「ミス・ポター」
本日の映画
movie-55 「ミス・ポター」 Miss Potter 2006年米
DIR:クリス・ヌーナン
CAST:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン
STORY:20世紀初めのロンドン。いまだ上流階級の女性が仕事を持つことなど考えられなかった時代に、32歳の独身女性ビアトリクス・ポターは、ピーターラビットを主人公にした絵本を作り、フレデリック・ウォーン社から発売されることに。このシリーズはベストセラーとなり、彼女は出版を担当したウォーン兄弟の三男ノーマンと恋に落ちる。
☆☆☆☆9月に日本公開予定の映画を飛行機の中で鑑賞。
ワタクシは、ピーターラビットシリーズが大好きで、絵本はセットで全部持っているし、グッズもかなりコレクションがある。
なので、帰りの飛行機の中でやっていた映画3本の中では一番楽しみにしていた。
大筋、実際のポターの半生の通りで、やや映画がまじめすぎるキライはあるけれど、興味深く見た。
ゼルウィガーはこの映画のプロデューサーもつとめており、意気込みが感じられるが、なぜポターに興味を持ったんでしょう?ブリジット・ジョーンズに続いて、イギリス人女性を演じたゼルウィガー。とてもよくこの役にはまっていた。
湖水地方に移り住んでからのナショナル・トラストの活動を精力的に行った後半生はほとんど描かれず、出版担当者だったノーマンとの関係に時間を割いているが、同時に、いかにこの時代の女性が因習にしばられ、自由に生きることができなかったか、そんな中でポターが強い意志を持っていかに自分の人生を切り開いていったかについても描かれており、こういったあたりがゼルウィガーがプロデューサーまでつとめて映画化しようと思ったところかもしれない。
ま、ワタクシとしては、映画の中でピーターラビットが動いている姿が見られたこと、美しい湖水地方の風景が見られたことだけでも見ていてうれしかったので、満足である。
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原題:Miss Potter
その物語の初版登場は今から100と5年も前のこと、第1作の「ピーターラビットのおはなし」だけでも4500万部を超えいまも世界中に親しまれているという・・
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