「ティム・バートンのコープスブライド」
本日の映画
movie-28 「ティム・バートンのコープスブライド」 Corpse Bride 2005年米
DIR:ティム・バートン、マイク・ジョンソン
CAST(声の出演):ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、エミリー・ワトソン、トレイシー・ウルマン、アルバート・フィニー
STORY:19世紀ヨーロッパ。結婚を間近に控えたビクターは盛りの中で結婚式の練習をしていた。誓いの言葉を述べた途端、白骨化した花嫁姿の女性が現れ、ビクターを死者の世界へと連れ去ってしまう・・・
☆☆☆☆人形を使ったストップモーションアニメ。
このCGアニメ全盛の時代にめずらしいアニメーションだが、こういうの案外好きだ(クレイアニメなんかもいいですね)。はやりのフルCGアニメはどうもあまり好みじゃない・・・のは動きがあまり好きじゃないのかもしれない。ストップモーションアニメも動きが変といえば変なのだけど、このぎくしゃく感は好きなんである。気の遠くなるような手間をかけて作っているわけで、いやはやホントに好きじゃないと作れませんね。
そして、この映画、ティム・バートンの不気味ワールドは健在。
生きている者の世界は色がなく暗い。寒々しい。対して、死者の世界はカラフルで美しい。なんともいえず薄気味悪いのだけど、きれいで見入ってしまう。
はじめはコープスブライドも気持ち悪いなと思ってみていたが、だんだんかわいらしく見えてきた。
しかし、このコープスブライド、なーんとなく声をあてているヘレナ・ボナム=カーターに見えてきたりして(笑)。ぴったりのキャスティング。ホント、T・バートンとお似合いのカップルですねぇ。
ストーリーはロシア民謡を題材にとったものとのことだが、ロマンチックなラブストーリーなのだ。ミュージカル仕立てでユーモラスな場面もあって、ワタクシ好みの映画であります。
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原題:TIM BURTON'S CORPSE BRIDE -二人の花嫁-
19世紀ロシア民話を元にしたストップモーション・アニメによる映画化、ティム・バートン監督とジョニー・デップ(声)のコンビ作品。・・・結婚式の予行演習を失敗して気落ちする気弱な若者ビクター、帰り道、誓いの言葉の... [続きを読む]
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