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2007/05/09

ジル・チャーチル『飛ぶのがフライ』

本日の本

book-25 『飛ぶのがフライ』 ジル・チャーチル著 創元推理文庫


STORY:親友シェリイたちとサマーキャンプ候補地の下見にやってきたジェーン。絶好の骨休みのチャンスと思いきや、早速キャンプ場で死体を発見するジェーンたち。ところがその死体が消えてしまい・・・


☆☆☆なんと、5年2ヶ月ぶりに出た主婦探偵ジェーンシリーズの第9弾。久々の登場である。
このシリーズ、大好きで出るとかかさず読んでいたのだが、しばらくご無沙汰だったのでもう終わりなのかな?とも思っていた。ところがなんのなんの。アメリカじゃ15作目まで出てるらしいじゃないですか。まだまだ楽しみだ。


今回も題名からして人を喰った感じだが、ジェーンの迷探偵ぶりは健在。あいにくと家を離れてキャンプ場にやってきているので、面倒ばかりかける子供達や、うるさい姑、刑事の恋人メルは登場しないのが残念だが、その分、隣に住む親友のシェリイとの珍問答がたのしめる。


名訳者の浅羽莢子さんがお亡くなりになってしまったので、今後どうなるのか不安だが、この名調子を受け継いで、次々と翻訳していただきたい。

飛ぶのがフライ飛ぶのがフライ
ジル・チャーチル 浅羽 莢子


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