« キリン 円熟 | トップページ | 「ブラックホーク・ダウン」 »

2007/04/23

「ウルトラヴァイオレット」

本日の映画
ウルトラヴァイオレット デラックス・コレクターズ・エディション
movie-32 「ウルトラヴァイオレット」 Ultraviolet 2006年米


DIR:カート・ウィマー
CAST:ミラ・ジョヴォヴィッチ、キャメロン・ブライト、ニック・チンランド、ウィリアム・フィクトナー
STORY:21世紀末、新種のウィルスに感染した人間は超人的な身体能力を身につけるが12年で死ぬ運命にあった。彼らファージの根絶をくわだてた政府は最終兵器の開発に成功、ファージ側は最強の殺し屋ヴァイオレットを兵器の強奪のため送り込む。


☆☆☆ミラのための映画。
「リベリオン」(この映画は某映画のパクリっぽい雰囲気もあったがわりと好きだった)のウィマー監督がミラ・ジョヴォヴィッチに惚れ込んで脚本を書いたというだけあって、全編ミラの見せ場である。


次々と敵をやっつけていくミラはホント格好いい。アクションの振り付けが美しく、また美しく見えるよう撮影されていて感心してしまった。色彩もきれいでビジュアル面では満足できる。
が、アクションシーンが若干ワンパターンで、だんだん飽きてくるのも事実。最初はよかったのだが、肝心の親玉をやっつける場面の頃にはどうでもよくなってきてしまった(笑)。せめてもの救いは尺が短いこと。87分という短さでまとめているのはよろしい。
ミラはすっかりアクション女優になっていて、アクション女優といえば、ワタクシの中ではミラか、ケイト・ベッキンセールかという具合。それはそれでいいのだけど、今後はどうなるのだろう。役の幅を広げて欲しいものだ。


お話的には、非常に直線的でわかりやすいのだが、ただ、なぜ少年にこれほどまでに肩入れしたのか?母性本能なのだろうか。人間ドラマではないので仕方ないのだが、そのあたりの描写が希薄でわかりにくい。唐突すぎる感じで感情移入しにくくなっているのが残念だ。


ま、よくも悪くもミラを見せるための映画なので、彼女に興味がないとキツイかも。


次は「イーオン・フラックス」でも見ますか(笑)。

« キリン 円熟 | トップページ | 「ブラックホーク・ダウン」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

はじめまして★LEEといいます。
私もこないだ「ウルトラ・バイオレット」みました!ミラはやっぱりかっこいいと思いました!映画自体の色彩もきれいだし。色や撮り方がいいと楽しめますよね!
でも、おっしゃる通りSTORYはちょっと・・・。
妹達は誉めてたのでこんな感想は私だけかと思ってました。
 
ではでは・・・。

こんばんは、LEEさん。はじめまして。ご訪問ありがとうございます!
ミラ、とってもかっこよかったです。ミラのファンにはたまらないでしょうね。
それなりに楽しめた映画だったのですが、こういう映画はすぐに忘れてしまいそうです。もうちょっとストーリーに深みがあれば・・・おしい映画でした。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ウルトラヴァイオレット」:

« キリン 円熟 | トップページ | 「ブラックホーク・ダウン」 »

twitter

google


  • Google

    WWW
    ブログ内

amzon