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2007年5月

2007/05/31

「ハイウェイマン」

本日の映画
ハイウェイマン
movie-39 「ハイウェイマン」 Highwaymen 2003年米


DIR:ロバート・ハーモン
CAST:ジム・カヴィーゼル、ローナ・ミトラ、フランキー・フェイソン、コルム・フィオール
STORY:5年前目の前で妻をひき逃げされたレニー。新たなひき逃げ殺人鬼の標的となったモリーと協力して犯人を追いつめようとするレニーだったが・・・


☆☆☆今日は早く帰ることができたので、めずらしくリアルタイムで映画を。


この映画についてはまったく知識がなかったが、J・カヴィーゼル主演だし見てみるか、と気軽に見始めた。
そこはかとなくB級の臭いがぷんぷんしてくるこの映画だが、悪くはない。


監督は、「ヒッチャー」(リメイクの出来はどうなんでしょう?)を撮ったR・ハーモン。まあ似た作りと言えなくもない。余計な枝葉末節なく一気に見せるいさぎよさがいい。説明不足と言えなくもないが・・・
事故捜査官と一緒に行動するあたりから少々もたつくものの、最後まで飽きずに見ることができた。ま、テレビで見るくらいがちょうどいい映画、と言えるかもしれませんがね。


カヴィーゼルは暗さのある役者だが、静かに復讐の炎を燃やす主人公役は結構はまっている。寡黙な男が似合う。
相手役R・ミトラはいろいろと見ているはずだが、今まで印象に残っていなかった。この映画ではようやく認識。ほんのちょっとだけS・ブロック似?「ザ・シューター/極大射程」にでも出ているようだし、要チェック。

2007/05/30

アサヒ スタイルフリー

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アサヒのスタイルフリー(糖質0)。


実はだいぶ前に買って(発売と同時に購入)、放置してありようやく飲んで・・・また放置(笑)。
糖質0と聞くと健康にいいかしら?と思ったのだが、おいしくなければ、かえってストレスで健康に悪いような・・・


まあ、想像したとおりの味だったというか。糖質0かもしれないけれど、旨みも0。炭酸水のよう。多分、炎天下を歩いてノドからからという時にぐっと飲むとおいしいと思うかも。食事の供にはきつかったです。


糖質カット製品なら、キリンの淡麗グリーンラベルの方がワタクシ的には好み。


しかし、ホントにお酒のブログになりつつあるなあ(笑)。

2007/05/29

キリン 良質素材

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毎週のように第2,3のビールが発売になるが、今週はどこでもこれ、キリンの「良質素材」を売っていた。5月23日発売のリキュール(発泡性)である。鈴木京香のCM「せっかくだもの、おいしいやつを」が頭に残っていて早速買いに行った(松山ケンイチの方より鈴木京香の方がインパクトあり)。


注ぐと、細かい泡がたつ。こういう類では結構泡のもちがよい方だ。
飲み口もまずまず。わずかに後味がビールではないと感じさせるけれど、苦みもつけたようなものではなくて、自然な感じ。ただ、インパクトはあまりなくてよーし、これを買おうというところまでいかないところが残念。


缶のデザインは気に入った。

2007/05/28

小布施ワイナリー(メルロー)

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先日小布施で買ってきたワインの赤の方を飲んでみた。
メルローを主体とした国産葡萄で作られているとのこと。


ワインクーラーで15度で保存して来年まで置くとまた違った味わい、と書いてあったが、我が家にはそのような環境がないため、本格的に暑くなる前に飲んでしまおうと思った次第。


開けて1杯目は、ちょっと角がたつ感じ(ピリピリ感あり)。樽の香りが結構する。
空気に触れさせているうちにだんだんまろやかになってきたが、かなりしっかりしたワインだった。ふむふむ、日本のワインもなかなかやるね。


このワインを飲んだ直後、フランスの激安ワインを飲んだら、悲しくなりました(笑)。

2007/05/27

「ロスト・ストーリー~現代の奇妙な物語~」

本日の映画
ロスト・ストーリー
movie-38 「ロスト・ストーリー~現代の奇妙な物語~」 2005年米英豪アルゼンチン


7人の監督によるオムニバス映画。日本未公開。


第1話「同じもの」The Same
DIR:マーク・パランスキー 
CAST:ジュシュ・ハートネット
STORY:隣に住む美女に恋した男。彼には身体的コンプレックスがあり、思い詰めるあまりある行動に・・・
台詞なしで展開される物語。はじめからただならぬ雰囲気だが、うおー、目を覆いたくなる展開が・・・ラストで題名に納得。一番気味の悪いお話だった。


第2話「ユーストン・ロード」Euston Road
DIR:トア・スタッパー 
CAST:ポール・ベタニー
STORY:ホテルのラウンジである男の前で財産を失ったと話しはじめる男。何があったか当てられたら好きな物をやろうという賭にのるが・・・
はじめからオチはわかってしまったが、P・ベタニーがなかなかよい。ちょっとあっさりしすぎている気も・・・


第3話「立ち見席のみ」Standing Room Only
DIR:デボラ・リー・ファーネスイ 
CAST:マイケル・ガンボン、ヒュー・ジャックマン、エリザベス・マストラントニオ
STORY:ショーの立ち見席を買うため劇場に並ぶ人々。8枚のチケットをめぐって・・・
洒落たお話。ほとんど台詞なしで展開されるが、身振り手振りだけで笑える。これまた結末はなんとなく見えてしまったけど、うまくまとまった一品。


第4話「スーパーマーケット」Supaermarket
DIR: イレーナ・ダグラス
CAST:イレーナ・ダグラス、ダリル・ハンナ、ジェフ・ゴールドブラム
STORY:なぜかスーパーで働くイレーナ・ダグラス。なかなか仕事もうまくいかないが、大ファンだという男性他数名の前でパフォーマンスをはじめる・・・
イレーナが楽しんで作ってるなあという作品。スターも売れなくなったらこういうこともあるかも、と思うとちょっと寂しい気も。全然やる気なさげで仕事もまともにできない役(本人役)を演じたD・ハンナがおかしい。こういう役やるの勇気がいるだろうなあ。


第5話「大みそか」New Year's Eve
DIR:コリン・スペクター 
CAST:キーラ・ナイトレイ
STORY:大みそかのパーティに参加した主人公だが、パーティ主催者の姪に手を出そうとしたばかりに追い出されるはめに・・・
なんだかついていない主人公。言わんとするところがいまいちよくわからなかったが、ブラックな笑いをめざしたのかな?K・ナイトレイはさすが光っている。


第6話「ソーセージ」bangers
DIR:アンドリュー・アプトン 
CAST:ケイト・ブランシェット
STORY:勤めから帰って母親の対応にいらつく主人公。ソーセージをゆで、マッシュポテトを作るうちに益々いらいらは募る・・・
ケイトの独壇場。ある意味一番恐かったかも。ラストでは背筋がぞぞーっと。さすが、ケイト・ブランシェット!


