« 「歓びを歌にのせて」 | トップページ | 大田垣晴子『ひとコマ日記』 »

2007/03/29

リリアン・J・ブラウン『猫は留守番をする』

本日の本


book-16 『猫は留守番をする』 リリアン・J・ブラウン著 ハヤカワ・ミステリ文庫


STORY:恋人ポリーに誘われスッコットランドへのツアー旅行に参加したクィララン。ツアーの主催者であるポリーの親友が突然死、バスの運転手が失踪、ツアーは事実上解散となる。事件と同じ時刻に留守番していたココが不思議な行動をとったと聞いたクィラランは・・・


☆☆☆シャム猫ココシリーズ第14弾。


前作『猫は山をも動かす』の直後から話はスタート。前作の最後でクィラランの恋人ポリーが危ない目にあったという事件があったが、この事件が本作でも尾をひいている。
前作ではクィラランは夏の休暇旅行に出かけていて、ピカックスの面白い面々がほとんど登場しなくてつまらなかったのだが、今回は旅行は旅行でも、多くのメンバーが揃って旅行に参加しているので珍道中?!
今回は、ココもヤムヤムもお留守番なので、あまり活躍の場がないなと思ったが、ちゃんと活躍します。いつもは影の薄いヤムヤムも大活躍。


しかし、またまたこの人物はこれからクィラランに深く関わっていくんだろうなあと思った人物が退場してしまうのにはびっくり。うーむ。ま、かわりにへえこの人がって人物が新しいメンバーに加わるけれど。今回の犯人、よくよく考えると明らかなんだけど、この人が犯人であったということに非常に衝撃を受けましたね。こんな展開になるとは・・・


猫は留守番をする猫は留守番をする
リリアン・J. ブラウン Lilian Jackson Braun 羽田 詩津子


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

« 「歓びを歌にのせて」 | トップページ | 大田垣晴子『ひとコマ日記』 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: リリアン・J・ブラウン『猫は留守番をする』:

« 「歓びを歌にのせて」 | トップページ | 大田垣晴子『ひとコマ日記』 »

twitter

google


  • Google

    WWW
    ブログ内

amzon