ジル・チャーチル『飛ぶのがフライ』
本日の本
book-25 『飛ぶのがフライ』 ジル・チャーチル著 創元推理文庫
STORY:親友シェリイたちとサマーキャンプ候補地の下見にやってきたジェーン。絶好の骨休みのチャンスと思いきや、早速キャンプ場で死体を発見するジェーンたち。ところがその死体が消えてしまい・・・
☆☆☆なんと、5年2ヶ月ぶりに出た主婦探偵ジェーンシリーズの第9弾。久々の登場である。
このシリーズ、大好きで出るとかかさず読んでいたのだが、しばらくご無沙汰だったのでもう終わりなのかな?とも思っていた。ところがなんのなんの。アメリカじゃ15作目まで出てるらしいじゃないですか。まだまだ楽しみだ。
今回も題名からして人を喰った感じだが、ジェーンの迷探偵ぶりは健在。あいにくと家を離れてキャンプ場にやってきているので、面倒ばかりかける子供達や、うるさい姑、刑事の恋人メルは登場しないのが残念だが、その分、隣に住む親友のシェリイとの珍問答がたのしめる。
名訳者の浅羽莢子さんがお亡くなりになってしまったので、今後どうなるのか不安だが、この名調子を受け継いで、次々と翻訳していただきたい。
![]() | 飛ぶのがフライ ジル・チャーチル 浅羽 莢子 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
« 小布施ワイナリーのワイン | トップページ | 「イーオン・フラックス」 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- たかぎなおこ『おまつり万歳!』 (2023.10.04)
- たかぎなおこ『良いかげんごはん』 (2023.10.02)
- たかぎなおこ『ひとりぐらしも何年め?』 (2023.09.30)
- ボンボヤージュ『旅ボン 台湾・台北編』 (2023.09.28)
コメント