第7話「新しい一日」A Whole New Days
DIR: ウィリアム・ガルシア
CAST:ジェームズ・ガンドルフィーニ
STORY:目覚めてみると、妻も子供もおらず、荷物もすっかり運び出されていた男。ついに離婚されてしまったのか?
ガンドルフィーニにぴったりの役柄。まあ、これもまたオチはすぐに読めてしまったけれど。主人公が怒れば怒るほど笑ってしまう。


いろいろなお話があったが、一番おもしろかったのは「立ち見席」かな。うまくまとまっているし、粋な感じで。怖さから言ったら1話と6話だが、生理的に気持ちが悪いのは1話、ぞっとするのは6話。
低予算ぽい映画だけれど、キャストは豪華。こういった映画に出るというだけで、ワタクシとしては好感を持ってしまう。ちょっとチープな感じはあるけれど、実験的なこんな映画もたまにはよい。☆は3つ。

2007/05/26

立川:俺とカッパ

久々に立川アレアレア内ラーメンスクエアに行ってみた。
と、以前入ったことのある「我流風」(鹿児島ラーメン)以外はすっかり入れ替わっているでないですか。ここって芸能人枠があるんでしょうか?前は河相我門の店があったが、今度はデビット伊東の店があった。


一通り見てみて、野菜がたっぷりのっているというところに魅力を感じて(昨日は野菜不足だったので)、「俺とカッパ」というお店に入ってみた。ローマ字でore with kappaとあったが、俺と・・・ならばandの方がいいような・・・Tシャツがちょっといい感じ。

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注文したのは、激元気ラーメンの肉野菜増し(950円)。
上に卵がのっかっているということで、なんとなくスタ丼を連想。なんとなくスタミナつきそう・・・


スープは赤色と茶色が真ん中から別れていて、中国の火鍋のよう。肉増し野菜増しなので、肉と野菜が山盛りで、はじめは崩すのが大変。肉は味つき(今はやりの宮崎産豚肉使用とのこと)で食べやすい。はじめから卵を溶いて食べたというのもあるが、辛くなさそうなスープのエリアから食べたので、全然辛くないなあと思ったが、そのうち赤い部分がまじってきて次第に辛くなってきた。といっても激辛ではなく、花椒たっぷりのラー油らしく、いい香りかつちょうどいい辛さ。香りといえば、マー油も入っているようで、あとからぷーんと焦がしにんにくのいい香りが・・・ニラも入っていて、いやはや、ホントスタミナつきそう(笑)。


麺はかなり太くて、汁をたっぷり吸うせいか(もともと少食というのもあるが)、かなりおなかが膨れてしまい、最後は一口残して同居人の方へどんぶりが・・・
残してごめんなさい。でもおいしかったっす。


ところで、なぜお店の名前が「俺とカッパ」?そしてなぜ派遣の店って書いてあるんでしょう?

南青山:Essence

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おととい国立新美術館でモネ展を見た後の昼食のお店のご紹介。
南青山のNatural Style Chinese Restaurant Essence(エッセンス)という薬膳料理(中華)のお店である。


お店の構えは、しゃれたカフェのようで(遠くから見ると中華やさんには見えない)、若い女性にうけそうと思ったら、ホントに若い女性だらけだった。

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ランチは3コース。お粥と麺のセット(1000円)、プリフィクスランチ(1350円)と、ボードには出ていなかったがコース(2400円)?があるはず。ワタクシはなんとしても!汁なし坦々麺が食べたかったのでお粥と麺のセットをチョイス。汁あり(というのか?)、汁なし問わず、ワタクシは坦々麺が大好物で、見ると食べずにはいられないので・・・

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セットの内容は、汁なし坦々麺、五穀米と有機野菜のお粥、鶏の香り揚げ葱ソースがけプラスソフトドリンク(ジンジャーエールをチョイス)。
私は坦々麺には少々ウルサイのだが、これはナイス。胡麻や花椒が効いている。ただ辛いだけの坦々麺はダメ。胡麻や花椒の風味の中にじわじわと辛さがくるのが好きだ。


お粥はいろいろなものが入っているのだろうか、とてもいい味。胃にしみわたる感じだ。
鶏もパリっと香ばしく、お得なセットだった。


アラカルトでも食べてみたいお店である。


東京都港区南青山3-8-2サンブリッジ青山1F

2007/05/24

【レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像】

art-6 【レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像】 東京国立博物館

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ようやくダ・ヴィンチ展へ!久々に「受胎告知」とご対面である。


はじまった当初はものすごい混雑と聞いていたのでどうだろうと思っていたが、あっさり入ることができた。入り口は金属探知器まで備え付けられていてものものしい。
入場制限はなかったものの、やっぱり中は混んでいて列はなかなか進まない。それでも、そろりそろりと進みながらじっくりと細かいところまで見ることができた。ウフィツィではさっとしか見なかったので・・・


やっぱり、マリアの長い手が気になり、右前から見てみたところ、確かに正面からよりは長さは目立たないものの、やっぱり長いし不思議にねじれて見える気もする。本当のところ、この手はどうしたのだろう?ダ・ヴィンチのミスなのか計算なのか、他の人が描いたのか・・・謎である。

