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2007/05/09

「イーオン・フラックス」

本日の映画
イーオン・フラックス スタンダード・エディション
movie-35 「イーオン・フラックス」 Aeon Flux 2005年米


DIR:カリン・クサマ
CAST:シャーリーズ・セロン、マートン・ソーカス、ジョニー・リー・ミラー、ソフィー・オコネド、フランシス・マクドーマンド、ピート・ポスルスウェイト
STORY:近未来。人類はウィルスにより99%が死滅、科学者トレバーが開発したワクチンでなんとか500万人が生き残った。2415年、トレバーの子孫らが圧政を敷く中、反政府組織モニカンの最強戦士イーオンに政府議長暗殺の命が下った・・・


☆☆☆なんだか、「ウルトラ・ヴァイオレット」に続いて似た感じの映画を見てしまった。
公開当時、興行成績はいまいちだったし、あんまり評判もよくなかったのでどうかなと思っていたのだが・・・


期待しないで見たせいか、案外おもしろかった。「ウルトラ・ヴァイオレット」よりも・・・
両映画とも、ウィルスで人類が死滅しかかっている近未来、独裁政治が行われ、反政府組織の女戦士(殺し屋?)に潜入の指令が出され、しかし・・・というストーリーだが、そこからは話が違ってくる。「イーオン」の根幹となるストーリーは最近はやりの主題なのか、他にも聞いたことのあるような話でもあり、ほーっとびっくりするような話ではないが、こんな世の中になったら恐いですね。もしかして、今もこんなことが行われていたら・・・決してありえない話でないところが怖ろしい。


しかし、一番の見所はやはり主演のC・セロン。アカデミー賞を受賞した「モンスター」や「スタンド・アップ」などシリアスな役を演じる一方、このように、ファンを楽しませるため(!)の映画にも出演するところはエライ。この映画でも、かなり露出度の高い衣裳で登場、ファンはたまらないでしょうねぇ。ワタクシは特にファンというわけではないのだけど、本格的には初挑戦という、アクションは格好よかった。体柔らかいのねーと変なところに感心(笑)


演技派女優F・マクドーマンドがなんでこの映画にあんな役で出てるの?と疑問に思わなくもなかったが(「スタンド・アップ」にも出ているし、セロンの映画への友情出演?)、P・ポスルウェイトといい、こういう方々が出演していると画面がひきしまるものだ。
相手役M・ソーカスは、「ロード・オブ・ザ・リング」のエルフの王?なんかロン毛じゃなかったので一瞬わからなかったが、地味目にいい感じ。


監督は日系女性監督のK・クサマ。だからなのか、部屋の調度や、忍者風の敵があらわれるところなので和風な雰囲気がところどころにあったのはご愛敬。

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コメント

こんばんはー
近未来の管理社会...それこそ「THX-1138」の頃から変わらない無機質な感じの作品でしたね。スタイリッシュではありますが画面が単調すぎて、ちょっと退屈に感じてしまいました。
私はまだ「ウルトラ・ヴァイオレット」未見で、きっと今作より面白くないだろうから観るの止めようかと思ってたんですけど...もしかしたら「ウルトラ・ヴァイオレット」の方が安っぽくて私の感性にはあってるかも(笑)

こんばんは!
「ウルトラ・ヴァイオレット」の方が予算が少なそうでした。キャストも映像も・・・
いずれにしても、主演女優さんに興味がなければ楽しめないんじゃないかなあと思いました。
私は、C・セロンよりミラの方が好きなので、「ウルトラ・・・」の方が鼻一つの差で勝ち!

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シャーリーズ・セロン主演の『AEONFLUX』を観ました。劇場での予告ではなかなか、あのシャーリーズ・セロンがアクションをこなしていたので、期待してみました。彼女は役にあわせて、スタイルやら肉体まで変貌するので、すざまじいプロ根性ですね。その映画ですが、近未来...... [続きを読む]

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