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2007/03/03

「モーガン・スパーロックの30デイズ~第1話:最低賃金で30日間」

傑作ドキュメンタリー「スーパー・サイズ・ミー」(去年見た映画の中で一番おもしろかった)を作ったモーガン・スパロックが手がけたいろいろなテーマで30日間過ごす、というテレビ番組、「モーガン・スパーロックの30デイズ」を見た。まず第1話である。


スパーロックとフィアンセのアレックスが自ら、オハイオ州で最低賃金5ドル15セントの仕事だけで30日間生活するというもの。


ひどいアパートにはじめは何の家具もなく(食事は床で!)、交通費を浮かすために歩き、食事は豆とパンだけ・・・長時間働いてもほとんど手元には残らない厳しい生活だ。もっと稼がなくてはと無理しすぎたせいで2人とも具合が悪くなるが、健康保険がないので医者にかかることもできない・・・どうにもならなくなって救急外来に行ったところ、2人あわせて医療費は1000ドル以上!アメリカの医療制度は、弱者に厳しいと聞いていたが、自分で保険に入らない限りは全額負担らしく、これでは病気になっても治療も受けられない。


日本でも次第に格差社会になっていきているというが、まだまだアメリカに比べればいい方なのかも。2人はたった1ヶ月の体験でも大変な思いをしたわけだが、最賃生活をしている人はたくさんいるわけで、アメリカは厳しい社会だなあと思わずにいられない話であった。
日本も次第にアメリカ並みになるのだろうか?

モーガン・スパーロックの30デイズトリプルパック

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