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第1会場は「受胎告知」のみで、平成館に移動。第2会場はダ・ヴィンチの手稿をもとに、その絵画作品以外の活動を探っていこうというもの。


ここからわかるのは、ダ・ヴィンチが実に好奇心旺盛で、興味を持ったことに対してどこまも掘り下げていく人であったこと、その掘り下げ方は、科学的な実験、分析に基づくもので、実証をもとに一定の規則性、法則性を見いだそうとするものだったこと、である。現代に生きていたらきっと変わり者と思われていただろうなー。いや、でもこのチャレンジャー精神、見習いたいものである。


様々な設計図(これまたダ・ヴィンチの図が細かいこと!)とても興味深く見た。中には実用不可のものもあったが(人力飛行機とか)、道筋は間違っていなかったわけで、あの時代に、と驚かされるものも多い。
解剖にも熱中したらしく多くのデッサンが遺されているが、老人の血管図を見てウッ。この老人、動脈硬化だ・・・こんなことにも気づいていたんですねぇ。あまりリアルな解剖図はちょっと苦手なんですけど(なので、人体の不思議展にまだ行ったことがない)。


蛇足ながら、人体の黄金比を研究していた・・・というコーナーの「ウィトルウィウス的人体図」の映像を見て、映画「ダ・ヴィンチ・コード」を思い出して笑ってしまったのでした・・・

2007/05/23

【モネ大回顧展】

art-5 【モネ大回顧展】 国立新美術館

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国立新美術館に行くのははじめてである。


黒川紀章氏設計の建物は奇抜で、ガラス張りの感じはシャルル・ドゴール空港をなんとなく連想させる。
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チケット売場のところから、30分待ちと看板が出ていて少々うんざり。仕方なく列に並ぶ。
結果的には30分は待たずに入場できたが、中も人、人、人・・・うーむ、これが休日だったらどれだけ待つことか・・・新しいからなのか、モネの人気なのか。その両方なのだろう。


展覧会は人物画からはじまる(ポスターの「日傘の女性」も入ってすぐのところに)。しかし、モネというとやはり風景画。初期の頃から明るい陽の光と影が美しい絵が多い。「アルジャントゥイユのモネの庭」や、「庭のカミーユ・モネと子供」そして、もちろんジヴェルニーの庭の絵も、明るい色調で、花も美しい。
当時はあまり描かれなかったという雪の風景もあり、カラフルさはないが、明と暗のコントラストがきれい。有名な「かささぎ」もこういった絵の一つだ(今回きています)。


圧巻はやはり、積みわら、ルーアン大聖堂、ウォータールー、チャリングクロスの橋などのシリーズのコーナー。光のあたり具合によって風景がどのように変化するか、同じ題材の何枚の絵を見るとつぶさにわかっておもしろい。特にワタクシは積みわらのシリーズが大好きで、積みわらの絵がきていると聞くと1枚だけでも見に行ってしまいたくなるほど。今回も4枚きていて満足だ。


最後は睡蓮のコーナー。正直言って最晩年の睡蓮はあまり好きではないのだが、モネが視力をほとんど失って描いていたと聞くと、あの極端な色調も、モネにはそういう色に見えていたのだろうと思うし、あの粗いタッチも気力をふりしぼってのことだったのかもと思う。


100点あまりの展示だったが、驚いたのは日本の美術館が所蔵しているモネの絵の多さ。作品数が元々多いにしても、いかに日本人がモネ好きかのあらわれと言える。むしろ、日本の美術館が持っている作品の数々は未見のものが多かったので、収穫だった。


それにしてもすごい人!あまりの人の多さにぐったり・・・
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2007/05/22

原知里『ドイツ・ミュンヘンの散歩道』

本日の本
ドイツ・ミュンヘンの散歩道
book-29 『ドイツ・ミュンヘンの散歩道』 原知里著 東京書籍


ドイツ本第5弾は、ミュンヘンに長く滞在したことのある著者のエッセイ。


本の題名から、勝手にミュンヘンを足で歩いたガイドブック的本かと思っていたのだが、そうではない。もちろんミュンヘンガイドにもなっているけれど、むしろ、ドイツ人とのつきあいの中でわかってきたドイツ人気質や考え方について書いた本といった方がいい。これはこれでおもしろかった。


ドイツ人は大変な議論好きとのこと。議論することで異なった見方を知ることができ、より高い認識へと導かれるということらしい。日本人だとなるべく議論にならないよう、人の顔を伺いがちだと思うのだが・・・


著者撮影のきれいな写真も多く、スイスイ読めてしまった。

2007/05/21

「ランダム・ハーツ」

本日の映画
ランダム・ハーツ
movie-37 「ランダム・ハーツ」 Randam Hearts 1999年米


DIR:シドニー・ポラック
CAST:ハリソン・フォード、クリスティン・スコット・トーマス、チャールズ・S・ダットン、ボニー・ハント、デニス・ヘイスバート、シドニー・ポラック、スザンナ・トンプソン、ピーター・コヨーテ、ディラン・ベイカー
STORY:ワシントンDC警察の巡査部長ダッチの妻の乗ったフロリダ行きの飛行機が墜落死亡する。彼女はニューヨークに向かっていたはずだったが、チャンドラーという男の妻としてフロリダに向かっていたのだった。やがて、チャンドラーの未亡人で議員のケイに接近するが2人は惹かれあう。


☆☆☆大人のラブ・ストーリー。


K・S・トーマスのラブ・ストーリーと聞くとちょっと期待する。「イングリッシュ・ペイシェント」もよかったし、「モンタナの風に抱かれて」もよかった。一方、H・フォードのラブ・ストーリーというと微妙・・・古くは「ハノーバー・ストリート」、「サブリナ」。どうも似合わないというイメージ。


そしてこの映画だが、やっぱりね。K・S・トーマスはよかったと思う。クールで優等生的美女だが、ふとした瞬間に感情がほとばしり出るという役柄。こういった役柄はよく似合う。
ところが、H・フォードはねぇ、やっぱり静かな芝居が似合わないというか、演技派と共演すると単調さが目立ってしまうというか・・・決してキライじゃない。というか昔からファンだったのだが、どうしてもハンソロ、インディ・ジョーンズのイメージから抜けられないのが不幸なことだ。


