼンターのQ・ラティファはいつ見ても迫力。ミュージカル女優としてはワタクシ、J・ハドソンよりこの人の方がまだまだずっと上じゃないかと密かに思ってるんである。
ジョディ・フォスター(ドレスの色がきれい)が紹介するのは、昨年亡くなった映画関係者達の追悼クリップ。
レッド・バトンズ、モーリン・ステイプルトン、ジューン・アリスン、フィリップ・ノワレ、ピーター・ボイル、シドニー・シェルダン、ジャック・パランス、マコ岩松、ジャックーウォーデン、ロバート・アルトマン・・・
ご冥福をお祈りします。
エレンの「授賞式はこれで終わり」というジョークのあと、いよいよ授賞式は佳境へ。
主演女優賞は、去年の男優賞受賞者フィリップ・シーモア・ホフマンから「クィーン」のヘレン・ミレンへ。名女優H・ミレンも今までオスカーに縁がなくて(他の賞はたくさんもらっているけれど)是非いつかはと思っていたし、こういう人がとるとうれしいものだ。スピーチもよかったし、ドレスも素敵でした。旦那さんのT・ハックフォード監督もホントうれしそうだった。
そして、主演男優賞は、去年の主演女優賞受賞者リース・ウェザースプーンからフォレスト・ウィテカー。どんな役でもこなし、監督もこなすマルチな才能のウィテカーだが、この役はアミン大統領の狂気を感じさせ恐いくらい。善人の役ももちろんまたやってくれるよねぇ。
というわけで、助演女優賞以外は、演技派が揃った今年のオスカーである。
監督賞のプレゼンターは、コッポラ、ルーカス、スピルバーグと超豪華トリオ。そして、オスカーが行ったのはスコセッシという・・・出来過ぎな演出・・・なんて思っちゃいけないですね。スコセッシ監督もよっぽどうれしかったんでしょう、超早口でサンキューを連発(笑)。やっぱりオスカーが欲しかったんですね。ベストな作品ではないと思うけど、スコセッシが受賞してよかったなあという全体の空気を感じた。
そして、そして・・・作品賞は意外なことに「ディパーテッド」!娯楽作はだいたい難しいし、スコセッシだしと思っていたので・・・やはり、監督賞&作品賞は功労賞的意味合いが大きかったのかもしれない。
皆さんは、この結果をどうご覧になったでしょうか?
ワタクシは、もう来年のアカデミー賞授賞式が楽しみであります(早すぎ・・・)。
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