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2007/04/18

「サウンド・オブ・サンダー」

本日の映画
サウンド・オブ・サンダー デラックス版
movie-31 「サウンド・オブ・サンダー」  A Sound Of Thunder 2004年米独


DIR:ピーター・ハイアムズ
CAST:エドワード・バーンズ、キャサリン・マコーマック、ベン・キングスレー
STORY:2055年、シカゴのタイム・サファリ社では6500万年前にタイムトラベルをして恐竜狩りを楽しむというツアーが人気を博していた。歴史を変えぬよう厳格なルールにのっとって行われていたツアーだが、ある時ツアー客の一人が知らずに過去から何かを持ち帰ってしまう。地球の進化が狂い、人類滅亡の危機が・・・


☆☆☆ワタクシはタイムトラベルものが大好きである。
この映画も期待をもって見始めた。


確かに、着想はおもしろい。過去のものを持ち帰ってしまったことで、進化の波(タイム・ウェイブ)が押し寄せ、はじめは巨大植物の繁茂、そして未知なる巨大生物の出現、最後の波がくると人類が消え去る運命に・・・よくよく考えると、タイム・ウエィブが何波にもわけてくるのではなく、一気に歴史が変わるのではないか?という気もするが、あんまり深く考えちゃいけませんね。タイムトラベルものにはパラドックスがつきものですから。


滅亡する運命の人類をいかにして救うか?!というお話で、凶悪な巨大生物との戦い、どうやって過去をもとに戻すかというハラハラドキドキはあるのだけど、悲しいかな、CGが実にちゃっちいのである。巨大生物は、画面が暗い中で登場するのでなんとかごまかされている部分もあるが(それでもよくよく見ると出来はあまりよくない)、街の様子などはうーむ、もうちょっとなんとかならなかったのだろうか。主人公達が街を歩く場面では、もろ足踏みしてるだけってのがわかって思わず苦笑である。予算がよっぽど少なかったんですね。今は、それなりの予算をとって作らないと、すごい映像をたくさん見ているので、思い切りしょぼく見えてしまうのだ。もう一昔前だったらそうは思わなかっただろうけど・・・


さらに、主演はワタクシの苦手とする、E・バーンズとC・マコーマックだった、というのもキツイ。B・キングスレーはギラギラした感じの悪役を楽しんでいる感じはあったけれど、キャストも少々弱めだったかも。


しかし、ハイアムズ監督ってなんでも撮りますね。

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コメント

こんにちは。この映画今度録画して観る予定です。なので~、内容は飛ばしてしまいました。観た後に改めて、内容を拝見しにきます。では。

こんばんは、しぽさん。
観たら是非感想を聞かせて下さい。
私としては、決して悪くはないけれど、微妙・・・という感じでした。

こんばんはー
改めて自分の書いたブログを読み返しましたが...酷評してましたね(笑)
う~ん、やっぱりCGありきの作品でCGの出来が悪いっていうのは致命的ですよね~

こんばんは。ONE OF THE BROKENさんの記事を読んで、見るのどうしようかなあと思ったのですが、結局(どれだけ出来が悪いかという)恐いものみたさで見てしまいました(笑)
予算不足なのか、映像にがっかりでしたね。原作読んだ方がおもしろいんでしょうかねぇ。

観ましたよぉ。90年代の映画を観てる感覚に襲われましたが内容はおもしろかったです。足踏みしてるし、マントヒヒに襲われてるし、CGは安くさいと思いきや時間の波に襲われた時だけ、360度回転のスローになったりとなんだかんだで2時間退屈することなく観れた気がします。

こんばんは、しぽさん。
内容は確かに面白かったと思います。
なので、これでCGがいい出来だったら、もっと傑作になったんじゃないかと・・・
というところが惜しい映画でした。

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