というわけで、どうもしっくりこない感じをはじめから持っていたのであるが、さらにこの映画、中だるみがあるのである。飛行機が墜落するまでは非常にいいテンポ、ダッチがケイに接近するまでもスムーズ、ところが2人が恋に落ちてからが長い、長い。二人の想いが次第に深まっていく様子をじっくり描こうとしたのかもしれないが、もう少しテンポがあってもよかったのではないだろうか。ダッチが関わる事件についても思い切ってカットしてもよかったと思う。


デイヴ・グルーシンの音楽がよかっただけに、惜しい映画だった。

2007/05/20

サッポロ 凄味

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どこに買い物に行っても新発売のこの発泡酒を宣伝していた。もちろん、あたらしもの好きのワタクシとしてはお買いあげ。
サッポロの発泡酒「凄味」。すごあじ・・・じゃないくて、すごみと読む。


名前から連想するに、よっぽど凄い味なのかと思いきや・・・
確かに、苦みを歌っているだけあって、苦みは感じる。が、つけた苦みという感じで、ホップの苦みではない。自然な苦みじゃないんですね。最近は、ビールにせよ、第2,3のビールにせよ、苦みをウリにしようという傾向があるけれど(キリン・ザ・ゴールドの苦みは成功だと思うが)、なかなかうまい具合にはいかないようだ。


といいつつ、あいかわらず、新しいのが出ると挑戦してしまうワタクシであります。

2007/05/19

新宿:柿安三尺三寸箸ルミネ新宿店

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友人達と新宿で待ち合わせ、どこでお昼を?となって行ったのが、「柿安三尺三寸箸ルミネ新宿店」。あの柿安が経営するビュッフェである。


11時半すぎに行ったのだが、すでに長蛇の列。たっぷり待って入れたのが12時35分。なかなかの盛況である。そして、入ってみるとほとんどが女性客。圧倒される。


大きな四角い皿が置いてあり(9つに区切られてる)、90分以内なら何度とってもOK。お料理の数が多くて目移りしてしまう。
とりあえず、片っ端から少しずつ(少食なのであくまでも少しずつ)取って、結局2回で終了(友人達はもっと行っていたけれど)。


和食の他、中華、洋食系メニューもあり、今はフェアで沖縄料理もいろいろ。もずく、ミミガー入り春雨サラダ、もずくと青さのりサラダ、ゴーヤの甘酢漬け、デークニウブサー(大根の焚いたの)、よもぎ雑炊、マーミナー(もやし)とポークの沖縄そばなどが。
とにかくすごい種類なのでいちいち覚えてはいないのだが(80種類以上とか)、どれもいい味で胃にもやさしそう。
デザートも、饅頭、わらび餅、ゴマ団子、ココナッツ餅、沖縄関係ではサーターアンダギー、海人ゼリー(シークワーサーゼリーなどが入っている)など充実。


結局全種類はとりきれなかったが(←絶対無理)、大満足。
1800円というお値段も納得である(ディナーは2500円)。
ただし、混んでいるのがねぇ・・・
東京都新宿区西新宿1-1-5 ルミネ新宿店ルミネ1 7F

初台:Farm Arteverdi

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昨日は新国立劇場でバレエ、コッペリアを見る前に、オペラシティ内のFarm Arteverdi(ファームアルテヴェルディ)で昼食を。ビュッフェ1200円である。


サラダ、野菜各種、ピザ数種、パスタ数種、肉料理(今日はローストポークとローストチキン)、パン各種(ポップオーバーが名物)、デザート3種。プラス、クスクスもあった。
ビュッフェというとついついとりすぎてしまうが、一通りはやはり取りたいもの。カウンターの食べ物が少なくなると、違う種類のものが出たりするので、また取りにいかねばならない(笑)


全国の農場から新鮮な食材を取り寄せているというだけあって、野菜はどれもおいしい。正直、肉類より野菜の方に手がのびてしまった(チキンもおいしかったけどね)。
そして、なぜか気に入ってしまったのがデザートのプチシュー。パンナコッタ(?)とともにおかわりに行ってしまった。
飲み物はオレンジジュースと、リンゴ酢なんぞを。
クスクスははじめて食べたのだが、おもしろい食べ物ですね。今日はマトンとオクラのカレースープ(?)をかけていただきました。とってもエスニック!

これで1000円だったらなおうれしかったけど(笑)、まあいいとこでしょう。テイクアウト(渡される入れ物に好きなだけ詰め込む)だと1000円だそう。

2007/05/17

【コッペリア】

ballet-1 【コッペリア】 新国立劇場
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振付:ローラン・プティ
CAST:ルシア・ラカッラ、シリル・ピエール、ルイジ・ボニーノ
STORY:老紳士コッペリウスは、若い娘スワニルダに密かに想いを寄せるが、スワニルダはフランツに夢中。フランツはコッペリウスの家の窓で読書する娘コッペリアに恋をする。焼きもちを焼いたスワニルダとフランツは、コッペリウスの家に忍び込むが・・・


久々にバレエを鑑賞。
ローラン・プティの【コッペリア】である。


コッペリアはドリーブの音楽も大好きなので、音楽がはじまったところからワクワクである。


ストーリーはオリジナルとは違っているようだが、これはこれで、スワニルダに恋するあまり、そっくりな人形コッペリアを作ってしまったコッペリウスの滑稽さと物悲しさがくっきりとなったよい。


1幕目より2幕目の方が盛り上がり、圧巻は、コッペリウスが人形と踊る場面。まるで人間と踊っているかのよう。演じるルイジ・ボニーノは振付指導の担当でもあるようだが、ユーモラスでなかなかよい。
スワニルダ役のルシア・ラッカラとフランツ役シリル・ピエール(ちょっとマニュー・マコナヒー似)も、2幕目の方にたくさん見せ場がある。ピエールはすらりと背が高いというのもあるのだが、優雅な感じ。ラッカラはとても華奢ながら(腕の細いこと!)、力強さもあって、しかも体がしなやかなので、動きが美しい。足がきれいなこと!
この2人、息がぴったりと思ったら、同じミュンヘン・バレエに所属し、私生活でもパートナーらしい。しかも、今年のニューイヤーコンサートに出ていたんじゃないですか・・・うーむ、きれいな人が出ていたなくらいしか記憶にない・・・シェーンブルン宮殿で踊ってた2人がこの2人だったのね。


