本日の映画
movie-42 「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」 Pirates Of Caribbean:At World's End 2007年米
DIR:ゴア・ヴァービンスキー
CAST:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ、ステラン・スカルスガルド、ナオミ・ハリス
STORY:デイヴィ・ジョーンズの心臓を手に入れ強大な支配力を得た東インド会社のベケット卿は次々と海賊たちを抹殺していた。伝説の海賊9人による評議会を開いて対決しようとする海賊たちだが、その1人が深海の魔物クラーケンに飲まれ行方不明となったジャック・スパロウ。ウィル、エリザベス、死から復活したバルバロッサたちはジャックを救出に向かうが・・・
☆☆☆☆前作を映画館で観てから10ヶ月あまり。待ちにまった3作目である。
前作の終わりが、なんだこれ~こんなところで終わるのか~早く続きを見せてくれ~(笑)な状態だったので、早く公開されないかと首を長くして待っていた。最近、ホントこういう売り方が多いなあ。
映画はいきなり本題に。これは、前作を見ていなかったら絶対にわからないだろうな。できれば、見る直前に1作目、(特に)2作目を見て復習しておくとすんなり物語に入っていけるだろう。
あとは、少々長いなと思う場面もあるものの、一気にラストまで。2時間50分と、かなりの長尺だが飽きさせない展開はさすがだ(あくまでも1作目、2作目を見ている人に限る)。ただ、やっぱり2作目で広げてしまった風呂敷が大きすぎてまとめきれなかったという面も。いろいろと突っ込みどころはあるが、女神があのあとどうなっちゃったのが最後まで気になって・・・ディヴィ・ジョーンズもあれで?・・・うーむ気になる。
前作ではコミカルなデップが目立っていたが、今回は若干影が薄くなっている。最初の方に登場しないということもあるし、大げさな役作りにワタクシが飽きてきたというのもある。
それよりも、今回はキーラが大活躍。オーリーも益々頼もしくはなったけれど、やっぱりキーラの勇ましさには負けている気が・・・そして、忘れてはならないのは、J・ラッシュの再登場。1作目でいなくなったハズが復活。意外なほどの大活躍で、デップもかすむ。
前作ではデップ、キーラ、オーリーのバランスがちょうどいい具合だったのが、本作ではそれが崩れてしまったのが残念だ。
最後の闘いの場面は大いに盛り上がり(渦に巻き込まれそうになりながらのアクションはなかなか見ごたえあり)、そしてちょっとせつないラストへ・・・
でもこれじゃ、絶対にまだ続編があるってことじゃ?いろいろとうやむやのうちに終わった事柄もさらに明らかになるのだろうか。
というわけで、ワタクシ的には、一番よかったのは2作目、次が本作という結果であった。
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