久々のバレエ鑑賞、大満足でありました。


ただし、終わって4時半から仕事だったのが悲しい(涙)。

2007/05/16

サッポロ ドラフトワン

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懲りずに第2、第3のビールに挑戦し続けるワタクシ。今回は、サッポロのドラフトワン。もしかすると昔1回飲んだことがあるかもしれないが、すっかり忘れているし、コマーシャルが気になって買ってみた。


えー、結論から言うと、やっぱりビールとは違うんですね。
ドラフードとして認定されているお料理、ギョーザ、キムチ鍋、鶏からあげ、ピザ、焼きそばにはやっぱりビールの方が絶対的にあうと思う(ピザはワインの方がいいと思うが)。


同居人の意見では、外でバーベキューをやったりする時にはいいのではとのこと。確かに、暑くてノドが乾いている時に水代わりに飲むのはいいかも。

2007/05/15

木之下晃&Tomoe『ザルツブルク 永遠のサウンド・オブ・ミュージック』

本日の本
ザルツブルク―永遠のサウンド・オブ・ミュージック
book-28 『ザルツブルク 永遠のサウンド・オブ・ミュージック』 木之下晃&Tomoe著 東京書籍


ワタクシが映画「サウンド・オブ・ミュージック」が大好きということを知って職場の方が貸してくださった本。この本の存在は知らなかった。


音楽写真家である著者と奥さんが、映画のロケ地を自分の足で探し当て撮影した本である。
ザルツブルクロケと聞いていたし、ザルツブルクだけで撮影したかと思いきや、そうではなかったらしい。著者の旅も意外と難航し、結局どの場所がロケ地だったかわからなかった場面もいくつかある。


ワタクシもザルツブルクに行った時には、ここはあの場面、この場面と、ロケ地めぐりをして楽しんだものだが、ここまで執念?で探す著者には感服。


写真も美しく、映画の場面がまたよみがえってきた。そういえば今年はまだ「サウンド・オブ・ミュージック」を見ていないから、是非見なくちゃ。

2007/05/14

池田あきこ『ダヤンのスケッチ紀行 ドイツの古城とライン川を行こう』

本日の本
ドイツの古城とライン川を行こう―ダヤンのスケッチ紀行
book-27 『ダヤンのスケッチ紀行 ドイツの古城とライン川を行こう』 池田あきこ著 MPC


ドイツ本第4弾。
ひたすらドイツの研究に励んでおります。ゴールデンウィークが終わってしまい、あとは夏の旅行が楽しみなだけなので・・・


ダヤンが主人公のわちふぃーるどシリーズ(国分寺の丸井にもショップがあるのです)で有名な著者のスケッチ紀行シリーズ。イギリスとイタリアは読んでいたが、いつの間にかドイツも出てたんですね。


妹と共に、宿をほとんど決めずに車でまわる旅、楽しい出会いあり、ハプニングありの珍道中?がおもしろい。写真もあるが、もちろん著者のイラストもたくさん(ダヤンもたくさん登場)で、これがいいんですね。今回、著者はクレイボード(石膏に墨汁を塗ったものだそう)に凝っていて、この作品の数々がまた別のおもむき。木版より簡単だそうで、なんだかやってみたくなった。

2007/05/13

「恋はデジャ・ブ」

本日の映画
恋はデジャ・ブ
movie-36 「恋はデジャ・ブ」 GroundHog Day 1993年米


DIR:ハロルド・レイミス
CAST:ビル・マーレイ、アンディ・マクダウェル、クリス・エリオット
STORY:テレビのお天気キャスターは高慢でイヤミな男。ウッドチャック(モグラ)のお祭りの取材に、プロデューサーのリタ、カメラマンのラリーとバンクタウニーという町にやってくるが、取材がつまらないと文句ばかり。取材が終わり帰ろうとしたフィルたちだが、吹雪きで閉じこめられてしまう。やむなくもう一泊するか、翌朝がきてみると、またお祭りの日・・・昨日がはじまったのだった。


☆☆☆デジャ・ブ・・・デジャヴというと最近のデンゼル・ワシントン主演の映画を思い出すが、これはコメディ。近々ビル・マーレイの「ブロークン・フラワーズ」を見ようかと思っているので、久々に再見。


そもそもワタクシ、あんまりB・マーレイが得意じゃあない。すごくアクが強いというわけではないのだけど、(実際の本人がどうかはともかく)嫌みな、小ずるい仏頂面の男を演じることが多くて、なんか共感できないキャラなような気がするんである。
この映画でもまさにそういう役どころで、主人公フィルはとにかくいやーな男。


なぜか自分だけ2月2日を繰り返すことになったフィルは、その境遇を利用してはじめはやりたい放題。悪いこともたくさんやって、好きになったリタをなんとか口説こうと、毎日(実際はずっと2月2日なのだが)リタに関して得た情報を最大限利用し、気に入られようとあの手この手を繰り出すが、その度にリタに平手打ちされる。このシーン、なかなか笑える。


そのうちむなしくなったフィルは、毎日自殺を繰り返すが、目覚めるとやっぱり2月2日がはじまる・・・まあこの気持ちもよくわかる。毎日同じことしか繰り返されないとしたら、毎日起こることがすべてわかってしまっていたとしたら、一生懸命生きていこうという気持ちが萎えてしまうだろう。


ここで、ようやくフィルも生まれ変わるのだ。自己中心的だった男が、他人のことを思いやるようになって、そして奇蹟が・・・
たわいのないファンタジーといってしまえばそれまでだけど、気分よく見終えることができる。はじめてビル・マーレイもいいなと思った映画だった。


リタ役のA・マクダウェル、「グリーン・カード」、「フォー・ウェディング」などロマンティックコメディにいろいろと出ていて、ファンだったのだが、この10年くらいあまり姿を見ないのが残念だ。

2007/05/12

リラックマランチバッグ

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無事、リラックマランチバッグをゲット!
ローソン恒例のリラックマ商品プレゼントである。

今回は、パンとデザートにしかシールがついていなくて、しかも菓子パン系のパン中心だったし、そもそもデザートはあまり買ったりしない。
ということでシール集めにはかなり苦労。4月末の時点でこりゃ無理かもしれないと覚悟していたところ・・・突然、新商品のパンにはシールが2枚つくようになり、そのおかげで5月3日、長野に向かう車の中でついにシール台紙が満杯に。


連休中換えにいったが、ホントはこちらが欲しかったうつぶせ柄のバッグ(各店舗数十枚と限定もの)は品切れでお風呂柄のを持ち帰った。
これ、ホントにお弁当にいいサイズ。職場にお弁当を入れて持っていってみようか・・・

プライムドラフトグリーン

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プライムドラフトグリーン。


酒屋に山積みになっていて、糖質50%オフというところに反応して買ってしまった、第3のビール(リキュール類)。原産国は韓国だそう。


フタを開けて注ぐと、泡はほとんどたたない。そして飲んでみると・・・あきらかにビールとは違う。第2、第3のビールも多少はビールに近づけようと努力のあとは見られるものだが、これはちょっと・・・
糖質オフというのも影響しているのか、まったく違うものにできあがってしまっている。むむむ・・・まあ、100円しないのだから文句を言ってもしょうがないといえばしょうがないのだが。


アサヒのスタイルフリー(糖質0)も買ってあるのだが心配になってきた。これは発泡酒だからちょっとはいいだろうか?

2007/05/10

相原恭子『もっと知りたい!ドイツビールの愉しみ』

本日の本
もっと知りたい!ドイツビールの愉しみ
book-26 『もっと知りたい!ドイツビールの愉しみ』 相原恭子著 岩波アクティブ新書


ドイツ本第3弾。
ドイツでがぶがぶ(?)ビールを飲むべく研究である。


ドイツビールには下面発酵ビールと上面発酵ビールがある、ということくらいは知っていたし、ピルスとかドゥンケルとかケルシュなどという名前も聞いたことはあったけれど、詳しい種類や特徴はちゃんとわかってはいなかった。
造り方、歴史、伝統、特色、料理との相性など、この1冊でずいぶんと知識が増えた。勉強になった。
この知識がいかせるかどうかは怪しいものだが(笑)、とにかく各地のビールをたくさん飲んでこよう(そうはいってもほどほどに)。感心するのは、その土地、そのお店によって全部違う味わいのビールが出されることで、ビールを頼むが楽しくなるのがドイツ。さて、今回の旅行ではどれだけ個性的なビールに会えることか。楽しみだ。

2007/05/09

「イーオン・フラックス」

本日の映画
イーオン・フラックス スタンダード・エディション
movie-35 「イーオン・フラックス」 Aeon Flux 2005年米


DIR:カリン・クサマ
CAST:シャーリーズ・セロン、マートン・ソーカス、ジョニー・リー・ミラー、ソフィー・オコネド、フランシス・マクドーマンド、ピート・ポスルスウェイト
STORY:近未来。人類はウィルスにより99%が死滅、科学者トレバーが開発したワクチンでなんとか500万人が生き残った。2415年、トレバーの子孫らが圧政を敷く中、反政府組織モニカンの最強戦士イーオンに政府議長暗殺の命が下った・・・


☆☆☆なんだか、「ウルトラ・ヴァイオレット」に続いて似た感じの映画を見てしまった。
公開当時、興行成績はいまいちだったし、あんまり評判もよくなかったのでどうかなと思っていたのだが・・・


期待しないで見たせいか、案外おもしろかった。「ウルトラ・ヴァイオレット」よりも・・・
両映画とも、ウィルスで人類が死滅しかかっている近未来、独裁政治が行われ、反政府組織の女戦士(殺し屋?)に潜入の指令が出され、しかし・・・というストーリーだが、そこからは話が違ってくる。「イーオン」の根幹となるストーリーは最近はやりの主題なのか、他にも聞いたことのあるような話でもあり、ほーっとびっくりするような話ではないが、こんな世の中になったら恐いですね。もしかして、今もこんなことが行われていたら・・・決してありえない話でないところが怖ろしい。


しかし、一番の見所はやはり主演のC・セロン。アカデミー賞を受賞した「モンスター」や「スタンド・アップ」などシリアスな役を演じる一方、このように、ファンを楽しませるため(!)の映画にも出演するところはエライ。この映画でも、かなり露出度の高い衣裳で登場、ファンはたまらないでしょうねぇ。ワタクシは特にファンというわけではないのだけど、本格的には初挑戦という、アクションは格好よかった。体柔らかいのねーと変なところに感心(笑)


演技派女優F・マクドーマンドがなんでこの映画にあんな役で出てるの?と疑問に思わなくもなかったが(「スタンド・アップ」にも出ているし、セロンの映画への友情出演?)、P・ポスルウェイトといい、こういう方々が出演していると画面がひきしまるものだ。
相手役M・ソーカスは、「ロード・オブ・ザ・リング」のエルフの王?なんかロン毛じゃなかったので一瞬わからなかったが、地味目にいい感じ。


監督は日系女性監督のK・クサマ。だからなのか、部屋の調度や、忍者風の敵があらわれるところなので和風な雰囲気がところどころにあったのはご愛敬。

ジル・チャーチル『飛ぶのがフライ』

本日の本

book-25 『飛ぶのがフライ』 ジル・チャーチル著 創元推理文庫


STORY:親友シェリイたちとサマーキャンプ候補地の下見にやってきたジェーン。絶好の骨休みのチャンスと思いきや、早速キャンプ場で死体を発見するジェーンたち。ところがその死体が消えてしまい・・・


☆☆☆なんと、5年2ヶ月ぶりに出た主婦探偵ジェーンシリーズの第9弾。久々の登場である。
このシリーズ、大好きで出るとかかさず読んでいたのだが、しばらくご無沙汰だったのでもう終わりなのかな?とも思っていた。ところがなんのなんの。アメリカじゃ15作目まで出てるらしいじゃないですか。まだまだ楽しみだ。


今回も題名からして人を喰った感じだが、ジェーンの迷探偵ぶりは健在。あいにくと家を離れてキャンプ場にやってきているので、面倒ばかりかける子供達や、うるさい姑、刑事の恋人メルは登場しないのが残念だが、その分、隣に住む親友のシェリイとの珍問答がたのしめる。


名訳者の浅羽莢子さんがお亡くなりになってしまったので、今後どうなるのか不安だが、この名調子を受け継いで、次々と翻訳していただきたい。

飛ぶのがフライ飛ぶのがフライ
ジル・チャーチル 浅羽 莢子


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2007/05/07

小布施ワイナリーのワイン

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こちら、小布施ワイナリーで買ってきたワインの1本、リースリングファミリードライである。


このワイナリー、小布施の中心地からは少し離れた静かなところにある。大通りからだいぶ入ったところにあるので、看板がなかったらわからなかったかもしれない。
蔵の中に試飲ルーム兼ショップがあり、手軽な値段のワインはほとんど試飲可(シードルなどもある)。もちろん!ワタクシはほとんどを試飲し、結局選んだのが、白はリースリング、赤はメルロー。


まずは白から飲んでみた。リースリング種(リースリングと交配種のケルナー、ミュラートゥルガウ、バッカス配合とのこと)なのでドイツ風。フレッシュな感じでさっぱりとした飲み口。甘くないのがよい。クセのない味なのでお料理はなんでもあいそうだ。日本のワインっぽくなく(これはワタクシ的にはほめ言葉なのです)、気に入った。


このワイナリー、こじんまりとしているが雰囲気はいいし、ワインの質も高い。
輸入ワインを一切混ぜず、自社農場で栽培した葡萄を主に使用したワインとのことで、日本のワインも捨てたもんではないなと感心(ずーっと日本のワインはダメだという偏見があったんです。反省)。


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ついでにもう一枚。ワイナリーで買ってきたワインストッパー。雪だるまさんを斜めに倒すとワインが出てくる仕組み。なんか最近、こういうもののコレクターになってるな(笑)。


今日から仕事。この日記も徐々に通常営業?に戻る予定です。

2007/05/06

長野・湯田中旅行 2日目

旅行2日目は7時過ぎに起床。同居人は露天風呂が女性専用時間になる6時前にお風呂へ行ったようだったが、ワタクシは爆睡。


8時に朝食。さすが長野、りんごジュースがついてきた。雑穀米がうれしい。


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9時すぎに宿を出発。まず向かうのは地獄谷野猿公苑である。近い駐車場は混んでいるかもしれないということで遠い方の駐車場にとめ、20分ほど山を歩いて到着。入場料は500円。
入場すると、いるわいるわ。お猿さんがいっぱい。
そして・・・浸かってました、温泉に。なんだか気持ちよさそう。一方小猿はじゃれながら入浴。お湯の底に沈んだ餌を足で器用につまんで拾う姿はユーモラス。4月29日に生まれたばかりという小猿がちっちゃくてかわいい。


道の駅で、あんバターとら焼きと日本酒を買って、小布施へと向かう。まずは、中心地からちょっとだけ離れたところにある小布施ワイナリーである。入り口につながれたコーギーがかわいい(カメラを向けたらちゃんとポーズをとった)。同居人は運転があるのでダメだが、ワタクシはしっかり試飲。国産ワインはずっと敬遠してきたのだが、最近はなかなかいい出来のワインもあることを知って、食わず(飲まず)嫌いをしないようにしている。ここのワインも巨峰なんかはちょっとなあという感じだったが、他はかなりクオリティが高い。自家農園栽培の葡萄中心で輸入ものをいっさい混ぜないとのことで、今まで訪ねた日本のワイナリーの中でも1,2を争う素晴らしいワイナリーであった。機会があったらまた買ってみたいと思う。


ちょうどお昼の時間になったので、小布施でごはんと思ったのだが・・・街中に入ってびっくり。すごい人出である。前日の善光寺でもうんざりしたが、さらにすごい人出で見ているだけでくたびれてしまった。名物の栗おこわを食べたいと思い、竹風堂の駐車場にようやく車を入れお店に入ってみると、ここにも人、人、人。これはダメかと思ったが、30分待ちということでじっと待つことに。売店でお菓子を買ったりしているうちにようやく入ることができた。実際には20分ちょっと待っただけだったので、つくづくあきらめないでよかったと思った。


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頼んだのは、栗おこわ山菜定食(945円)。この栗がほんのり甘くておいしい。むかごのくるみ胡麻あえもおいしかった。おなかがいっぱいになったところではあるが、もう一つの目標栗ソフトを食べることに。色々お店を見てみて、結局やっぱり竹風堂の栗あんソフト(250円)を買う。まさに栗あん!でなかなかよろしい。


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大混雑の小布施を脱出し、須坂方面へと向かう。すでにかなり時間が押していて、赤カンガルーで有名な須坂市動物園を泣く泣くあきらめ、向かったのは米子大瀑布。駐車場に車をとめ、20分ほど上がっていくと、まずは不動滝、続いて権現滝が見える。この2つをあわせて日本の滝100選にも選ばれた米子大瀑布なのである。雪がまだ残っており、まるで氷河のよう。不動滝の方が立派だった。


これで観光も終了。あとは帰るのみ。
予想したとおり、渋滞にはまったが、コアラのマーチでしのぎ、まあ許せる範囲の混雑でなんとか脱出。
高速を降りてからびっくりドンキーでご飯を食べ、帰宅。約11時であった。


楽しい休暇もこれにて終了・・・(完)


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おみやげの数々。


明日からまた仕事(涙)。

長野・湯田中旅行 1日目

今年のゴールデンウィークの旅行は、長野へ。


渋滞が予想されるので朝6時に出発である。ローソンでパンを買い(これで無事リラックマバッグをゲットできるだけのシールが集まりました)、もそもそ食べつつ高速へ。
多少渋滞はあったものの、そうたいしたことなく横川サービスエリアにて休憩。早速、味噌せんべいと下仁田ねぎポテチを買ってしまった。


長野インターで高速を降りてまず向かうのは善光寺。駐車場が混み混みではないかと心配だったが、それほど待たずに入ることができた。
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善光寺では今年いっぱい三門の大修理が行われていて見られなかったのは残念だったが、本堂をお参り。欄間の来迎二十五菩薩が見事な内陣も近くで見たかったところだが、すごい人だったのと入場料もとられるのでパス。だいたい、なんでもお金をとりすぎだ(ワタクシがケチなだけかも)。0705032


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次なる目標は、味噌ソフトを食べること!仲見世通りの角にあるすや亀というお店で、1つ二250円。ちょっとしょっぱさもあって、一言で言うと・・・味噌味としかいいようがない(笑)。でも案外あいますね。


七味が大好きな同居人の希望で七味唐辛子店「八幡屋磯五郎」に行ってみたものの、あまりの混雑に(お店も小さいし)買わずに出てきてしまった(あとで別のお店で購入)。もうちょっとゆっくり見たかったところだ。それより、ワタクシ的には日頃お世話になっているかんてんぱぱのショップを見られたのがうれしい。


ここでそろそろお昼の時間。ガイドブックに載っていたそばやに行ってみたが長蛇の列なのであきらめ、藤木庵というお店へ。十割そばは売り切れ。ということで、ワタクシはごくらくを注文。これは二枚をとろろと、くるみ汁で食べるもの。くるみ汁というのははじめてで変わっていてなかなかよかった。同居人はおろし。くるみ入りのそば焼き味噌つきである。こんなものがついてるとお酒が飲みたくなっちゃいますね。


食後はちょっと歩いて、長野県信濃美術館・東山魁夷館へ。実に900点以上の作品を所蔵しているそうで、年6回の入れ替えがあるとのこと。それでも何度も通わないとすべての作品を見ることはできませんね。
今回は「緑響く」と題した展覧会で、緑を基調とした絵を集めたもの。有名な「緑響」を見られたのもよかったが、ドイツ、北欧などを描いた絵もよろしい。この季節にぴったりの絵画の数々だった。


この日の観光は以上にて終了。向かうのは湯田中温泉。宿泊先は、「石庭露天風呂の宿 俵や」。10部屋のこじんまりした宿である。


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荷物をおいて、街を散策。駅まで行くとちょうど、長野電鉄の特急が到着するところで、着くと華々しく音楽が鳴り響いたのには笑ってしまった。ワタクシは決して鉄子ではないのだけど、パチパチと写真をとってしまった。楓の湯の足湯にのんびりつかって暖まったところでぐるりと街を一周。うーん、いいぐあいに枯れた街。いかにも温泉街。


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夕食は6時から。頼んでおいたのは、さくら刺し、さくら鍋のコース。食前酒として冷酒かワインがつくというのでワタクシはワインを、同居人は冷酒をチョイス。安曇野産のワインとのことで、残念ながら日本風ワイン。まあ食前酒にはいいかもしれない。馬刺もさくら鍋もとてもおいしく、大好きなきのこたっぷりの食事で大満足。最後は焼きおにぎりのお茶漬けでしめ。もちろん!ビールもいただいた。


食後は翌日のプランを練ってから、まず内湯へ。ちょうど誰もいなくて貸し切り状態。戻って缶ビールを飲んだ後、10時からは予約していた石庭露天風呂。とても広くて贅沢な気分。この宿はこの露天風呂がウリらしい。


だいぶ眠くなってきていたが、ちょっとだけゲームをしてから就寝。朝早かったのでぐっすり眠った。(続く)

2007/05/02

マリオvs.ドンキーコング2

マリオvs.ドンキーコング 2 ミニミニ大行進!
昨日NINTEDO DSの「マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進」を購入。
明日から温泉に行くので、ゆっくりとゲームでもと思ったわけなのであります。
今は、DSで出るドラクエが楽しみで待っているわけでありますが、今手持ちのゲームにも飽きてしまったので、中古ソフト屋で買ったのでありました。
今は、昔ほどゲームはやらないので、単純かつ、短時間でできるゲームがいいんですね。そして、マリオははじめてやったテレビゲームがマリオだったので、懐かしくてよいのであります。


さて、連休後半は温泉でゆっくりして参りますので、次回更新は5日になる予定。ご了承下さい。

2007/05/01

新宿:さんるーむ

今日は仕事はお休み。


用事があって出かけた帰り、新宿で食事である。
あまりあてがなくて行ったのだが、なんとなくサブナードの方に歩いて行ってみると・・・久々にきてみるとすっかり様子が変わっていた。


はじめ、京風スパゲティーの店に入ろうと思ったがいっぱいだったので、和風オーガニックレストランの「さんるーむ」へ。どうやら、スパゲティーの五右衛門なんかを経営している会社がやっているお店らしい。


ヘルシーで健康によさそうなメニューが並んでいたが・・・
選んだのは、

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ワタクシの具だくさん和風根菜カレー(976円)。米は麦飯か黒米が選べるが、麦飯をチョイス。麦飯というとなんとなく、麦とろ、牛タンを連想してしまうが、カレーには案外よくあう。具は根菜づくしで、くこなんかも入っていて、ヘルシーである。里芋なんてどうかと思ったがカレーには問題なし。

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こちらは、同居人の8種類の野菜のデミグラスオムライス(976円)。こちらも麦飯のチョイス。違和感はなかったらしい。野菜がたっぷりというのはよろしい。

オーガニックと銘打っているし、健康志向のメニューが揃っているので、女性向きか?男性もいましたけど・・・
こういうお店は一時ブームになったが、今もブームが持続している模様。
まずまずのお昼でした。

明日は仕事。うーむ。どうせなら明日も休みだとうれしかったのだが・・・
連休の谷間だと仕事も中途半端になっちゃいそうだ。

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